ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

Live 1982-1984(Disc1)/THE COMES


 私が愛用しているウィルコムPHSなんですけど,やっぱり4年近く使ってボロボロになってきたので,上の子供にそろそろ端末を持たせようかということになったので,この際,機種変更してしまえ!ということにしましたです。子供は今時の二つ折りでカメラが付いていてという京セラの端末になったのですが,私はやっぱりストレートタイプだよなぁと思っていたら,前回から使っている日本無線AH-J3003Sの直接の後継機種ではないのですが,防水でフロントパネルにステンレスが貼り付けてあるWX330Jというモデルがあったので,それにしましたです。というのも,仕事以外はジーパンの後ろポケットに突っ込んでいることが多かったのですが,そのせいか機種変更直前のAH-J3003Sはフロントパネルにヒビが入ってしまい,ボタンを押すたびにちょっときしんだりして,大丈夫かいな?と思っていたのですが,WX330Jは防水仕様の関係からかボディもしっかりしていますし,フロントパネルもステンレスが貼ってあるので,多少は大丈夫ではないかいと思ったりしていますです。
 で,機種変更等の申し込みをした後に端末を受け取りに行ったのですが,受け取りに行った際,店の人にアドレス帳の移行ができないなどと言われ,あ〜面倒なことになったなぁと思いつつ旧端末も一緒に持って帰って,まずは旧DDI POKET謹製のH'問屋というアドレス帳管理ソフトに新しい端末を繋いでみたのですが,さすがに対応してくれなかったので,どうしたもんかなぁと思っていると,携帯マスターっていうソフトが付いていたので,インストールしてみると,旧端末をキチンと認識してくれたので,無事,新端末へアドレス帳データを移行することができましたです。さすがに4年近く同じ端末を使っていて,その前の端末からのデータも引き継いでいるので,これが移行できないとさすがに面倒だもんなぁ。
 しかし,ちょっと残念なことが1点。AH-J3003Sは作りの関係か着信のバイブレーターが結構響いたので分かりやすかったですが,WX330Jはボディがしっかりしているせいか,バイブレーターがあんまり響かないんですよねぇ。おかげで下の子供の学校から不審者発見お迎えに来いメールに気づかなくて,先生から直々に迎えに来い電話が入って,急遽迎えに行く羽目になってしまい,ちょっと疲れましたです。しかし,バイブレーターの設定を見てみると,10秒しか振動しない設定になっていたので,これではちょっとなぁと思い,30秒に設定し直しましたです。これで少しはマシになるかなぁ。

