先週は「暑いぜぇ〜」と言っていましたが，除湿器を購入したところ，一晩で除湿器にほぼ一杯の湿気が取れました。蒸し暑いはずだよ・・・
で，今日は参議院選挙の投票日だし，「日本の夏，反戦の夏」ということで，今回は，SOUL FLOWER UNINONのニューシングル（とは言え，シングル曲１曲にライブ音源１０曲付きなんで，どう表現したらよいのやら。）について語りたいと思います（ちょうど，昨日の夜に届いたし。）。
さて，SOUL FLOWER UNINONもメジャーとの契約を切られ，RESPECT RECORDからBMtunes（音楽事務所の持っているレーベル）へ移転しながら，最近は新曲＋ライブ音源で出さざるを得ない経済事情もあるのですが，そろそろフルアルバムも聞きたいなぁ・・・と思いつつ，結局，メジャーにいないので，私の住んでいる地域にはライブに来ないので，こういう展開も悪くないかなと思っています。
で，今回のシングル？は中川敬曰く「ブートレグシリーズ第一弾」ということなので，こういう形で利益が出れば，フルアルバムへ繋がるのかと思い，通信販売（ライブ会場と通信販売しか今のところ入手方法がない。）で手に入れました。
肝心の音の方ですが，１曲目の“極東戦線異状なし！？”は，「この惑星じゃ，今も子供らが虫けらみたいに「ママ」と叫んで死んでゆく。この戦争をやめさせろ！」という政治的メッセージを思い切り盛り込みながら，どちらかというと軽めに歌っていて，「おっ，なんか中川敬もこういうやり方でできるようになったんか！」という感じです（こういう歌詞，特に「あのブッシュ・シャロンみたいな類のゴロツキは，世界のあまたの唄が首根っこを押さえるぜ」みたいな歌詞を読むと，久々にゴリゴリのパンクかと思ってしまった。って言うか，この歌詞じゃ確かにメジャーからは出せないし，メジャーな流通にも乗せられないなぁ・・・と思ってしまったですよ。）。
また，その後のライブ音源は，ニューエストモデルのときの音源も含め，何とあの“ディスコ・アームド・ピース”（ニューエストモデルのメジャー1st，ソウルサバイバーの１曲目（涙）・・・）や，普段はお目に（お耳に）かかれないインストナンバーが４曲入っていて，本当に得した気分になってしまいました。また，新メンバーのJIGENのベースを大フィーチャーした“アテルイとモレの逆襲”や，奥野真哉のピアノが美しい“アンチェインのテーマ”等，聞き所はたっぷりでございます。
で，別にSOUL FLOWER UNINONを聞いたからというわけではないんだけど，やっぱり自○党があんまり好き勝手にやっているのは面白くないし，このまんまじゃ「ろくなことにならんかも」と思うし，喜納昌吉さんが国会でギターとか三線とか弾きながら，あの格好で，あの口調で国会を引っかき回したら面白いかもと思っていますので（参議院不要論とかは別にして），今日の投票は必ず行きたいと思っています（し，低得票率という国民の声なき声を，国民の総意だとか自分勝手な解釈をされても困るので，心優しい，控えめな日本人だけど，「なに勝手なことを言ってるんだ」と政治屋の皆様に早く言わないと，本当に好き勝手にやられてからじゃあ，遅いからね。子供達のためにも。）。
私的には，あんまり政治の話はどうかとも思ったけど，SOUL FLOWER UNINON版“エンプティノーション”を聞いてたら，やっぱりそう思ってしまいましたですよ。
