ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

LAUGHIN' COMPLETE AA TRACKS(DREAM DISC)/LAUGHIN' NOSE


 ゴールデンウィーク後半終盤の今日この頃ですが,いかがお過ごしでしょうか。フルカワは基本カレンダーどおりの仕事+昨日は夜勤でしたので,ゴールデンウィークって何ですか,それって美味しいの?って感じですが,それでもお休みで朝ゆっくりできるのはうれしいものでございます。で,この間の日曜日は何とか雨も降りませんでしたし,嫁さんからも「お昼は適当に食べておいて。」という神のような言葉をいただきましたので,早めに昼ご飯を食べて,東方面海岸コースを90キロほど走らさせてもらいましたです。久しぶりに東方面海岸コースのいつもの峠のコンビニまで走ろうと思ったんですけどね,なんかもう5キロ走れば往復90キロだよなぁということで,そのまんま走らせてもらいましたです。久しぶりの往復90キロでしたので,帰りは少し足が回らなくなってしまいましたけど,ま,そこはそれで,ボチボチ慣らしていけばいいかと。で,月曜日は大人しく仕事に行ったのですが,子供が学校行事の関係でパスポートを5月中に取得しないといけなくなったので,水曜日を休まないといけなくなったので,上司にそのことを説明し,水曜日はお休みをいただきましたです。火曜日は休日だったのですが,天気が悪かったので,家で腐っていましたが,水曜日は午前中にパスポートの申請関係を終わらせ,早めに昼食を食べて,久しぶりに北方面峠コースを走らさせてもらいましたです。久しぶりの峠越えなので大丈夫かなぁと思ったりもしましたが,無事,峠を越え,ついでに早めにスタートしたから今日も往復90キロ走ってしまえとばかりに少し足を伸ばしましたが,う〜ん復路は向かい風になってしまい,またもや足が回らなくなってしまいましたですねぇ。しかし,やっぱりロードは速いねぇ。峠の下りに入る前にコンビニで休憩している3台のロードを見たのですが,峠の下りで向かい風で速度が乗らないなぁと思いながらもゴリゴリと下っていたのですが,途中でサクっと抜かれてしまいましたです。チラっと見たフレームにはデ・ローザとか,コルナゴとか書いてありましたので,どんどん抜いてやってくださいという優しい気持ちになれましたので。その日もヘロヘロになりながらも無事,家までたどり着けたので,良かった良かったということで。で,木曜日と金曜日は真面目に仕事をしたのですが,金曜日に家に帰ってから仕事の関係で連絡があり,土曜日にどうしても出勤して確認しておかないといけないことができてしまったものの,午前中は嫁さんと子供をプレオで送る約束をしていたので,やむなく土曜日は朝5時に起き,6時の新幹線に乗り,8時までに確認作業を終わらせて,また家に帰るという荒技をさせていただきましたです。で,無事に嫁さんらをプレオで送り届け,またもや「昼ご飯は適当に食べておいてね。」という神のような言葉をいただきましたので,朝5時起きという体調にもかかわらず,昼ご飯をサッサと食べて,西方面海岸線コースを走らさせてもらいましたが,家を出る前から妙に風が強いんですよねぇ。嫌な予感がしつつも,今日も90キロ走りましょうかねということで往路は良かったんですよ,往路は。復路はメチャ向かい風で20キロ前後しかスピードが出なくて,久しぶりに心底バテてしまいましたです。持って行ったバームも久しぶりに残ることはなかったです。とはいえ何とか家まで無事にたどり着いたんですけど,少しヒヤットした話を。往路の段階からなんかフロント周りから異音がするので,何の音かなぁと思いつつ走っていたのですが,復路では荒れた路面の段差で何かカクっという感じが出るようになり,何だろうなぁと思いつつ家まで帰り,駐輪場に入れる前にいろいろと確認してみたところ,フロントのクイックレリーズが少し緩んでいたために,フロントホイールにガタツキがあったようでした。走っているときに緩みきって外れたら大けがだったよなぁと思いつつ,タイヤを交換したときの締め方が少し緩かったのかなぁと反省しました。やはりガッツリ締めないとね。正直,これでフロント周りを修理しないといけなくなったら,いよいよプレトレともサヨナラかなぁと思っていたのに,なんのことはなく治ってしまったので,まだまだプレトレで走らさせてもらいますよ。タイヤも交換したばかりですしね。しかし,1か月のブランクがあったっていうのに,ちょっと走りすぎかなぁと思わないでもないのですが,まぁ走りたいから走っているんだし,まぁいいかぁということで。

