ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

Plastic Box(Disc 3)/Public Image Ltd.


 プレトレが治らないまま,明日は11月の下旬に突入しますが,ネットあさひのパーツコーナーをチェックしても,発注中のアラヤのリアホイールはまだ入荷していないみたいですねぇ。まぁ明日からが11月下旬なので,もう少し待つことにしましょうかね。しかし,秋の一番楽しい日々をプレトレなしで過ごすだなんて本当,辛いなぁと思いつつ,ここのとこっろ,日曜日は用事が入っていたので,どちらにしても走れなかったので,そういう意味ではプレトレ修理&強化のため入院中,というのは逆にイライラせずに済んだので,良かったのかもしれないですね。実際,この間の日曜日は子供の文化祭とマンションの管理組合の総会があったのですが,子供が文化祭の出し物に間に合わないから始発で学校に行くということで,念のため,私も朝の5時前に起きて,子供がきちんと起きれるか確認したのですが,子供が6時に家を出た後,1時間ほど寝て,それから文化祭を見に行ったのですが,午後は体がヘロヘロで,ワイシャツにアイロンをかけたあとは,夕方の管理組合の総会までぐっすりと眠ってしまいましたです。明日は明日で,プレオを車検に出しに行かないといけないので,やっぱり走りに行くような時間はないしね。
 しかし,嫁さんから「こんなに自転車が治ってこないんだったら,新しいのを買った方がよかったんじゃないの?」と言われてしまいまして,そう言われれば,確かにTREKの7.5FXは欲しいのですが,今年になってプレトレのフロント多段化したのに,このタイミングで廃車にするわけにはいかないじゃないというのと,ここまできたらプレトレでどこまでいけるかっていうのを自分で試してみたいんですよねぇ。だからこそ,ハブとリアカセットの脱ママチャリ化に踏み込んだわけで。よく考えなくても,いままでプレトレにつぎ込んだ金でTREKの7.5FXは多分買えるので,もういいんです,プレトレで。いや,プレトレがいいんです!ということで,本当,早く帰ってこないかなぁ,私のプレトレ。帰ってきたら,久しぶりに写真もアップしようと思っていますので,プレトレで検索してここにたどり着いた方は,また後日談でも読んでいただければ幸いでございます。

 というわけで,今回もPublic Image Ltd.(以下,面倒なので「P.I.L」と書きます。)の“Plastic Box”のDisc 3を紹介したいと思います。Disc 3は1曲目から3曲目,5曲目から10曲目までは1984年に発表された“This Is What You Want... This Is What You Get”から,4曲目は3曲目のシングルのB面から,11曲目から16曲目からは1986年に発表された“Album”からのセレクトになっています。個人的には,この頃のP.I.Lというのは私にとっては非常に転換期になったというか,なんというか。“Flowers of Romance“発売後,ジョン・ライドンとキース・レヴィンは“Commercial Zone”の制作を行いますが,なんだかんだでキースが脱退し,結局残ったジョンが“Commercial Zone”を基に作ったのが,“This Is What You Want... This Is What You Get”で,更にジョン一人になったP.I.Lの再出発アルバムが“ALBUM”なんですが,私が買ったP.I.Lのアルバムは,この“ALBUM”で最後となってしまいました。
 1曲目の“This Is Not A Love Song (12inch Remix)”という曲を初めて聴いたときは,本当にぶっ飛びました。なんでP.I.Lなのにブラスが入っているの?なんでP.I.Lなのに,シンプルな8ビートなの?なんでP.I.Lなのにベースがスラップなの?なんでP.I.Lなのにジョンが唄を唄っているの?と?がつきっぱなしでしたが,アヴァンギャルドではなく普通のビート感のP.I.L(それでも“Flowers of Romance”は名盤だと思いますが。)も聴きたいなぁと思っていたので,こういうP.I.Lらしさを失わない程度のロック回帰は大歓迎だよなぁと思って記憶がありますです。歌詞はひたすら「This Is Not A Love Song」を基本的に繰り返しているのですが,「これはラヴソングではない。」ということなら,ではなんなんですか?という感じなんですが,まぁいいかジョンだしという感じですかねぇ。
