ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

LAUGHIN' COMPLETE AA TRACKS(HAPPY DISC)/LAUGHIN' NOSE


 ゴールデンウィークが終わり,通常営業となってしまいましたが,3日勤務してお休みなので,まあ社会復帰期間としてはイイ感じではないでしょうか。もっとも,ゴールデンウィーク後半の4日間は4日のうち3日はなぜか職場に現れていたので,あんまりキッチリ休んだという感じもないんですけどね。とはいえ,前回,書き込んだ日は夜勤明けでヘロヘロでしたが,翌日は天気が良かったのでゴールデンウィーク最終日もキッチリプレトレで走らさせてもらいましたです。嫁さんが子供と出かけて,帰ってくるのが遅くなったので,昼ご飯が遅くなったのですが,そこはそれ,日も長くなりましたしね,もう寒くないので,午後6時過ぎに帰ってもいいやというわけで,家を出発するのが午後2時少し前になってしまいましたが,東方面海岸線コースをいつもの峠のコンビニまでの往復80キロコースで走らさせてもらいましたです。この日も結構風が吹いていたのですが,往路が向かい風だったので,復路は追い風よねということで,前回よりも少し気を楽にして走ることができましたです。やはり復路の向かい風は辛いので,往路が向かい風の方が気持ちが楽ですよねぇ。往路は向かい風の影響で2時間オーバーになってしまいましたが,復路は追い風でしたので,2時間を切る程度で走れたので,まあまあのペースかなぁと思っていますです。個人的には怒濤の3月下旬と雨降りの4月上旬が終わり,その後はコンスタントに走らせてもらいましたので,走っていてそろそろチェーンのオイルがなくなったなぁという感じがしましたので,今日はブログをアップする前にチェーンのオイルを塗り直し,フレームとかの掃除をさせてもらいましたです。明日の降水確率が0パーセントまで下がったので,明日は北方面峠コースに走りに行きたいなぁと思っていますです。しかし,梅雨に入るとまた走れなくなるので,天気の良い今のうちにしっかり走っておきましょうかね。

 というわけで,今回も引き続きLAUGHIN' NOSEの“LAUGHIN' COMPLETE AA TRACKS”を紹介したいと思いますです。今回は2枚目のCDのHAPPY DISCの方を紹介したいと思いますです。このディスクは1曲目から9曲目までがLAUGHIN' NOSE発のアルバムでかつ個人的には歴史的名盤だと思っている“PUSY FOR SALE”から,10曲目と11曲目がシングル“GET THE GLORY”から,12曲目と13曲目は宝島社からカセットブックス形式で発売されたV.A“THE PUNX”から,14曲目はアルタ前ソノシートばらまき事件で有名になったソノシートから,15曲目から19曲目まではチャーミーいわく「青春ポップハードコア」と銘打った,これまた個人的には名盤だと思っています“NEVER TRUST WOMEN”から,20曲目はデビュー前の野音ライヴで無料配布したソノシートから,21曲目はTHE ADICTSのカバーを85年8月のライブ音源でという構成になっています。
 1曲目の“(YOU'RE)PARADISE”という曲は,メジャーデビュー盤にも入っていましたが,イントロのギターのアルペジオが少しゆっくりしている以外は,押せ押せのシンプルなパンクロックになっています。とはいえメジャーデビュー盤のアレンジはバンドの演奏に入る前にシンセでオーケストラっぽい音が延々入っていたので,シンプルなこっちのアレンジが全体的には好きですねぇ。というか,チャーミーは普通に唄っていて,これがLAUGHIN' NOSEのパンクだぜ!という感じが伝わってきますねぇ。というか,この曲をアルバムの1曲目に持ってきたところにLAUGHIN' NOSEのやる気を感じますです。
 2曲目の“PISS'EN ASS”という曲は,ギターのハードなカッティングの中にシンセのS.E的な音を混ぜ込むところがカッコヨイです。っていうか,これまでのハードコアパンクのうるさい,速い,ノイジーっていうイメージをひっくり返す,うるさい,速い,でもポップっていう路線はこのアルバムがなければ日の目を見ることがなかったのではないかと思いますです。
