ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

LAUGHIN'ROLL/LAUGHIN'NOSE

 
 暑い暑いと思っていたけれど,朝夕は少しずつ涼しくなって,扇風機なしでも寝られるようになったので,ちょっとうれしいぞ。ついでに,愛車プレオではMP3の聴けるCDプレイヤー(PanasonicのSL-CT500)をカセットアダプターで聴いているんだけれど,カセットアダプターからシャラシャラと結構なメカノイズが出るので,買い換えかなぁと思いつつ,ネジを思いっきり締め直したらノイズが消えたのさ,うれしい。と思っていたら,やっぱりメカノイズが出てしまうので,もう限界かもしれない。仕方がないので,買いに行く時間もないので,アマゾンでクリックしましたです。しかし,新しいのを買ってもメカノイズが出たらどうしようもないなぁ・・・多分大丈夫だろう。
 ところで,先週はなかなかハードデイズでした。日曜の夜は夜勤で,月曜日は早く寝ようと思ったのに,子どもの夏休みの自由研究の資料集めで寝たのが午前2時・・・これじゃあ3時間しか寝られないよ〜のまま,その晩は送別会。せっかくギターのペグを替えて持っていったにもかかわらず,寝不足で酔っぱらっちゃって,チューニングがどうしても合わせられずに断念。で,上司から翌日,きちんとしたギターを持ってきて,きちんと歌うよう命令があったんだけど,終電で帰って朝起きたらひどい二日酔いで,久しぶりにアクエリアスを一気のみしてはゲロゲロと吐いてしまいました。にもかかわらず,愛器オベーションを抱え,新幹線に飛び乗り,夕方までミッチリ仕事をして,歌ったとさ。でもって,昨日は私の尊敬する小林“三代目春駒”一彦さんのライヴがあったので,聴きに行って,帰ったら11時でしたとさ。身体は大事にしたいね〜。だけど,昨日のライヴは小林“三代目春駒”一彦がやっているBand,Far East Loungeの公式海賊盤も手に入れたし,BOOGIE TAIZOっていう初めて聴く人がめちゃ格好良かったので,その人のCDも買ったし,まぁまぁ良い日ではなかったかと。

 で,今週はいろいろとあったので前置きが長くなりましたが,今週は私的には最後のLAUGHIN'NOSEのアルバム(というよりもこれ以降は買ってないのです。)LAUGHIN'ROLLを紹介したいと思います。
 これはメジャー3枚目のアルバム(ミニアルバムも入れて)になるのですが,前作の2枚が音が甘々だったのですが,やっとパンクバンドらしいジャリっとした感じの音になっていますし,テンポも速くなっています。カッコイイです。個人的にはメジャーでの3枚の中ではこれが一番大好きですね。
 まず,1曲目の“Song For U.S.A”ですけど,ディストーションの効いたザックリとしたギターのアルペジオから,ザクザクとしたギターのカッティングのイントロがカッコイイです。歌詞も「後始末ならボケた日本人が勝手にやってくれるさ。おまえはそうさただのDOG OF U.S.A」とか,今も通じる内容でステキです。タイトルは多分,当時意識していたチェッカーズの同名曲に対向しているんだろうと思います。
 2曲目の“R&R DESIRE”はスピード感のあるコーラスからチャーミーのシャウトで始まる,正にパンクってな感じの曲で,「ハイ!俺たちゃ名うてのバカ,Let's ROCK!」なんて歌詞もカッコイイです。ちょっと族っぽい歌詞もありますけど,そこはご愛敬で。
 3曲目の“LONDON NIGHT”は某ツバキハウスというディスコでやっていたLONDON NIGHT(確かD.Jは大貫憲章がやっていたらしい・・・が地方都市在住だった私は行ったことがないけど。)へのオマージュらしい曲らしいのですが,これも歌詞が何となく族っぽいなぁ・・・でも曲はカッコイイですよ。
 4曲目の“BAD TRIP”は,これもスピード感のあるコーラスとギターのカッティングが全てという感じのイントロがカッコイイです。というか,ザックリしたギターのカッティングがスピード感を出していて全編カッコいいんですけど。間奏もつまんないギターソロなんて弾かないでひたすらコードリフでカッコイイですし。
 5曲目の“LAST TEEN”はベースのPONが歌っているのかな。ちょっと毛色の変わった感じですけど,ポップパンク全開な曲でこれもまた,カッコイイですな。
 6曲目の“IN THE CITY”はTHE JAMに同名タイトル曲があるのですが,THE JAMの曲とは違います。これもギターのカッティングがカッコイイな。パンクはやっぱギターの音色が全てだな。
 7曲目の“LAUGHIN'ROLL”はタイトルナンバーどおりのイカシタ曲です。「さぁ,急げ,小屋に駆け込め。今夜イカシタロックンロールパーティー」とかLAUGHIN'NOSEのライヴを彷彿させる歌詞が満載です。しかし,さすが大坂出身というかボケもちゃんと入っていて,「何メンチ切ってんねん。」とか,最高な曲ですね。
 8曲目の“I am I”は最初の「PUNK ROCK NOW!,PUNK ROCK NOW!,PUNK ROCK NOW,Everydays.Do You Wanna Be A PUNK ROKER,NOW!」っていうコーラスもカッコイイですし,あのバブルの頃の世相(ブランドスーツとか,なんて言ったっけ,え〜っと,あ,そうそうVIP CAR(笑)とか。)なんかよりもボロボロのジーンズやワークブーツの方がイカシテイルゼ!って内容なんですけど,あの頃はバブリーな世相に縁のなかった人間としては激しく同意しましたね。 
 9曲目の“BEAUTY MANIAXX”はちょっとハードロックっぽいイントロから,ちょっとポップなメロディが気持ちいい曲です。歌詞も「狂っているのはオマエの方さ。勝手に生きるぜ!BEAUTY MANIAXX!」っていうラストの歌詞がカッコイイです。
 10曲目の“Happy Birthdayはパンクのバラードとしか言いようがない曲です。ピアノのシンプルな弾き語りにチャーミーの少し押さえたボーカルがはまっています。戦地で亡くなった子どもへ捧げる曲になっていますが,1曲目もそうですが,このアルバムが発売されたときは湾岸戦争の時だったと思うので,こういうテーマもアリだと思いますです。
 で,ラストナンバーは“WHITE A CHRISTMAS”ですが,これもあの有名なクリスマスキャロルをご機嫌なハードパンクバージョンにしています。“聖者が街にやってくる”よりも個人的にはこっちの方がバカっぽくて(アレンジとかがという意味で)大好きですね。歌詞はずばり「反戦反核」。「平和な世界に核の雪が降る楽しいクリスマス!」だの「真っ赤な服のサンタクロース,夢奪いにやってくる!」とか最高です。
 
 しかし,この後,野音での事故とかがあって事実上,活動停止になってしまい,その後のアルバムはちょっと違うかなという感じで,これ以降は聞いていないんですよね。PONとNAOKIの脱退ライヴがライブ盤で発売された(内容的にはインディー時代の曲も含めてベスト盤的な内容)のをレンタルで聴いてみたんだけど,ちょっと違うなと思ってしまいました(多分,その頃はなぜか角松敏生だの岡村靖幸だのを聴いてたからかもしれない。)。
 しかし,なんだかんだで復活して,今もLAUGHIN'NOSEを演っているのはスゴイとは思いますけど。

 で,今週も“ビルコレさん、新色のニンテンドーDS Lite欲しい!”ということで。くじ運悪いから,多分当たらないとは思うけどね