ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

ラスト・ワルツ/森田童子


 梅雨に入った頃は雨が降ってどうしようもないなぁという感じでしたが,今日は梅雨はどこに行ったの?という感じのいい天気で,しかも天気がいいのに暑くなくて,非常に気持ち良い感じです。よく考えれば,こんな感じの暑くもなく,寒くもなく,しかも少しカラっとした感じって,4月の中下旬の気候だと思うのですが,そういう意味では今年の4月の中下旬は少し肌寒い感じで,やっと4月中下旬的な気候になったのかな?という感じですが,カレンダーを見れば,もう5月も終わってしまうということで,なんだかなぁという感じだなぁと思っています。
 さて,前回のブログをアップした後のフルカワの日常ですが,日曜日は天気が良かったのでパナモリで西方面海岸線コースを走りに行きましたです。緊急事態宣言中とはいえ,まぁ密にならないしということで走りに出たのですが,歩いている人はそれほどいませんでしたが,自動車は結構走っていましたし,海沿いの道に出ると防波堤で釣りをしている人なんかもいたりして,外出自粛が言われているけど,一人でかつ野外で楽しんでいる人はそれなりにいるんだなぁというか,結局のところで飛沫感染するような状況を回避していれば問題ないんでしょうね。自転車なんて,グループで走っていなければ飛沫感染するような状況ではありませんし,コンビニのレジにはビニールカーテンがありますし,お互いマスクをしてますし,レジの時間なんて1分もないので,まぁ感染リスクはほぼないかと。というわけで晴れた空の下,気持ちよくパナモリを走らせてもらい,Uターン地点のコンビニに到着したので,今日は紙パックのカフェオレとクリームパンだね!と思いながらパンの棚に行ったところ,なんとパンの棚がほぼ空っぽで,しかもクリームパンがないではないですか。さて,どうしたもんかと思いながら残っているパンを見ていると宇治抹茶&ホイップあんぱんというのがあったので,これしかないということで買わせてもらいましたです。宇治抹茶のあんはあんまりあんっぽくなかったので,どちらかと言えばホイップクリームの味が強いので,(ホイップクリームの)クリームパンとして食べさせてもらいましたです。しかし,セブンイレブンは外税の合計額よりもいつも1円多く請求されるので,ちょっとググってみたところ,セブンイレブンでは購入合計金額に消費税率をかけるので,1円増えるとのこと。確かに1円未満は切り捨てですが,もともとの計算では消費税額が8%なので1円未満の金額は生じているわけで。それなら外税表示をしても仕方ないじゃんと思いつつ,まぁ常に1円プラスで考えておけば問題ないということで。なお,今後,セブンイレブンでは1円未満も外税表示をするということですが,それはそれで面倒なのであまり計算する人はいないのでは?と思ってしまいましたです。
 余談はさておき,カフェオレと宇治抹茶&ホイップあんぱんを美味しく食べてから復路をスタートさせ,風もあまり吹いていなかったので,まあまあの自分のペースで走っていると,前の方に4人で走っている皆さんが。近づいて見ると,年齢的には私よりも少し若いかな?という感じのなかなか良いお値段のカーボンロードに乗った4人組でしたので,まぁ,抜くのも大人げないし,後ろを走ろうかなと思っていたのですが,4人のうち1人がもうバテているようで,全体としてのスピードが上がらないようで,これでは自分のペースで走れないなぁと思いつつ,4人だからどこで抜こうかなぁと思っていると,少し上りが続くところに入ったので,そこでバテている人が本当にスピードダウンしたので,抜くならここがちょうど良いかな?と思って,一気に4台抜いたのですが,そうしたところ,1番前を走っていた人がムキになって追いかけてきたので,そんなにムキになられてもなぁと思いながら,向こうはカーボンロードだし,こっちもムキになったところで疲れるだけなので,抜いてもらっても全く問題なし,ということで自分のペースで走らせてもらいましたが,結局抜かれることなく,上りきったところで遅れている仲間を待っているようでした。