ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

PUBLIC PRESSURE/YELLOW MAGIC ORCHESTRA


 先週末は寒波襲来ということでメチャ寒かったのですが,今日からは少し寒さも緩んだようで,窓の外も良い天気ですし,部屋の中でドテラは着ているものの,オイルヒーターの電源は入れずに過ごせています。とはいえ,今回の寒波で右手のしもやけが良くならなくてちょっと辛いなぁと思っているフルカワです。
 さて,前回のブログをアップした後のフルカワの日常ですが,日曜日は天気は曇ってはいるものの,雨は降りそうにはなかったものの,あまりにも寒いので,この寒さでパナモリで走るのはなぁということで,プレオで北方面県境コースを走ることにしましたです。途中までは雪は全くなかったのですが,県北の町に入ると除雪車が止まっていて,車道には雪はないものの,歩道には結構な量の雪が残っていたので,これは結構雪が降ったんだなぁと思いながら県境の方へ進んでいくと,車道に雪が残っているようなことはないのですが,歩道の雪が洒落にならないくらい残っていて,普段は途中で横道を利用してUターンするのですが,横道に雪が積もっていてとても横道を使ったUターンできないので,隣県の道の駅まで走ってUターンするしかあるまいということで道の駅まで走り,そこでトイレを借り,缶コーヒーを飲んでから復路を走らせてもらいましたです。歩道に残っている雪を見ながら自分の県内へ入り,自宅方面へ進んでいくに従って,徐々に歩道の雪が少なくなり,パナモリで走っている峠付近まで来ると,ほぼ雪はないように見えたのですが,パナモリで走っている峠は交通量が少なく山影になる部分も多いので,雪が車道に残っていると嫌だなということで,久しぶりにバイパスを走らせてもらいましたです。バイパスを過ぎるとすっかり雪はなくなり,自宅まで粛々とプレオを走らせてもらいましたです。北方面県境コースは結構,走行距離が伸び,ガソリンが結構減ってしまったので,次に走りに行くときにはガソリンを注いでおかないといけないなぁと思ったフルカワでした。
 月曜日は成人の日ということで連休最終日で,しかも日曜日ほど寒くなかったので,これはパナモリで新年初走りをするしかない!ということで,昼ご飯を食べた後,パナモリで走りに行きました。問題は走りに行くコースで,昨年末に西方面海岸線コースを走ったので,そうすると東方面海岸線コースかな?と思いつつ,しかし,翌週は西方面海岸線コースがスポーツ大会の関係で交通規制がされてしまい,走りにいけないので,どうしようかなぁと思いましたが,年末に西方面海岸線コースを走って2週間以上経っているので,もう1回,西方面海岸線コースを走ってもいいんじゃない?ということで,西方面海岸線コースを走らせてもらいました。ちょっと寒いかな?と思いつつ,山の中の町に比べればマシじゃね?と思いながら若干向かい風気味の往路を走らせてもらいましたが,少し寒いせいか対向車線を走っているロードバイクはほぼいませんでしたが,唯一,1台の女性ローディーとすれ違い,お互いに挨拶を交わしながら走らせてもらいましたです。若干,向かい風の中,粛々とUターンポイントのコンビニまで走らせてもらい,トイレを借りて,今回はあん&マーガリンのコッペパンだなと思いながらパンの棚に行ってみると,無事,あん&マーガリンのコッペパンがあったので,紙パックのカフェオレも買って,美味しく補給させてもらいましたです。補給した後は復路を走らせてもらいましたが,往路が向かい風なら復路が追い風ということで,非常に気持ちよく走らせてもらっていると,ハイスピードアタックポイントに到着したのですが,なぜか,私の横にはおばさんのスクーターが。おばさんとはいえ原動機あり自転車なので,原動機なし自転車より速いだろうと思っていると,全くそんなことはなく遅いので,これは抜くしかあるまいということで,おばさんスクーターを気持ちよく抜かさせてもらいましたが,おばさんスクーターを抜くまでに時間を使ったこともあり,時速40キロには届きませんでしたが,まあまあ良い走りができたのではないかと思いましたです。ハイスピードアタックポイントを過ぎれば,あとは自宅まで事故なく帰るだけということで,少し薄暗くなってきたこともあり,周囲の状況に気を配りながら,自宅まで安全運転をさせてもらいましたです。
