ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

noon moon/原田知世


 今週は愛用している電気製品のトラブルというかなんというか,まぁ自分が悪いっていうのもあるんでしょうけど,ちょっと焦らせてもらいましたです。まずは,愛用のパソコンなんですが,チューンアップソフトも入れたし,この際メモリーも増設して気持ち速くしようかね?と思い,アマゾンで2ギガのメモリーマザボが古いので,これで精一杯なんですよね。)を2枚4800円で買ったところ,早々に届いたので,仕事を少し早めに切り上げて,メモリーの増設をしたのですが,これが相性が悪いのか,マザボが悪いのか,1枚なら起動するのですが,2枚刺すと起動しなくなってしまい,これはダメだなぁと思い,元の2ギガのメモリ-を差し直して組み直し,再起動させたところ,今度はスタートアップ修復が始まってしまい,どうなってんだよ?と思いつつも,スタートアップ修復が終了したので,ヤレヤレと思っていたら,若干,設定が前に戻ってしまったようで,チューンアップソフトがインストールされていない状態になってしまいましたです。で,チューンアップソフトをインストールして,なんだかんだやっていると,もう11時過ぎではないですか。う〜ん,酒を飲んでサッサと寝ましょうということで,なんとかパソコンは使えるようになったので,まぁいいかということで。次のトラブルは愛用しているクリエイティブのZEN X-Fi3なんですが,水曜日にバッテリーが少なくなったので,パソコンに接続して充電していたのですが,充電完了の表示がされたのでパソコンから取り外し,翌朝,仕事に行くとき,さて今日は何を聴きながら行こうかな?と思いつつ,電源スイッチを入れるものの,んんん?起動しないではありませんか。何度やっても起動しないので,諦めて電車の中では木曜日だったのでモーニングを読んでいたので,無音で我慢したのですが,駅から職場まではMemo-Padにヘッドフォンを接続し,岡村ちゃんを聴きながら出勤したのですが,このままZENが壊れたら,まともなポータブルプレイヤーなんてもう売っていないから,トイザらスで子供向けスマホを買うしかないか?と思いつつ,職場のパソコンに繋いで確認してみるかと思い,職場のパソコンにZENを繋いでみると,なぜかバッテリー表示が全くなく,充電されて行くではありませんか。う〜ん,この時点では原因がよく分からなかったのですが,とりあえず職場のパソコンでフル充電ができたので,帰りは何とか音楽を聴きながら帰ることができましたです。で,家に帰って何が原因だったのか調べてみてもよく分からなかったのですが,今朝,チューンアップソフトの再設定をしていると,「携帯デバイスとの同期をオフにする」という項目にチェックが入っているではありませんか。ということは,これがオフになっていたら,デバイスを接続しても基本的には認識しないということで,これがイタズラしていたのではないかと思い,この設定はオフにさせていただきましたです。今,私の目の前でZENの充電をしていますが,とりあえずパソコン側ではきちんとZENを認識していますので,多分,問題なく充電できるのではないかと思っていますです(というか,充電できている状態になっていますし。)。とりあえず子供用スマホへのチェンジは少し先延ばしになったので少しホッとしましたです。
 で,使えなかったメモリーですが,さすがアマゾンですねぇ。開封品でも半額は返金してくれるということなので,ブログを書く前に返品手続をさせてもらいましたです。あとは郵便事故に遭わずに無事に市川のアマゾンに届けば,返金メールが届くと思うので,一安心ですね。というか,使えないメモリーが目に付くところにあると,非常に嫌な気持ちというか,複雑な気持ちになっていたので,これで本当スッキリしましたです。
 
 パソコン関係の話はこれくらいにして,今回は私にとっては永遠のアイドルでございます原田知世が5年振りにアルバムを発表しましたので,それに触れないわけにはいくまいというわけで,“noon moon”を紹介させていただきますです。で,“noom moon”とはいったいどんな意味なのかと調べたら「昼間の青い空に透けて見える月」という意味だそうで,うんうん原田知世らしいよねぇということで,今回もプロデューサーは伊藤ゴローなので,大体,音の雰囲気は見当が付くのですが,1曲目には坂本龍一がキーボードで参加しているということなので,相変わらずYMO繋がりよのうと思ってしまいましたです。宣伝では「親しみやすいメロディーで,ちょっとノスタルジック。80年代のポップスへオマージュを捧げながらも,まさに今のサウンドです。」とあったので,どんな音になっているのか非常に楽しみにしていました。個人的には80年代アイドルポップを原田知世が再構築するのなら面白いかも?と思っていましたが,これは良い意味でも悪い意味でも裏切られたという感じでしょうか。
