ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

Shangri-la/吉田拓郎


 昨日の夕方から雨が降り始め,今日も雨ですが,その分,気温が上がっていないので,湿度は高いものの,そういう意味では快適です。今週は単身赴任先のアパートで週末を過ごしていますが,一人でウダウダするのも悪くないねと思いながら,部屋の中でウダウダしているフルカワです。
 さて,前回のブログをアップした後のフルカワの日常ですが,日曜日はプレオに乗って単身赴任先の町へ戻らせてもらいましたが,すっかり途中のセルフサービスのガソリンスタンドでガソリンを満タンにすることにも慣れたのですが,利用しているガソリンスタンドが小銭が使えないガソリンスタンドなので,どうしても財布の中にやたらと100円未満の硬貨が増えてしまうのですが,セブンイレブンで休憩するときや大型スーパーで買い物をするとき,セルフレジなのを良いことに,ともかく溜まった100円未満の硬貨を全て投入して何とか減らし,それでも多く残ってしまう場合には,翌日,ローソンで買い物をするときに,中途半端な金額にポンタポイントを足して100円未満の硬貨を使い切るようにしています。山の中の町から自宅に戻るときには夜間工事の交互通行が2か所で行われていたので,少し不安がありましたが,夜間のみの工事だったようで,片側交互通行で激混みという状態に陥ることもなく,淡々とプレオで山の中の町まで走らせてもらいましたです。
 月曜日からは仕事ということで,日々,ジタバタとしているうちにあっという間に週末になってしまいました。今日はゆっくり目に起きてから朝ごはんを食べ,ワイシャツにアイロンをかけ,洗濯をしてからプレオに乗って1週間分の食材を買いに行き,戻ってきてから一息入れて,昼ごはんを食べた後,昼寝をしてからブログネタを打っていますです。
 今日は雨が降りまくっていますが,明日の予報ではくもり昼過ぎから時々晴れ,所により雨で雷を伴うで,午後の降水確率は20%,最高気温は32度ということで,パナモリで走りに行けるのではないか?と思っていますが,気になるのは「所により雨で雷を伴う」なんですけど,午前中に降るのであれば,もう夏も近いので昼までには路面が乾いてくれると思うので,仮に「所により雨で雷を伴う」のであれば午前中にお願いしたいなぁと思っています。

 フルカワの日常ネタはこの程度にして,今回からちょっと吉田拓郎(以下,愛を込めて「拓郎」と呼ばせてもらいます。)を取り上げようと思います。というのも,ボーっとAMAZONを見ていると,拓郎のアルバムがおすすめで上がってきて,よく見てみると,なんと,6月29日にラストアルバムをリリースするとのこと。ラストアルバムなら聴いたい,それならついでに80年代3部作も聴いておこうかということで,“ローリング30”の後にリリースされたアルバムもまとめて3枚カートにインさせてもらいましたです。というわけで,今回は1980年5月にリリースされた“Shangri-La”を紹介したいと思います。このアルバムは拓郎初の海外レコーディングで,しかもプロデューサーはブッカー・T・ジョーンズということで。アルバムタイトルがどういう意味なのか昔は知らなかったのですが,レコーディングスタジオの名前ということで,さすがの拓郎もよっぽどうれしかったんだなぁということが伝わってくるアルバムになっています。
 1曲目の“あの娘といい気分”という曲は,少し控えめな感じで始まったかと思うと,厚めのホーンが入り,軽快なリズムに乗って拓郎が唄い始めるのですが,このノリは日本人じゃ出ないよねぇという感じのバックの音が素晴らしいです。この頃の拓郎に顕著な軽い感じのラヴソングなのですが,軽快なリズムに乗って気持ちよさそうに唄っています。とにかくこの曲はホーンの入り方が本当にカッコよいのですが,さすがブッカー・T・ジョーンズだねぇと思いつつ,こんな分厚いアレンジをされていたら,若かりし頃のフルカワがギター1本で弾き語りをしても「なんか違うなぁ・・・」と思ってしまうのは仕方ないかなぁと思ってしまいました。