 3曲目の“OUT OF MONEY”という曲は,リフ主体のスピーディーなパンクでカッコイイとしか言いようがないですね。しかし,デス声でなくてもハードコアパンクができるのは大発明ではないかと思ったりもします。
 4曲目の“DRINK AND DRUNK”という曲は,タイトルからしてハードコアな感じなんですが,ミドルテンポで始まり,テンポアップしていくのかと思いきや,そのままミドルテンポで進行し,しかも結構メロディアスな曲を唄っているのを聴いてると,もはやハードコアというスタイルにはこだわらないというか,LAUGHIN' NOSEというスタイルを打ち出したいのかなぁと思ってしまいましたです。
 5曲目の“PANTY & COWS”という曲は,ヴォイスチェンジャーを使った声がブツブツ流れる中,スピーディーなドラムとベースの作り出すリズムにザックリとしたギターのカッティング,そして,最後にただ「PANTY & COWS」というシャウトだけがなされるという,パンキッシュですけど,もはやハードコアではない,LAUGHIN' NOSEのパンクとしか言い様のない音を聴かせてくれています。
 6曲目の“PUSSY FOR SALE”という曲は,ギターのユッタリとしたカッティングから始まり,ドラムが入るとスピードアップし,タイトルナンバーらしく,シンプルなんだけどポップなパンクを聴かせてくれます。間奏のギターソロもカッコヨシです。
 7曲目の“GIMMIE JOB”という曲は,徐々に上がっていくギターのアルペジオから始まり,タイトでスピーディーなバックの演奏に合わせて,チャーミーもシャウト気味に唄っている,痛快なパンクロックになっています。でも,シャウト気味に唄っていますが,決してデス声にしないところにLAUGHIN' NOSEの方向性が感じられますねぇ。
 8曲目の“SO FAT”という曲もギターのアルペジオから始まり,ミドルテンポのパンクロックになっています。しかし,さっきからミドルテンポっていう言葉を使っていますが,これはあくまでもハードコアパンクのスピード感に基づいてですので,一般の音楽からすれば速い部類には入ると思いますけどね。ポップであるためにはあまり速すぎるとメロディーがなくなってしまうので,これくらいのテンポに落ち着くのは仕方ないのではないかと思いますし,曲の長さも結構ありますので,聴き応えもありますです。
 9曲目の“LASTIN' MEMORY”という曲は“PUSY FOR SALE”ではラストナンバーになりますが,フェイドインで始まり,フェイドアウトで終わる短い曲になっているのですが,確かにポップになったのですが,全曲英語詞なので,ここから先は日本語詩に切り替えるかどうかなんだろうなぁという,次の課題が残されたアルバムにはなっていると思いましたです。
 10曲目の“I CAN'T TRUST A WOMAN”という曲は,再録し,再度リリースしたものdすが,これがカッコイイんですよ。ブルースハープだけで始まったと思ったら,メンバーの「Go!」っていうシャウトで怒濤のバンドの音が鳴らされ,スピーディーでハードコアなんですけど,なんていうんだろう,速いのに縦ノリではなく,何となくうねりというか,横ノリを感じてしまうんですよね。ここにLAUGHIN' NOSEのパンクが完成か?という感じの仕上がりになっていますです。チャーミーのブルースハープも少し上手くなったような気がするのはご愛敬ですかね。
 11曲目の“GET THE GLORY”という曲ももちろん再録ですが,やっと歌詞がきちんとできたというか,これまではひたすら「栄光を掴め」って唄っていたのですが,「Hey Come on Punks!Have some fun tonight」等の歌詞が加えられ,一本調子でない曲になっています。しかも,パワフルでスピーディーでカッコヨシで,本当,言うことないですね。