 1曲目の“青空の月”という曲は,穏やかな音をバックに原田知世がユッタリと唄っているのですが,テンション上げるぞ〜!っていう時には物足りないのですが,落ち着いて,そうだなぁ,夜に一杯飲みながら昔のことを思い出してみたりしながら聴くと染みるかなぁと。坂本龍一のシンプルながらツボを抑えた少しジャジーなキーボードもナイスですねぇ。なんとなく懐かしい気にさせるメロディーラインとアレンジなんですけど,多分,これは80年代をリアルタイムに生きてきたからなのかなぁと思ったりもしましたです。
 2曲目の“うたかたの恋”という曲は,「紙の月」というNHKのドラマを演じた原田知世が,そのドラマのストーリーにインスパイヤされて作った曲とのことで,可愛らしいアコピの音で始まったと思ったら,ちょっとダークでシンプルなメロディーラインを原田知世が唄い始めるのですが,シンプルなバックの音の隙間で伊藤ゴローのギターのカッティングによるリフもイイ感じで入っています。「それはきっとうたかたの恋。だけどもう,あの場所へ帰れないから。」なんて,なんかこの歳になると意味深というか,いいよねぇと思ってしまいましたです。エンディングもフェイドアウトに頼ることなく,スパッとぶった切るように終わる潔さもカッコヨシと思ってしまいましたです。
 3曲目の“Double Rainbow”という曲は,あぁ〜ギターポップという感じのイントロで始まり,凝ったものはなにもなく,シンプルなポップな音をバックにエフェクトが掛かっていないんじゃないの?って思えるくらい,素の声で唄っているみたいで,なんかいいですねぇ。歌詞の内容も大人の素直なラヴソングで「夢見てたあの頃は気がつかなかった,小さなしあわせ。」なんてフレーズは,夢見るお年頃なんて遙か彼方へ行ってしまったからこそ唄えるし,それが聴いているこちら側にも染みるのだろうと思いましたです。
 4曲目の“A Moment Of Clarity”という曲は,シンプルなピアノで始まり,そこに原田知世がこれまたシンプルなメロディーラインで英語詩を重ねていくのですが,英語詩になると少しキュートな声になるのは気のせいではないはず。全編,こういう声で唄ってほしいような気がしないでもないのですが,ここ一番でこういう声で唄うからいいんでしょうねぇ。
 5曲目の“走る人”という曲は,イントロからして,んんん?これは前作に入っていた“黒い犬”?と思ってしまいましたが,それは違っていましたが,音の手触りは“黒い犬”だよなぁと思いつつ,フルカワ的には犬の唄よりも人の唄の方が良いので,問題なしということで。「なにひとつ持たず走るあの人は,だれよりも自由に見えた。」という歌詞はなんかいいねぇ。いろんなものを持って(というか背負ってというか)しまっている年代ですもの。なにひとつ持たずに自由に走りたいというのは少しあこがれだったりもしますね。
 6曲目の“My Dear”という曲は,ループする感じのピアノのフレーズが印象的なイントロで始まり,原田知世お得意のウイスパー系の唄い方で英語詩を唄っているんですが,本当,こういう英語詩の唄を聴いていると,昔のHelp Me Lindaの拙かった唄が遙か昔ですよねぇ。全体的に柔らかな音の中で拭かれるクラリネットの音色がこれまたイイ感じです。エンディングのループする感じのピアノとクラリネットのアンサンブルもいいですね。
 7曲目の“LOVE”という曲は,トーレ・ヨハンセンと組んで作った“I could be free“に収録されていた曲の再録ですが,出だしのガットギターを中心とした音が,いかにも伊藤ゴローだなぁという感じですが,ガットギターとマラカスだけのシンプルな音をバックに唄っているのですが,なんかスピーカーの少し後ろに原田知世が居て,唄ってくれているような気になってしまいました。
 8曲目の“レモン”という曲は,出だしの「檸檬色の雲に」の「檸檬」の唄い方があまりにも印象が強すぎるんですが,薄めの音でシンプルだけど,なんとなくカラフルな感じを受けるのは,多分,原田知世の唄い方や声質かなぁと思ってみたりもします。「あまい思い出みつけたよ。大好きなメロディー閉じ込めて唄う。」って歌詞もオジサンになるといろいろと深読みをしてしまいつつも良い歌詞だなぁと思ってしまいましたです。
