ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

BAD SIGNAL/GOOD SIGNAL(BAD SIGNAL)/V.A


 本当,最近は仕事をさぼってプレトレに乗ってどこかに行きたいなぁ・・・などと思ってしまうくらい天気が良くて,いい感じでございますです。実は先週の土曜日は夜勤だったのですが,夜勤明けの日曜日,プレトレに乗るような体力は残っていないんだろうなぁと思いつつ,あまりの天気の良さに走りに行きたい!と思ってしまい,まぁゆっくり,のんびりなら大丈夫だろうと思って走り出したのですが,やりだしたら止まらない,やりだしたら止まらない(by 遠藤ミチロウ様)私なので,相変わらずゴイゴイと走りまくってしまいましたです。まぁそれでも最後まで体力が持ったのでいいんですけどね。しかし,帰りの道で前にのんびりとしたケイデンンスなんだけどそこそこ早い自転車が1台とその前にシャカリキに漕いでいる自転車が1台いまして,ゆっくり漕いでいる方は多分本物のクロスなんだろうなぁと思いつつ近づいてみると,やはりGTのクロスでした。で,まぁ追い抜かせてもらって,さらに走って,その前の自転車に追いついてみると,なんといい年をしたオッサン(自分のことは棚に上げて,何を言っているんでしょうか・・・)が多分6速のどノーマルのシティサイクルで激しく漕いでるんですね。これはこれで,おぉすげえなぁと思っていると,後ろから近づいている私に気づいたのか更に漕ぎだして,いや別に私は何かしようと思っているわけではないのですけど・・・と思っていると,その自転車は途中で左折して消えていってしまいました。いったい何だったんでしょうかね?まぁ,私は帰り道(既に40キロ近く走っていたの。)で,既に無理して追い抜くような体力は残っていなかったんですけどね。

