ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

GOLDEN☆BEST コンプリート・シングルコレクション Disc1/山口百恵


 あれ~この間1月が始まったと思ったのに,もう1月最後の土曜日ですか。昨日はそこそこ寒かったのですが,今日は天気も良く,少しは気温も持ち直したようで,今週末もオイルヒーターの電源は入れず,ドテラにユニクロフリースルームシューズで過ごしています。
 さて,前回のブログをアップした後のフルカワの日常ですが,日曜日は午前中は雨で午後からは雨も上がったのですが,冬ということで路面が乾かず濡れたままのような感じだったので,これではパナモリで走りに行くのは辛いかな?ということで,プレオで走りに行くことにしました。この日はそろそろ年明けの寒波からも日にちが経っているので北方面へ走っても大丈夫だろうということで北方面へプレオを走らせたのですが,山の中を走っていると徐々に山影に雪が残っていたので,まだ雪が残っているんだなと思いながらそのまま走っていると,雪が残っているどころではなく,屋根の上や歩道にはまだ30センチくらい積もっていたりして,さすが山の中は冷えるなぁと思ってしまいました。2時間程度走ったところでUターンして,コンビニで缶コーヒーを1本飲みながら休憩し,また走り出したのですが,少しガソリンが残り少なくなってきたかな?という感じになってきたので,進行方向にセルフ式のガソリンスタンドがあったので,そこでガソリンを満タンにしたのですが,少しまいったのは,財布の中には小銭もあったので,それを使ってしまおうと思っていたのですが,なんとそこのガソリンスタンドは小銭では支払えなくて札でしかか払えないということで,結果として財布の中が小銭でジャラジャラになってしまったということでしょうか(小銭は月曜日以降,コンビニで買い物をするときに上手に使わせてもらいましたけど。)。ガソリンスタンドを出てからは粛々とプレオを走らせて自宅まで帰りましたが,北方面に走りに行けるのはなんだかんだ言ってもスタッドレスタイヤを履いているおかげだなと思ってしまいました。正直,山の中の町に単身赴任していたときほどスタッドレスタイヤの必要感は感じていないのですが,やはりもしものときの安心感はあった方がいいなと思いました(特に,最近はプレオで走ってもそこそこ楽しいと思うようになったので。)。
 月曜日からは仕事で相変わらずジタバタしているうちにあっという間に週末を迎え,今日はいつもどおり朝,ゆっくり起きた後,ワイシャツにアイロンをかけ,洗濯をし,買い物に行き,昼ごはんを食べてからブログネタを打っています。明日は,天気予報では晴れ,午後の降水確率は0%,最高気温は13度ということで,パナモリで走りに行けるなぁと思っています。

 フルカワの日常ネタはこの程度にして,今回は「パナモリで走っていたらやたらとポルシェが走っていて・・・」ということでアマゾンで山口百恵の“GOLDEN☆BEST コンプリート・シングルコレクション”をカートにインしてしまったので,今回はDisc1を紹介したいと思います。山口百恵は1973年にデビューし1980年に引退してアイドル歌手ですが,私と同じ年代であれば説明不要だと思いますので,さっさと聴いていくことにしたいと思います。
 1曲目の“としごろ-人にめざめる14才-”という曲は1973年5月リリースのデビューシングルで,ホーンの使い方が昭和だよねぇという音だし,山口百恵の声も幼い感じがあるのですが,それでも正直上手いです。やはり昭和歌謡恐るべしという感じでしょうか。ホーンの使い方については,やはり戦後のジャズバンドがそのまま歌謡曲のバックバンドになったのも影響があるのかなぁと思ったり(テレビの歌番組で演奏していたバンドは今にして思えばビッグバンド的な楽器構成でしたしね。)。
