ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

GOLDEN★BEST/Char


 もう6月になってしまいましたが,梅雨はまだということで窓の外はいい感じの天気なのですが,自宅のマンションは大規模修繕工事中で足場シートがかけられていることもあり,室内は少し薄暗い感じですが,まぁ涼しいのでよしとしましょうかね。
 さて,前回のブログをアップした後のフルカワの日常ですが,日曜日は昼ごはんを早めに食べて,予定どおりパナモリで山へ走りに行かせてもらいましたです。往路は気持ちよく山間の道を走らせてもらい,最後の上りで結構足に来たなあと思いつつ,ここを上りきれば後はアップダウンを繰り返しながらいい感じの草原を走るだけだと思いながら走っていると,あれ?あっという間にいい感じの風景が終わって下ってしまったではありませんか。道を間違えたかな?ということで,別の道に入ってみると,急な坂をひたすら下って,これはやばいかも?と思っていると,やはり思いっきり道を間違えていて,引き換えしたところ,インナー・ローで5キロも出せないような坂で,これは自転車で登れる斜度じゃない(7~8度なら普通に上るんですけどね。)ということで,これをこのまま自転車で上ったら足が売り切れてしまうということで,初めてパナモリを押して上らせてもらいましたです。坂を上りきって,どう抜ければいいんだ?と思っていると向こうの方に草原を走っている車が見えたので,あっちだ!ということでパナモリを走らせ,何とか走りたかった草原を走ることができました。若干ヘロヘロですがせっかくなので写真を撮っておこう(そういう意味ではスマホになって一番便利なのは,いつでも写真が撮れるようになったことでしょうか。)ということでパナモリをガードレール代わりのワイヤーに持たれかけさせて写真を撮ったのでアップしておきます。

 正直,海の写真は撮ることは多いのですが,山の写真を撮ったことはなかったのですが,さすが観光地だけあって良い風景です。とはいえ,この写真を見ればどこに住んでいるのか分かる人には分かってしまうんでしょうが,まぁ,そういうことで。その後は草原を抜けて坂を下り,休憩ポイントの到着したのですが,バイク乗りだらけで,ロード乗りは私だけでした。休憩ポイントは自動販売機があるので,持ってきてきていたバランスパワーを食べながら缶コーヒーを飲んで補給してから復路を走りましたが,何もない草原で思いっきり向かい風が吹き出し,これは正直,足に来るなぁと思いながら,なるべく軽めのギアを選択して走らせてもらいましたです。山の中を走っているので信号がなく,水分補給のタイミングがなかなかなかったのですが,道を間違えて余分に坂を走ったこともあり,結構,バテているなと思いつつ,たまたま腕が足に当たったのですが,足が(というか腕も)汗が乾いた塩でジャリジャリしていて,これはきちんと水分を補給しないとヤバいということで,信号がなくても止まって水分補給をしていると,最初に入れていたVAAMがなくなったので,自動販売機でミネラルウォーターを買ってボトルに入れて飲んでいたのですが,少し気分が悪いなぁという感じになったので,これはちょっと脱水症状を起こしているので,きっちり水分を取って走ろうということで,こまめに水分補給をしながら山を抜けたところで右足のふくらはぎが少し吊ってきたので,これはハンガーノックにもなりかけているかな?と思ったので,塩分補給タブレットをなめなめ走っていたのですが,そうこうしていると,今度は左足のふくらはぎも少し吊ってきたので,これは走れなくなってしまうかもしれないということで,パナモリから降りて,少し座り込んで休んでから,少しは走れるような感じになったので,無理をせず,何とかアパートまで走り,アパートに戻ってから,少し横になってしまいましたです。こんな状態で晩ごはんを食べられるのだろうか?と思っていたのですが,水分と塩分と栄養が不足していることが原因ですので,晩ごはんを作って食べたら,体調もある程度元通りに戻ったので良かったです。しかし,使い切った足はほぼ1週間,調子が悪かったのですが,まぁ,今週は自宅に帰る週で,パナモリに乗ることはないので,足を休ませておきましょうかね。