 で,今回と次回はは亀戸ハード・コアがやっているSONIC FLOW REVOLSIST RECORDSの2枚組パンク・コンピレーションアルバムの“BAD SIGNAL/GOOD SIGNAL”を紹介したいと思いますです。これまで,あまりコンピレーションは聴いていない(はずれのバンドが多いと悲しいので。)のですが,今回はTHE LOUDSも一枚噛んでいるSONIC FLOW REVOLSIST RECORDSだし,2枚組で1800円と大変お買い得になっているので,これなら半分捨て曲でもいいか・・・と思って買ったのですが,これが大当たりでございまして,パンクだのロケンロールだの大好きな人は買ってみて損はないと思いますです。いぬん堂の通販で買えますので。
 というわけで本題に入りましょうかね。1曲目はパラケッツの“ろくでなしの夜”という曲ですが,パンカビリーっぽい曲がもの凄くカッコヨシな上に,ヴォーカルのタイガの少ししゃがれた声がまたカッコヨイです。でもって,やさぐれ感がめいっぱい感じられて,「ウソでかためろ,やけっぱちの夜。ウソでかためろ,ろくでなしの夜」だなんて唄ってくれるもんですから,最初からやられてしまいましたです。
 2曲目はMeTALpiLLの“UNDERGROUND DEAD END”という曲ですが,MeTALpiLLと言えば,ヴォーカル・ギターのヒデタカがLOUDSのギターなので,ゴリゴリと畳みかけてくるパンクだと思っていたので,イントロのノイジーな展開からこれは来るか!と思っていたら,唄が始まると畳みかけるというよりも一回り大きなビートで英詩をシャウトしてくるところがカッコイイです。これ,ライヴで聴いたら多分,踊り狂いながら一緒にサビをシャウトしてしまうなぁと思ってしまいましたです。
 3曲目はMontecarlo Scrap Flamingoの“Hong Kong”という曲ですが,ディレイのかかった空間的なギターと疾走感のあるドラムで始まったと思ったら,いきなり轟音系になったりと,この切り替わり具合がカッコイイです。このバンドも英詩なんですけど,知らずにラジオから流れてきたら,イギリスの新人バンドとか言われても信じてしまうだろうなぁという感じでございます。
 4曲目はWITHOUT SYSTEMの“アシタアタシ”という曲ですが,イントロからして,パンク!ってな感じで始まり,おぉ正当派のハードコアパンクサウンドが炸裂していますです。ヴォーカルもきちんとデス声で日本語詩なのに何を唄っているのか分からないところも,まさしくハードコアの様式美でございますが,そこも含めてカッコヨイでございます。
 5曲目はWATCH OUTの“SNEEZING”という曲ですが,パンクというよりもハードなロケンロールだなぁと思いつつ,この曲もなんかやさぐれ感がめいっぱい感じられて,ロケンロールだよなぁと思ってしまいましたです。特にサビの「飲んで暴れて街へ繰り出せ!」のくだりなんて特にね。
 6曲目はNILGREEDの“Don't Stop Running Up”という曲ですが,いいねぇ,このバンド。ポップ系のハード・パンクなんですけど,70年代パンクのカッコヨサをプンプンとにおわせてくれますです。こういうのを聴くと,思わずPUNKS NOT DEAD! って拳を上げて言いたくなってしまいますね。
 7曲目はTHE RUDEBOYSの“MIND REVOLUTION”という曲ですが,さすがキャリアが長いだけあって他のバンドとは質感が違いますです。個人的には後期THE ROOSTERSに近い音かなぁと思ってもみたり。特にヴォーカルの声質が大江さんの若い頃に似ていることや,ネオ・サイケ系の音にしているところもそういう感じを受けてしまうのかなぁなんて思ったり。とは言え,THE RUDEBOYSももう結成30年近いので,このままこの感じで突っ走ってもらえればと思いますです。
 8曲目はthe C&Cの“Look My Style”という曲ですが,これがもう,ピストルズをテンポアップしたような感じで,最高にイカしていますです。本当,ピストルズというかロンドンパンクが好きな人にはぜひ聴いて欲しいなぁ。スピーカーの前でニヤっと笑いながら,その向こう側でもニタリと笑われている感じでございます。
 9曲目はMOSQUITO SPIRALの“ISOLATION“という曲ですが,元GASTUNKBAKIがヴォーカルなんですけど,バックの強烈なハードロックに負けないBAKIのヴォイスはやっぱすげえなぁなどと思ってもみたり。というか,BAKIのヴォーカルに真っ向から立ち向かうバンドの音もはっきり言って凄いです。MOSQUITO SPIRALはこの1曲しかないのが非常に残念でございますです。
 10曲目はThe spankingsの“Before is fades away”という曲ですが,3ピースらしいシンプルで小気味よいロケンロールを聴かせてくれています。前の曲がとんでもなくヘヴィな曲だったので,このシンプルさにホッとしたりもしますです。
 11曲目はゲタカルビの“ゲタカルビ”という曲ですが,ヴォーカルは言わずとしれた元アナーキーの仲野茂なんですが,このタイトルとは段違いにカッコヨイロケンロールナンバーになっていますです。なぜにバンド名がゲタカルビなのか私には全く分かりませんが,そんなことはどうでもよいというか,ゲタカルビはゲタカルビなんだよ!と無理矢理思わせてくれる,素晴らしいテーマ曲でございますです。
 12曲目はCATSUOMATICDEATHの“Daphne“という曲ですが,イントロのエフェクトをかけまくった音からしてやられてしまいましたが,ストレートな曲にシンプルなメロディー,タイトなリズムで英詩でキメてくれるのですが,このバンドも知らずに聴いて,イギリスのバンドとか言われると信じてしまいそうだなぁ・・・てなくらいカッコヨシでございます。
 1枚目のBAD SIGNALのラストナンバーを飾るのはLOUDSの“SCARS 10”という曲ですが,元々はLIVE DVDに“SCARS 09”として入っていたのですが,リアルタイムに世相を切り取るのもパンクの心意気ならば,まさしくこの曲はパンクであるとしか言えないです。3コーラスの歌詞をあえて書き換え,「兵を退け,基地を許すな,宜野湾!普天間!名護!辺野古!」とハードでスピィーディーでどう聴いてもパンクとしか言いようのない音の固まりに乗ってシャウトされると,鳩山!この曲を聴け!何が5月末までに決着だ(結局はまたもやいい加減に撤回されましたけど。),ふざけんな,もっとじっくり考えて,きちんとした結論を出せ!と私に珍しく社会派な発言をさせてしまうような曲でございます。
 次回は,引き続きGOOD SIGNALについて語りますので,お楽しみに(ってそんな人がいるのかぁ?)。

 で,話は変わるのですが,最近夜勤明けに松屋でビビン丼を朝ご飯に食べて家に帰るのが定番化しつつありますです。個人的には,すき家のねぎ玉牛丼1.5盛り最強!派なんですけど,夜勤明けはなんだかみそ汁も飲みたいし,すき家でねぎ玉牛丼1.5盛りにおしんこセットを頼むと500円を超えてしまうので,そうするとビビン丼ならみそ汁が付いていて,キムチと卵がのっていて430円だしなぁというわけで,ついついビビン丼に心が奪われてしまうんですよねぇ。今晩は知人のライヴを見に行く予定にしているので,一人で何か食べてから行こうと思っているのですが,なか卵の和風牛丼っていう奴がなんか気になるので,食べてみようかなぁなどと思っていますです。しかし,あくまでも吉牛は射程範囲外なのは,きっと私がそういう人間なんでしょうねぇなどと思ってみたりして。まぁ,ハンバーガー系のジャンクフードはおなかがいっぱいにならない割に高くて油で胸焼けがする(要するに歳なんですね。)ので,すき家だの松屋だのなか卵が好きなだけなんですけどね(だから,なんでそこに吉牛がないの?と自分で自分に突っ込んでみたりして。)。