ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

L'Heure Bleue/原田知世


 ボヤボヤしている間にあっという間に12月も半分が折返しになってしまいましたです。今日は良い天気ですが,明日の降水確率は午後から80パーセントということで,パナモリには乗れないねぇと思っていますが,そろそろ年賀状の準備もしないといけないので,有効に使わせてもらおうかと思っていますです。
 さて,前回のブログをアップした後のフルカワの日常ですが,日曜日は降水確率は低いのですが,これで本当に雨が振らないの?というくらいどんよりとした曇り空で,しかも思いっきり冷え込んでいるので,これでパナモリで走りに行って雨に振られたら涙が出るなぁということで,プレオも乗っておかないといけないので,プレオで走ってくることにしましたです。パナモリで走りに行くのであれば,東方面海岸線コースを走りに行こうと思っていたので,西方面海岸線コースを走りに行くことにしましたです。よく考えなくても西方面海岸線コースは単身赴任をしていたときに隔週で走っていましたが,単身赴任が終わったら全く走ることがなかったので,ちょっと久しぶりだねぇという感じがしましあtです。休憩は単身赴任のとき,自宅に帰る時に休憩に使っていたコンビニ(まぁ,今もパナモリで走る時に休憩地点には使っていますが。)で,カフェオレを飲みながらレモンケーキを食べて(体を使っているわけではないので,おやつ程度ということで。),タバコを1本吸ってから自宅まで戻らせてもらいましたです。走行距離としては70キロでしたので,とりあえず1か月に少なくとも走っておいてねとディーラーからお願いされている距離は走れたので,これでOKということで。
 月曜日からは仕事でしたが,上司が出張で不在でしたので,ノンビリは無理ですが自分のペースで仕事ができたので,まあまあ良かったのではないかと思いましたです。とはいえ,やっぱり職場を後にできたのは午後8時過ぎになってしまいましたけどね。火曜日は翌日が大腸内視鏡検査を受検するので,晩御飯を食べて,指定された午後9時には下剤を飲まないといけないので,仕事を何とか午後7時で切り上げて帰りましたが,検査前の晩御飯は自分で準備(というか,豆腐しか食べませんし,ビールは念の為ノンアルコールの奴ということで。)しないといけないので,スーパーに寄って買い物をし,自分で晩ごはんの準備をしていると,結局,下剤を飲めたのは午後9時30分になってしまいましたです。下剤がどの段階で効きだすのかが分からないので少し起きていたのですが,効かないので眠ってしまいましたが,早朝から効きだしたので,眠い目をこすりながらトイレの住人になってしまいましたです。水曜日は大腸内視鏡検査の受検ということで病院に行きましたが,果たして今回はちゃんと検査をしてもらえるのだろうかと思っていたのですが,検査を受けられてホッとしましたです。しかし,午前中は1.8リットルの下剤を飲み,ひたすらトイレの住人になるだけでしたが,何とか午前中でトイレの住人になる作業が終わったのでホッと一息という感じでしたが,トイレに行き過ぎて正直,この段階で尻の穴が痛くなっていましたです。いったん自宅に戻り,休憩をした後(自宅で休憩したいので,自宅の近所の病院で受検するようにしています。),病院に戻り,大腸内視鏡検査を受けましたが,尻の穴が痛いっていうのに,痛み止めがまだ効いていないのに医者が内視鏡をグイグイ入れてくるので,痛くて入らないのに力を抜いてくださいと言われ,こっちとしては「痛いって言ってるじゃないか!」という気持ちでしたが,何とか痛み止めが効いてきて無事に検査が終了しましたです。医者が言うには害はないけどサイズ的に切っておいた方が良いポリープがあったということで年内に2泊3日で入院してくださいと言われてしまいましたです。さて,どこで休みを取ろうかねぇといった感じですが,休みも取らないといけないのですし,正直,初めての入院なので,少し楽しみにしていますです。木曜日は前日不在だった分,メールやら仕事やら溜まっていましたが,何とか午後8時過ぎには片付けられたので何とか午後8時台の新幹線で帰らせてもらいましたです。金曜日はバタバタしたものの,何とか午後7時には区切りが良いところまで仕事が片付いたので,午後7時台の新幹線に乗って帰らせてもらいましたです。
