ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

Schmatz/原田知世


 この週末は天気が良いとの予報で,今日も天気が良くていい感じです。とはいえ今日は風が強いので,なんだかなぁという感じですが,まぁ,今日はパナモリに乗るわけではないので,別にいいかぁということで。しかし,少しずつ暖かくなってきている感じで,週間予報では来週は最高気温が14度から15度ということなので,春も近いのかなぁと思っているフルカワでございます。
 さて,前回のブログをアップした後のフルカワの日常ですが,日曜日は天気が良かったのでパナモリで走りに行くしかないよね!ということで,西方面海岸線コースを走りに行くことにしましたです。午後1時30分に出発したのですが,風も強くないですし,いい感じで往路を走っていたのですが,ふと,そう言えばだいぶ日が長くなってきたので,午後5時30分までに自宅に到着できれば良いので,もう少し走っても良いのでは?と思い,ここのところ午後3時が過ぎた段階で休憩場所のコンビニを見つけ,それでUターンしていたのですが,この日はもう少し先まで走ってみようということで,午後3時30分の時点で見つけたコンビニで休憩&補給をして,それから復路を走ったのですが,天気が良かったこともあり午後5時を過ぎてもそんなに薄暗くならなかったので,これはいい感じ!ということで走らせてもらい,午後5時30分頃に自宅に到着しましたが,まだ少し明るいくらいでしたので,これからは午後3時30分でUターンで問題ないねということで(天気が良い場合ですけどね。)。
 月曜日からは仕事ですが,少し落ち着いた感じが出てきたので,月曜日から飛ばさなくてもいいよねということで,午後7時過ぎには仕事を片付けて,午後7時台の新幹線で帰らせてもらいましたです。火曜日は急遽,山の中の営業所へ行かないといけなくなったので,一旦出勤して,ひと仕事片付けてからJRで山の中の営業所まで行かせてもらいましたです。ところで,今働いている支店近くの駅はJR系ICカードが使えるので,ICカードを利用して電車に乗ったのですが,なんと降りた駅ではICカードが使えないということで現金で支払って,ICカードリーダーのある駅でICカードの履歴をクリアにしておいてくださいということでした。なんてこったい!と思いながら,雨の中を歩いて営業所までたどり着き,仕事が思ったよりも時間がかかってしまい,予定では午後2時過ぎには営業所を後にするはずだったのですが,営業所を出発したのは午後3時30分になってしまいましたです。それから支店まで戻り,仕事を片付け,何とか午後8時台の新幹線で帰らせてもらいましたです。水曜日は定時退勤日なので,早く帰ろうと思っていたのですが,前日の出張で溜まっていた仕事を片付けていると,あっという間に午後7時を過ぎてしまいましたが,何とか午後7時台の新幹線に乗り,自宅に戻って晩御飯を食べた後,洗濯をさせてもらいましたです。木曜日はそろそろ片付けておかないといけない仕事があったことを思い出し,それを片付けているとあっという間に午後7時を過ぎてしまいましたが,何とか午後7時台の新幹線で帰宅できましたです。金曜日は上司が休みを取ったこともあり,若干,マッタリとした感じがあったので,今日は早めに帰ろうと思っていたのですが,そんなに優しいわけはなく,飛び込みの仕事を片付けたりしていると,あっという間に午後7時を過ぎてしまったので,週末だし帰りましょうということで帰らせてもらいましたが,音楽を聴きながら帰ろうとZen X-fi3を起動させたところ,マイクロSDカードを読みに行ったまま動かなくなってしまったので,仕方がないのでマイクロSDカードをZen X-fi3から外したところ,マイクロSDカードが飛んでしまい,道路に落ちてしまったので,それを探すという無駄な時間を費やしてしまいましたです。まぁ見つかったのでいいんですけどね。それでも何とか午後7時台の新幹線に乗って帰らせてもらいましたです。
