ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

Legend/JACKS


 熱中症警戒アラートが出なくなったとおもったら,今度は雨が振りすぎて土砂災害警戒情報が出てしまいましたが,とりあえず自宅の近くに山はないので,大丈夫ではないかと思っています。とはいえ,こんなに毎日毎日雨じゃあ正直うんざりなので,夏だしさぁ,そろそろ晴れてほしいもんですよね。
 さて,前回のブログをアップした後のフルカワの日常ですが,日曜日は午後の降水確率が50%でしたので,これでパナモリで走りに行ったら間違いなく雨に振られるわなということで,久しぶりに献血ルームに行って献血をすることにしましたです(私は「セブンティーンアイスを食べに行く。」(献血するとセブンティーンアイスが食べられるので。)と言っていますが。)。歩いて献血ルームに行ったので喉が乾いてしまいましたが,そこは献血ルーム,ジュースが飲み放題なので,とりあえずリアルゴールドを飲ませてもらいましたです。順番が来たので献血をして,終わったらセブンティーンアイス自動販売機のコインをもらって,大好きなミルクあずきモナカを食べたら今日のミッションは終了ということで。月曜日は振替休日だったのですが,相変わらず天気が悪いので,午後からプレオのエンジンを回させてもらいましたです。得意の北方面県境コースを楽しく走らせてもらいましたが,県境付近の道路脇の温度表示を見ると,なんと23度。この間は38度だったので,15度も低いの?と思いながら山道を気持ちよく走らせてもらいましたです。
 火曜日からは引き続き少し早めの夏休みということで,夏休みといえば人間ドックということで,午前中は人間ドックへ行ってきました。今年は2年続けて特定保健指導を受けた効果もあり,体重も腹囲も全く問題なしということなので,今年は特定保健指導を受けなくても良さそうなので一安心でございます。血液検査ではオプションで新型コロナウイルス抗体検査ができるということでしたので,無症状感染をしている可能性がないわけではないことと,ネタ作りの一環ということで,新型コロナウイルス抗体検査も申し込んだので,さて,今年は人間ドックの結果(抗体検査の結果も含め。)が楽しみなところです。人間ドックが終わった後は,駅ビルの食事券をもらって昼食を食べに行きましたが,前の晩はノンアルコールビールと水しか飲んでいないので,魚のあら炊きにビールなんていいねぇということで,昼間っから回転寿司屋で一人静かに生ビールを飲みながら魚のあら炊きを食べて,後はお好みで握り寿司を食べてから帰らせてもらいました。胃カメラを飲むときに割と強めの鎮静剤を打っていることもあり,しかも空きっ腹に生ビールが効かないわけがない(しかも前の晩はお腹が空いてあまり寝られなかったこともあり。)ということで,自宅に戻って,パソコンでJ-WAVEを聴きながら横になっているといつの間にか眠ってしまい,気がつけば夕方でしたが,こんな自堕落な休みの日も良いのではないかということで。
水曜日は天気予報では曇りで午後の降水確率は20%なのですが,降水短時間予報だとどうも雨が結構降るという感じなので,パナモリで走りに行くのは諦めて,プレオで西方面海岸線コースを走らせてもらいましたです。走らせてもらいますはいいんだけど,帰りがなぜか激混みで,たいした距離は走っていないのに,時間ばっかりかかってしまうというあまり楽しくない展開になってしまいましたが,まぁガソリンも満タンにできたし,それで良しとしますか。木曜日は夏休み前半の最後の日だったのですが,予報どおり雨でしたので,どうしたもんかなぁと思いつつ,自宅でウダウダしてもなぁということで,昼ごはんを松屋に食べに行くついでにネカフェに行ってマンガを読みまくってきましたです。何を読もうかなぁと思っていると,ちばあきおの“キャプテン”があるじゃないですか。懐かしいなぁと思いながらしっかり読ませてもらいましたです。金曜日は久しぶりに仕事に行きましたが,さすがに休んでいたのでいろいろと仕事が溜まっていて,溜まっていた仕事を片付けるだけであっという間に1日が終わってしまいましたです。