ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

Live 1982-1984(Disc2)/THE COMES


 いや〜しかし,やっと冬らしくなったよねぇ。今日は私の住んでいる某地方都市でも初雪がチラホラしていましたです。で,朝の段階ではもう長袖Tシャツは終わりかねぇなどと嫁さんに言っておきながら,掃除を済ませ,さぁ着替えようかなぁと思ったところで,そんなに寒くはないか?と思い,相変わらず長袖Tシャツに袖を通してしまいましたとさ。まぁ,外出するときは革ジャン着たりとかすればいいかってなもんで。
 ところで,話は変わりますが,この間の日曜日はD.I.Y魂が爆発しまして,まずは,愛用の匠角矢甚治郎作の眼鏡なんですけど,フレームを破損して修理に出したのは書いたところですが,付け直してもらったツルの部分がちょっとぐらついてきまして,眼鏡屋さんに持って行こうかどうか迷ったのですが,この程度なら瞬間強力接着剤で直してやれ!(と考えるところが私のアホなところなんですけど・・・)というわけで,瞬間強力接着剤を多めに(ここがポイント。少ないとすぐに固まってしまうので。)つけて,正しい角度にして固定して,無事に直ったですよ,ツルのぐらつきが。あぁ本当に良かった良かった。これで更に駄目にしていたら,今度は眼鏡屋さんになんて言われるかだよなぁ。で,その次に我が家にはネット通販で買った充電式の掃除機があるのですが,これがバッテリーが駄目になったみたいで,充電してもあっという間に電池が駄目になってしまう(さすが中国製!)ので,もう駄目なのかな?と考えたのですが,バッテリーはセルが6個のタイプなので,多少パワーが落ちてもかまわないので,エネループ4本で動かしてやれ!ということで,電気のパーツ屋さんで単三4本用の電池ボックスを購入し,エネループを4本買って,掃除機側のバッテリー端子に電池ボックスのケーブルを半田付けして,電池ボックスを両面テープで掃除機の上に固定したらば,若干パワーは落ちるものの,十分使用に耐える掃除機が復活しましたです。前のバッテリーはセルが小さい上に多分ニッカドだったので,結構頻繁に充電が必要だったのですが,エネループに変えたのでその心配もなくなったので,前よりも使いやすいのではないかと自画自賛していますです。ついでに言うと,いかにも後から載せました的な電池ボックスが思いっきりマガイ物っぽくて,そこも私的にはお気に入りでございます。