 そんなこんなで月曜日からは仕事ということで,相変わらずジタバタしている間に週末になってしまい,昨日は仕事からアパートに帰り,洗濯と掃除を済ませてからプレオに乗って自宅まで戻ってきました。晩ごはんはいつものように途中にある丸亀製麺で食べたのですが,少し暑くなってきたので釜玉うどんにしようかな?と思いながら店内に入ってみると,タル鶏天ぶっかけうどんという不思議な限定メニューがあり,しかも冷たいのもあったので,限定メニューに弱いフルカワとしては食べない選択肢はないだろうということで,釜玉うどんは次にしようということで,タル鶏天ぶっかけうどんを食べさせてもらいましたがなかなか美味しかったです。しかし,前回,単身赴任したときはアパートの近くにコンビニしかなかったので,夕食はコンビニのイートインで弁当という感じでしたので,今回,アパートを借りた位置は正解だったなぁとシミジミ思ってしまいました。正直,これまでパナモリで走っていて丸亀製麺の前を通ることがあったのですが,限定メニューの幟を見て,美味しそうだなぁと思いつつも店内に入って食べることがなかったので,こうして限定メニューを毎回制覇できるのは少し嬉しかったり。
 今日は昨夜遅くに帰ってきたこともあり,朝はゆっくり起きてから朝ごはんを食べ,スラックスをクリーニングに出してから少し買い物に行き,昼ごはんを食べた後,少し昼寝をしてからブログネタを打っています。明日はくもり昼前から雨で午後の降水確率は80%,最高気温は23度ということで残念な天気ですが,プレオに乗って単身赴任先の山の中の町へ戻るだけですので,問題なしということで。

 フルカワの日常ネタはこの程度にして,The Smithsが結構続いたので,なんか邦楽が聴きたいなぁということで,アマゾンで探していたところ,Charの“GOLDEN★BEST”があったので,聴いてみるかなぁということでカートにインさせてもらいましたです。Charについては私があまり語ることもないのですが,1976年にデビューして歌謡ロックに挑戦し,世良公則&ツイストや原田真二の3人でロック御三家と呼ばれた後,1979年からJOHNNY, LOUIS & CHAR(後のPINK CLOUD)として濃いめのロックバンドとして活躍した後は,1988年に江戸屋Recordを立ち上げ,私の大好きな石田長生とのアコースティック・デュオのBAHOや,THE PSYCHEDELIXで活動した後,現在はソロやセッション中心の活動をしています。ちなみにこのアルバムは歌謡ロック時代のベスト盤になっています。
 1曲目の“SHININ' YOU, SHININ' DAY”という曲はデビュー曲のB面の曲で,軽い感じのカッティングで始まって,Charも軽快に唄い始めるのですが,個人的にはCharってハードロック寄りの音をイメージしていたのですが,割りと軽めのA.O.Rっぽい音(これも表現が古いなぁ・・・)で驚いてしまいましたが,ギターソロではしっかりハードに弾きまくってくれています。昔のシングルレコードって割りと趣味性の高い曲が入るので,そういう意味ではB面らしい曲なのかなぁと思ってもみたり。
 2曲目の“NAVY BLUE”という曲はデビュー曲で,ロッカバラードな曲でリズムのノリとCharのヴォーカルはロックなのですが,ストリングスの入れ方がちょっと歌謡曲だなぁと思ってしまいましたが,歌謡ロックなんだからこれでいいのだ!ということで。しかし,今ならきっと,こういうロッカバラードなら,シンプルな構成でアレンジするんだろうなぁと思いました。間奏の泣きのギターソロはさすがCharということで。しかし,デビュー曲は聴いたことがなかったのですが,2枚目のシングルからヒットしたということですね。