 で,今回はなぜかPUNKを久しぶりに体(心か?)が求めてしまったので,LAUGHIN' NOSEの“LAUGHIN' COMPLETE AA TRACKS”っていう奴を買ったので,それの紹介をしたいと思いますが,2枚組で中身が濃いので2回に分けて紹介させていただきますです。LAUGHIN' NOSEっていうバンドは知る人ぞ知るPUNKバンドで,1980年当初のハードコアパンク黎明期から活動を始め,このアルバムのタイトルになっているAA RECORDSを立ち上げて,自分達のバンドだけでなく,気に入ったバンドのレコードも発売し,いわゆるインディーズブームを起こし,当時はインディーズ御三家とか呼ばれていたバンドなんですが,地方都市在住宝島世代としてはやはりはまりましたよ。P.O.W(PUNK ON WAVE)っていうチャーミーと横山SAKEVIが共同編集の雑誌まで買ってしまいましたよ。まぁ。メジャー2作目までは買いましたけど,それからはなんか違うなぁという感じで買わなかったのですが,今回,どうせ聴くならAA RECORDS時代でしょというわけで,買ってみたのですが,ゴリゴリのハードコアからポップ路線までの流れがよく分かるコンプリートアルバムになっていて,聴いていて面白いです。
 ちなみに1曲目と2曲目は伝説のV.A“OUT SIDER”から,3曲目と4曲目もメジャーから発売されたとんでもないV.A“GREAT PUNK HITS〜REBEL STREET 2”から,5曲目から9曲目からはAA RECORDSからの初リリースとなった“GET THE GLORY”から,10曲目と11曲目はAA RECORDSからリリースされたV.A“ハードコア不法集会”から,12曲目から14曲目はライヴ音源となっています。
 1曲目の“A BOMB WILL BE NEVER DIE”という曲は,ひたすら速いベースにドラム,ノイジーなギター,何を唄っているのか分からないデス声のヴォーカルと,正しくハードコアパンクなんですが,何を唄っているのか分からなくて,ハードコアパンクになじめなかったのを思い出してしまいました。今なら,これはこれで楽しめるんですけどね。っていうかブンブン唸っているベースがパンクだねぇと思ってしまいましたです。
 2曲目の“NO WAR”という曲は,後の“NEVER TRUST WOMEN”にも再録されていますが,「NO WAR!」というシャウトは分かるのですが,後は何を唄っているのかは分かりません。しかし,今回,初期の音源を聴いて思ったのですが,ばちかぶりがパンクだったころ田口トモロヲの唄い声もこんな感じだったなぁと思ってしまいましたです。再録されたものよりも一本調子な感じなのはハードコアなので仕方ないんでしょうね。
 3曲目の“GET THE GLORY”という曲は,後にも再録されていますが,やっぱりこの曲はポップだよねぇ。ハードコアとは徐々に一線を画しだしたのはこの曲があったからなのかなぁと思いつつ,歌詞が「栄光を掴め」と「GET THE GLORY」しかないので,勢いはあるのですが,やはりちょっと一本調子な感じが否めませんね。
 4曲目の“PERDITION”という曲は,イントロのノイジーなギターの音だけであ〜ハードコアと思ってしまう曲です。チャーミーのヴォーカルもやはりデス声なので,ハードコア色全開です。いちおうメジャーからのリリースなので,デス声とはいえ何を唄っているのかは聴こえるので,イイ感じなんですが,途中でリズムが走ったりしているので,バンドとしては発展途上という感じだったんでしょうかね。
 5曲目の“DEATH TRAP”という曲は,あ〜これもハードコアですねぇ。これまでの曲と違い,基本,日本語詩なんですけど,チャーミーのヴォーカルはまだまだデス声で,速くてノイジーとハードコアの要素満点です。オーバードライブさせたベースのブイブイした音がカッコヨシです。
 6曲目の“RUSSIAN ROULETTE”という曲は,これもハードコアの定型みたいなギターリフにチャーミーのデス声が絡まる,非常にハードコアな曲になっています。ミドルテンポ(ハードコアにしてはですよ。)の重くてカッコヨイパンクに仕上がっています。この曲はデス声過ぎてチャーミーが何を唄っているのかよく分からないですが,地を這うようなPONのベースがカッコヨシです。
 7曲目の“NO WAR”という曲はライヴ録音なのですが,やはりチャーミーがデス声で何を歌っているのかよく分かりませんが,途中で客が乱入しているかのような声が入っていたりして,当時のシーンの雰囲気が伝わってくる音源になっています。そういう意味ではパンクだなぁと思ってしまいましたです。
 8曲目の“HOW TO KILL”という曲もライヴ音源なのですが,タイトルからしてハードコアだねぇという感じですが,演奏はもちろんハードコアです。単調で突進するようなリズム体にギターのカッティング,ひたすらデス声でシャウトしまくるヴォーカルと,まさしくハードコアパンクの様式美だなぁと思ってしまいましたです。 
