ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

In The Right Place/Dr.John


 台風が来るかと思っていたら,なんとUターンしてしまったということで,天気予報は週末は良くなかったはずなのに,おかげで非常に良い天気になっています。とはいえ,風は非常に強く,空けている窓からはビュービュー風が吹き込んで来ますが,半袖Tシャツでも肌寒く感じないので,問題なしということで。
 さて,前回のブログをアップした後のフルカワの日常ですが,日曜日は降水確率が上がらなかったので,パナモリで西方面海岸線コースを走らさせてもらいましたです。前の週ほど強い風ではありませんでしたが,往路はまたもや向かい風でスタートということで,まぁ復路で足が売り切れないように走らせてもらいましょうかねということで,いつものとおり自分のペースで走らせてもらいましたです。自分の走行車線にはあまりロードは走っていなかった(その方が後ろに付かれて風よけにされると辛いので良いのですが。)のですが,反対車線は結構走っていて,お互いに頭を下げたり,手を上げたりして挨拶をしながら良い気分で走らせてもらいましたです。やはり,自転車ブームが去り,本当に好きな人間しか乗っていないので,お互い頑張ろう!という気持ちになるんでしょうかね。で,向かい風で速度は乗らないものの,Uターン地点のコンビニに着いたので,クリームパンとブラックコーヒーで補給をしてから復路をスタートしましたです。過去にUターン地点としていたコンビニの跡地に運送会社ができていたので,あ~もうここにコンビニが復活することはないんだろうなぁと思ってしまいましたが,今利用しているコンビニがそんなに離れていなかったので良かったと思っています。で,往路が向かい風なら復路は追い風ということで,復路は非常に気持ちよく走らせてもらいましたです。これだけ足が回ると気持ちいいねぇと思いながら走らせてもらいましたが,暑さをあまり感じないのでボトルの中のVAAMが減らないので,家から持って出たのが帰るまできっちり持つという非常に安上がりに走れるようになったなぁと思っています。正直,ボトルの中身を追加することがないので,ほぼ200円ちょっとしか使わずに半日楽しく遊べるんだから,本当,安上がりな趣味だなぁと思っています(本体はそこそこ金がかかっているだろ!という批判があることは分かっていますが,すでに買ってから5年を超えていますので,そうすると1日当たりの金額なんて120円になっているので,問題なしということで。)。そんなことを考えながら残り10キロをぼちぼち走りながら自宅マンションへ無事到着しましたです。しかし,今回はここで時間を取ってしまうことに。自宅は12階なので,さすがにエレベーターを利用させてもらっていますが,今回は先客がいましたので,先に行ってもらったところまでは良かったのですが,降りてくるエレベーターを待っていると更にエレベーターに乗る人が。私の方が先だけど,自転車乗りに対する印象が悪くなってはいけないということで,先に乗ってもらうことにし,お先にどうぞということで,2回エレベーターを見送らせてもらいましたです。エレベーターを2回見送ったからといって大した時間ではないのですが,とはいえここまで来て帰れないのは地味に辛いので,次こそは乗りたいねぇと思っていると,無事,次のエレベーターに乗ることができましたです。
 月曜日からは仕事で,相変わらずジタバタしているうちにあっという間に金曜日ということで週末を迎えてしまいましたはいいんだけれど,よく考えると,もう10月も3分の1が過ぎてしまったんだよねぇ。ボヤボヤしていると10月も終わってしまうなぁと思いながら今日の土曜日を過ごしています。いつもどおりゆっくり起きて,朝ごはんを食べて,ワイシャツにアイロンをかけ,洗濯をし,買い物に行き,昼ごはんを食べた後,少し昼寝をしてからブログネタを打っています。明日の天気は晴れ時々くもりで午後の降水確率は0%,最高気温は28度ということなので,間違いなくパナモリで走りに行けるのではないかと思っていますが,明日はもう少し風が弱まると走りやすいんだけどな・・・と思っていますが,贅沢を言ってはいけませんね。