 今日はいつものとおり午前8時30分まで寝させてもらい,天気が良いし,暖かくなったのでいい加減髪の毛を切ろうということで散髪屋に予約を入れ,朝ごはんを食べ終わって一息ついたところで,Zen X-fi3のマイクロSDカードのトラブルは,ひょっとすると本体のメモリに入れている曲とマイクロSDカードに入れている曲が同じなのがあるからでないかい?と思い(金曜日の朝,本体のメモリにT.REXを転送したんですよね。),マイクロSDカードの内容を確認してみると,なんとマイクロSDカードの方にもT.REXが入っているではありませんか。ということで,マイクロSDカードの中のT.REXの曲を削除し,念の為リセットしてからZen X-fi3を起動させるとなんと普通に起動できるではありませんか。なんてこったい!と思いつつも,まぁマイクロSDカードに入れている曲もZen X-fi3で聴けるんだから文句はないかということで。それから洗濯を終えてから散髪に行き,戻って昼ごはんを食べ,スラックスをクリーニングに出しに行き,ついでに買い物をして,一息ついたところでブログネタを打っていますです。明日の天気は予報では晴れで,午後の降水確率は0%,しかも最高気温は14度ということなので,パナモリで走りに行くしかないよね!ということで,またパナモリで走れるなぁと一人ほくそ笑んでいますです。

 フルカワの日常ネタはこの程度にして,今回も初期の原田知世シリーズということで,1987年7月にリリースされたアルバム“Schmatz”を紹介したいと思いますです。このアルバムは,“彼と彼女のソネット”以外は全曲作曲・アレンジを後藤次利が担当するということで,後藤次利カラーが強いアルバムになっているとともに,当時の後藤次利人気(制作側でですが。)が非常に現れているなぁと思ってしまいました。 
 1曲目の“片面だけのラブソング”という曲は作詞は秋元康で,1曲目にふさわしいファンファーレーのようなド派手なキーボードと軽やかなカッティングのギターで始まり,秋元康の歌詞も前作のように原田知世のイメージを外してくることはなく,いい感じの曲に仕上がっています。原田知世もロックテイストな曲をハードに唄う幹事を掴んだようでヴォーカルもいい感じです。あの頃流行りの思いっきりのドンシャリの音ですが,ベースラインのカッコよさ(というか,意識的にベースの音を前に出していますよね。)と終盤の暴れっぷりはさすが後藤次利という感じです。
 2曲目の“霧雨のステンドグラス”という曲は,作詞は秋元康で,いかにも打ち込みっぽく静かに始まるので,このまま静かな感じなのかと思っていると,そんなことはなく,ドラムとベースが強めのリズムを打ち出すロックテイストな曲で,曲調がダークな分,重ためな感じがあるのですが,ゲートエコーをバリバリにかけ,ドタバタした感じさえ感じさせる打ち込み系のドラムが時代だねぇという感じです。この曲でも秋元康の歌詞が暴走していないので,安心して聴くことができます。
 3曲目の“2人の休止符”という曲は,作詞は秋元康で,これまた打ち込みテイスト満載なちょっと可愛いバックトラックに深めのエコーをかけた原田知世の声がちょっと遠い感じがするねぇと思ってしまいましたです。歌詞もアイドル歌謡チックな内容ですしメロディーも割と可愛い感じの曲なので,もう少しテンポを上げて,軽やかな感じにすれば,もう少しポップな感じが出るのではないかと思ったりもしましたです。
 4曲目の“キスの後の無口が好き”という曲は,作詞は秋元康で,ここにきて,やっとキッチュでポップな感じの曲が来たねぇという感じのバックトラックに軽やかに唄う原田知世がとってもキュートです。エレピっぽいキーボードがサビからピロピロ鳴らされているのですが,このチープな感じのキーボードの音が非常にいい感じのアクセントになっています。
 5曲目の“逢えるかもしれない”という曲は,作詞は応募詩として澤田直子,そして松本隆が補作をしているのですが,少し重ためのゆったりとしたキーボードで始まり,ドラムは少し控えめにして,アコースティックギターアルペジオもシンミリとという感じなのですが,サビではドラムがシンプルなリズムを刻みながらもベースラインが歌いまくっているという,ベーシストならではのアレンジになっています。基本的に歌詞がしっとりとした感じ(補作の松本隆のさすがの言葉選び!)なので,原田知世もしっとりと唄っていますが,シミジミ良い曲だねぇと思ってしまいましたです。
 6曲目の“螺旋状の涙”という曲は,作詞は秋元康で,思いっきり80年台テイストのダーク打ち込み系アイドル歌謡な曲で,歌詞もベタならメロディーもベタです。基本的にはやたらパワフルなドラムが8ビートを叩き出しているのですが,ドラム以外の楽器があまり派手な音を出していないので,やたらドラムだけが前に出てしまっている感じがないではないのですが,まぁ,そういう時代だったよねということで。