 2曲目の“Blue Water”という曲は,重ための8ビートにジョンが唄っているのか語っているのか(歌詞もほとんど「Blue Water」だけですし。)判別つかないような感じで唄っているのですが,シンセの使い方とか,まだキース脱退前の音なのかなぁと思わせてくれる音になっていますが,今聴くと,ちょっとダルイかなぁという感じの曲になっていますが,まぁ箸休め的な曲と思えば,そんなもんでしょう。
 3曲目の“Bad Life (Single Version)”という曲を初めて聴いたとき,ハッキリ言ってカッコイイ!と思ってしまいました。イントロのサックス,タムを多様したドラム,ジョンの突き刺すようなヴォーカル,その下を流れるベースライン。ハッキリ言って踊れるナンバーになっています。ギターが入っていないのはキースへの当てつけか?と思いつつ,ギターが入っていなくても,ドラムとベースとジョンのヴォーカルだけ(まぁ,ブラスも入っていますけど。)でグイグイ聴かせてくるのは,本当に素晴らしいし,カッコヨイ曲(リズム命の私としては。)になっていますです。
 4曲目の“Question Mark“という曲は,P.I.L流に解釈したガムランなのか?という感じで打ち込みのシンプルなフレーズを淡々と繰り返し,ひょっとしたらジョンのヴォイスもループでは?と思いながら聴かせてもらいましたが,これも箸休めとして聴くにはちょうど良いのではないかと思いますです。
 5曲目の“Solitaire”という曲は,これもカッコイイですねぇ,ドラムのキックの音が3回鳴らされたと思ったら,P.I.Lにしてはファンキーなリズムに乗ってジョンが唄っているのですが,ギターのカッティングもキースのように難解なフレーズではなく,本当にシンプルにカッティングをしていて,ジョンの唄もきちんと唄を感じさせる唄になっているしで,できるだけ「ロック」というフォーマットから遠ざかろうとしていたP.I.Lはどこに行ってしまったの?という感じですが,私的には好きな音なので,全く問題なしということで。
 6曲目の“Tie Me To The Length Of That“という曲は,“Flowers of Romanse“路線を彷彿とさせるような,P.I.L流解釈の中近東サウンドに乗って,ジョンがつぶやくように唄っていますが,なんか中途半端な感じで,どうせなら,思いっきり吹っ切れてしまっても良かったのではないかと思える曲になっています。
 7曲目の“Where Are You?“という曲は,イントロのフィドルの音からして私好みの曲になっていて,これもどちらかというとP.I.L流解釈の中近東サウンドに近いのではないかと思いますが,何か吹っ切れた感が随所に漂っていて,こちらは私的には安心して楽しめましたです。
 8曲目の“The Pardon“という曲は,パーカッシブなイントロから始まり,キーボードとベースが正体不明のリフを弾き,呪術的な雰囲気を醸し出しながら,最後までそのまま行ってしまう曲なのに,5分強なんですが,よけいに長く感じてしまいました。
 9曲目の“1981“という曲は,ドラムのリズムが全てという感じの曲ですが,リズム強化大好きな私としては,これだけドラムが前に出て音を作っていると,素直にカッコヨイという感じです。
 10曲目の“The Order Of Death“という曲は,キーボードが宗教曲っぽいコード感を展開するなか,ジョンがひたすら「This Is What You Want.This Is What You Get」と繰り返しているのですが,なんか,あまりのシンプルな構成に逆にやられてしましましたです。しかし,「This Is What You Wan.This Is What You Get”なので,「これがアンタの欲しがっていたモノだ。これがアンタが手に入れたモノだ。」と繰り返されると,アンタとは誰なんだ?ひょっとしてジョンのことなのか?,キースのことなのか?,聴いている客(自分を含めて。)のことなのか?といろいろ考えてしまう曲だなぁと思ってしまいましたです。
 11曲目の“F.F.F.“という曲を初めて聴いたとき,えぇ,ロックは死んだと言ったジョンがハードロックをすんの?と思い,一気にP.I.Lへの興味を薄れさせてくれた曲ですが,今,こうやって聴くと,これはこれで良い曲だなぁと思えるのは,多分,自分が大人になったからなんだろうと思います(ジョン・ライドンに対する過度の思い入れがなくなり,1つの曲として聴いていることも大きいと思いますです。)。ギターがゴリゴリに弾かれ(ツインリードもあるでよ。),ジョンのシャウトもキレキレで,本当,カッコイイハードロックナンバーになっていますです。
 12曲目の“Rise“という曲は,4分打ちのドラムで始まり,フィドルの音も柔らかに,ギターのアルペジオも美しく,P.I.L流(ジョン・ライドン流?)ポップナンバーになっていますです。本当,メジャーのレコード会社から出しているロックバンドの音っていう感じの音で,安心して聴くことができます。その分,毒気は抜けたようにも思いますけど。