 というところで,今回と次回でTHE COMESのLive 1982-1984というライヴ版を紹介したいと思いますです。前回,ここ最近,購買欲を刺激する音源がないと書しましたが,その後でタワレコへ行って,何かないかなぁと思っていたところ,このCDを見つけました。No Sideに引き続き,ライヴ版が出ることは知っていたのですが,いまさらこの歳でハードコアもなぁと思っていたのですが,タワレコで手に取った瞬間,CD2枚組で3000円だし,やっぱ,こういうのは見つけたときに買っておかないと次はもうないよなぁと思い,歴史的,資料的価値も込み込みで買ったのですが,やっぱいいですよねぇ,初期ハードコアってなってしまったです。そもそもTHE COMESはDischargeとかG.B.Hとかがイギリスから出てきて,それに呼応する形で日本でGAUZE,G.I.S.M,THE EXECUTE,そして今回紹介するTHE COMESがハードコア四天王と呼ばれ,この当時は地方都市の一少年であった私は宝島でそういった動きを見ながら,どんな音なんだろうなぁと思いつつ,当時のパンクバンドの音源を地方都市で入手することはほとんど不可能だったので,とりあえずDischargeの名盤と言われるHear Nothing See Nothing Say Nothing を聴いてみたのですが,どちらかといえば,言葉(というか歌詞)に割とウェイトを置いている私としては,あんまりにもあんまりな音だったので,私的には距離を置いていたのですが,GAUZEのEQUALIZING DISTORTで頭をぶん殴られるような衝撃を受けて,初期ハードコアについては機会があれば聴く方向に転換したのでした。
 で,THE COMESは実は今回が初めて聴いたのですが,1982年から1984年のライヴ録音(というよりも多分,ライヴハウスでのカセット録音だろうと思うのですが,いぬん堂から発売されたTHE STALINの後楽園ホールのライヴ版「絶望大快楽」同様,最近のパンクバンドのライヴ版をイメージしている人からすると聞くに堪えないんだろうけど,あの時代の自主制作版の音を知っている私とすれば,こんなもんだろうなぁという感じですかね。
 で,まず1曲目の“コミュニスト”なんですけど,いかにもライヴ前の演奏という感じで始まり,叫び声が入ったと思ったら,ハードコアらしいスピード感のある演奏にチトセ嬢のシャウトが・・・サビの「コミュニスト!」しか何を言っているのか分からないですけど,カッコイイです。歌詞カードもないので,どうしようもないですね。多分,英語詩だと思うんですけどね。
 2曲目の“CASE”も早い,けど,何を言っているのか分かんないですけど,気持ちいいくらい訳が分からないチトセ嬢のシャウトがカッコイイです。
 3曲目の“全ての人に”も何を言っているのかもう分からないんですけど,それが当たり前のように思えてきたりして。でも,シャウトも音の一部でカッコイイです。
 4曲目の“PUBLIC CYCLE”もいかにもハードコアなアレンジなんですけど,カッコイイです。これも何を言っているのかよく分かんないんですけどね。
 5曲目の“さらけだせ”はちょっとリズムが変わって居るんですけど,その分だけサビの「さらけだせ!」っていう歌詞はよく聴き取れます。少しギターソロもあったりしますし。
 6曲目の“イイキニナルナヨ”はピストルズのグレート・ロックンロール・スゥインドルみたいなコード進行がカッコヨイ曲です。ちょっとハードパンク的な曲のせいか,歌詞もよく聞こえますね。「一言言わせろ!イイキニナルナヨ!」なんてシャウトするチトセ嬢がカッコヨシです。
 7曲目の“PANIC”はイントロのブレイクとハードコア特有のベースラインと2ビートのドラムがメチャカッコイイ曲です。この曲も最初の{PANIC!」っていうシャウト以外は聴取不能です。
 8曲目の“NO SIDE”はイントロのベースラインから格好良くて,そのまんまチトセ嬢のシャウトが怒濤の如く,どうしてもハードコアですなぁ。ここまで来ると,もう歌詞なんて聞こえなくて当たり前に思えてきますですね。全体の音がカッコヨシなので。
 9曲目の“金”もサビの「なんでもいいから金をくれ!」以外は何を言っているのか分からないんですけど,聞こえるフレーズがこれというのもよく考えなくても怖いかもしれない。
 10曲目の“I LOVE YOU”はハードコアパンクには似つかわしくないタイトルだなぁと思っているとサビの歌詞が「私はあなたが好きでした。」などというまさしくハードコア・ラブソングで,これは他のバンドにはない展開だなぁと思ってしまいました。そういう意味ではチトセ嬢がヴォーカルだったことの意味は大きいかもしれないですね。
 11曲目の“WA-KA-ME”は「ワカメ」ですか?ドラムが淡々とリズムを刻んでいるところに徐々にギターとベースが入ってきたと思ったら,いきなり2ビートのドカンドカンしたリズムに変わって,チトセ嬢のテンポアップしたシャウトがカッコヨイのですが,これも何言っているのか分かんないです。
 12曲目の“DEAD BODY”は「Dead Body!」のシャウトと「あいつの頭にションベンかけて」っていう歌詞は聴き取れたのですが,後はよく分かんねぇなぁ〜でもカッコイイからよいです。
 13曲目の“工場”は最初の「工場!」というシャウトは分かるのですが,後は早すぎ+シャウトのしすぎで何を唄っているのかよく分からないんですけど,カッコヨシです。
 14曲目の“MEDIUM”はタイトルはMEDIUMなんですけど,テンポは全くミディアムではありません。これも何を言っているのか分かりませんが,もう全く気にならないですね,格好良くて。
 15曲目の“究極”はハードパンク的なイントロ,ドラムのタムがズンドコしていて,おっ良い感じかな?と思ったのですが,やっぱり2ビートのドラムになってひたすらチトセ嬢のシャウトが響きまくりますです。「究極は何?」っていうサビの歌詞のみハッキリと聞き取れますです。
 16曲目の“バカコケ”は思いっきりハードコアらしい曲調の曲で,チトセ嬢が「バカコケ!」って叫んでいるのは聞き取れるのですが,あっという間に終わってしまいましたです。
 17曲目の“人間狩り”はドラムが早いです。チトセ嬢のヴォイスがないので,インストナンバーなのかなぁと思っていたら,所々シャウトが入っているので,ライヴだしマイクトラブルかなぁなんて思ったりもしますが。
 18曲目の“SHANGRI-LA”は英語詩でチトセ嬢がシャウトしまくっています。この曲はスピード感よりも重ためのノリを打ち出していますです。このCDではちょっと異質のナンバーですね。
 19曲目にの“Ver.Serp”は多分,日本語詩だと思うのですが,チトセ嬢のシャウトが凄すぎて何を言っているのか分かりませんです。格好いいんですけどね。
 20曲目の“II”は英語詩をチトセ嬢が小気味よくシャウトしまくっています。どうせ英語詩だから何を言っているのか分からないし,これはこれでカッコヨイかと。
 しかし,20曲30分強という,いかにもハードコアな展開で,あっという間に終わってしまうのですが,もう1枚は次回のお楽しみにしておくということにしましょう。しかし,ジャケットは写真を見て思ったのですが,中期ハードコアにありがちなモヒカンはいないのね。そういえば私の大好きなGAUZEもカッコは普通ですし,やっぱファッションヤンクスでない本物はカッコヨイということなんでしょうね。あ〜アマゾンでGAUZEのアルバムを全部カートに入れてしまいたくなってしまったです。というか,20年以上もドラム以外の基本メンバーは替わらずにハードコアパンクを演っているGAUZEってすげぇよなぁ,しかも最近の作品は日本語タイトルばっかりで安易に英語にも逃げていないし。う〜ん,なんか本当に欲しくなったなぁ。面を洗って出直してこいなんてメチャカッコイイタイトルだよなぁ。

 で,話は変わって,今朝はかなり焦ったです。というのも愛用の寝袋なんですけど,オープンファスナーになっているのですが,ファスナーエンドが壊れてしまってどうしたもんかなぁと思いつつ,手芸用品店に行けばあるだろうと思って,近所の手芸用品店に行ったのですが(あくまでも自分で直すつもり満々で。),そこの店の人に確認したところ,「オープンファスナーのパーツはどこに行っても売っていないので,メーカーに修理を頼むしかないですよ。」とあっさり言われてしまい,修理に出すにしても,明日から12月なのでとても寝袋なしでは寝られないし,そうかと言ってファスナーを開けたままでは間違いなく冬を越すことはできないし・・・と思いつつ,駄目もとでファスナーエンドは壊れているものの,なんとかファスナーを入れ込んで,ファスナーを閉じることができました。こうなれば,ファスナーが外れないように適当なところで糸できつく縫ってファスナーがそれ以上下がらないようにして,なんとか無事修復できましたです。これで,今夜からも安心して寝られるよ〜ん,ささやかな幸せですけどね。