 3曲目の“気絶するほど悩ましい”という曲は2枚目のシングル曲で,この曲のイントロで裏のリズムをベースが刻むのですが,このベースがいいんですよね。歌詞の方は思いっきり歌謡ロックな歌詞なのですが,Charの甘い声に合っているなぁと思ってしまいました。しかし,こうやって聴いてみると,唄の後ろでベースが気持ちいいくらい唄いまくっているんですよね。昔のテレビの音では分からなかった音をこうやって聴き直すと新しい発見があるなぁと思ったり。1コーラス終了後,短めのギターソロが入るのですが,そのメロディーがポップで気持ち良いです。
 4曲目の“かげろう”という曲は1枚目のアルバム“CHAR”からの曲で,エレピがいい音をイントロから聴かせてくれていて,結構,ファンキーな音を聴かせてくれています。そうだよ,ストリングスじゃなくて,エレピにしてくれれば,ロックバンドの音になるのに,どうしてストリングスを入れたいかなぁと思ってしまいました。アルバム収録曲だからアレンジも含めて,やりたいようにさせてもらえるのかなぁと思ったり。シングルのA面だとギターソロも少し短めという感じですが,この曲では少し長めに弾きまくってくれていますし。
 5曲目の“SMOKY”はCharの代表曲とも言える曲で1枚目のアルバム“CHAR”からの曲で,あの“チャ,チャ,チャ。チャ,チャ,チャ”の小気味好いギターカッティングの後にいきなりギターを弾きまくり,またギターカッティングが入るとヴォーカルに切り替わり,これまた格好良いヴォーカルを聴かせてくれ,またカッティングが入るとギターソロに切り替わるのですが,気持ち良いくらい弾きまくってくれています。またギターソロでなくカッティングでグイグイ押してくるところもめちゃ格好よしですし,エレピのソロもめちゃ気持ちよいです。
 6曲目の“TOKYO NIGHT”は3枚目のシングルのB面の曲で,ドラムとベースから始まり,そこにギターとピアノが少しずつ入ってきて,もろR&Bな感じでCharが英語詞を唄い,軽快なテンポで曲が進んでいくのですが,こういう曲を聴くと,やっぱりシングルのB面って遊んでいるよなぁと思ってしまいますよね。でも,格好いいので問題なしということで。
 7曲目の“過ぎゆく時に”という曲は2枚目のアルバム“Char Ⅱ have a wine”からの曲で,タイトルからして歌謡ロックな曲かな?と思っていると,さすがアルバム収録曲,結構,ソウルなナンバーになっています。ホーンも入っているのですが,まさにツボを付いたタイミングで入ってくるので,やられたなぁというのが正直な気持ちでしょうか。Charのギターも弾きまくりというよりも,ツボを付いたフレーズを弾いていて,それを支えているベースがこれまた格好いいラインを弾いているんですよね。
 8曲目の“YOU GOT THE MUSIC”という曲は8枚目のシングルのB面の曲で,イントロからギター弾きまくりで,Charのヴォーカルが入ればファンクな感じで突っ走ってくれるのですが,これが格好良いです。ピアノが気持ち良いソロを聴かせてくれた後,ギターもこれまた気持ち良いソロを聴かせてくれているのですが,こういう曲を聴いていると歌謡ロックじゃないよなぁと思ってしまうのですが,やはり,こういう曲はB面なんですよね。
 8曲目の“逆光線”という曲は3枚目のシングルで,気怠いギターの音の後,ストリングスが入り,Charがスキャットで唄ったメロディーをギターでも弾き,Charが唄い出すと,これはもう間違いなく歌謡曲のメロディーラインで,ホーンも入っていますが,やはり歌謡曲アレンジで,唯一,間奏で弾きまくっているCharのギターだけがロックだねぇという感じで,本当,歌謡ロックだなぁと思ってしまいました。
 10曲目の“闘牛士”という曲は4枚目のシングルで,イントロのギターのカッティングから格好良くて,軽快なリズムに乗って,速いテンポでCharが唄っているのですが,無駄なストリングスやホーンが入っていないので,割りとストレートな音になっていて,ロックだねぇと思ってしまいました。そういう意味では露骨な歌謡ロック路線は“逆光線”までだったのかなぁと思ってもみたり。間奏のタメにタメまくった後に弾きまくりのギターソロなんて,これを歌謡ロックって言ったら怒っちゃうよ!みたいな仕上がりだもんなぁ。