 2曲目の“青い果実”という曲はは1973年9月リリースのシングルで,いきなり「あなたが望むなら,私,何をされてもいいわ。いけない娘だと噂されてもいい。」なんていう歌詞を唄い始めるというあの頃からすればとんでもない唄なのですが,1枚目のシングルから4か月後のリリースなのに,1枚目のときにあった声の幼さがあまり感じられなくなっているのは凄いなぁ(1枚目は幼さを演じていたとすればそれはそれで凄いし,2枚目でクールに演じているのであれば,それもそれで凄いし。),というかプロフェッショナルだなぁと思ってしまいました。
 3曲目の“禁じられた遊び”という曲は1973年11月リリースのシングルで,ギターの名曲と同じタイトルですが,なかなかカッコいいホーンとストリングスアレンジに聞き惚れていると,「怖くない,アアンアン,怖くない。」と唄いだして,「アアンアン」のところに妙に色気を感じたりして,3枚目でこれですかと思ってしまいました。それから,この曲のホーンアレンジはシャープでカッコいいです。
 4曲目の“春風のいたずら”は1974年3月リリースのシングルで,ドラムとベースから始まり,これはファンクっぽいねぇと思っていると「パヤパパッパーパ」という女性コーラスがファンクっぽさをぶち壊して昭和歌謡の世界に引き戻してくれます。山口百恵が唄うメロディーも少し甘めのメロディーラインになっています。とはいえ,サビの「怖いわ,怖いわ,怖いわ。」等と唄うところの「わ」の発声はゾクゾクするほど艶があって,さすがだなぁと思ってしまいました。
 5曲目の“ひと夏の経験”という曲は1974年6月リリースのシングルで,これはやっぱりもういきなりの「あなたに女の娘の一番大切なものをあげるわ。」という歌詞を淡々と唄っているところが素晴らしいです。バックの演奏も少し抑えめの演奏をしながら,サビの「汚れてもいい。泣いてもいい。愛は尊いわ。誰でも一度だけ経験するのよ。誘惑の甘い罠。」というところでは山口百恵の唄が爆発するのに合わせて演奏も爆発しているところはさすがのアレンジだなぁと。しかし,「誰でも一度だけ経験するのよ。誘惑の甘い罠」のところのメロディーがスタッカートになっているのは素晴らしいなぁとシミジミ思ってしまいました。
 6曲目の“ちっぽけな感傷”という曲は1974年9月リリースのシングルで,リードギターがソロを弾くイントロから始まり,少しアレンジのアレンジが変わったかな?と思っていると,唄が入るとまぁ通常ルートのアレンジかと。アレンジはともかくとして,サビの声の伸び方は素晴らしいなぁと思ってしまいました。しかし,唄が入っていないところはギター中心のアレンジなっているということはジャズ系ミュージシャンからロック系ミュージシャンが流れ込んできているということなのかなぁと思ったり。
 7曲目の“冬の色”という曲は1974年12月リリースのシングルで,イントロから昭和歌謡感満載なアレンジで素晴らしいなぁと思っていると山口百恵が唄い始めるのですが,これまた昭和歌謡感満載なメロディーで,それをしっかりと唄いこなしているところが凄いなぁと思ってしまいました。サビで少しこぶしを回しているのですが,そのこぶしの回し方がキュートだなぁと思ってしまいました。
 8曲目の“湖の決心”という曲は1975年3月リリースのシングルで,かなり昭和歌謡なアレンジでしかもイントロから山口百恵の語りが入るという,昭和歌謡テイスト満載な曲になっています。少し深めのリバーブ昭和歌謡感をアップさせています。少し大げさなメロディーラインやバッドエンドを思わせるような歌詞もこれまた昭和歌謡というか,この辺は山口百恵のカラーかな?と思ってもみたり。
 9曲目の“夏ひらく青春”という曲は1975年6月リリースのシングルで,ホーンにフェイザーがかけられていたりと,アレンジの方が一気に革命的になっているなぁとおもって聴いていると,山口百恵の唄うメロディーも攻撃的な感じで,そうすると山口百恵も攻撃的に唄ってくれるわけで。もちろん歌詞も結構攻撃的なわけで,こんなタイトルでこういう曲の展開にするか?と思いつつも,気持ちよく裏切ってくれています。あとこの曲では結構ギターが前に出てきていて,リフもそうですが,カッティングも気持ちよく聴かせてくれています。