今日は朝から雨ということで,朝ごはんを食べた後,お盆だし墓参りに行きたいけど,この雨じゃなぁと思いつつも,待ったところで天気がどうなるのか分からないので,午前中のうちに行ってしまえということで,午前中に墓参りに行かせてもらいましたです。雨が結構降っていたので,プレオに乗るまでに結構雨に濡れてしまいましたが,そんなのは想定内ということで。いつもの花屋に行って墓参り用の花を買ったところ,「この天気なので,ひょっとしたら買いに来てくれないのではないかと思っていたけど,買いに来てくれてありがとうございます。とはいえ,お気をつけて。」とありがたい言葉をもらい,山の上の墓苑を目指しましたが,山の上の墓苑に行くまでに結構雨が酷くなり,道路のマンホールの穴から排水できなくなった水が吹き出しているのを見て,果たして墓苑まで無事に到着できるのか?と思いながら,何とか無事,墓苑に到着しましたです。で,盆灯籠を買って,花を持って,傘をさして・・・手が2本で足りるわけはなく,傘がうまくさせなくてびしょ濡れになってしまいましたが,そんなことは想定済みよ!ということで,盆灯籠を指してしまえば傘をきちんとさせるので,盆灯籠をさして,花を備えてと,何とかお盆のお参りをさせてもらいましたが,正直,盆灯籠はこの雨じゃあ今日一日でだめになってしまうだろうなと思いましたが,まぁ,そこは気は心ということで。さて,墓参りも済んだしプレオに乗って帰ろうかと駐車場に行ってみると,プレオの窓という窓が曇りまくっていてどうにもならない状態でしたので,帰りは坂を下るからエアコンを入れても大丈夫だろうということで,エアコンを入れ,窓の曇りを取ってから出発しましたが,帰りも雨がひどく,特に道路の排水が追いついていないのか,片側2車線の道路の左車線が少し冠水しているところもあり,そういうところで左車線を走っている自動車がいると,ひたすら水はねを受ける状態になって,なんだかなぁと思ってしまいましたが,何とか事故に巻き込まれることもなく無事に自宅まで戻ることができましたです。昼ごはんを食べた後は買い物に行き,一息入れてからブログネタを打っていますです。明日は,今日,こんな土砂降りなのに天気予報では曇り明け方まで雨,所により雷を伴い激しく降るということで,午後の降水確率は20%,最高気温が30度ということで,これが本当ならパナモリで走りに行けるじゃないですか。とはいえ,水曜日みたいに降水確率は低いのに降水短時間予報では雨が降る予報になることも考えられないではないので,明日の天気予報と降水短時間予報を見て,パナモリで走りに行くか決めたいと思いますです。パナモリで走りに行けなければ,まぁ,ここぞとばかりにプレオのエンジンを回しておきますかね。

 フルカワの日常ネタはこの程度にして,今回はJACKSの“Legend”を紹介したいと思います。JACKSは,1967年にヴォーカルの早川義夫,ギターの水橋春夫,ベースの谷野ひとし,ドラムの木田高介により活動を開始し,1968年にファーストアルバムである“ジャックスの世界”をリリースし,1969年8月の第1回全日本フォークジャンボリーの出演を最後に解散し,解散後の1969年10月にセカンドアルバムの“ジャックスの奇蹟”がリリースされました。JACKSについては代表曲である“からっぽの世界”がいきなり「僕,おしになっちゃった。」といきなりの差別用語認定された歌詞のため再発されることもなかったのですが,遠藤ミチロウがJAKCSの大ファンで,エッセイでJAKCS論を書いたり,THE STALINで“マリアンヌ”を演奏したりと,JAKCSの再評価をしまくってくれたことから,1985年にベスト盤の形でこのレコードがリリースされました。残念ながら“からっぽの世界”はやっぱり入っていないのですが,それでも「JAKCSの音が今聴けるというだけで凄い。」という時代だったんですよね。
 1曲目の“マリアンヌ”という曲は,フリージャズっぽいドラムのロールから始まり,そこに淡々としたギターのカッティングと淡々としたヴォーカルが乗って来るのですが,ヴォーカルと淡々とカッティングするギター以外は,ほぼフリーな演奏をしているのですが,これは早すぎて受け入れられなかったのも分かるような気がしますが,今,こうやって聴くと,めちゃカッコいいです。今であれば,フリージャズと言うよりもノイズの流れで語れるのではないかと思ったり。歌詞も抽象的で時代性が全くないので,遠藤ミチロウがこの曲を取り上げてTHE STALINで演奏したのも分かるような気がします。
