ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

music&me/原田知世


 いや〜しかし,先週はちょっとビビってしまったです。何がって?えぇ,いきなりパソコンのディスプレイがピンクになってしまったんですねぇ。確かに今使っているディスプレイは7年目なので,壊れてもおかしくないか?とは思っていましたが,プリンターを買い換えたばかりで,今度はディスプレイかよ・・・と思いつつ,何とかならないかなぁと思いつつ,取りあえずカラー調整でやってみるもいまいち。で,どうしたもんかなぁと思っていたら,パソコンを落としたときにモニターチェック画面になるのですが,それを見ると問題ないんですよね。ひょっとしたらビデオボードか?と思い,元々のマザボの方の方につないでみたものの,画面が映らない。ビデオカードと競合して調子が悪いので,使用不可の設定にしていたことを思い出したので,もう一回ビデオボードにつなぎ直してから設定変更するか・・・と思っていたら,今度は調子がいいんですよね。そういえば,ビデオカードからケーブルをはずすとき,片方の固定ねじが全然ついていなかったので,ひょっとしたら(というか多分)ケーブルがちょっと抜けていて,それで調子が悪かったのかな?多分,ハードディスクの換装のときに付けたりはずしたりが多くて,面倒くさくてきちんとケーブル固定のネジを締めていなかったんだなぁ。まぁ,原因が分かって,ディスプレイの御機嫌もよくなったので,壊れるまで使いましょうかね。