 今日はノンビリ起きて朝ごはんを食べ,いつものようにワイシャツにアイロンをかけながら洗濯をし,昼ごはん前に買い物に行き,午後はプレオのタイヤ交換に行ってきましたです。正直,単身赴任のときと違ってあまりプレオに乗らないですし,山の中の町ではないのでそんなに雪が降ったり,道路が凍結するようなこともないと思うので,スタッドレスタイヤに交換しなくても良いといえば良いのですが,それでも雪が降った時にプレオに乗らなければいけないときもあるかもしれませんし,何よりタイヤ館のタイヤクロークにタイヤを預けているので,その料金も払わないといけないので,まぁタイヤクロークの料金を支払いに行くついでにタイヤ交換をするといった感じでしょうか。夕方からは藤井一彦のソロ弾き語りツアーに初参戦するので非常に楽しみにしていますです。

 フルカワの日常ネタはこの程度にして,原田知世の4年ぶりのオリジナルアルバム(洋楽カバーに邦楽カバー,おまけにセルフカバーとカバーアルバムが続いたので。)であり,11年ぶりのバースディアルバムとして11月28日にリリースされた“L'Heure Bleue”を紹介します。というか,51歳でバースディアルバムが出るのも素晴らしいなぁと。確か前回のバースディアルバムは2007年リリースの“music&me”でしたので,ほぼ11年ぶりということで,原田知世ファンとしては嬉しい限りでございます。
 1曲目の“Hello”という曲は,少し重ためのイントロで始まり,しかしこれまでのアコースティックな感じの伊藤ゴロープロデュースとは異なり,ちょっと打ち込み感があるバックの音に乗ってクールに唄う原田知世(以下愛を込めて「知世ちゃん」といいます。)がカッコいいです。1曲目にふさわしい曲になっています。サビから静かに力強く盛り上がるところは素直にいいねぇと思ってしまいましたです。
 2曲目の“銀河絵日記”という曲は,アタック感の強いストリングスで始まり,知世ちゃんが訥々と唄い出すのですが,これが非常に良い感じです。宮沢賢治の“銀河鉄道の夜“のオマージュなのですが,“銀河鉄道の夜”をイメージしながらもきっちりと別のストーリーを紡ぎ出しています。サビの最後で「たどり着くだけが旅じゃない。」と唄われているのですが,多分,ここで唄われている「旅」は人生そのものなんだろうなぁとお互い51歳になってしまったフルカワは思うのでした。
 3曲目の“ping-pong”という曲は,ちょっと前のめりな打ち込みビートが,「伊藤ゴロー,こういうアレンジもできるじゃない!」って感じのアレンジになっています。前のめりのビートなのは,リズムトラックが前のめりなせいだと思うのですが,性急な感じはありますが,ロックではなくポップの範疇に収まっているのは,伊藤ゴローのアレンジの妙と知世ちゃんの声質のおかげだねぇと思ってしまいました。やっぱり年齢もあると思いますが,弾けた感じよりも落ち着いた感じが強いなぁと。
 4曲目の“名もなき青”という曲は,ピアノで静かに始まり,くぐもったスネアの音が雰囲気を出しているなぁと思わせるミックスになっています。タイトルからも分かるとおり抑えた感じで,つぶやくように知世ちゃんが唄っているのですが,何なの?サビの力強い唄声は。伊達に30年以上唄っていないわよという感じですよねぇ。引くところは引いて,押すところはきっちり押す唄い方ができる,というかそれを聴くことができるのが非常に嬉しかったりします。
 5曲目の“風邪の薬”という曲は,ピアノでクラシックっぽく始まったと思ったら,そこにストリングスが絡みつき,パーカッション的にドラムが入っているので,基本的にはピアノのリズムとヴォーカルのリズム感だけで曲が進行していっているのですが,ものすごくリズムを感じてしまうのは,きっと知世ちゃんの唄が強いからではないかと思います。基本的に楽器は少なめで知世ちゃんのヴォーカルを前に思いっきり出しているミックスになっていますしね。
 6曲目の“夢の途中”という曲は,タイトルからはちょっとポップな曲なのかな?と思ったりしましたが,打ち込みのドラムのキックの音から始まり,そこにやはり打ち込みのベースと金属的なキーボードが入っていて,クールな音の上でクールに知世ちゃんが唄っています。サビはそれなりにポップ感があるのですが,サビまでの淡々とした感じは打ち込みの音と相まって強烈なので,サビまでのメロディーとサビからのメロディーの展開の落差で聴かせているなぁと思いました。