 13曲目の“Fishing“という曲も,派手なドラムの音に負けない,パワフルなギターの音に乗って,ジョンがシャウトしまくるハードロックナンバーで,あぁギターがノイズじゃなくて,普通にディストーションだよ!ということに感動してしまえるのが,悲しいP.I.Lファンなのではないかと思いましたが,前作で過去のP.I.Lの音は吹っ切って,ジョンがやりたい音をやるためのバンドとしてのP.I.Lになったんだなぁという気がしましたね,本当。
 14曲目の“Round“という曲は,チンドンを彷彿とさせるリズムと音で始まり,ジョンのちょっと過去のP.I.Lっぽいメロディーをやってみました的な曲なんですけど,さすがビル・ラズウェルがプロデューサーだけあって,過去のP.I.Lのような音にはならず,今回のアルバムの裏コンセプトだと私は思っているハードロック路線を裏切ることのないアレンジになっていますが,ズンドコしたドラムに弾きまくりのリードギターのカッコヨサに今更ながらやられてしまいましたです。
 15曲目の“Home“という曲は,シンプルな8ビートの曲で,とうとうここまで来たか(逆説的な意味で)P.I.Lという感じの曲ですね。これも当時はなんなんだ,この音はと思ってしまったのですが,今聴いてみると,これはこれで良いのではないかと思ってしまえる曲になっていますです。やはり,唄うたいとしては,きちんと唄える曲の方がいいもんなぁと思ってしまいましたです。
 ラストナンバーの“Ease“という曲は,思わせぶりなキーボードで始まったと思ったら,思いっきりタメの効いたドラムとシャープなギターが入ってきて,一気に音がゆっくりと加速していき,ジョンのヴォイスが入ると,“Album”の最後を飾るに相応しい重厚でメロディアス(!)なロックナンバーになっています。ここまでlくると,もう耳がなじんでしまっているので,本当,ジョンが唄い込んでいても違和感がないですよね。しかし,曲の後半のギターの弾きまくりは本当,過去のP.I.Lを切り離したら,極上のギターソロだと思いますし,ギターソロのまま終わってしまうところもこのアルバムを象徴しているのではないかと思ってしまいましたです。
 次回で“Plastic Box”もとうとう終わってしまうのですが,果たしてプレトレの修理完了とどちらが早いかですねぇ。プレトレの修理が終われば,“Plastic Box”は1回飛ばしてプレトレネタのみで行こうかなぁと思いつつ,しかし,走りのインプレも書きたいので,もう少し先になるかなぁと思っていますが,さてどうなることやら。

 実はこのブログを書く前にワイシャツとか細々とした物を久しぶりに買い行ってきました。というのも明日はプレオの車検なので,荷物になるような買い物をするならプレオがあるうちにしておかないとというわけで,ワイシャツを総入れ替えで8枚,仕事用のハイドロテックの靴は来月にしようと思っていたのですが,もうダメになってしまったので,これも買うことにして,それから靴下もそろそろやばいよなぁと思い,まずはイオンに行き,ワイシャツを買い,さて靴下も買おうかと思ったら,私の好きな5本指靴下がないので,これはホムセンで買うしかないと思い,近所のホムセンでいかにも軍足でない5本指靴下を買おうとしたところ,そういえば冬用の手袋がボロボロになっていたことを思い出して,いろいろと見ていたのですが,やはりこれまで愛用していた富士グローブのNEOHOTを買ってしまいましたです。やはり,これまで使ってみて真冬でも十分使えるのに,ゴワゴワしていないところが一番のポイントですかねぇ。で,これまではグリップシフトのおかげで,掌側の滑り止めがポロポロ取れていたのですが,トリガーシフトになったので,そういうこともあまりなくなるだろうし,良いのではないかということで。しかし,NEOHOTのタグを見てみると使用例として「寒冷地作業,冷凍冷蔵庫作業」とあるので,本当,これなら真冬でも安心という感じですね。で,その後は郊外型ショッピングモールに入っている靴屋へ行き,大好きなハイドロテックのプレーントゥを入手してから帰りましたが,なんか久しぶりに服とかで2万円近く使った(半分以上は靴代ですけど。)ので,なんか買い物をしたなぁという気持ちになってしまいましたです。仕事関係の服も定期的にキレイにしておかないといけないし,まぁこんなもんかなぁと思いつつ,1枚980円のワイシャツでないと買う気にならないのは,きっと貧乏性のせいなんでしょうね(そのくせ,自転車のパーツ代は使いたい放題ですけど。)。まぁ,昔から服には金を掛けない人間だったので,そんなもんでしょう。他人に不快感を与えない程度の服を着て,あとはやっぱり趣味に注入だ〜!というのが私的にはルールということで。