そんなこんなで相変わらず自分のペースで走っていると,後ろの方から4人で入っているロード乗りが来たので,さっきの人たちかな?とも思ったのですが,どうもスピード感が違うので,これはさっさと抜いてもらったほうが良いということで,少し速度を抑え気味にして気持ちよく抜いてもらいましたが,抜いていった4人組はどう見ても若い皆さんで,若い皆さんは元気が良いねぇと思ってしまいました。気持ちよく抜かれた後も自分のペースで気持ちよく走らせてもらい,いい感じで自宅まで走らせてもらいました。暑いなぁという感じはあまりなかったのですし,レーパンもまだ塩を吹いていなかったのですが,グローブとヘルメットのあご紐が少し塩を吹いていたので,自宅に帰ってからヘルメットはあご紐を水に浸して塩抜きし,グローブは洗濯させてもらいましたです。
 月曜日からは仕事ということで,いつものようにバタバタしていると,あっという間に金曜日が終わってしまいました。今日はいつものように少しゆっくり目に起きて,朝ごはんを食べて,ワイシャツにアイロンをかけ,洗濯をしたところまでは良かったのですが,うっかりワイシャツのポケットにボールペンを入れっぱなしにしたままにしていたので,インクがワイシャツに付いてしまい,ワイシャツ1枚をだめにしてしまいました。まぁ,ストックしてあるワイシャツと交換すれば良いだけなので問題なしということで。洗濯物を干してから,スラックスをクリーニングに出してからスーパーで買い物をし,昼ごはんを食べた後,ブログネタを打っています。明日の天気は晴れ明け方までくもりで午後の降水確率は0%,最高気温は27度ということで,パナモリで走りに行くには非常に良い感じの天気なので,特に用事ができなければパナモリで走りに行こうと思っています。

 フルカワの日常ネタはこの程度にして,今回も森田童子を紹介しますということで,1980年11月にリリースされた“ラスト・ワルツ”を紹介したいと思います。これまでのアルバムはポリドールからのリリースでしたが,このアルバムからはワーナー・パイオニアからのリリースになります。っていうか,“ラスト・ワルツ”って,ザ・バンドの解散ライブのライブ・アルバムと同じタイトルじゃないですか。
 1曲目の“赤いダウンパーカーぼくのともだち”という曲は,フィドルアコースティックギターで始まり,そこに森田童子の唄声が入ってくるという,レコード会社は変われども森田童子の曲は変わらずという感じです。タイトルは“赤いダウンパーカーぼくのともだち”というタイトルですが,間奏の語りにもあるとおり“さよならぼくのともだち”というタイトルの方がピッタリなのではないかと思いましたが,このタイトルはもう使ってるので仕方ないですかね。
 2曲目の“菜の花あかり”という曲は,シンセがうっすらと和音をロングトーンで流す中,アコースティックギターフィドルに乗って,森田童子が唄い始めると,ピアノも加わり,1コーラス目が終わると,コントラバスも加わり,かなり分厚い音になっているなぁという感じですが,森田童子の細そうで,でも強さを感じる唄声はバックの音に負けてないなぁと思ってしまいました。
 3曲目の“海が死んでもいいョって鳴いている”という曲は,アコースティックギターとリコーダーで始まり,森田童子が「父よ,母よ,あなたのいい子でいられなかった僕を許してください。」という最初からタイトル目指して一直線な歌詞から始まり,間奏では森田童子の語りが入るのですが,少し音が厚めに作りこまれていることもあり,以前のスカスカの音の隙間から聴こえて来るという感じではなくなっていますし,「死んでもいいョ」とありますが,最終的に死を予感させる言葉も出てこず,どうしたんだ森田童子!と思ってしまいました。
 4曲目の“グリーン大佐答えて下さい”という曲は,ピアノとアコースティックギターとシンセで始まり,そもそもグリーン大佐って何なんですか?という感じですが,曲の中でグリーン大佐が何なのか分かるはずはなく,抽象的な言葉が空虚に響く歌詞を淡々と唄う森田童子の唄声を聴いていると,森田童子の声も音の一部のようになっているなぁと思ってしまいました。最後は曲がぶった切られて,戦闘シーンのS.Eが挿入されており,少し迷走しているのかなぁと思ってもみたり。
