これまで,そのうち語る語ると言いながら無視してきた,このソフトのことですが,やっと満を持して語らせていただきたいと思います。
最近はCD-R Drive(もはやDVD-R Driveですら)安価になって,いろいろな焼きソフトが出回っていますが,私がこのソフトを購入した6年前は,DVD Driveがやっと出回りだしたころで,音楽系の焼きソフトってそんなになかったんですよね。
で,以前にも書きましたが,自主制作テープのベスト盤CDを作ることになり,なんかいいソフトはないかなぁ・・・って思っていたら,たまたま読んだ雑誌でこのソフトが取り上げられていたんですよね。
個人的には機能(これは後で詳しく書きます。)的にも値段的にも,私にとっては丁度よいものであったので,早速購入しました。
ミュージックCDデザイナー3は音楽系統合焼きソフトで,MP3もデータを作れて焼けるし,WAVEデータを取り込んで,編集できるし,レーベルやジャケットも簡単に作成できるしで,本当に重宝しています。
特に気に入っているのはWAVEデータの編集関係ですかね。ライブ音源なんかは曲間を0にしたいというのは人の常ですが,普通の焼きソフトでは自動的に3秒とか入ってしまい,少し気持ち悪いんですよね。特に最近は購入したライブDVDから音だけリッピングして,Muvo2で聴けるようにしていることもあり,ライブ音源で間抜けな間があると,ちょっと辛いものがあるんですよね。実際,DVD Drive(兼CD-R Drive)が壊れて新しいDriveを買ったら,ミュージックCDデザイナー3の方が対応が間に合わなくて,仕方ないので,Drive付属の焼きソフトで焼いたら,どうしても自動で3秒程度の間が開いてしまうため,仕方なくその後,ミュージックCDデザイナー3で焼き直したということがあります。
あとWAVEデータの編集関係では,部分削除やイコライジング,レベル調整等,ノイズ除去,分割・結合等,ほとんどの編集作業は網羅していますし,何といっても日本語ソフトなので,操作も非常に分かりやすいものになっています。私的にはテープやレコードから音を取り込んでCDに焼き直すことも多いので,はっきり言って,分割・結合や部分削除が使いにくいと作業がやりにくいのですが,レコードの片面を一気に分割する作業は,さすがにデータが重いので,ちょっと時間が掛かる(Celの1.1Gでメモリー512MBならやむなしかな?)こと以外は基本的にはストレスフリーで使っています。
あ〜でも,1つだけ使いにくいところがあったな。実は昔,Beatmanという8cmCD-R MP3 Playerをを使っていたのですが,アルバムを2枚焼いたりすると曲順がメチャクチャになってしまうんですよね。曲のNoなんかは順番になっているので,サポートメールを送ったりしてみたのですが,一向に解決することはなく,いったいどうしたものか思っていたんですが,やっと気付いたんですよね。曲のNoとファイル名が一致しないことに(要するに,ソフト上の曲のNoは1であっても,ファイル名が330mp3とかなっている。)。これじゃあファイル名で曲順を認識するタイプのPlayerだと曲順がぐちゃぐちゃになるはずですよね。
それに気付いてからは,焼く前にファイル名を直しましたけどね。
まぁ,私のように未だにレコードやカセットがわらわらとある家では,こういったソフトは必要でしょうね。
ちなみに,ミュージックCDデザイナー3のMP3エンコードエンジンは午後コーダですので,最近は評判の高いlameを利用していますので,ミュージックCDデザイナー3でMP3データを焼くことはなくなったんだけど,WAVEデータはまだまだこのソフトでないと駄目なので,ゴリゴリと頑張ってもらいたいですね。
ちなみに今もHEATWAVEのライブDVD音源をミュージックCDデザイナー3でCDに焼き直したのをWindows Mediaplayerで取り込んで聞いていますしね。