 12曲目の“戦争反対”という曲は,メジャーデビュー盤では“1999“と書き直されていましたが,今聴くのであればどちらかと言えば“戦争反対”の方がいい感じですかねぇ。“1999”っていう言葉は今となっては少し陳腐になってしまいましたですしね。しかも,全編日本語詩に挑戦という意欲作。というか,日本語の方がLAUGHIN' NOSEらしさがアップしていると思うのは私だけでしょうか。ハッキリ言って、キチンとメッセージが伝わってくる方がパンクなんだろうと個人的には思っていますです。
 13曲目の“HELL HOME”という曲は,日本語詩でひたすら速いハードコアの曲なんですが,途中で入るノンディストーションのギターのカッティングがアクセントになっている曲です。しかし,あまりに速いと日本語のメロディーって乗りにくいのねって思ってしまいましたです。正直,何を言っているのか良く分からないぐらい速いです。しかし,そういう意味ではあれだけ速いのに言葉が伝わってくる(その変わりメロディーは捨て去っていますけど。)GAUZEは別の意味で日本語ハードコアの最高峰だなぁと思ってしまいましたです。
 14曲目の“WHEN THE LAUGHIN'NOSE GO MARCHIN'INN!”という曲は,“聖者が街にやってくる”という有名な曲をパンクロックでカバーしたものですが,これがカッコイイんですよ。確か当時は(イギリスの)童謡をハイスピードなパンクロックで演奏して人気のあったTOY DOLLSっていうイギリスのバンドもありましたので,その影響もあるのではないかと思いますが,カバーは元曲を選ぶセンスと,それに新たに乗せる言葉が勝負だと思っているのですが,この曲はしらっとLAUGHIN' NOSEの曲だと言っても全くおかしくない仕上がりになっています。歌詞も本当,パンクな歌詞でカッコヨイです。というか,この歌詞は今でも十分通用するような内容だと思いますです。「戦争も革命も全て奴らのコントロール。スイッチ1つで俺もお前もみんな消されちまうぜ!」なんていう状況はあの頃から全く変わっていないと思いますです。
 15曲目の“TEENAGER”という曲は,最初のギターのカッティングから弾けまくっていて,カッコエ〜!と思ってしまう曲になっています。というか,LAUGHIN' NOSEのファン層ってティーンエイジャーが多かったと思うのですが,ファン層を揶揄するような歌詞をあえて書くところが素晴らしいと思いますです。とはいえ「嘘だらけ,お前らの薄汚れたメッセージ。追い込まれ、仕留められ,まるで兎のように。そんなことを言ったって何も見えない。そんな真似したって叫べやしないのさ。」っていう歌詞は逆説的に頑張れよって受け止められなくはないんですけどね。
 16曲目の“NEVER TRUST A WOMAN”という曲は,既に「女なんて信じない」ではなく,「女どもは絶対信じない」になっているところがパワーアップしているなぁと。「そうさ俺がロック捨てても,お前愛を口にできるのか?」という歌詞があるのですが,ここで「パンク」ではなく「ロック」と言っているところにチャーミーというかLAUGHIN' NOSEの方向性が見えているような気がしましたが,そんなことは関係ないぜっていう感じで飛ばしまくっているこの曲も最高にカッコヨシです。
 17曲目の“NO WAR”という曲は,最初期からのハードコアなナンバーなんですが,青春ポップハードコアとゴリゴリのハードコアが共存できるのか?という気もしましたが,なんとイントロは4部打ちドラムにうねるベースラインで始まり,おぉカッコイイじゃないのと思っていると途中からテンポアップし,ハードコアになるのですが,デス声でなくきちんとメッセージの届く英語詩で唄ってくれているので,これはこれでカッコヨイなぁと思ってしまいましたです。というか,よく聴くと,マルのドラムがメチャ切れが良くてカッコイイナァと改めて思ってしまいましたです。
 18曲目の“COULD BE SO LONELY”という曲は,基本的にナンパの唄だと個人的には思っているのですが,ナンパは男の子の青春だと思っていますので,正しく青春ポップハードコアだと思いますです。まぁハードコアというよりもロケンロール(ギリでパンクか?)な曲なんですけど,そんな感じが歌詞の内容と非常に合っていてよろしいのではないかと思いますです。