 9曲目の“SATISFACTION“という曲は,ストーンズの曲とは全く違うのですが,ハードコアというよりも,ギターのリフにロケンロール感じてしまいましたです。チャーミーのデス声は相変わらずですが,何となくゴリゴリのハードコアからシフトしていく感じがこの曲からは感じ取れるような気がしました。
 10曲目の“I CAN'T TRUST A WOMAN”という曲は,はっきり言ってハードコアでは革命的な曲だと思います。挿入されるブルースハープ,デス声を排したヴォーカル,そして少しポップなメロディー,ブレイクした後に入れられるちょっとスラップしたベース,S.E的に使われるシンセの音と,この曲からLAUGHIN' NOSE流のハードコアパンクが始まったのではないかと思います。スピーディーなんだけど,ノイジーでなく,ポップなんだけどひたすら疾走していくLAUGHIN' NOSE流のパンクが楽しめます。あと,ブルースハープはそんなに上手くないんですけど,ハードコアでブルースハープを入れるっていうセンスが素晴らしいと思いますです。
 11曲目の“SCENE DEATH”という曲は,うって変わってハイスピードでハードコアなバックの音に乗せて,デス声でないチャーミーのシャウトが絡まる曲になっているのですが,フルカワ的にはこういうハードコアが聴きたかったんだよという曲になっています。無理無理にデス声にしなくていいんじゃないの?歌詞に伝えたい中身があるならきちんと伝わるように唄えばいいんじゃない?っていう私のハードコアパンクに対する疑問に対する回答がこの曲に提示されていると思いましたです。
 12曲目の“M.O.J”という曲は最初期の頃のライヴ音源ですが,ドタバタしたリズム体にシャウトしまくりのチャーミーのヴォーカルと,う〜んハードコアっていう感じの曲ですね。
 13曲目の“DEADLY ORDER”という曲も初期の頃のライヴ音源ですが,いかにもカセットデッキ一発録りという感じの音がたまらないというか,どういう音を出せば,こんなにバランスの悪い出音になるんだろうか?と思ってしまいましたが,このバランスの悪い出音がパンクというものなんでしょうかね。確かにやたらベースの音が大きくて,小さいホールだと出音のバランスが取りにくかったよなぁと当時を思い出してしまいましたです。
 ラストナンバーの“DISTORT IN YOUR MIND”という曲は,チャーミーの「DISTORT IN YOUR MIND」というつぶやきが何回か繰り返され,12曲目同様,非常に出音のバランスが悪い(というか,ひたすらベースがブンブン唸っている感じ。)んですけど,小さいホールでしょうし,こういう音になってしまうのは仕方ないんでしょうね。ベースのボリュームはフルボリュームっていうのがパンク系ベーシストの常だったもんなぁ。
 しかし,こうやって聴くと,“I CAN'T TRUST A WOMAN”という曲gはハードコアパンクに取って革命的な曲だったんだなぁと思ってしまいました。この曲がなければ(というか,こういうアプローチの仕方をしなければ),多分,LAUGHIN' NOSEはあそこまで取り上げられることはなかったでしょうし,今も活動をしていることはないのではないかと思ってしまいましたです。そういう意味ではこのアルバムのこのCDは資料的にも非常に価値のあるものではないかと思ったりもします。

 というわけで,今日は夜勤明けなので,ブログネタを打ちつつも体が非常に重たかったりするのですが,午前中は雨でしたし,今日はゆっくりとさせてもらって,明日は天気が良さそうなので,連休最終日ですし,ごりごりとプレトレで走りに行きたいなぁと思っていますです。4連休で2回走りに行ければ,まぁいいんでないかいなんて思ったりもしていますです。
 ところで,パソコンにインストールしていたコンフォータブルPCとかいうチューニング用フリーソフトがなぜか起動しなくなったですし,最近,何となく動作が重かったりするので,この際,チューニング用ソフトを入れてしまえというわけで,手っ取り早くあうんロード販売しているものを探してみると,ライフボートが販売しているTuneUp Utilities 2013という奴が結構便利そうだったので,サクっとインストールさせてもらいましたです。多分,劇的な効果って奴はないんでしょうけど,気持ち速くなるといいなぁという感じです。まあ,たまにはチューニング系ソフトできっちり不要なものを削除するのも良いことだと思いますので,パソコンも定期的にサクっと掃除しようかなぁと思っていますです。