ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

寝顔を見せて/SOUL FLOWER UNION


 いや〜しかし,今週も仕事が片付かなかったです。ロッカーの中は仕事の山でパンパンです。おかげで毎日9時台の新幹線で帰っていましたです。で,話は変わるのですが,12月らしく寒くなってきましたが,ボチボチ風邪をひいている人が目立ち始めましたです。月曜日に1人,で治ったと思ったら今度は別の人が1人と。で,治って出勤してきた人にお互い気をつけような!と言ったら,「フルカワさんは風邪をひかないから心配しなくていいんじゃないですか?」と言われてしまったです。えぇ,どうせ毎日アルコール消毒してますからね,風邪の菌も死滅していることでしょうよ。

 で,アルコール消毒の話はさておいて,今回は11月28日に発売になったばかりのSOUL FLOWER UNIONのニューマキシシングルの“寝顔を見せて”を紹介したいでございますですよ。今年のSOUL FLOWER UNIONは6月の“ラヴィエベル”のときに年内にもう一枚出すと言っていたのですが,本当に出るのだろうかと思っていた(アコースティック・パルチザンとかのツアーもあったし。)のですが,無事に出てよかったよかったというのが正直な気持ちですが,“ラヴィエベル”は結構ポップなロケンロールな曲やもろにブルーズな感じとかバラエティに富んでいたのですが,今回のマキシシングルは新曲を含めて,私好みのしっとりとした冬の夜に聞くのにいい感じの曲ばかりになっていますです。
 まず1曲目は新曲の“寝顔を見せて”なんですけど,イントロのアコギのザックリとしたカッティングにアコーディオンのメロとそれにユニゾンフィドルが鳴る,非常に私好みのアレンジかつ,力ずくで押さえなくても優しいメロディが心に染みいってくるイイ曲です。タイトルだけ見たら恋人への唄かなと思ったのですが,聞いてみると子供に対する唄でした。さすが,父親になっただけあるなぁと変なところで感心したりして。「この世界を全部あげよう。さぁ,ねんねしな,夜はふけた。半開きの口の寝顔を見せてよ」っていうところはまさしく親の気持ちですよね。で,この曲のコーラスの女性(桃梨の上村美保子さんだと思うのですが。)の声が非常にいいです。ロケンロールな曲ならうつみようこさんが最適なんですけど,こういう曲だとうつみようこさんはなぁ・・・聞いてみたい気もしますけど。
 2曲目も新曲,“辺野古節<アコースティック・バージョン>”ですが,アコースティック・バージョンというよりもモノノケ・サミットですよね。まぁ,モノノケ・サミットも大好きなので,いいんですけどね。そもそもモノノケ・サミット名義の音源は当分出そうにないですし。しかし,1曲目と2曲目で全然カラーが違うのにサラッと聞けてしまうのはすごいよなぁ・・・と思ってみたりもしています。
 3曲目から7曲目まではライヴバージョンで,ます3曲目の“そら(この空はあの空につながっている)”なのですが,個人的にこの曲は大好きな曲なんですよね。旅立ちと別れの風景を切り取りつつ,(私の)この空と(君の)あの空は繋がっているという歌詞もたまりませんですね。ライヴならではの盛り上がり感もいいです。
 4曲目の“野づらは星あかり”も大好きな曲で,「缶コーヒーのベンチで光と陰が戯れた」っていう歌詞がものすごく好きですね。しかし,この曲をアルバム(スクリューボール・コメディ)で聞いたとき,ライヴではどうすんのかな?と思うような音の重ね方だったのですが,ライヴでも全然遜色ないというか,SOUL FLOWER UNIONの演奏力の高さをまじまじと思い知ってしまいましたです。
 5曲目の“フリー・バルーン”はイントロのピアノのコード感とそれに絡むエレキギターのメロディだけで,いい感じの曲です。「ふくらんではしぼみ,ただ人生は行く。」という風船に人生を見立てたフレーズは非常に秀逸だと思います。しかし,奥野真哉のピアノがこの曲では本当にいい感じで大きなリズムで鳴ってみたり,細かいリズムを刻んで盛り上げたりと,非常に気持ちよいです。
 6曲目の“レプン・カムイ(沖の神様)”はSOUL FLOWER UNIONとしては初期のアルバム(ワタツミ・ヤマツミ)に入っていた曲なのですが,今聴いてもやっぱりイイ曲ですよね。SOUL FLOWER UNIONが沖縄的な曲を本気で作った最初の曲ではないかと思うのですが,この曲も奥野真哉のちょっとチープなキーボード音とアコピの流れるようなメロディラインがものすごく好きな曲です。アルバムでは割と分厚い音で押してくる感じでしたが,このライヴでは大きなリズムで波のように押し寄せて来るという感じで,こっちの音源も大好きなナンバーですね。「守るモノをホラいつか間違えた。朽ちゆく防壁が揺れている。あぁ独り決めの唄に酔うばかり。」っていう歌詞は本当に私の胸にグサグサと突き刺さってきますですよ,昔も今も。
 7曲目は,SOUL FLOWER UNIONとしてはもっとも有名な曲である“満月の夕”ですが,多分,今までで一番BPMが早いんでないかな。今まではしっとりという感じだったのですが,ライブでは軽やかな感じを受けました。それはそれでいいことなんでしょうね。しかし,いつ聴いてもラストのおはやし入りまくりのエンディングは盛り上がりますよね。
 ラストナンバーは“寝顔を見せて <インスト>”ですが,中川敬のボーカルがないので楽器の絡みがよく聴こえるのですが,アコギのカッティングとアコピの絡みやアコーディオンフィドルマンドリンの絡みとか,とにかく私にとっては美しいです。ぜひ聴いてほしいですね。

 しかし,話は戻ってアルコール消毒の話ですが,昨晩はちょっと若い人たちとちょっとおしゃれ系のドイツ料理のお店で飲んだのですが,やっぱ私は焼酎に焼き鳥だなぁと思い知ってしまいましたです。家に帰る前になくなっていた焼酎を買って,ついでに総菜のレバニラ炒めを買って,家で飲み直したらおいしいのなんのって。うん,そういう人間なんだよ,私は。
 で,もう一つ話を変えると,アマゾンで買ったHPのプリンターが届きましたです。今日,無線LAN設定で四苦八苦しながらも無事設置完了でございます。ただ一つ残念だったのが,一番楽しみにしていたホームページの印刷をきれいにしてくれる機能がWindows2000ではソフトが対応していなかったことですかね。まぁ仕方ないか。でもまぁ,無事設置場所も決まったことだし,年賀状を印刷した後,またそのうちレビューを書きたいと思いますです。