 10曲目の“ささやかな欲望”という曲は1975年9月リリースのシングルで,タイトルと打って変わって静かに始まり,ストリングスとキーボードがいい感じにしっとりと鳴っています。そんなしっとりとした感じの中,山口百恵も当然ですが,しっとりと唄ってくれるわけで。“ささやかな欲望”というタイトルからは想像できない,何らかの事情で自分から身を引く女性の唄なのですが,16歳でこの歌詞への感情移入は凄いなぁと思ってしまいました。
 11曲目の“ありがとう あなた”という曲は“ささやかな欲望”のB面の曲で,イントロのホーンの音が昭和歌謡だなぇという感じですが,A面がしっとりならB面はパワフルに!なんてことはなく,タイトルどおりしっとりした唄になっています。しっとりしたメロディーをしっとりときっちりと唄いあげているところはさすが山口百恵だなぁと思ってしまいました。ちなみに,曲のタイトルを唄の途中でぽつりとつぶやいているのですが,それも素敵です。
 12曲目の“白い約束”という曲は1975年12月リリースのシングルで,ストリングス主体のイントロですが,ドラムやベース,それからギターの入り方がロックっぽいねぇと思って聴いていると,山口百恵の唄うメロディーもけっこうしっかりして,全体としてパワフルな印象の曲になっています。というか,この頃から今,イメージする山口百恵の声(クールでありながら,ときにはハッとするような艶を感じる声や唄い方。)になっているなぁと思いました。ということは16歳にして山口百恵完成ですか?あまりにも凄すぎですよねぇ。
 13曲目の“愛に走って”という曲は1976年3月リリースのシングルで,ホーンの音が後ろに下がって,キーボードとギターの音が前に出てきているのですが,キーボードの音が昭和歌謡な音だなぁと思いつつ,山口百恵の唄は安定して素敵だなぁと思ってしまいました。この曲では割とギターのカッティングがなぜか前に出ているのですが,これがまた裏打ちのカッティングで気持ち良いです。この微妙な感じが昭和歌謡感を出しているんだろうなぁと思ってしまいました。
 14曲目の“赤い運命”という曲は“愛に走って”のB面の曲で,タイトルからも分かると思いますが,そうです“赤い”シリーズの主題歌ですね。ドラマの主題歌ということもあり,あまり自己主張の強い曲ではないのですが,きっちりと唄いあげている山口百恵は凄いなぁと思ってしまいました。アレンジとしては地味なのですがストリングスがいい仕事をしているねぇと思ってしまいました。
 15曲目の“ 横須賀ストーリー”という曲は1976年6月リリースのシングルで,初の阿木燿子作詞,宇崎竜童作曲作品ですが,イントロの躍動的なアレンジ,そしていきなりの「これっきり,これっきり,もう,これっきりですか。」という歌詞とメロディーにノックアウトされてしまいました。基本的にドラムとベースとギターとサックスがバックの音を作っていて,かなりロックな感じにアレンジされているのですが,そこはさすが作曲が宇崎竜童だけあるなぁと思ってしまいました。あと,ギターもカッコよいのですが,この曲はやはりベースラインがカッコよいねぇと思ってしまいました。
 16曲目の“パールカラーにゆれて”という曲は1976年9月リリースのシングルで,キーボードの音が心地よいイントロから流れて,ここら辺からバックの音が変わってきたなぁという感じを受けますね。いわゆるビックバンド系の音からロックバンド系の音に変化してきているのではないかと個人的には思います。山口百恵の唄もはっきり,しっかり唄っていて,リバーブをかけて少しボケた感じの音とは一線を画したシャープな音になっていると思いました。
 17曲目の“赤い衝撃”という曲は1976年11月リリースのシングルで,これまた“赤い”シリーズの主題歌ですが,イントロからギターが気持ちよく弾きまくられ,山口百恵が「あなたがいる,私がいる,答えは愛だけ。」と唄い出す,思いっきり自己主張が強い曲になっています。というか,パワフルに唄う山口百恵を支えるため,バックの音もかなりパワフルに演奏しているなぁと思いました。基本的なリズムはドラムとベースなのですが,ギターのカッティングとパーカッションがリズムの厚みを付けているという感じでしょうか。