 火曜日からは仕事ということで,いつものようにジタバタしながら過ごしているうちにあっという間に週末になってしまいましたです。今日はいつもどおりゆっくり目の起きた後,朝ご飯を食べ,ワイシャツにアイロンを掛け,洗濯をしてから銀行の引き落とし用の口座に入金しに行き,その足で駅へ行ってICOCAにチャージしてからスーパーへ行って買い物をしてから自宅へ戻らせてもらいましたです。昼ご飯を食べた後は少し昼寝をしてからブログネタを打っていますです。
 明日の天気はくもり昼過ぎまで時々晴れ,午後の降水確率は10%で最高気温は12度ということなので,天気は今ひとつですが,雨は振らないみたいですし,何より最高気温が12度ということであれば,パナモリで走りに行けるのではないかと思っていますが,果たしてどうなることやら。

 フルカワの日常ネタはこの程度にして,今回もYELLOW MAGIC ORCHESTRAということで,セカンドアルバムのリリースから約半問後になる1980年2月にリリースされたライヴアルバム“PUBLIC PRESSURE”を取り上げたいと思います。このアルバムでは海外ツアーが音源になっているのですが,サポートメンバーの矢野顕子は大丈夫だったのですが,渡辺香津美のギターの音がレコード会社の関係で音を出せなくなったため,坂本龍一渡辺香津美のギターのところを後日頑張ってスタジオで埋めたということで,ライヴとは少し違う音になっているというアルバムになっています。
 1曲目の“雷電”という曲は,「We Are YELLOW MAGIC ORCHESTRA」とヴォコーダーを掛けたヴォイスで始まり,スタジオ録音に負けない音数で演奏されます。ライヴ映像の記憶から,ここは矢野顕子が弾いてたよなとか,ここは渡辺香津美がギターで弾いていたところだよなと思いながら聴かせてもらいましたが,ライヴだとやっぱり,高橋幸宏のタイトなドラムと細野晴臣のグルーヴィーなベースがカッコいいなぁと思いましたです。間奏のゲーム音っぽいところはライヴということもあり長めに演ってくれてるのですが,そういうことをするからピコピコサウンドとか呼ばれていたんだよねぇと思いながらシミジミ聴かせてもらいましたです。
 2曲目の“SOLID STATE SURVIVOR”という曲は,ドラムから始まり,不協和音的なリフが続き,そこから霧が晴れるようにメロディーが弾かれるところはさすがだなぁと思いながら,細野晴臣がシンセベースを弾いているのですが,これがいい感じだなぁと思っていると,高橋幸宏矢野顕子が唄を入れたりするのですが,さすが矢野顕子,声の存在感が昔から半端ないなぁろ思ってしまいました。こういう曲を聴くと,やはりメンバーとしてドラマーがいることの意味の大きさを感じてしまうので,ドラマーである高橋幸宏をメンバーに引き入れた細野晴臣のプロデュース能力の高さは凄いなぁと思ってしまいました。
 3曲目の“東風”という曲は,シンセの印象的なメロディーから始まり,そこにドラムとベースが加わり,ちょっとファンキーなリズム隊の上でシンセがクールでキュートな演奏をするという,これもYELLOW MAGIC ORCHESTRAならではの曲だなぁと思ってしまいました。というか,2台のシンセが絶妙に絡み合って弾かれるところはさすが坂本龍一矢野顕子だなぁと思っていると,ここは確か渡辺香津美がギターソロを弾いていたよなぁというところがしっかり坂本龍一がシンセで埋めているところはさすがだなぁと思いつつ,高橋幸宏がシンセドラムがいい感じでアクセントで入っているなぁと思いました。
 4曲目の“THE END OF ASIA”という曲は,タイトなドラムから始まり,そこに小気味よい音のシンセがリフを弾き,ベースが大人しめな感じで入ってくるのですが,シンセがメロディーを弾き始めると,ベースが結構,フックの効いた音を聴かせてくれ,タイトなドラムと相まって絶妙なノリを聴かせてくれます。曲のタイトルどおり,中華っぽいメロディーをシンセが弾いているのですが,絶妙なノリのリズム隊のおかげで中華っぽいだけじゃないんだよ!みたいな意思を感じてしまいました。
 5曲目の“COSMIC SURFIN'”という曲は,メンバーのみんながノリノリで演っているんだろうなと思わせる熱い演奏になっています。テクノというとクール演奏というイメージがあるのですが,YELLOW MAGIC ORCHESTRAは最初はディスコ的なコンセプトだったこともあり,非常にダンサブルで演奏が熱いんですよねぇ。本当,この演奏を聴くと,非常に肉体的な感じがしますし,体を揺らしながらドラムを叩いている高橋幸宏が頭の中に浮かんできてしまいます。
