ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

Knew You Were Waiting The Best Of Aretha Franklin 1980-1998/Aretha Franklin


 なんか,すっかり秋めいてというか,肌寒くなってしまいましたね。まぁ10月も下旬に入っているのだから,そんなもんだと言えばそんなもんなんでしょうけど。さすがに半袖Tシャツはもう限界!ということで今日からは長袖Tシャツを着ています。なんか長袖Tシャツの活躍する期間が短くなってしまいそうな気もしますが,気温に体が慣れればもう少し違うのかな?と思ってもみたり。
 さて,前回のブログをアップした後のフルカワの日常ですが,日曜日は天気はそんなに悪くなかったものの,若干,雲行きが怪しかったので,どうしたものかと思ったりしましたが,パナモリで当分走っていなかったことから,何とかなるさ!ということで,北方面峠コースを走りに行くことにしましたです。天気はそんなに悪くなかったので,半袖ジャージにレーパンにしたものの,そんなに寒くなかったので良かったという感じでしたが,それよりも問題は風が強くて嫌になりましたね。正直,向かい風が吹きっぱなしで,平地で17キロってどうよ?とおおmったりもしましたが,往路が向かい風なら復路は追い風よ!ということで,粛々と足を回させてもらいましたです。久しぶりのパナモリだしね,今日はアンパンが食べたいね。飲むのはもうそんなに暑くないから300mlの紙パックのカフェオレでいいなと思いつつ,峠を登っていると,雲行きが非常に怪しくなってきて,ミスト状の雨が降ってきたので,濡れた体は向かい風で冷えるし,この程度で勘弁してほしいと思っていると,何とか雨はミスト状で収まり,峠を登り切るまでにはやんでくれたので良かったです。それから向かい風を受けながらUターン地点の旧コンビニ跡に到着したのですが,この時点で2時間20分でしたので,やっぱり結構時間がかかったなぁと思いましたが,Uターンすると,向かい風でメチャ気持ちよく走れるではありませんか。コンビニに到着したので,予定どおりアンパンと300mlの紙パックのカフェオレを買って,美味しく補給させてもらいましたです。補給した後はひたすら往路を走らせてもらいましたが,思いっきり向かい風なので非常に気持ちよく走らせてもらいましたです。平地ではほぼ30キロで走り,峠では最高速度48キロで下らせてもらいましたです。普段はどちらかと言えば向かい風気味な河川敷もこの日はさすがに追い風で気持ちよく走り,自宅へ戻るまでに持って出たVAAMも飲みきって,復路は1時間40分で自宅に到着したので,向かい風と追い風(往路が上りで復路が下りということもありますが。)で40分差が出たのには少し驚いてしまいましたです。
 月曜日からは仕事で,相変わらずバタバタしている間にあっという間に週末になってしまいました。今日はいつものようにゆっくり目に起きて,朝ごはんを食べ,ワイシャツにアイロンをかけ,洗濯をして,買い物に行き,昼ごはんを食べて,少し昼寝をしてからブログネタを打っています。明日の天気は予報では晴れ昼過ぎからくもりで午後の降水確率は0%,最高気温は22度ということなので,パナモリで走りに行きたいと思っています。正直,北方面峠コースでは20度以下のときもありましたが,半袖ジャージにレーパンで大丈夫でしたので,明日も半袖ジャージにレーパンで走りに行こうと思っていまが,明日はあまり風が強くないといいなぁと思っています。

 フルカワの日常ネタはこの程度にして,今回はAretha Franklinの“Knew You Were Waiting The Best Of Aretha Franklin 1980-1998”を紹介したいと思います。これまで
Aretha FranklinはLady Sulと呼ばれたアトランティック時代のものを紹介していましたが,2012年にリリースされた80年代以降アリスタからリリースされた曲のベスト盤を紹介したいと思います。ちなみに国内版のタイトルは“ベスト・オブ・アレサ・フランクリン アリスタイヤーズ”となっています。