 7曲目の“ショート トリップ”という曲は,これまた打ち込み系のアレンジで,モコモコしたリズムトラックにささやくように唄う知世ちゃん(唄うというよりもヴォイスという方がピッタリだと思います。)と,まさにトリップ感満載の短めのテクノでミニマルな曲になっています。日本語で唄っているのですが,ヴォーカルにエフェクトがかかりまくっていて日本語に聴こえないところも素晴らしいです。
 8曲目の“Hi”という曲は,タイトルからするとハイな感じをイメージしていたのですが,これまた淡々と始まり,ちょっと肩透かしな感じを受けましたが,この感じはあれですね,pupaに近いのかなぁとも思ったり。伊藤ゴローのアレンジはキレイ系なイメージがあったので,サビで知世ちゃんのヴォイスも含めノイジーになるところはこういいう音も出せるのね,カッコいいじゃないのと思いましたです。
 9曲目の“2月の雲”という曲は,ストリングス中心の柔らかな音のアレンジで,少しホッとしている自分に驚いたりしていますが,基本的に知世ちゃんの声は柔らかいので,バックの音が柔らかいとピタッとハマるねぇと思ってしまうわけで。とはいえ,多分,ドラムとベースとピアノは打ち込みなので,基本的なリズムは結構淡々としているのですが,そこを知世ちゃんのヴォーカルとストリングスがいい感じでメリハリを付けてくれています。しかし「私は息を吸って唄うから。」という逆説的な歌詞はいいねぇとシミジミ思ってしまいましたです。
 10曲目の“わたしの夢”という曲は,淡々としてた打ち込みのリズムトラックに,これまた淡々としたピアノ(ひょっとして,これも打ち込みかも?)に乗って,知世ちゃんがこれまた淡々と唄っているのですが,この淡々とした感じがラストナンバーに相応しいかと。50歳過ぎてあんまり熱くならなくてもいいんじゃない?っていうことなのかなぁ,何気ない日常でも生きているだけでドラマチックだしねということなんでしょうかね。「変わらないあなたを追いかけていける。」という歌詞は逆にこちらこそ「変わらないあなたを追いかけていける。」という気分にさせてもらいましたです。
 ラストナンバーの“銀河絵日記-piano version”という曲は,2曲目のピアノとストリングス以外は抜いたバージョンなのですが,知世ちゃんの声を前に出しているので,シンプルなアレンジで十分(ピアノもそんなに難しいことはせず,コード弾きに徹していますし,ストリングもフィル程度で入っているだけです。)だねぇとファンの贔屓目もあるのでしょうか,シンプルなアレンジだからこそ知世ちゃんの声が生きているなぁと思いましたです。
 前作までのカバーシリーズでは結構厚めのアレンジでしたが,このアルバムではバックの音は基本的には薄くして知世ちゃんの声を前に出しているのですが,それだけでアルバム1枚分十分に聴かせてもらいましたです。信者の贔屓目では?という声もあるかもしれませんが,いやいや「原田知世の唄の力ですよ」と声を大にして言いたいフルカワでございます。

 フルカワがグダグダとネタを書いてお世話になっている“はてなダイヤリー”ですが,2019年の春には“はてなブログ”へ移行するということで,切りの良いところで年明けに移行するかなぁと思っていますが,そろそろ移行作業を始めた方が良いかな?ということで移行作業に入っていますです。なぜか現在使っている“noraoff”というアドレスが“はてなブログ”でもありがたいことに取得できましたので,ラッキーだなぁと思っていますです。
 しかし,困ったことがあって,“はてなダイヤリー”から“はてなブログ”へは1ボタンで移行できるということでしたが,これが完全に移行できるということではなく,移行した後に不要なデータを削除し,必要なデータを貼り付けないといけないので,その作業をボチボチやっているところです。多分,年末恒例のLooking Back Toネタで移行作業の詳細だとか,新しいアドレスとか,いつから移行するといったアナウンスができるのではないかと思っていますです。
 しかし,2004年からブログをスタートさせているので,本当にブログ黎明期から始めている割には全く人の目に触れないひっそりとしたブログですが,データ移行をしてみると14年間もシコシコと文章を書き続けてきたということで,自分で言うのもなんですが改めて凄いねぇと思ってしまいましたです。仕事で毎日キーボードを叩いているのに,なにも好き好んで休みの日までキーボードを叩かないでもいいんじゃない?という考えもないわけではありませんが,仕事ではなく,自分の好きなことをダラダラと発信するのはやっぱり楽しいですし,だからこそ続いているんだろうなぁと思っていますです。