 2曲目の“時計をとめて”という曲は,非常に可愛いラヴソングで,グロッケンの音も可愛くていい感じだねぇと思いながら聴かせてもらいました。歌詞がラウソングなので,メロディーも少しG.Sっぽいかな?と思ってみたり。というか,情念ドロドロの“マリアンヌ”から一転,純真なラヴソングへの振れ幅はなんなんだ?という感じがしないではないのですが。
 3曲目の“われた鏡の中から”という曲は,情念ドロドロのロックンロールなのですが,いきなりの「われた鏡の中からおれを探し出すんだ。雑音なしの俺を。裸になった俺の俺を。」という歌詞にやられてしまいます。遠藤ミチロウもソロアルバム(というかソロカセットブック)でこの曲をカバーしていましたが,この情念ドロドロ感は遠藤ミチロウがいかにも好きそうな感じだなぁと思ってしまいました。ギターの音もファズがききまくっていてサイケデリック!って感じでカッコよいです。
 4曲目の“裏切りの季節”という曲は,ロックンロール!というにはドロドロ感がどうしてもにじみ出ていますねぇ。タイトルからして女の娘にフラれてドロドロしている内容なのですが,その青さが素晴らしい。そして,その青さに反比例するようにギターソロがめちゃカッコいい。振り絞るように早川義夫が唄っているのですが,これがまたドロドロとした青さを非常に表現しています。
 5曲目の“どこへ”という曲は,打って変わって脳天気な感じで始まり,いきなり「砂浜歩いてどこへ。」という歌詞で始まり,続く歌詞が「金のカナリア殺した所へ。」と続き,ポップなふりをして毒を撒き散らしているところはさすがというかなんというか。しかし,ギターソロでいきなり“どんぐりころころ”を弾いてしまうのは反則でないかい?と思うフルカワでした。
 6曲目の“ラブ・ジェネレーション”という曲は,イントロなしでいきなり早川義夫が「僕らは何かをし始めようと,生きてるフリをしたくないために,ときには死んだフリをしてみせる。時には死んだフリをしてみせるのだ。」と唄い出すところが素晴らしいです。間奏のファズが効きまくったギターソロもカッコよいです。1コーラス目のサビのところを聴くと,大人や社会に対する反抗とも取れる歌詞ですが,それだけじゃなくて,生きていくということは逆説的なものを常に自分の中に内包しているんだということを唄っているのではないかと思ったフルカワでした。
 7曲目の“薔薇卍”という曲は,タイトルだけ見るとSMですか?という感じですが,ブルーズっぽく始まったと思ったら,「薔薇の鎖で体を打たれて,俺は泣いてた。涙を枯らして。」なんて唄い出すので,正にSMちっくだねぇと思いながら聴いていると,間奏のギターソロがサイケデリック!な感じで素晴らしいです。
 8曲目の“この道”という今日は,タイトルからして可愛らしい感じですが,イントロの可愛らしいギターの音に乗って,少しGSっぽいメロディーをポップに唄う早川義夫もいいねぇと思いながら聴いていると,やはり歌詞は爽やかではないのね。ラヴソングのはずなのに「あなたを信じはしないが,愛することと待つだけ。」で終わってしまうんですから。
 9曲目の“堕天使ロック”という曲は,リハのような音の後,早川義夫が「見つめる前に飛んでみようじゃないか。俺たちにできないこともできるさ。さぁみんなでロカビリを踊ろう!」と唄い始めるのですが,一気にぐっと早川義夫の世界に引きずり込まれます。JACKSのロックンロールとしては最高傑作ではないでしょうか。本当,きちんとダンスチューンになっていますし,なんといっても吹きまくっているサックスとロータムを多用したドラムと動き回るベースがとにかくめちゃカッコいいです。
 10曲目の“花が咲いて”という曲は,フルートとピアノで静かに始まり,そこにアクセント的にドラムが叩かれ,深いリバーヴの向こうで早川義夫が沈み込むように唄っているのですが,「花が咲いて,咲き誇り。夢を潰した時,足で潰した時,悲しい僕が,悲しい僕が咲いた。」と非常に抽象的な歌詞で,この音にこの歌詞なら,あの時代に受け入れられるのは難しかっただろうなと正直思ってしまいました。