 19曲目の“WHEN THE L.NOSE GO MARCHIN'INN”という曲は,基本的には14曲目と同じ録音だと思うのですが,最初にS.Eが入れられ,オトコが雨の中,家に帰ってきてため息をつきながら煙草に火を付け,ラジオのスイッチ入れたらカントリーが流れてきたので,違うなぁということでチューニングを変えたらLAUGHIN' NOSEの曲がラジオから始まるという凝った作りになっているのですが,この小細工が非常にカッコヨイです。ミックスダウンもこっちの方がきちんと音が出ているという感じで,そこは無料配布ソノシートと金を払って買うレコードでは違うよなぁと思ってしまいましたです。
 20曲目の“TAKE YOUR SITUATION”という曲は,メジャーデビュー盤の2曲目の曲ですが,メジャーデビュー盤ではカットされていたイントロのドラムソロが入っており,個人的にはいきなり「Take your situation」で始まるメジャーデビュー盤のアレンジよりもこっちの方が好みですねぇ。多分,メジャーデビュー盤の録音テープを使って作られたのだと思いますが,さすがメジャーですよねぇ,バンドの音はタイトですし,バックのコーラスはキレイに決まっています。デビュー前の配布なので,AA RECORDS関係になっていますが,実はVAPレコード関係の音源だったりするのですが,まぁデビュー前なのでいいかと。
 ラストナンバーの“VIVA LA REVOLUTION“という曲は,LAUGHIN' NOSEでは珍しいカバーなんですけど,音が悪すぎて聞き取りにくいのですが,ポップな感じが当時のLAUGHIN' NOSEのコンセプトに合っていたということなんでしょうね。「ビバ!革命!」っていうのはLAUGHIN' NOSEが音楽で起こした革命(そんなに大きくはないと思いますけど。)とリンクするような気がします。
 というわけで,2回にわたってLAUGHIN' NOSEのAA RECORDS時代のコンプリートアルバムを紹介しましたが,こうやって聴くと,やっぱりパンクって好きだなぁと思ってしまいましたです。とは言え,最近の若手のパンクはもう付いていけない感じがあるので,昔のアルバムの再発を探すか,同年代のパンクスのアルバムが出るのを見つけるしかないんですけどね。

 話は変わって,今日の午前中は子供のパスポートができたので子供と一緒に受け取りに行ったのですが,昼ご飯を食べてから帰ることになっていたものの,昼ご飯まで時間があったので,昼ご飯の場所で12時に待ち合わせることにして,久しぶりにパソコン関係の店を回ったりしたのですが,う〜ん最近は本当にプレイヤーって売っていないのねぇ〜と思ってしまいましたです。今使っているZEN X-Fi3が壊れたら,もうプレイヤー専用機は手に入らないと思うので,次はどうしようかなぁと思っていますです。まぁ,そんなにすぐに壊れるようなことはないと思いますが,MeMO Padで繋ぎながら,次の機種を買うということになりそうなのですが,個人的にはMeMO Pad用でPower ampっていう音楽プレイヤーを使っているので,トイザらスで子供向け4インチタブレットのKurio 4S touchとかいうのが1万2000円で売っているようなので,これを買って不要なソフトは削除しまくって,32GのマイクロSDカードを突っ込んで,音楽プレイヤー端末にカスタマイズするのもいいんでないかいと思っていますが,こういう商品がこれから先増えて,選択肢が増えるのであれば,こういう方向へシフトするのもアリかなぁと思っていますです。4インチタブレットなら首から下げてもそんなに邪魔にはならないでしょうしね。まぁ今すぐ必要なわけではないので,もう少し様子を見つつ,とはいえ,クリエイティブからアンドロイド系の小型音楽プレイヤーが出ないかなぁと少しは期待していますが,やっぱり無理かなぁとも思ったりもしていますが,どうなるんでしょうかね,いったい。