あぁ雨が降る降る,雨が降る。なんでこんなに今週は雨が降るんでしょうねぇ。火曜日は飲み会だったので自転車を置いて行ったのですが,木曜日,金曜日と雨なもんで,テクテクと歩いて仕事に行きましたです。週末は天気が良いという予報だったのですが,窓から見る空は,今にも雨が降りそうなどんよりとした空でございます。まぁ,今日は午前中は掃除で,午後はブログを書いたりしているので,まぁいいんですけどね。話は変わって100均テールランプの話ですが,ネットであっという間に振動でネジを固定していた部分が壊れてしまったという書き込みがありましたが,プレトレに付けているテールランプは壊れませんですね。やはり,下手にカスタマイズするよりもそのまま使った方が良いということなんでしょうね。まぁ,100均でカスタマイズして使っているのは,ごろ寝用のまくらぐらいかなぁ。しかし,カスタマイズと言っても,枕があまりにも汚くなったので,同じく100均で買ったクッションカバーを付けて,カスタマイズって言っているだけなんですけどね。
今年はなんかベテラン勢の復活というか,新譜が多い年みたいで,なんとモモヨ率いるリザードがオリジナルメンバー3人にARBのキースをドラムに迎えて復活し,アルバムを出したので,これは買うしかないとアマゾンで早速カートに入れてしまいました。
LIZARDについては,結構有名なバンドだと思うので詳しく書きませんが(詳しく知りたい人はググってくださいです。),この歳になってまさか復活するとは思っていなかったので,ちょっとびっくりというかなんというか。ジャケットに写っているキース以外のメンバーを見ると,歳を取ったなぁ(というか,ベースのワカにしても,キーボードのコウにしてもおじいちゃんって感じになっていますです。)と思ってしまいましたが,まぁ,1枚目が出たのが30年前だもんなぁ,そりゃぁ歳も取るよね。
というわけで,早速,曲の紹介をしたいと思いますが,その前に全体的な感想を。ジムノペディアまでのLIZARDはメンバーにギタリストが1名いたのですが,現在のメンバーではヴォーカルのモモヨがギターも弾くということで,全体的にミディアムテンポのシンプルなギターメインのロケンロールになっています。せっかくキーボードのコウがいるんだから,もう少し前面に押し出しても・・・という思いもなきにしもあらず(特に2枚目のバビロンロッカーの1曲目の宣戦布告でのあのキラキラとしたキーボードの音が大好きなんですけど。)。まぁ,これが彼らの今の音だというのであれば,それはそれでいいんですけどね。
1曲目の“Die-Job”はシンプルとしか言いようのないアレンジで,つぶやくように(元々モモヨの声がつぶれているということもあるのですが・・・)流れ作業の工場の中で失われていく人間性が歌われていますが,今となってはちょっと古いかなぁという感じの歌詞ではあります。
2曲目の“Dead Head Train”はノイジーなギターとシンセのノイズがいかにもLIZARD(特に1枚目の)という感じのイントロで,ニヤリとさせられたのですが,こういう曲ならばもう少しテンポをあげるかリズムを跳ねさせれば私的にはカッコイイのではないかと思うのですが,あまりにもベタなミディアムテンポの8ビートなもんで。というか,バビロンロッカーの頃のパワフルなLIZARDが大好きだった私とすれば,もう少しパワー感があったらいいんいなぁと思ってしまいました。
3曲目の“いつだってデストピア”は,この曲はメロディーラインとシャッフル系のリズムが合っていてよいと思うのですが,あまりにも枯れた感があるので,ロケンロールバンドをやる以上,あまり枯れた感を出さない(出ない)方が私的には好きなんですけど(そういう意味では頭脳警察の現役感は凄いと思います。本当に。)それとも,アルバムだからこんな感じで,ライヴではゴリゴリなんでしょうか。
と思っていたら,3曲目の“人形遣い”はちょっとテンポアップして,なかなかいい感じです。ワカのベースラインもカッコイイですし,それに絡むシンセノイズもLIZARDらしいなぁなんて思ったりして。というか,あれだな,私の一定のBPMでないとなんかもたついて聞こえるんだなぁ。そういう意味では別の人が聴けば,変わるのかもしれない。
4曲目に“ブルー・バス・ブルース”はタイトルどおりブルースでございます。昔のLIZARDではこんなブルースな雰囲気な曲なんて考えられなかったのですが,そこはやはり歳を取って,多少,どんな曲でもやってみようという心境なんでしょうかね。でも,あんまりモモヨの声ってブルースが似合う声ではないと思うのですけど。
5曲目の“ロンサム・ルシファー”は,格好いいぞ,ストレートなロケンロールです。ちょっとヨレ気味のモモヨのヴォーカルもいい味を出しています。「ロンサムルシファーたすけてくれよ。大量生産,俗悪ポルノ,インポテンツなロックンロール」って歌っているのですが,私からすると,他の曲があんな感じなのに,「インポテンツなロックンロール」ってないだろう?とちょっと思ってしまいましたが,まぁこれはこれでというわけで。