 ラストナンバーの“ロール・オーバー・ゆらの助”という曲は,タイトルどおりロックンロールなのですが,パワフルな演奏に,パワフルなヴォーカルと,「えぇ?これがJACKS?」みたいな音なのですが,「世間の奴らが求めるものは,お前じゃなくて,お金なのさ。」,と唄われている歌詞はやっぱりJACKSなのでホッとしました。しかし,最後のフレーズは「どうでもいいくせに作り上げるな。嘘を知りながら操っている。マスコミさ,マスコミさ。ロール・オーヴァー・ゆらの助。」とマスコミ批判をしているので少し驚いてしまいましたが,あの頃から変わってないんだなぁマスコミはと思ってしまいました。
 JACKSが伝説になったのは,きっと,なんだかんだで再結成するバンドが多い中,一切,再結成しなかったからではないかと思っています。ヴォーカルの早川義夫は音楽業界から一切足を洗い,本屋さんに(その後,1994年からソロで音楽活動を始めますが。),水橋春夫はレコード会社のディレクターになった後,2015年に水橋春夫バンドで復帰したものの,2018年に亡くなり,ベースの谷野ひとしはソロで活動中のようですが,木田高介はプロデューサー,アレンジャーとして活躍しつつも,1980年に自動車事故により亡くなっていますので,やはり木田高介が亡くなったことで再結成できなかったのかなぁと思ったりもします(ひょっとしたら,早川義夫が音楽活動を再開したときに,木田高介が生きていれば,ひょっとしたらという思いはあったりしますが・・・)。

 前回もSHANLING M0ネタを最後に書きましたが,SHANLING M0ネタというか,まぁwmaファイルネタというか。SHANLING M0にはパソコンで管理している音楽データがほぼ全て転送されているので,アルファベット順,ひらがな順,カタカナ順のプレイリストを聴き終え,現在,漢字順のプレイリストを聴いているのですが,今がちょうど原田知世のプレイリストを聴いているところです。Creative ZEN X-Fi3のときは容量の問題もあったので,後にレコードからCD-R化した初期音源についてはセレクトして転送していたのですが,SHANLING M0だと容量に余裕があるのでセレクトして転送する必要がないことから,全てのアルバムを転送し,プレイリストを作っているのですが,原田知世ベストから“悲しいくらいほんとの話”と“ときめきのアクシデント”,次に“Birthday Album”,次に原田知世ベストから“愛情物語”,次に“撫子純情”を,次に原田知世ベストから“草冠の姫君”を,次に“PAVANE”を,次に原田知世ベストから“どうしてますか”のはずが,なぜか“雨のプラネタリウム”になっていたので,自宅に帰ってからプレイリストを確認してみたところ,“どうしてますか”になっているではありませんか。
 どうしたもんかと思いながら,SHANLING M0をストレージとしてダイレクトに“どうしてますか”のwmaデータを再生させたところ,なんと“雨のプラネタリウム”が流れるではありませんか。どういうこと?と思いながら転送元のデータを確認してみると,なんとファイル名が“雨のプラネタリウム”となっているのに,曲名としては“どうしてますか”になっているファイルと,その逆のファイルがあるではありませんか。これが原因か・・・と思いながら,ファイル名を書き直して,SHANLING M0の方もファイル名を書き直して,これでOKにしようかと思ったら,よく考えたら,“どうしてますか”は“From T”に入っているので,別にプレイリストになくてもいいや,というか,よく見ると“太陽になりたい”が入ってないじゃないの!ということで,プレイリストから原田知世ベストの“どうしてますか”を削除し,その代わり(でもないか。)に“太陽になりたい”をプレイリストに加え,これで原田知世のプレイリストもバッチリだ!ということで。
 しかし,本当,聴いてみないとプレイリストがいい感じになっているかどうかって本当,分からないなぁと思いましたが,まだまだ漢字順のプレイリストは続くので,まだまだ一巡しそうにないんですけどね。