 7曲目の“サヨナラのない町”という曲は,作詞は許瑛子で,80年台アイドル歌謡テイストを感じる打ち込みサウンドに乗せて,ちょっと憂いを秘めたメロディーラインを唄う原田知世が素敵です。この曲を聴くと,原田知世のヴォーカルの強みは息を抜きながら唄うときの色気だなぁとシミジミと思ったり。それまでは同じような唄い方をしてもコケティッシュな感じだったのですが,もう大人ですもんねぇ,色気を感じたっていいじゃないですか。歌詞に「ビートルズ世代,分からないけど。」とあるので,年上の相手のことを唄ったラブソングなのですが,ビートルズなんて終わった後の世代としては頷ける歌詞だなぁと思ってもみたり。
 8曲目の“星屑達の標本”という曲は,作詞は秋元康で,やたら元気なシンセのフレーズにスネアを強調したドラムと,あぁこういう音が流行っていたねぇと思い出してみたり。とはいえ,派手なシンセの後ろから聴こえるファンクを感じる軽やかなギターのカッティングとベースラインのカッコよさは,ベーシストの後藤次利ならではだねぇと思ったり。
 9曲目の“あしたの人魚”という曲は,作詞は小倉めぐみで,繰り返されるシンセで静かに始まり,ほぼドラムとベースとシンセだけをバックに原田知世が唄い始めるのですが,これがカッコよいです。基本的には音数を少なくしながら,ドラムとベースでビート感を強調し,シンセでコード感を付けながら,静かな感じではあるものの,リズムを思いっきり際立たせている感じがカッコいいなぁというか,まさに引き算のカッコよさを体現しているアレンジだなぁと思ってしまいました。もちろん,そのアレンジに負けない力強さで唄っている原田知世も素敵です。
 ラストナンバーの“彼と彼女のソネット”という曲は,オリジナルの作詞はC.Cohen,R.Wargnier,日本語詩は大貫妙子,作曲はR.Musumarraで,ピアノで静かに始まり,そこに原田知世が静かに唄い始めるのですが,そこにドラムが入り,ベースとギターがドンという感じで入ってくるのですが,このアレンジはカッコよいです。大貫妙子が日本越しを手がけていることからどちらかといえば囁き系のメロディーラインなのですが,囁き系のメロディーラインにリズムの立ったバックの音が違和感なく融合していて素晴らしいです。特にサビの盛り上がる感じはいいねぇと思ってしまいました。もちろん大貫妙子の日本語詩も素敵ですし,シンプルながら地味に唄っているベースラインもさすが後藤次利といったところでしょうか。
 このアルバムは,原田知世のというよりも,フルカワにとっては80年台アイドル歌謡の音ってこんな感じだったよなぁということを思い出させてくれるアルバムという意味では原田知世をキャラクターを後藤次利のアレンジが完全に喰っているという感じになっていますので,原田知世ファンとしてはちょっと残念なアルバムなのですが,80年台アイドル歌謡という意味では素敵なアルバムではないかと思っていますです。とはいえ,“彼と彼女のソネット”という原田知世の新境地的な曲も入っていますので,それはそれで意味があるのではないかと。 

 しかし,最初の方でZen X-fi3のことを書きましたが,Zen X-fi3もかれこれ5年以上使っていますが,壊れそうな雰囲気が全くありませんので,まだまだ頑張ってもらおうと思っていますです。2年前(だったかな?)の冬に転んで外側が割れてしまったので,そろそろダメかもしれないということで,POSH MicroXという小さいスマートフォンを予備機として買ってはあるのですが,まだまだ出番はなさそうですねぇ。しかし,古いモデルなので,USBポートがMini?Bなんですよねぇ。今どきの端末はUSBポートがMicro-Bなので,出張のときなんかはZen X-fi3のためだけにMini-Bケーブルを持って行かないといけないのでなんだかなぁと思ったりもしていますが,仕方ないかなぁと思っていますです。
 とはいえ,Zen X-fi3に不満がないわけではなく,例えば,プレイリストをテキストエディタで書かないといけないとか,プレイリストであればサクサク読み込んで表示できるのですが,アルバムやアーティストだと読み込みに時間がかかってしまうとか,ハッキリ言って不満だらけだったりするのですが,プレイリストは1から作ろうとすると大変ですが,今は既に作ってあるプレイリストに書き足していくだけなので,そんなに手間ではありませんし,基本的にプレイリストで聴いているので,アルバムやアーティストから探すことはほぼないので,まぁ困ることはないかと。
 そうすると可愛そうなのが,予備機で買ったPOSH MicroXで出番を待ちながら,自宅でずっと待機しているという感じです。Zen X-fi3は音楽を聴くことだけに特化しているので,余計な機能がない分,壊れにくいんだろうなぁと思っていますが,もうこうなればZen X-fi3をとことん使い倒してやろうと思っているフルカワでございます。