6曲目の“デストロイヤー”は初期の曲を現在のメンバーで演奏したものですが,そうそうこのビート感とキーボードの絡みがLIZARDなんだよねと思ってしました。しかし,今のモモヨが求めている音がこういう感じでないのであれば,それは仕方ないのかななんて思ったりして。
7曲目の“マシンガンキッド”も初期の曲を現在のメンバーで演奏したものですが, この曲も,そうそうこのビート感とキーボードの絡みがLIZARDなんだよねと思ってしまいました。こういう曲で「それがポリの気にさわる」と歌われれば非常に納得できる出ございますです。間奏のベースとギターの掛け合いや,各メンバーの絡みは非常にカッコヨイです。
8曲目の“Birth”は,まさかLIZARDでこんな唄が聴けるとは夢にも思っていなかったですよというか,子供が生まれたときの感情をそのまま歌詞にしている曲なんですけど,まぁフォークロックっぽいアレンジもそうなんですけど,これがあのLIZARD?って思ってしまうというか,LIZARDだと知らずに聴けば,いい曲であることは間違いないと思うのですが,これがLIZARDであるが故に(というか,過去の記憶のせいもあると思いますけど。),ちょっと微妙な感じがしてしまうのは私だけでしょうか。
9曲目の“最低最悪最下級の悪魔”はタイトルどおりロケンロールな曲になっています。「最低最悪最下級の悪魔」のところのメロディーラインはお気に入りです。全体的にシンプルなメロディーラインなのですが,それが逆にカッコヨサに繋がっています。が,しかし,個人的にはもう少しテンポアップしてもらえれば更にカッコイイと思うんですけどねぇ。
本編(ボーナストラックでモモヨのソロが3曲入っているのです。)としてはこれが最後の曲になる“フルムーン・ドライブ”なんですけど,シャッフル系のシンプルなロケンロールで,結構カッコイイぞと思ってしまいましたです。この程度のテンポのパワフルな曲がもっとたくさん入っていれば,もう少し 大好きなアルバムになるのになぁ・・・なんて思ってしまいました。
ボーナストラック1曲目の“砂漠のフェスティヴァル”は,ミディアムテンポのテクノっていう感じで,これはイイゾ!っていう感じの曲ですね。というか,バンドよりもソロの方がいいだなんてどうなのよと思いつつ,私のLIZARDに対する偏見に近いイメージのせいかもしれないなぁなんて思ったりもします。しかし,インターバルで弾かれる,サックスの音のようなチープなキーボードの音にはちょっとやられてしまいました,曲の雰囲気に似合いすぎていて。
ボーナストラックの2曲目はバンドの方でもやっていた“ Birth”ですが,繰り返し弾かれるシンプルなギターのアルペジオがいい感じです。こっともバンドよりソロの方がお気に入りだなんて,やっぱりLIZARDに対する妄想というか固定観念も影響しているんでしょうかね。
ラストの“オ・ヤ・ス・ミ”はゆったりとした打ち込み系のバックにギターが絡むイントロがなんかいい感じ感を醸し出していますです。この3曲を聴いて,今のモモヨはこういう曲を作りたいのかなぁなんて思うと,今までのLIZARDのイメージは捨て去り,2009年版のLIZARDというふうに頭を切り換えないといけないのかなぁなんて思ってしまいました。そう考えて何回か聴き直せばまた別のLIZARDが見えて(聞こえて)きて,好きになるかもしれないなぁと思いました。
そういう意味では,過去のLIZARDをあまり知らない人が聴いた方がひょっとしたら気に入るのではないかい?などと思ってみたりもします。ちなみにアマゾンのレビューでこのアルバムのことを「リザード史上最高傑作とか,パンク好きには必聴必携とありますが,それはちょっとなぁと思ってしまいましたです。まぁ,通販サイトのレビューを鵜呑みにする人もいないとは思いますけど(だからと言って,このアルバムが悪いとは言わないです。でも,パンクスがあまり好きな音ではないと思いますけどね。ついでに言えば,CDのオビに「爆裂なロックンロールを奏でている。」って記載もいかがなものかという気もしますが。)。
話は変わって,先週3日間出張に行っていたことや,来週にちょっと大きな案件があって,結構今週は大変だったのですが,それにもかかわらず会議の幹事になっていた関係で昼食の準備をしないといけないので,どうしたもんかなぁと思っていたのですが,ここは安易に社食に頼むか?と思いつつ,ここ2回の幹事が社食だったので,ちょっと変えてみたいなぁと思っていたところ,新規の宅配弁当業者が1食380円で初回200円で提供という回覧が回ってきまして,ふんふんと読んでいると,会議用の弁当もお茶付きでもやってくれるようなので,駄目もとで頼んでみるかという感じで(相変わらずのギャンブラー体質なもんで。)お茶付き1食500円で発注をかけてみましたです。さぁ果たして200円弁当の倍の豪華さで提供してくれるのか,それとも380円弁当をそのままにお茶付きで提供してくれるのか楽しみなところですが,まぁ,失敗したと思ったら次からやめればいいだけだしなぁと思ってしまいましたです。まぁさすがに食べられないものは持ってこないだろうしさ。