 2曲目の“いつか夜の雨が”という曲は,レゲエのご機嫌なリズムに乗って拓郎が唄い始めるのですが,昔は拓郎の唄にばかり耳が行っていましたが,こうやって聴き直すと,バンドの演奏が物凄いことが分かります。だって,レゲエのビートにベースが気持ちよくスラップを合わせてくれたり,ドラムが絶妙のタイミングとアクセントでスネアを叩いたり,間奏のサックスのソロがめちゃかっこよかったり,ギターの細かなリフがリズムを際立たせていたりと,演奏もとんでもないです。そんなバンドの音に乗って,気持ちよく唄っている拓郎の唄ももちろんカッコよいです。終盤でギターとサックスがそれぞれソロを取るのですが,そこもめちゃカッコよいです。
 3曲目の“Bye Bye Yesterday”という曲は,ブルージーなギターで始まり,ロックンロール!な感じでバンドの演奏が始まり,スライドギターがルーズで気持ち良い音を聴かせてくれる中,拓郎が唄い始めるのですが,これがまたカッコよいです。タイトルどおり「昔の唄は唄わない」宣言的な唄なのですが,確かこの頃は昔の唄を唄っていなかった時期なので,そういう意味ではその頃の気持ちをそのままパッケージングしている曲なんだなぁと思ったり。間奏ではスライド・ギターがこれまたルーズで気持ち良い音を聴かせてくれた上,サックスがパワフルな吹きまくってくれています。
 4曲目の“帰らざる日々”という曲は,ピアノで静かに始まり,そこにバンドの音が入ってくるのですが,拓郎の唄うメロディが柔らかめなこともあり,結構,フォーキーな演奏になっています。この拓郎の字余りな日本語の唄にきっちり合わせた演奏をしてくるところは,さすがプロフェッショナルだねぇと思ってしまいました。本当,普通の8ビートの曲なんですけど,拓郎が唄っているほんわかしたメロディー相まっても,なんともシミジミするような演奏になっています。
 5曲目の“愛の絆を”という曲は,スローな曲なのですが,ドラムの音を思いっきり前に出してくれているのですが,それが非常に心地よいです。拓郎の唄っている歌詞はお得意の絵日記みたいな歌詞なのですが,でもブルースだってそんな歌詞だったよねと思うと,これでいいんでないかい?と思ったり。2コーラス目からはゴージャスな女性コーラスが入ってくるのですが,これがまたいい感じですし,後ろでそっと支えるように入っているストリングスも地味ながらいい仕事をしているなぁと思ってしまいました。
 6曲目の“熱き想いをこめて”という曲は,ドラムから始まり,かっこいいギターソロを聴きながら,その後ろでバンジョーみたいなフレーズを弾いているギターが曲のリズムを作っているのですが,このギターがめちゃカッコよいです。「若いから何かが出来るものでもなく,見果てぬ夢を追うほど自分を燃やすのさ。人の心はそれでも弱くてもろいものだ。だからこうして今日もあなたに話しかけている。」なんて歌詞は30代になった拓郎からのメッセージだと思っていますが,私自身,既にその時の拓郎の年齢を超えてしまいましたが,見果てぬ夢なんてありはしないけれど,それでも自分の年齢なりに何かできることをやりたいという想いはまだ残っているよなぁとシミジミ思ってしまいました。
 7曲目の“あの娘を待ってる街角”という曲は,アコーディオンの揺れる感じのフレーズがいいねぇと思っていると,ドラムの軽快なリズムをバンジョーのフィンガリングが更に軽快にリズムを刻んでくれています。少しゆったりとした2ビートの曲なんですけど,それが拓郎の唄うメロディーや歌詞にめちゃ合っていると思いました。しかも,終盤ではフィドルが弾かれているのですが,このフィドルがこれまたいい感じなんですよねぇ。フェイドアウトで終わってしまうのですが,もう少し,このフィドルを聴いていたいなぁと思ってしまいました。
 8曲目の“ハネムーンへ”という曲は,曲のタイトルからすると能天気な曲なのかと思っていると,シリアスなレゲエで始まって,結婚生活の重たさを陰鬱に拓郎が唄うという,タイトルと真逆な唄になっています。というか,拓郎ってこんなに本気でレゲエを演っていたんだと思わせるくらい,カッコいい曲に仕上がっています。で,この曲にこの歌詞を合わせてくるところはさすが拓郎としか言いようがないですね。
