ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

サイクリーマン全3巻/原田尚


 ゴールデン・ウィークは終了したものの,新型コロナウイルスの緊急事態宣言は延長ということで,相変わらず窓の外の景色は比較的静かな感じですね。緊急事態宣言は今月いっぱいまで延長され,特定地域ではないものの県が引き続き外出自粛要請をしているので,当面はこんな感じかなぁと思いつつ,5月3日以降は新たな感染者が県内ではいないので,このまま新たな感染者が出なければ,とりあえず県内での外出自粛は解除になるのではないかと思ってもみたり。とはいえ,特定地域が落ち着かなければ全面解除にはならないものの,全国の新たな感染者が100人を切っているので,少しは先が見えてきたのではないかと思っています。
 さて,前回のブログをアップした後のフルカワの日常ですが,日曜日は午前中はすてい・ホームということで自宅でウダウダし,午後からは予定どおり郵便局へ郵便物を受け取りに行きましたです。雨が降っていたので歩いて行きましたが,結構,雨が降っていたので,靴は多少は防水加工がしてあったものの,帰るころには雨が染み込んでしまいましたが,まぁ冬ではないので問題なしということで。帰るときには久しぶりに繁華街を歩いてみましたが,外出自粛要請が出されていることや雨がけっこう降っていることもあり,ほぼ人がいないなぁという感じでした。あと,ネットで雑貨屋を中心に買い占められていたと思われるマスクが売られているとあったのですが,それは都市部のことだろうと思っていたのですが,繁華街の雑貨屋の店先でマスクが売られているのを見て,こんな地方都市でも売っているんだぁと思いつつも,雑貨屋でマスクを買うのもなんだか怪しそうですし,手作りマスクがあれば問題なしなので,そのまま素通りさせてもらいましたです。あと,手作りマスクを売っている店もあったりして,値段を見てみると800円ということで,多分,自分で作る前なら買っていたかもしれないなぁと思いながら,こちらも素通りさせてもらいましたです。
 月曜日から水曜日まではゴールデンウィークということでお休みでしたが,ステイ・ホームということで自宅でウダウダ過ごさせてもらいましたです。木曜日は仕事だったのですが,緊急事態宣言は延長されたものの,特定地域ではないことから出勤可能な人数が緩和されたので,少しずつ業務を行うことの調整をした結果,今回はフルカワも交代で出勤するメンバーに入ることになりましたです。在宅勤務と休暇を取得して自宅待機の2パターンあるのですが,正直,なんだかんだで休暇が取れていなかったので,こういうときに休暇を消化しておかないと,また消化できなくなるので,金曜日からとりあえず翌週まで1日おきに休暇を3日取らせてもらいましたです。というわけで,金曜日は休暇を取って自宅待機をしましたが,外出自粛要請が出ているので,クリーニングを取りに行った以外は日がな一日自宅でウダウダしていました。
 今日はいつもどおりに起きた後は,洗濯をしたり,買い物に行ったりした後,昼ごはんを食べてからブログネタを書いています。しかし,先週まではスーパーのレジ待ちの時間が長かったのですが,今日は店内に人がいないわけではないのですが,レジにあまり人が並んでおらず,さっさと支払いが済ませられたので,何かあったのかなぁと思いつつ,レジに人が並んでいた一番の原因は,大量に商品を買っている人が多くて,レジが流れないことだったのですが,そういえば今日は大量に商品を買っている人がそんなにいなかったのでレジに人が並んでいなかったのかな?と思いつつ,もう少し様子見だなぁということで。外出自粛要請中なので,明日も自宅でウダウダする予定ですが,明日の天気は予報では雨昼前からくもり,午後の降水確率20%,最高気温25度という,自宅でウダウダするには絶好の天気ということで。う~ん,しかし,パナモリで走るには良い季節になったのに,このまま外出自粛要請が続くと,あっという間に良い季節が終わってしまうなぁと思いつつ,いやいや汗をダラダラ流しながら走る夏も,それはそれで楽しいじゃないかということで,とにかくパナモリで走りに行けるようになるといいなぁと思っています。