 6曲目の“DAY TRIPPER”という曲は,重厚な感じのシンセで始まり,そこにドラムが入ってきて,高橋幸宏が唄い始めるとロックだねぇと思ってしまいました。というか,ベースはシンセベースだと思うのですが,タイトなドラムとクールなシンセベースの組み合わせがタマラナイねぇと思ってしまいましたです。
 7曲目の“RADIO JUNK”という曲は,先にシーナ アンド ロケッツのバージョンを聴いていたのですが,これがオリジナルなのねと思いながら聴かせてもらいましたが,テクノ感はもちろんYELLOW MAGIC ORCHESTRAが上で,高橋幸宏のヴォーカル(矢野顕子のコーラスも素晴らしいです。)も味があっていいなぁと思うのですが,フルカワ的には鮎川誠の味がありすぎるヴァージョン(しかも,シーナがコーラス)の方がロックっぽくて好きだなぁと思っていると,間奏で遊びまくってくれていて,そういうところはさすがYELLOW MAGIC ORCHESTRAだなぁと思ってしまいました。
 8曲目の“中国女”という曲は,ヴォコーダーのヴォイスから始まり,そこにシンセドラムとシンセの音が炸裂し,そのまま本体部分へ入っていくのですが,シンセベースなのに,なんでこんなにグルーヴィーなの?っていう感じの細野晴臣のシンセベースが素晴らしいです。意図的なんだと思いますが,メロディーラインを弾いているシンセよりも音を前に出していて,明らかに踊れる仕様にしているのが素晴らしいなぁと思いましたです。
 ラストナンバーの“BACK IN TOKIO”という曲は,曲というよりも東京でのライヴの観客の歓声がメインで,ヴォコーダーを掛けた声でメンバー紹介をし,それをループさせるところが当時のYELLOW MAGIC ORCHESTRAらしいなと思っていると“BEHIND THE MASK”のイントロが始まり,そのままフェイドアウトして終わります。
 ライヴ盤ではあるものの,メンバーの演奏技術が高いので,スタジオ盤と遜色ない音が聴ける上に,ライヴならではの熱い演奏が聴けるのは非常にお得なライヴ盤ではないかと思いますが,後にテクノはシーケンサーの発達で打ち込みがメインになっていきますが,この当時はシンセがメインとはいえ,シーケンサーがそんなに発達していないので,その分,プレイヤーがしっかり演奏しないと形にならないこともあり,そういう意味ではテクノと呼ばれているのに非常に肉体的でロックな音になっているなぁと思いましたです。

 話は全然変わって,前回,ブログをアップした後,愛用しているフリクションスリムのグリップ部分に付けるシリコンチューブを買いに行くと書きましたが,ブログをアップした後,ホムセンへ行き,無事,内径12ミリのシリコンチューブを買い,自宅に戻ってからシリコンチューブを必要な長さに切り,フリクションスリムのグリップ部分に着けたところ,なんてこったい,今度はユルユルじゃねいか!ということは,11ミリがジャストフィットなのね。とはいえ,11ミリのシリコンチューブなんて打ってないしなぁ・・・と思いながら,さて,どうしたものかと思っていると,グリップ部分が細いのであれば,少し太くしてやればいいんじゃね?とはいえ,グリップ部分全体を太くする必要はないので,グリップ部分の上と下の部分だけ太くすれば足りるんでないかい?というわけで,白のビニールテープを半分の幅に切って,グリップ部分の上下に巻いて,シリコンチューブを着けてみると,ジャストフィットになったではありありませんか。
 しかもグリップ部分の上と下だけ太くしたことで,その間に少しグリップとシリコンチューブの隙間ができたのですが,これがいい感じでクッション性を高めていて,怪我の功名みたいな感じになって,これまたいい感じです。また,白のビニールテープがいい感じで差し色みたいになていますし,過去にグリップ部分のシリコンが駄目になったところにビニールテープを貼っていたときは徐々に剥がれたりしましたが,今回はビニールテープの上からシリコンチューブで圧迫しているので,ビニールテープが徐々に剥げるということもないのではないかと思いますので,これまた良いのではないかと。
 何より,貧乏性のフルカワが愛用のフリクションスリムをきれいな状態で引き続き使うことができ,しかもノーマルじゃ気が済まない(by 藤井一彦)フルカワですから,世界で1本のフリクションスリムができあがったということで,全く嬉しい限りでございますです。