 1曲目の“United Together”という曲は,ストリングスの入ったゴージャスなイントロで始まり,スローなテンポで思い入れたっぷりにアレサ・フランクリンが唄っているのですが,アトランティック時代のソウルというか「私が唄いたいように唄うのよ!」という感じではなく,きれいに唄い上げて行くという感じで,アルバムの解説で「レディ・ソウルからディーバへ。」という言葉あありましたが,それを体現している曲だなぁと思いましたが,レディ・ソウルアレサ・フランクリンが大好きなフルカワとしては少し物足りないなぁと思っていると,曲の終盤ではこれでもか!とシャウトしまくるアレサ・フランクリンの唄を聴いて,これぞアレサ・フランクリン!と思ってしまいましたです。
 2曲目の“Love All The Hurt Away”という曲はジョージ・ベンソンとのコラボで,これまたスローなバラードなのですが,ジョージ・ベンソンと一緒に唄っているし,そんなにアレサ節も出ないだろうと思いながら聴いていると,ジョージ・ベンソンの唄っているメロディーとアレサ・フランクリンの唄っているメロディーが違う(笑)。もちろんサビでジョージ・ベンソンとデュエットしているところは同じメロディーで唄っていますが,そうでないところ,特に曲の終盤でジョージ・ベンソンと掛け合いで唄っているところはアレサ節が炸裂しまくって,素敵な曲になっています。
 3曲目の“Jump To It”という曲は,ドラムから始まり,これはダンサブルな曲が来るな!と思っていると,気持ち良い女性コーラスに合わせて,アレサ・フランクリンが気持ち良いくらい唄いたいように唄ってくれています。パキパキした音のギターのバッキングもカッコよいのですが,やっぱりアレサ・フランクリンのヴォーカルですよ。語るように唄いながら,そこから上がっていってシャウトしていくところなんて,カッコよいとしか言いようがないです。ディスコででかい音で聴きながら踊りたいねぇと思ってしまいました。
 4曲目の“Get It Right”という曲は,これまたダンサブルな曲で,ドラムとシンセベースとパーカッションが,アレ?80年代角松敏生の音ではありませんか。そうか角松敏生はこの辺から音を持ってきていたんだなぁと思ってしまいました。しかし,それで当時の角松敏生の音のカッコよさが減殺されるわけではありませんし,アレサ・フランクリンの曲はもちろん素晴らしいし,問題なしです。やっぱりこういうダンサブルな曲だとアレサ節が映えるねぇと思ってしまいました。間奏でスラップしまくるベースもメチャカッコよいです。
 5曲目の“Freeway Of Love”という曲は,フルカワが大体流しっぱなしにしている181.comというインターネットラジオの80年代ポップのカテゴリーでよく耳にする曲ですが,そもそもアリスタ関連の音源も買ってみようかなと思ったのが,この曲を聴いたからなんですよね。パワフルなドラムとシンセベースに,これまたパワフルなサックスが吹かれる中,若干,クールな感じでアレサ・フランクリンが唄い始めるのですが,サビで爆発するかのようにシャウトしてくれるのですが,それがもう,とにかくカッコよい。80年代のアレサ・フランクリンここにあり!みたいな曲ではないかと。スローな曲でしっとりと唄うアレサ・フランクリンも悪くはないんですけどね,フルカワ的にはやはりこちらのパワフルにシャウトしまくるアレサ・フランクリンに圧倒されまくりです。
 6曲目の“Who's Zoomin' Who”という曲は,リズムマシンで始まり,そこにシンセが絡む,思いっきり打ち込み系の音なのですが,打ち込み系のしっかりしたバックの音でも変わらずアレサ節を気持ち良き聴かせてくれています。バックの音がジャストなリズムなので,そのジャストなリズムの上でジャストなリズムなんて知らないわ?みたいな感じで自分の感情の赴くままに唄っているアレサ・フランクリンはカッコよいです。生バンドをバックに唄うアレサ・フランクリンも素敵だけど,打ち込みの音をバックに唄うアレサ・フランクリンもいいなと思ってしまいました。