 というわけで,前回に引き続きTHE COMESのLive 1982-1984のDisc2を紹介したいと思いますです。ここで一言,普通Disc1とDisc2があった場合,Disc1の方が古いライヴが多いのですが,このアルバムでは,Disc1が1983年と1984年でDisc2が録音年月日不明と1982年の初期のライヴになっています。
 で,まず1曲目の“ゼラチン”ですが,いかにもハードコアらしいベースラインとノイジーなギターで始まる曲で,これぞハードコアって感じでカッコヨイです。チトセ嬢のヴォイスは聞き取りにくいのですが,このバックの演奏だけで,とりあえず大満足できます。
 2曲目の“小便野郎”もチトセ嬢のヴォイスは「小便野郎!」くらいしか聞き取れないのですが,バンドの音とチトセ嬢のヴォイス(まさしく音としてのヴォイスだな。)が非常に合っていてカッコイイです。
 3曲目の“全ての人に”もチトセ嬢のヴォイスがサビの「全ての人に!」程度しか聞き取れないのですが,いいんです,雰囲気が伝われば,もうそんな感じですね。
 4曲目の“さらけだせ”もあのころのハードコアでよくあったギターリフが聴ける曲で,この曲でも「さらけだせ!」程度しか歌詞は聴き取れないのですが,血が騒ぐよねぇ,こういう演奏は。
 5曲目の“PUBLIC CICLE”は早いのとチトセ嬢がシャウトしまくっていて,歌詞はもう全部聴き取れないのですが,2ビートのひたすら早いドラムがカッコヨイです。
 6曲目の“I LOVE YOU”は1枚目にも入っていたのですが,「私はあなたが好きでした!」というサビのシャウトしかきちんと聴き取れないのですが,男性メンバーがメチャクチャなコーラスを入れていたりして,これはこれで面白かったりしました。
 7曲目の“反戦”は,あのころのハードコアパンクにありがちなタイトル(反戦反核,アンチシステムだったですよねぇ。)なんですけど,チトセ嬢がどういう歌詞を歌っているのかはやっぱり聴き取れないのですが,間奏のギターソロも含めて雰囲気一発ということで。
 8曲目の“WORK”もチトセ嬢のシャウトがひたすらカッコヨイのです。何を唄っているのかは分からないのですけどね。
 9曲目の“イイキニナルナヨ”は前回書きましたが,ピストルズ風味のハードパンクで,カッコイイです。この曲でも男性メンバーのメチャクチャなコーラス(というかシャウトか?)が良い味を出していますです。「一言言わせろ,イイキニナルナヨ!」カッコヨシです。
 10曲目の“エクスタシー”はチューニングを挟んで,早いです,もう何をチトセ嬢が歌っているのか分からないぐらい早いのですが,そんなことはどうでもいいくらい格好良く,テンションが上がりますです。
 11曲目の“WA-KA-ME”も1枚目よりも早いのではないか?と思うのですが,早すぎて,もうチトセ嬢のシャウトが耳に残るだけでございます。
 12曲目の“DEAD BODY”はチトセ嬢の「DEAD BODY!」のシャウトから始まるんですけど,カッコヨイです。最後まで突っ走っていますです。所々の歌詞は聴き取れるんですけどね,もう少し聴き取れたらなぁと思ったり。
 13曲目の“CALL”は何を言っているのか分からないのですが,途中でめずらしくメロディアスな展開があったりして,ちょっと面白いなぁって思いましたです。
 14曲目の“工場〜逃げちまえ”は,最初の「工場!」っていうチトセ嬢のシャウトから始まり,後はひたすらスピードアップして,単語として聴き取れるのは「工場」だけなんですけど,もう,歌詞なんてどうでもいいです。音のカオス状態に身を委ねればいいのさ。
 15曲目の“悪徳事務所”はチトセ嬢のヴォイスにめずらしくディレイがかかっているなぁと思いつつ,「悪徳事務所!」しか聴き取れないのですが,あれっという間に終わってしまいます。ここからちょっと録音状態かテープ劣化で音が悪いのがちょっと残念ですね。
 16曲目の“指きりげんまん”はサビの「指きりげんまん針千本飲ます!」というシャウトは,ハードコアとしては可愛すぎますです。女性ヴォーカルならではの曲ですかね。
 17曲目の“Who are you ?”もサビの「誰だ?Who are you ?」っていうサビ以外はあまり聴き取れません。多分,テープ劣化なんでしょうね。音がヨレヨレになっていますです。ちょっと残念。
 18曲目の“プロテスト”から音がちょっと復活したみたいで,太いノイジーなギターの音がいいですねぇ。その中を「プロテスト!」とチトセ嬢のディレイのかかったシャウトが切り裂いていってますです。カッコイイ。
 19曲目の“バーニング”はちょっとハードコアというよりも早めのロケンロールっていう感じの曲で,こういうノリも良いですよねぇ。でも,やっぱり早いのでチトセ嬢のヴォイスは聴き取れないのですが,シャウト声と普通の声を使い分けているみたいで,普通の声がちょっと可愛かったりしますです。
 20曲目の“顔”は「顔を洗って出直せ!俺はいつでも欲求不満だ!どうでもいい!なんでもいい!」っていうサビの歌詞がロケンロールですよねぇ。早いんですけど,チトセ嬢がシャウトというよりは歌っていて,歌詞もある程度は楽しめますです。
 21曲目の“弾丸”はまた,2ビートの早いテンポの曲になって,サビの「イカレタ顔してボケ野郎!」ぐらいしか聴き取れないので,何で弾丸なのか分からないのですが,それはそれでカッコヨシです。
 22曲目の“アバズレ”は途中のブレイクが決まっていて,カッコイイです。歌詞はもう何が何だか分かりませんが,そんなことは問題じゃありません。
 23曲目の“DIS”はカッコイイギターのリフから始まる,ハードパンクナンバーでサビの「DIS!」しか聴き取れないのですが,サビのギターのコード感がメチャカッコイイです。
 ラストナンバーの“逃げちまえ”はラストナンバーに相応しいハードコアなナンバーでサビの「逃げちまえ!」っていうシャウトしか聴き取れないのですが,カッコイイです。で,最後に多分観客の「Right!」っていう叫び声でライヴが終わりますです。
 でも,本当に思ったのですが,なんでこのアルバムには歌詞カードが付いていないんでしょうかねぇ。これだけ資料的にも価値があるアルバムだし,ハードコアはメッセージに力を入れていたので,やっぱり歌詞が分かればもっと良いのになぁと思ってしまったです。しかし,20年後に2枚組で3000円で音源を入手できたのだから文句を言ってはいけないですよね。そもそも音源が出たこと自体が奇跡のようなもんですから。

 しかし,ここのところネタ不足感があったのですが,花田裕之のband HANADAのアルバムが届いたと思ったら,いぬん堂さんから遠藤ミチロウとラビッツのCDを発送したっていうメールが入ったし,来週はつしまみれのCDもアマゾンから届くし,LOUDSにあざらしの新譜もいぬん堂さんで注文したし,そうすると多分,いぬん堂フェアのDVDももらえるだろうし,そうしていると年明けには相対性理論のCDがアマゾンから届くし,当分ネタには困らないなぁとホクホクしているのですが,一気にこんなに届いて,果たしてじっくり聴く時間はあるのだろうかとちょっと不安になってしまうけど,毎日通勤時間やDVDは年末年始の楽しみにしておきましょうかね(しかし,いぬん堂フェアのおまけDVDがもらえなかったらどうするんだ?でも,フェア中に予約も含めて4枚も買っているんだから,きっといぬん堂の社長はおまけDVDを送ってくれると信じていますです。)。