 フルカワの日常ネタはこの程度にして,今回でDr.Johnは最後になるのですが,1973年リリースされた“In The Right Place”を紹介したいと思います。前回,紹介させてもらった“Dr. John's Gumbo”は直球どストレートなアルバムでしたが,このアルバムにはニューオーリンズ・ファンクの雄The Metersが全面的に参加していますので,さてどうなることやら。
 1曲目の“Right Place Wrong Time”という曲は,ノイジーなオルガンで始まり,そこにタイトなリズムでファンクが奏でられ,そこにDr.Johnが唄い出すのですが,これがメチャカッコよいです。これまでのDr.Johnの味は残してあるのですが,The Metersが参加していることもあり,タイトなリズムでグイグイと音を引っ張って,気持ち良いファンクにしてくれています。
 2曲目の“Same Old Same Old”という曲は,ブーミーなオルガンで始まり,そこにホーンが加わり,パーカッションが心地よいリズムを叩き出す中,Dr.Johnが唄い出し,このまま抑えめの演奏で行くのかな?と思っていると,最後まで抑えめの演奏で突っ走ってくれましたので,さすが,Dr.Johnと思ってしまいました。
 3曲目の“Just The Same”という曲は,ピアノとオルガンで静かに,しかも美しく始まり,そこにバンドが入りながらDr.Johnがしっとりとしゃがれ声で唄い始めるのですが,これが非常にいい感じのバラードになっています。バンドの音は抑えめなのですが,その分,Dr.Johnが気持ちよくシャウトしまくってくれています。
 4曲目の“Qualified”という曲は,テンポの良いピアノから始まり,バンドが気持ち良いファンクサウンドを奏で,Dr.Johnもご機嫌に唄っています。というか,音数が少ないのにメチャタイトなドラムが叩き出すリズムが気持ち良いです。その気持ち良いリズムに乗って,ピアノが,ギターが,ホーンがそれぞれにご機嫌な音を出し,有機的に絡み合い,その上でDr.Johnがシャウトしまくってくれていて,もうカッコいいねぇと言うしかないじゃないですか。しかし,Dr.Johnがしゃうとしているのにフェイドアウトで終わってしまうのは,あんまりというか斬新というか。
 5曲目の“Traveling Mood”という曲は,ミドルテンポのピアノで始まり,ゆったりとしたタメのあるビートでバンドは演奏し,なんとメインのリード楽器が口笛という,これまたなんてこったいという始まり方なのですが,そこにDr.Johnの唄が入れば,Dr.Johnだし何でもありだよねということで聴き進めていくと,柔らかい音でホーンが吹かれまくっていて,最後はホーンがソロを吹くのかなと思っていると,口笛のソロで終わってしまうという,思いっきり口笛をメインに据えた音になっています。
 6曲目の“Peace Brother Peace”という曲は,いきなりバンドの音で始まり,バンドの音で始まるということは,もちろんファンクでございます。ドラムもベースもギターも女性コーラスもホーンも「ファンクよのう。」という音を聴かせてくれるのですが,Dr.Johnの唄が入れば,Dr.Johnの世界になってしまうのはさすがでございます。ベースとギターがユニゾンでずっと弾かれているのですが,メチャ気持ち良いです。
 7曲目の“Life”という曲は,ドラムで始まり,そこにご機嫌な転がり具合のピアノが弾かれ,ご機嫌なリズムの上でDr.Johnが唄っているのですが,繰り返されるビートが徐々に心地よくなってくるころには,オルガンのご機嫌なリフが,スネアのタイミングとリンクしていて,メチャ気持ち良いです。
 8曲目の“Such A Night”という曲は,跳ねたエレピで始まり,ゆったりとしたリズムでバンドが演奏をし,これまたゆっくり目で少しコミカルにDr.Johnが唄っているのですが,これがまたハマっているんですよねぇ。
 9曲目の“Shoo Fly Marches On”という曲は,ドラムから始まり,そこにピアノが絡みつき,ギターもリフを弾かせてもらいますねという感じで始まるのですが,ギターはカッティング中心になり,バンドが1つのグルーヴを生み出しているところにDr.Johnが唄い始めるのですが,この曲は女性コーラスが強力で,女性コーラスが入ると,申し訳ないのですが,思わずそちらに耳を持っていかれてしまいます。
 10曲目の“I Been Hoodood”という曲は,ベースとオルガンから始まり,オルガンがリズムを引っ張る中,バンドの音が動き出し,そこにDr.Johnの唄が入り,女性コーラスがDr.Johnの唄をさせる感じで入ってくるのですが,ファンクというよりもDr.Johnの音楽をThe Metersがバックアップしているという感じで,リズムは気持ち良いのですが,主役はあくまでもDr.Johnという感じが思いっきり伝わってくる曲になっています。
 ラストナンバーの“Cold Cold Cold”という曲は,ポップなイントロで始まり,Dr.Johnもしゃがれ声ながらもポップなメロディーを気持ちよく唄っています。途中で展開を変えることもなく,ストレートなどポップな曲をそのまんまDr.Johnが唄っているのですが,そういう意味での気持ち良い裏切りを感じてしまいました。
 The Metersが入れば,これでもか!という感じのニューオーリンズ・ファンクになるのかと思いきや,そこはやはり,Dr.John,きっちり自分の音楽になっているところが素晴らしいと思いました。とはいえ,The Metersの生み出す気持ち良いグルーヴがあってこそのこの音ではないかと思ってもみたり。ともかく,1+1が2ではなく,3だったり4だったりする音になっているのは,Dr.JohnThe Metersががっぷり4つに組んでいるからではないかと思いました。

 買い物に行った際のビニールの買い物袋が全面的に有料化される前からエコバックを愛用しているのですが,今日の買い物帰りになんと愛用しているエコバックの持ち手部分が取れてしまいましたです。買い替えどきかなぁとも思いましたが,こんなもの縫えば問題なしということで,自宅に戻ってから縫って直すことにしました。自宅に戻り,買ってきたものをエコバックやデイパックから取り出してから,さてエコバックを修理しましょうかねと見てみると,破れた(というか糸が切れた。)ところ以外を見てみると,どこもあまりしっかり縫われているというよりも必要最小限縫われているという感じでしたので,これは今日取れたところだけ直しても他のところが駄目になってしまう可能性が高いよねということで,こうなれば予防もコミコミで全部塗ってしまえ!ということで,持ち手の4箇所をしっかりと縫わせてもらいましたです。
 正直,そんなにきれいに縫えたとは思いませんが,しょせんエコバック,そんなところを他人が気をつけて見るわけはありませんし,普段は内蔵ポケットに収納しておくタイプなので,ものを入れるときだけ内蔵ポケットに入っているので,自分自身も目に触れることがないので問題なしということで。また,今回,自分で縫ったことで縫ったところが少し引っ張られてシワになってしまいましたが,もともとショワショワした感じの生地でできているので,多少,シワになってもそんなに目立つこともないので,これまた問題なしということで。
 う~ん,エコバックなんてそんなに高いものではないんだから,この際,新しいのを買えばいいじゃない?という考えもないではないのですが,貧乏性なので,直して使えるんなら直せばいいんじゃない?ということで,ついつい直してしまうのですが,きっと貧乏性だけでなく,直すことにより自分の手を入れることで「ノーマルじゃ気がすまない(by藤井一彦)」気分も満足させているのではないかと,非常に善意に解釈しています。