 7曲目の“Sisters Are Doin' It For Themselves”という曲はユーリズミックスとのコラボで,けっこう早いテンポの曲でギターが細かいリフを弾いていることもあり,非常に疾走感のある曲になっています。サビのユーリズミックスと一緒に唄うところも素敵なのですが,アレサ・フランクリンのソロをコーラスでユーリズミックスが支えているところもカッコよいです。というか,どちらかというとストレートな8ビートのロックな曲なんですけど,アレサ・フランクリンが唄えば,ストレートな8ビートの曲だろうがアレサ・フランクリンの唄になってしまうのねと思ってしまいました。
 8曲目の“Another Night”という曲は,シンセで静かに始まり,そこにギターとベースがユニゾンで入ってきて,ミドルテンポの気持ち良いロックな曲にアレサ・フランクリンの自在な唄が絡むととんでもないことになっていますね。というか,シンプルな8ビートの曲なのでレディ・ソウルという感じではないのですが,どういう呼び方をするにせよ,アレサ・フランクリンの唄は素晴らしいということで。
 9曲目の“Jumpin' Jack Flash”という曲はキース・リチャーズとのコラボで,ストーンズの名曲を一体どんな感じで唄うのかな?と思っていると,イントロのスラップなベースからして違うなと思わせつつも,バックの音はキース・リチャーズも参加しているので,割とストーンズを踏襲しているなぁと思いますが,唄の方は,もうアレサ節が炸裂しまくっています。これをカッコいいと言わずして,何をカッコいいと言う?という感じのカッコよさです。貫禄たっぷりにシャウトしまくるアレサ・フランクリンにギターを弾きまくるキース・リチャーズと文句のつけようのない音に仕上がっています。最後のシャウトなんて鳥肌ものですよ。
 10曲目の“Jimmy Lee”という曲は,これまた打ち込み系のダンサブルな曲で,このジャストなリズムの上をアレサ・フランクリンが自由自在に気持ちよく唄ってくれているのですが,もうバックの音がなんだろうとアレサ・フランクリンアレサ・フランクリンだということで良いのではないかということでバックの音とアレサ・フランクリンの唄の絡みを気持ちよく聴かせてもらいましたです。
 11曲目の“I Knew You Were Waiting (For Me)”という曲はジョージ・マイケルとのコラボで,男性ヴォーカルとのデュエットなのでしっとり目の曲で来るかと思いきや,思いっきりポップな曲で来たのには驚いてしまいました。メインのアレサ・フランクリンの邪魔をしないように,後ろですっと支えるようなコーラスをしたり,途中で交代してジョージ・マイケルが唄っていますが,ポップな曲であることもあって,いい感じです。まぁ,ジョージ・マイケルからすればアレサ・フランクリンは大先輩ですし,「自分が,自分が」みたいな感じにはならないんでしょうねぇ。
 12曲目の“Through The Storm”という曲はエルトン・ジョンとのコラボで,これまた気持ち良い打ち込みサウンドに乗って,いきなりアレサ・フランクリンがシャウトしているのですが,そこはエルトン・ジョン,まずは先行で唄い始め,そこにアレサ・フランクリンがかぶせてくるのですが,比較的声質が似ていることもあり,かぶせてきても違和感がないんですよね。2コーラス目はアレサ・フランクリン先行ですが,ここでアレサ節が気持ちよく炸裂しまくっています。サビはデュエットなので,お互いに合わせていますが,ソロのところは好きなように唄いまくりという感じで素敵です。
 13曲目の“It Isn't. It Wasn't.It Ain't Never Gonna Be”という曲はホイットニー・ヒューストンとのコラボで,スネア一発で始まり,モロにダンサブルな曲で,まずはアレサ・フランクリンが唄うのですが,やはりアレサ・フランクリンだねぇという感じなのですが,2コーラスはホイットニー・ヒューストンが唄い始めるのですが,負けないわよ!的な感じがヒシヒシと感じられるような唄になっていてこれまたカッコよいです。ホイットニー・ヒューストンアレサ・フランクリンのはるか後輩ですが,やはり同性ヴォーカリストだと遠慮がない(というか,そういうアレンジ)なのかな?と思ってしまいました。
 14曲目の“Ever Changing Times”という曲はマイケル・マクドナルドとのコラボで,ミディアムテンポの静かめのアレンジの曲ですが,最初からアレサ・フランクリンが気持ち用シャウトしまくってくれています。そこにハイトーンでマイケル・マクドナルドが入ってくるのですが,少ししゃがれた感じのアレサ・フランクリンの声と,一切に濁りのないマイケル・マクドナルドのハイトーンヴォイスが気持ちよく混ざっているなぁと思いました。