 11曲目の“THRILL”という曲は9枚目のシングルのB面の曲で,ざっくりとしたギターのカッティングから始まり,ノリはファンクなのですが,Charが唄うメロディーラインはファンクっぽくなくて,なんというかファンクとロックの中間みたいな曲になっていますが,ベースが弾いているラインは気持ち良いですし,ギターのカッティングは心地よいですし,Charの英語詞のヴォーカルも格好良いし,文句はないじゃないですかと思っていると,やっぱりB面の曲なんですよね。
 12曲目の“GIRL”という曲は5枚目のシングルで,泣きのメロディーがいいねぇと思いながら聴いていると,どちらかというとフォーキーな感じの曲になっています。時代的にはニューミュージック(なんじゃそりゃ?って感じのカテゴリーですが,そう呼ばれていたのでしょうがない。)全盛期ですので,やむなしという感じでしょうか。救いとしてはCharの泣きのギターが全開で弾きまくらているところでしょうか。
 13曲目の“GIVE ME SOME TIME”という曲は4枚目のアルバム“U.S.J”からの曲で,これこれ,こういうのが聴きたかったんだよ!という感じのポップなハードロックナンバーになっています。疾走感のあるドラムに,音をしっかり支えるベース,弾きまくりのギターに,少し甘い声でシャウトするヴォーカルと,文句の付け所がない曲に仕上がっています。正直,この曲は「歌謡ロックとは呼ばせない!」みたいな意思が感じられる曲になっています。
 14曲目の“YOU CAN'T HAVE ME”という曲は4枚目のアルバム“U.S.J”からの曲で,これまたポップなハードロックナンバーになっていて,ドラムとベースとギターとキーボードのシンプルながらベーシックな構成で直球ストレートな音を聴かせてくれて,何の文句がありましょうという感じです。Charのヴォーカルも畳み掛けるように英語詞を唄ってくれていて格好よしですし,ギターソロも弾きまくってくれていて,こういう音が演りたかったんだろうなぁと感じさせる音になっています。
 ラストナンバーの“WONDERING AGAIN”という曲は3枚目のアルバム“THRILL”からの曲で,キーボードとピアノで静かに始まり,そのシンプルな音にCharのヴォーカルが入ってくるのですが,こういうシンプルな音でいいんだよと思ってしまいました。無駄なストリングスもホーンもいらない,ロックバンドはドラムとベースとギターとキーボードがいれば十分ということがヒシヒシと伝わってきます。バラードなんですが,2曲目の“NAVY BLUE”と違って歌謡曲テイストが全く無いので,ここまで来たかぁと思いつつ,まぁアルバム収録曲だしなとも思ってしまいました。
 しかし,15曲中,シングルのA面は5曲で後はB面かアルバム収録曲ということで,普通,歌謡曲であればA面の曲が収録曲としては多いと思うのですが,は歌謡ロックな曲よりも本来のロックな音でベスト盤をまとめたほうが良いという判断をしたのだろうと思います。とはいえ,歌謡ロックであってもヒットした曲はそれはそれで良い曲なんですけどね。

 そろそろマンションの大規模修繕工事が終わり,足場シートが取り外されるので,足場シートが取り外されてから愛用のドテラを洗濯しようと思っていたのですが,どうも工事に使う外壁用タイルを中国の工場で焼いているのですが,昨今の社会情勢の影響を受け,予定どおり入荷されないということで,工事期間が1か月延長になってしましました。正直,6月になり,もうドテラを着ることもないので,どうしたもんかなぁと思いつつ,もう,室内干しでいいだろうということで洗濯させてもらいましたです。
 正直,室内干しでそんなにすぐは乾かないとは思うものの,基本的に自宅で生活していないの室内で干しっぱなしにしていても別に気にならないので,明日までにドテラの乾きがイマイチであれば,そのまま室内で干しっぱなしにして山の中の町へ戻り,次に自宅に帰ったときに片付ければいいんでない?と思っています。少しほこりを被ってしまうかもしれませんが,まぁ,ほこりは払えば落ちるので,問題なしということで。