 フルカワの日常ネタはこの程度にして,今回からは少し音楽ネタを離れて漫画ネタで行こう!ということで,まずは原田尚の“サイクリーマン”を紹介したいと思います。
“サイクリーマン”はモーニングで連載されていた,タイトルからも分かるとおり自転車漫画で,そこそこ人気があったはずなのになぜか打ち切りになってしまった残念な漫画ですが,フルカワ的には楽しませてもらいましたので紹介したいと思います。
 “サイクリーマン”は主人公は旅行会社に勤める社会人2年目の和田竹繁が,会社の上司である矢美津健(以下,登場人物については「さん」付けで表記。)やその娘である加奈,また同僚である風張千帆(よく考えると,みんな峠の名前ですね。)と自転車趣味を通じて,ゆるゆると繋がっていくという漫画で,作者の自転車への思いが伝わりつつ,熱くならず,大人が自転車を楽しんでいる内容となっています。また,和田竹繁の自転車がAnchor,矢美津健の自転車がBMC,加奈の自転車(作者としては最終的には買うことを考えていたのだと思うのですが,買う前に終わってしまったため,自転車屋から借りていたもの。)がFUJI,風張千帆の自転車がBianchiと,きちんと自転車を描き分けているところ(あと細かいところでは,ヘルメットやシューズもきちんと描いています。)にも自転車への愛を感じるなぁと思ってしまいました。
 話の方は,自転車選手を目指していたけれど怪我で断念した主人公が倉庫の整理をしているときに昔乗っていて自転車を見つけ,整備をしているうちに少し走ってみようということで河川敷を走っていると,見知らぬローディー(矢美津さん)と競争してみると意気投合して,また走りに行くことを約束したものの,なんと新しい上司だったというオチで,そこからどうなるのかと思っていたら,仕事は仕事,趣味は趣味ということで割り切って,週末は友人として走りに行くことになるという,個人的には現実には難しいけど,そこは漫画なのでということで。しかも矢美津さんは当初は家族にはロードを買っていることは内緒で,トランクルームに自転車を含め,ウェア等も入れているのですが,よく考えると東京近郊で自転車が整備できる大きさのトランクルームって結構なお値段でないかい?と思ってしまいましたが,最初の1台でBMCのディスクロードを買うくらいだから,まぁ大人の趣味ということです。最初は荒川等の河川敷を走っていたのが,大垂水峠に行き,仕事の後に夜の都内を走ったり,主人公と矢美津さんの関係に風張さんが加わって,富士五湖巡りをしたりと,いろいろなところを走っていきます。特に初めての100キロライドとなる富士五湖の回では,初めて100キロライドをしたとき,こんな気持ちだったよなぁと思いだしたりもしました。いいなぁと思ったのが,琵琶湖に視察に行く話で,視察はそもそも風張さんの担当だったのですが,直前で体調を崩してしまったため,急遽,風張さんの代わりに矢美津さんが行くことになり,仕事を終えた空き時間でレンタサイクルで琵琶湖を走るのですが,こういう楽しい出張をしたことがないので,羨ましいなぁと思ってもみたり(まぁ,主人公が勤務しているのが旅行会社なので,観光地へ行くことも仕事ですしね。)。しかし,このときの写真を矢美津さんが不用意に家族共有のフォルダにアップしちゃうもんだから,内緒にしていた自転車趣味がバレてしまったりと,良いことがあれば悪いこともあるということで。
 そうこうしていると,主人公の会社の先輩である定峰先輩が主人公と矢美津さんと風張さんの関係を邪推し,矢美津さんを中心とした接待自転車会となっていると思い込んでみたり,定峰先輩と都民の森へヒルクライムをしに行き,主人公の能力を見くびっている定峰先輩がオーバーペースで両足をつらせてしまったり(はい,私も峠で片方の足がつったことがあるので,その痛みは非常に分かります。)。山梨のフルーツラインを走った後は,今度はどこに走りに行くのだろうかと思っていたら,主人公が怪我をしたときの回想回になり,ここで一息ついてと思っていたら,次の回でいきなり最終回で,みんなで初日の出を見て終わりというなんてこったいな展開です。まさか全26話で終わるとは思っていなかったので,もう少し東京近郊のいろいろなところをユルユルと走ってくれると思っていたのに,これはないんじゃないの?と思ってしまいました。酷評が多い5ちゃんでも結構,ユルユルした感じが良いと評判だっただけに残念です。
 とはいえ,鬼頭莫宏の“のりりん”のように少しずつ内容が変わっていくわけではないですし,人間関係(キャラ)が増えることもなさそうだったので,単に走っているだけならばネタ切れになってしまうので,編集部としてはちょうど3巻の分量で打ち切ったということでしょうかね。個人的には5巻までは続いても良かったのではないかと思いますが,終わってしまったものは仕方ないということで。
 こんな感じの大人の自転車漫画って,“のりりん”と“サイクリーマン”ぐらいしかないと思いますので,大人の自転車漫画を読みたいという人にはぜひ読んでもらえればと思います。自転車もきちんと描かれていますしね。

 ネタを漫画にしたからというわけではないのですが,個人的になんとかならないかなぁと思っているのが,山田芳裕の“へうげもの”を文庫版なんですよね。連載が終わって2年以上が経ち,コミックスの最終巻が発売されてからも2年以上が経っているにも関わらず,4年前に12服(巻)が発売された後,13服以降のリリースがないんですよね。個人的に“へうげもの”は非常に好きな漫画なので,全巻読みたいなと思うのですが,コミックスと文庫本では収録されている話の数も違うことから,いまさらコミックスを買うのも難しいので,このまま文庫本のリリースを待つのか,それともこの際,電子書籍で全巻揃えてしまうかどちらかしかないかなぁと思っていますです。
 多分ですけど,このまま文庫本のリリースを待ちつつ,どこかの段階で電子書籍で買ってしまうのではないかと思っています。コミックスを買うのであれば,多分,あんまり待っていると買えなくなってしまうと思うのですが,電子書籍であればいつでも買えるので,待てるだけ待ってみようとは思っていますけど。
 電子書籍で思い出しましたが,アンドロイドタブレットには電子書籍リーダーとしてAmazon KindleGoogle Play Booksを入れているのですが,なぜかAmazon Kindle講談社系の漫画が多く,Google Play Booksは小学館系の漫画が多いんですよね。もともとは昔の漫画が読み直したかったものの,Amazonでしか売っていなかったり,Google Playでしか売っていなかったりしてそれぞれのリーダーを使うことになったのですが,最近のものであればどちらでも買えるのですが,なんとなく講談社系と小学館系に分かれてしまったのでそのままにしているので,そうすると“へうげもの”は講談社なのでAmazonで買うことになるのかな?と思って調べてみると,1巻から3巻まで無料のため全25巻を一気に買っても1万4520円なんですよね。とはいえ,途中まで持っていることもあり,勢いで買うには躊躇する金額だなぁと思ってしまいましたです。