 9曲目の“街へ”という曲は,オルガンで始まり,これはソウルっぽい演奏だなぁと思いながら聴いていると,拓郎の唄っているメロディーはどうしようもなくフォーキーで,歌詞の方も思いっきり原宿表参道辺りの唄なのですが,そんな歌詞をブッカー・T・ジョーンズが理解していたかどうかは分かりませんが,バックの演奏はめちゃカッコよくて,拓郎の唄にしっかり寄り添うような演奏になっていて,プロの仕事だなぁと思いながら聴かせてもらいました。
 ラストナンバーの“又逢おうぜ あばよ”という曲は,ピアノの弾くメロディーが気持ち良いなぁと思いながら聴いていると,拓郎が「この汗ばんだギターを置けば。最後の唄,唄い終われば。」と唄い始めるので,ライヴの終わったときの拓郎の気持ちをそのまま唄にしているんだなぁということが伝わってきました。そして「又逢おうぜ,そうさ又逢おうぜ。又逢おうぜ,あばよ。」とぶっきらぼうなんだけど,ファンに対するやさしさを感じるなぁと思いながら聴いていると,これまた拓郎の唄にきっちり寄り添うようなフォーキーな演奏が素晴らしいです。
 “ローリング30”というアルバムが,Don't Trust Over 30が合言葉であったあの当時の若者が30代になったらどうするのかということの拓郎なりの答えだったと思うのですが,その次のアルバムが海外レコーディングで,しかもあこがれのミュージシャンをプロデューサーに迎えて作られたアルバムなのに,歌詞の方は本当にいつもどおりの拓郎節で(とはいえ,バックの演奏は非常にプロフェッショナルなんですけど。),そういう意味では「唄いたい唄を,唄いたいように唄う。」ということを拓郎が改めて宣言したアルバムなのかなぁと思いました。 

 今週は梅雨らしく雨が降る日が多かったのですが,徒歩通勤をしているので,パラパラ程度の雨なら問題ないのですが,土砂降りの雨だと,デイパックの中までびっしょりになってしまうのですが,困ってしまうのがセルフレジなんですよね。財布の中のお札が濡れてしまってヨレヨレになってしまいセルフレジで使えないということが結構あったのですが,私の使っているドイターのデイパックにはレインカバーが付いていないモデルだからなぁと思いつつ,サイクルベースあさひのサイトを見ていると,当たり前ですけど汎用レインカバーっていうのも売っているじゃないですか。それならば買えばいいんでないということで,Amazonで探していると,反射テープが貼ってあって,収納袋も付いていて,1290円のレインカバーが売っていたので,これは良い!ということで,とりあえずカートにインし,とはいえこの値段では配送料が無料ならないなぁということで,聴いてみたかったOhio Playersの3枚組ベスト盤も一緒に買わせてもらいましたです。昨日は営業所への出張だったのですが,出勤時は雨は降っていなかったものの,天気予報では夕方から激しく雨が降るということで,傘を持って電車に乗るのも面倒なので,雨が降ったら折り畳み傘で対応することにして,とはいえ折り畳み傘だとデイパックは間違いなく濡れてしまうので,レインカバーをデイパックに入れておきましたです。営業所での用事を済ませ,さて帰ろうかねということで営業所を出たところ,土砂降りの雨じゃないですか。ということで,デイパックから折り畳み傘を取り出し,レインカバーを取り付けてから出発しましたが,ドイターのデイパックなので,空気抜きの隙間があるのですが,雨が激しかったこともあり,レインカバーで撥ねられた雨水が背中面の空気抜きの隙間を流れるので,背中が結構冷たいなぁと思ってしまいましたが,どうせびしょ濡れになっているんだからこれくらいなんでもないさということでバス停まで行き,バスに乗ってJRの駅まで行ったのですが,JRのチケットは往復で買っていたので首から下げたパスケースに入れていたのですが,バスの運賃は現金で支払うしかないので,大丈夫かな?と思いながらレインカバーをずらしてデイパックから財布を取り出したところ,ほとんど濡れていない状態でしたので,これは使えるじゃない!と思ってしまいました。
 来週は雨が振らないようですが,6月が終わってしまうとはいえ梅雨明けはまだですし,梅雨が明けてからの方が結構雨が降ったりするので,しっかり使わせてもらおうと思っています。雨が振らないのが一番なんですけど,雨が振らずに水不足になってしまうのも困ってしまいますので,ほどほどに降ってくれればいいんですけどね。