 5曲目の“みんな夢でありました”という曲は,やわらかなアコースティックギターの音で始まり,アコースティックギターアルペジオに乗って,森田童子が「あの時代は何だったのですか。あのときめきはなんだったのですか。みんな夢でありました。」と唄われると,学生運動が燃え上がった70年代が本当に終わってしまったんだなぁとしみじみ実感してしまいました。というか,森田童子は70年代を「みんな夢でありました。」ということで総括してしまったんだなと思ってしまいました。
 6曲目の“きれいに咲いた”という曲は,思いっきりバンドサウンドで,こんな音で森田童子が唄うの?と思っていると,バンドの音に負けないように森田童子もシャウトしているのですが,これが少し無理がある感じで,それが悲しい。間奏で森田童子の語りが入るのですが,音に負けないように声を張っているし,コントラバスはやたらと攻撃的な音を出しているしで,このままこんな音になってしまうのかなぁと少し悲しくなってしまいました。
 7曲目の“たとえばぼくが死んだら”という曲は,とりあえずアコースティックギターアルペジオ森田童子の唄声とうっすらとストリングスが音を支える感じになっていますが,無理に声を張った唄い方になっていないので,スッと森田童子の声が染み込んでいきます。やはり,隙間だらけの音の隙間から聴こえてくる語りかけてくるような森田童子の唄声が自分は好きなんだなぁと思ってしまいました。
 ラストナンバーの“ラスト・ワルツ”という曲は,谷山浩子のような悲しい軽やかなピアノで始まり,ドラムとベースがゆっくりとリズムを刻み,バンドの音に乗って森田童子が唄っているのですが,森田童子のヴォーカルも張った唄い方をしていないので,まぁこんなもんかなぁと思いながら,森田童子が「アン,ドゥ,トロワ」と唄っているのを聴いていると,キャンディーズの“アン,ドゥ,トロワ」を思い出してしまいましたが,そうしていると,バックの音がフェイドアウトして,心を病んでいるかのような森田童子の「アン,ドゥ,トロワ」が繰り返され,今度はスクラッチノイズにまみれたレコードから聴こえてくるかのように1コーラス目が繰り返され,このアレンジに一体何の意味があるのかよく分からないなぁという感じです。
 ポリドール時代の森田童子は,アコースティックギターを中心とした薄いアレンジの隙間から震えるような唄声が聴こえてくるところが魅力だったのですが,ワーナー・パイオニアではそれなりに集めのアレンジで,それに負けないように森田童子が唄っているような気がしました。どちらが好みなのかは分かれるところだと思いますが,個人的にはやはりポリドール時代ですかねぇ。しかし,“みんな夢でありました”で森田童子がこれまで自分が唄っていたテーマを総括してしまっているので,これから森田童子は何を唄っていくのだろうと少し心配になってしまいました。

 仕事で使っているボールペンを洗濯してしまい,ワイシャツをだめにしてしまったことを最初の方で書きましたが,もともとボロボロだったボールペンがより一層ボロボロになったような感じになったので,スーパーに買い物に行ったとき,愛用しているパイロットのフリクションボール3スリム038があったらついでに買うことにしたのですが,スーパーで探してみると,パイロットのフリクションボール3スリム038があるにはあったのですが,ボディカラーがパールグリーンという,50歳を過ぎたおっさんが持つにはなんだかなぁという色しかなく,さて,どうしたもんかと思いましたが,まぁパールグリーンとはいえ,そのうち見慣れるだろうということで買わせてもらいましたです。
 正直,これまで使っていたのは,消去用ラバーはかなりいびつな形になっていたり,グリップ部分のゴムがだめになってビニールテープが巻いてあったり,ボディは傷だらけでボロボロでしたので,まぁ長いこと使ったなぁという感じですが,まぁ,替芯が売られているので,そんなこんなでボロボロにならなければいつまでも使えるもんなぁ。今回買ったのもボロボロになるまで使わせてもらおうとは思っていますけどね。とはいえ,次に買うときはあまりポップなカラーでないのを買いたいなぁと思ってしまったオジサンのフルカワだったりします。