 9曲目の“名前が知りたい”という曲は,作詞を詩人の池澤夏樹が書いていますが,少しジャジーなアレンジ(ウッドベースのレンジの広い音がイイ感じです。)で少し淡々と唄う原田知世にピッタリ合っている感じがしますねぇ。「知りたいのはさ,きみの名前。笑顔の奥,秘密。」なんて歌詞は少し対象年齢が若いような気がしないでもないのですか,少し若作りした声で唄っているので,まぁいいんじゃないでしょうか。
 ラストナンバーの“Brand New Day”という曲は, なんかエド・ツワキとの離婚があってこの歌詞なのかなぁと思いつつ,メロディーラインの強さが80年代ポップスを感じるなぁと思いつつ,ギターを中心にしたシンプルなアレンジだけでここまで雰囲気を出しているところが凄いなぁと思ってみたり。なんとなく,Bithday albumに入っていた“ずっとそばに”を思い出してしまったのはなぜなんでしょうかね。しかし「あなたがくれた言葉を胸に抱いて。道に迷う時が来たら,心でつぶやくわ。」という歌詞は正直少し切ないですかね。
 正直な話,最初はこのアルバムはイマイチかなぁと思っていたんですよね。ジャケット写真は3Dですが,あんまり可愛くないし,“music&me”の“くちなしの丘”や,“eyja”の“Giving Tree”のようなキラーチューンはないし,あんまりパッとしないなぁと思っていたのですが,何度も繰り返し聴くうちに気づきました。今回のアルバムは1曲1曲ではなく,アルバム全体が1曲なんだと。だから,ラストナンバーから1曲目へリピートされても,何らの違和感なく,そのまま聴き続けていけるんですよね。そういう意味ではアルバムとしては地味な感じがしたりもしますが,アルバムを通して聴くとなんだかイイ感じではないかと。だからこそ,10曲入って40分弱という短めの録音時間になっているのかなぁとこれまた深読みしてみたり(正直,原田知世の唄が聴きたいので,バックの演奏を長くして録音時間を稼いでも仕方ないですしね。)。原田知世ファン以外に爆発的に売れるアルバムとは思えませんが,少なくとも,80年代を生きてきた同年代には聴いてもらいたいなぁと思えるアルバムですかね。曲の中でガンバレなんて言葉は1つとして入っていませんけど,原田知世が今もオリジナリティを求めて唄っているのを夜に一杯飲みながら聴くだけでも,明日への励ましになるのではないかと思いますです。

 話は変わって,これまで長年愛用してきた弁当箱が割れていることには気づいていたのですが,まぁいいかとほったらかしにしていたら,とうとう嫁さんから「いい加減買い替えたら?」と言われてしまいましたです。えぇ,そう言われれば買い換えるしかないよね,そういえば職場で使っている蓋付き保温コップも取っ手がぐらついてきたしなぁということで,ブログをアップする前(メモリーの返品をしてから)に買いに行ったのですが,弁当箱は今まで使っていたものとあまり大きさが変わらずに,箸箱が別にいらないものが見つかったので速攻で購入しましたが,問題は蓋付き保温カップで,職場ではパソコンの破損防止のため,蓋の付いていない飲料は机上に置くのが禁止されているので,蓋の付いているものが,いわゆるサーもボトルタイプのものしかなくて,持ち手が付いていないんですよね。う〜ん,困ったなぁと思いつつ,店を回っていると,蓋付きで持ち手の付いてあるカップを見つけたのですが,子供用でディズニーキャラが入っているではありませんか。いい年をしてディスニーキャラ?という気持ちもあったので,店員さんに「キャラのない奴ってないんですか?」と尋ねたところ,持ち手がなければあありますが,ということだったので,少し悩みましたが,ディスニーキャラの有無よりも使い勝手が良い方が良いに決まっているじゃないか!と自分を納得させて,はい,ミッキーマウスの絵の入ったカップをええ歳のオッサンが買わせていただきましたです。週明けの職場の反応が楽しみだなぁということで。
 ところで,明日も降水確率が下がり,良い天気のようで非常に嬉しいですねぇ。週半ばまでは降水確率40パーセントでしたからねぇ。4月はプレトレであんまり走れなかったので非常に気分がよろしいでございます。この間の日曜日も天気が良かったので,北方面峠コースをゴリゴリと走らせてもらいましたので,明日は西方面海岸コースだなぁと思っていますです。走るときに持って出ているヴァームも家に帰るまでにはなくなるようになってきましたので,大分,暑くなったのねと思いつつ,まだまだ暑くてたまりませんという状態ではないので,気持ち良く走らさせてもらわないとね。そんなこんなしていると6月になって梅雨に入ってしまうからなぁ。とはいえ,6月に入ったからといって,すぐに梅雨に入るわけではないので,当分はヤキモキせずに走れるとは思っていますけどね。それよりもニュースで今年は冷夏とか言っていたので,夏に雨が多い方が嫌だなぁって思っていますけどね。