 18曲目の“初恋草紙”という曲は1977年1月リリースのシングルで,ここから本格的に阿木燿子作詞,宇崎竜童作曲作品になっていくのですが,おぉっと思ったよりも昭和アイドルなイントロだなぁと思っていると,唄い始めた山口百恵の歌詞もメロディーも思いっきり昭和アイドルな感じで,歌詞はともかく,宇崎竜童がこんな感じの曲を提供するとは少し驚いてしまいました。ロックっぽさは全くありませんが,思いっきり昭和アイドルなテイストにやられたなぁといった感じでしょうか。
 19曲目の“夢先案内人”という曲は1977年4月リリースのシングルで,エレクトリックギターのアルペジオから始まり,かなりロックテイストな音になっているのはさすがだなぁ,リフ中心のサックスの使い方がT.REXぽいなぁと思ってみたり。あと,サビの「あなたはときどき振り向きウインク・アンド・キス」ところの唄い方は艶があって素晴らしいなぁと思ってしまいました。
 ラストナンバーの“イミテイション・ゴールド”という曲は1977年7月リリースのシングルで,不穏な音のキーボードの繰り返しで始まり,「シャワーの後の髪の雫を乾いたタオルで拭き取りながら。」といきなり意味深な歌詞で始まり,バックの音は思いっきりロックな感じなっています。サビの「アンアンアン,イミテーション・ゴールド。」のところはめちゃ色っぽいです。まぁ,唄っている内容もナニした後で前の男と比べてしまっているっていう唄だからねぇ。というか,最近は耳障りの良いポワポワした唄が多い中,ある意味まで規制がいろあった昭和の時代にこの歌詞でこの曲で,それをパワフルに唄いきってしまうところが素晴らしいなぁと。
 山口百恵は正直リアルタイムで聴いてきた世代なのですが,昔は「百恵ちゃん,カワイイ。」だったり,「百恵ちゃん,カッコいい。」みたいな聴き方でしたが,いろいろな音楽を聴いて,年を取って聴いてみると,こういう聴き方になってしまうわけですが,それが良いのか悪いのか何ともいえないのですが,個人的にはこういう聴き方もありでは?と思っています。

 実にどうでも良い話なのですが,年末年始に寒波が襲来して一気に寒くなったときに手のしもやけが一気に悪化し,これは愛用しているユースキンクリームのお世話になるしかない!ということで,ドラッグストアに買いに行ったのですが,以前,ボトルタイプを買って余らせ,使用期限を超過した(とはいえ,無視して使いましたけど。)ということがあったので,チューブタイプを買うことにしたのですが,なんとチューブにミッフィーのイラストが描いてあるものしかないではないですか。50歳を過ぎたおっさんがミッフィーってどうよ・・・と少し考えましたが,まぁ家で使うもんだし,余らせるよりはいいか?ということでミッフィーのイラストが描いてあるチューブのもの買って,日々,朝な夕なと手にすり込んできたおかげなのか,寒さに体が馴染んできたのか少しずつ良くなってきたような気がします(というのも,一時期は暖房が入るとしもやけが痒くなっていたのですが,暖房が入っても痒くならなくなった。)。
 日々,朝な夕なとユースキンクリームを塗り込んでいたので,チューブの中身もだいぶ少なくなってきたのですが,次のチューブを度のタイミングで買うのかが少し悩ましいなぁと思っています。というのも,日々,朝な夕なとユースキンクリームを塗り込んでいるとはいえ,1日塗らなかったからといって,一気に再発するとは思えないので,そうするとなくなってから買っても良いのではないかと思ってもみたり。そうすると,なくなるタイミングによっては新しく買わずにそのまま冬を乗り来るということも考えられなくはないのですが,多分,2月中になくなると思うので,そのタイミングで果たして冬を乗り切るということができるのか悩ましいので,どうしたもんかなぁと思いながら,今,使っているチューブを見てみると,使用期限が2023年10月までとなっているの,追加でを買って残ったとしても,次の冬で使い切れば問題なしじゃん!ということで,無くなれば仕事帰りに買って帰ろうと思っていますが,50歳を過ぎたおっさんとしては,ミッフィーのイラストが描いてあるチューブではなくて,無地のチューブがあればありがたいんだけどな・・・とも思ってみたり。