 15曲目の“Willing To Forgive”という曲は,ここにきてスローなバラードですか?という感じの曲ですが,えぇ,スローなバラードのアレサ・フランクリンももちろん素敵です。というか,時代だと思いますが,ダンサブルな曲は打ち込み系の音ですが,さすがにスローなバラードでは生楽器のようで,気持ちよく吹かれているサックスの音に少し癒やされてしまいました。というか,優しく唄っているのにパワフルなんていう相反するはずのことをサラッと演っているアレサ・フランクリンは凄いなぁと思ってしまいました。
 16曲目の“A Rose Is Still A Rose”という曲は,打ち込み系のヒップホップ系のバックトラックに乗って,アレサ・フランクリンが唄うという,あ~レディ・ソウルと呼ばれたアレサ・フランクリンがラップですか?と思いつつ,バックの音が何であれ,アレサ・フランクリンの唄はアレサ・フランクリンの唄だし,元々語るように唄うときもあるし,そこは問題なしではなかろうかと曲が進むうちに思ってしまったフルカワでした。
 ラストナンバーの“A Deeper Love(Morales Radio Mix)”という曲は,タイトルからするとスローなバラードしかあり得まいと思っていると,ピアノだけで始まり,そこに早いテンポでリズムマシン入ってきて,パワフルなコーラスの後,アレサ・フランクリンがこれでもか!という感じで唄ってくれるという,こちらの予想を大きく裏切る曲ですが,良い意味での裏切られた感なので全く問題なしです。やはり,パワフルに唄うアレサ・フランクリンはカッコいいなぁと思いながら,ラスト・ナンバーを堪能させてもらいましたが,「A Deeper Love」と繰り返しながらシャウトしているところは,バックの音が変わっても,レディ・ソウルここにありだよねぇと思ってしまいました。
 正直,80年代のあの音にアレサ・フランクリンの声は合うのか?という疑問がないわけでなかったですし,そういう思いもあったりして80年代のアレサ・フランクリンに手を出していなかったのですが,バックの音がどうであれ,アレサ・フランクリンの唄はアレサ・フランクリンの唄でしかないということがよく分かるアルバムでした。あと,音は70年代よりもはるかに良い音になっていますので,そういう意味でも楽しめますしね。でも,70年代のヨレヨレの音も好きなんですけどね。

 たまにはテレビドラマの話でもということで,秋のテレビ東京の新ドラマになんと原田知世が主演しているんですよね。ドラマのタイトルは“スナック キズツキ”で原田知世がスナック(なぜかアルコールを出さないスナック)の店主で,日々の生活で傷づいたお客さんに自分の気持ちを唄にさせて唄わせ,お客の気持ちを癒やすというドラマなのですが,第1回の放送では,原田知世が弾くガットギターに乗ってお客が唄い,第2回の放送では,折りたたみキーボードを原田知世とお客が弾き,お客が唄うという,なんともシュールな展開ですが,原田知世の笑顔も含め,思いっきり堪能させてもらっています。昨日,第3回の放送があったのですが,明日の夜にTVerで見ようかなと思っています。
 しかし,このドラマって,テレビ東京でしかも放送時間が毎週金曜日深夜0時12分からの放送ということなので,正直,これまでのフルカワではとても見ることができない(しかもテレビ東京はエリア外の地方都市ですし。)時間帯なのですが,TVerなら自分が見たい時間(というか,ほぼ夜に一杯飲みながら見ているわけですが。)に見ることができるので,これまで連続ドラマなんていつも見れるかどうか分からないから,見てもしかたないという気持ちがあったので,TVerのおかげで自分が見たい時間に見ることができるので,連続ドラマも堪能できるようになって,いろいろと楽しませてもらっています。
 というか,原田知世は私と同い年なので,やはり年齢なりに老けたなぁと思ったりもしますが,あの素敵な笑顔は歳を取っても変わらないなぁとドキドキしながらディスプレイに釘付けになっているフルカワでございます。