 で,話は変わるのですが,私のブログもとうとう今回で200回目になってしまいました。いや〜本当によく持ったよね,このブログも。まぁブログネタを探すので結構苦労もしたけれど,ブログネタのおかげで,今まで聴いてみたいと思っていた音源を購入することの踏ん切りになったこともあるし,まぁいいんでないですかね。
 というわけで,記念すべき200回目のブログは私の永遠のアイドル原田知世様(以下「様」ははずす。)の5年ぶりのアルバムmusic&meを紹介しますですよ。今回のアルバムはハッキリ言って,イイ,最高ですよ。買うしかない。別に原田知世のファンでなくても構わないので,これからの冬,このmusic&meを聴きながら,少しせつなくて,少しやすらいで,少し幸せな気持ちになるべきだと思いますです。すくなくとも私はこのアルバムを聴きながら,少しせつなくて,少しやすらいで,少し幸せな気持ちになっていますです。
 1曲目の“Cruel Park”は鐘と子供の声のSEの後にギターのフィンガリングをメインに原田知世がちょっとつぶやき気味に静かに歌う,アルバムの始まるにふさわしい歌です。フィドルの絡みも美しいですし,ところどころに入る逆回転風なフレーズもなぜか曲調に合っていてよいです。
 2曲目の“色彩都市”は大貫妙子さんの曲なんですけど,イントロから正に大貫妙子さんらしい。しかし,歌が始まるとまさに原田知世のナンバーになっています。この曲は弦楽がメインのアレンジになっていて,非常に格調高いポップナンバーになっています。「初めて見つけた宝物は少年みたいなあなたのこと」っていう歌詞に胸がときめいてしまう40のオッサンでありました。
 3曲目の“きみとぼく”はブラシのスネアの音が気持ちいい曲で,本当にさわやかな原田知世の声がバックの音ととけ込んで素晴らしいです。「偶然などないんだよ,全て意味がある。」と原田知世に歌われると,素直な気持ちで信じてしまえますです。
 4曲目の“Are You There?”はバートバカラックのカバーで,選曲と編曲を高橋幸宏がやっていますです。さすが,アコースティックっぽいこのアルバムの中で,敢えてというか,やはりというか打ち込みっぽい音をメインに据えてポップナンバーを演っていますけど,違和感がないのは原田知世の声が入っているからでしょうかね。
 5曲目の“I Will”はビートルズのカバーなんですけど,アコギとパーカッションだけなんですけど,非常にいい感じの隙間だらけの曲です。この曲をぜひブレンディのコマソンにしてほしいなぁ・・・と思ってしまったのは,私が原田知世のファンなだけの理由ではないと思いますです。
 6曲目の“Wondefull Life”はこのアルバムの中ではビート感の強い曲ですかね(とはいえミディアムテンポであって,けして早いビートではないですけど。)。でも心地よいタイム感が非常にいいです。ちょっと洋楽懐かし系のメロディラインも非常によしです。
 7曲目の“菩提樹の家”は鈴木慶一大先生の曲ですが,アルバムの雰囲気を読んでアコースティック感の高い音でアレンジしていますけど,音の底の方でウゴウゴとなにやら音がうごめいているのはやはり慶一大先生らしいというかなんというか,一筋縄ではいかないよなぁ・・・と思ってしまいましたです。
 8曲目の“シンシア”は比較的最近の原田知世のヒット曲なんですけど,非常にジャジーな感じにリ・アレンジされていてよいです。ジャジーな音にささやき系の原田知世様の歌がたまりませんです。ドラム,ウッドベース,アコピ,アコギのシンプルな編成のバックなんですけど,音の拡がりを感じてしまいましたですよ。このまま原田知世の声に乗って飛んでいきたいですねぇ。
 9曲目の“Aie”はアコギのイントロで始まる,ちょっと不思議な感じの曲で,フランス映画の最初にかかるような曲で,まさにささやき系の原田知世のヴォイスとマッチしています。非常にいい感じです。
 10曲目の“ノスタルジア”軽やかなドラムのブラシの音がいいです。アコギのフィンガリングは割と王道的なフィンガリング(とはいえ,少し跳ねていますけど。)このドラムが曲のイメージを決定付けているといっても過言ではないと思います。この軽やかなドラムのリズムに乗って,原田知世が軽やかに歌っていますです。
 11曲目の“くちなしの丘”なんですけど,この曲はイントロのフォーキーな感じというかザラザラとした手作り感もいいんですけど,歌詞が凄くいいんですよね。「言葉にしたら,すぐに壊れて,きっともう戻らないから。花の向こうに君が見えたら,何を話そう。くちなしの丘の上で。」という非常に切ない歌詞とキセルのコーラスが非常にいいです。こういう思いは10代の特権ではないんだよね。むしろ家庭もあり,壊すことがでいないものがあって,それでも君が好きなんですよという,切ない思いは40代の私にだってあるわけでさぁ。まぁ,そういうこと。本当にいい歌ですよ。このアルバムの中で私的には大ヒット曲。P.Vも作ったようなので,久しぶりにヒットしないかなぁ・・・と叶わぬ夢をつぶやいてみたりして・・・くちなしの丘の上で。
 で,ラストナンバーは少女期の大ヒット曲“時をかける少女”のカバーなんですけど,ボサ・ノヴァなアレンジでなおかつ,基本的にアコギだけで時かけをやっているいのですが,これがまたいいんですよ。あの頃の派手なキラキラしたアレンジもいいんですけど,もう40歳ですからね,しっとりとしたアレンジでさらっと風のように時かけを歌う原田知世も最高でございますよ。この曲も昔ファンだった人たちには聴いてほしいなぁ・・・我々と同じように歳はとったけど,今も原田知世ですよとね。

しかし,話は変わるのですが,最近の郵便局はどうしたもんかなぁ〜と思っていましたが,どうやら本当にどうしようもないということが判明しましたです。実は我が家に小包が配達されたのですが,平日昼間は子供しかいないので,子供が配達員に不在票を入れておくようにお願いしたところ,配達員はそれでもマンションのオートロックを開けて受け取るようしつこくインターフォンごしに言い,怖くなった子供がオートロックを開けたものの,配達員が名前を書いて受け取れと言い出したらしいのですが,子供がドアを開けなかったので,あきらめて帰ったらしいので,土曜日に苦情申しがてら郵便局に受け取りに行ったら,小包が見つからないので,見つけ次第,今日中に配達しますということだったのですが,家に帰ったら配送元から連絡があり,壊れたので返送されたけど,郵便局から電話はなかったですかとのこと。そんな連絡はない(というより,連絡があったら取りになんて行っていない。)ので,どういうことなのよ!と怒っていると郵便局から申し訳ありませんと電話があったのですが,基本的には温厚な私も2回も続けば,思わず電話口でどういうことんですか?とちょっと口調が強くなってしまいましたです。
 こんなことじゃあ,子供に無理に渡そうとしたのは,配達時に壊してしまったからではないかと邪推もしたくなりますよ。頼みますよ郵便局,本当にさ。と思わず愚痴ってしまいましたです。