ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

16 Original Albums & Bonus Tracks Disc6/John Lee Hooker


 ウダウダと過ごしているうちに今年もあと1週間と少しになってしまいましたです。明日はクリスマスイブですが,そんなことは関係ないね!と今週は単身赴任先のアパートでブログネタを打っているフルカワでございます。
 さて,前回のブログをアップしてからのフルカワの日常ですが,土曜日はブログをアップした後,新幹線に乗って上の子供の最後の定期演奏会を観に行きましたです。基本的に方向音痴ですし,初めての会場なので,果たして無事にたどり着けるのか?という不安はありましたが,何とか無事にたどり着き,とはいえ会場に着いたら着いたで,やはり失敗してしまいましたけどね。開場1時間前に着いたのですが,何か人が沢山いるので,その人達の後ろを着いて行ったのですが,どうもチケットがいるようで,おかしいなぁと思ってよく見ると,バレエの発表会らしく,もう少しでうっかり入ってしまうところでした。で,開演するホールの場所を確認し,嫁さんと下の子供と待ち合わせて,上の子供の定期演奏会を楽しませてもらいましたです。前回は上の子供が1年生のときだったのですが,3年も経つと,レベルアップしているなぁと思うのと,多分,自分たちがやりたいものをやっているんだろうなぁという感じで,見応え,聴き応えのある定期演奏会で,嫁さんともレベルアップしていたよねと話しながら自宅まで戻りましたです。日曜日は単身赴任先へ戻るので,午前中はノンビリして,昼ご飯を食べてからプレオに乗って単身赴任先へ戻りましたです。途中にあるショッピングセンターの付近で混んだので,普段よりも30分遅くなってしまいましたが,まぁ,年末が近いし,こんなもんでしょうということで。しかし,アパートの部屋に戻ってきたら,まだ隣のバカップルの部屋の前に段ボール箱が置いたまんまになっていたので,まだ引っ越していないのねと思いつつ,まぁいいかぁと思うのも束の間,その晩,寝ようとするとギシギシアンアン初めだしたので,早く引っ越してくれればいいのに・・・と思いながら音楽のボリュームを上げて寝させてもらいましたです。月曜日は,朝,仕事に行こうとアパートを出ると,隣のバカップルの部屋の前に非常識なゴミ(燃えるゴミなのに,空き缶なんかも混ざっている。)の袋があったので,相変わらず迷惑な奴らだなぁと思っていると,んんん?ゴミの中にシャンプーのボトルとかも入っているではありませんか。これはひょっとしてもう引っ越すのかもと思いつつ,自分もゴミを捨てに行くと,またもや非常識なゴミ袋がてんこ盛りになっていたので,これは・・・と思いつつ出勤し,仕事を終え,アパートに戻ると,やったね!隣の部屋のドアノブに管理用の鍵がかかっているではありませんか。ということは今晩からは静かに寝られるのね!ということで非常に嬉しくなってしまいましたです。火曜日は年末にも関わらず研修講師が当たっていたので,終日,粛々と研修講師を勤めさせてもらいましたです。水曜日は前日が研修講師で離席していたことから仕事も溜まっていたものの,定時退勤日ですので,何とか仕事を終わらせ,午後6時には職場を後にすることができましたです。木曜日と金曜日は自宅のある街にあるブロック支店へ出張して会議に出ないといけないので,朝,出勤してバタバタと仕事を片付け,電車と新幹線を乗り継いでブロック支店へ行き,会議でしっかり絞られましたです。懇親会もあったので,正直,出たくないなぁと思いつつも,出ないわけにはいかないよなぁというわけで苦行のような懇親会を乗り切り,二次会へ行く人を横目に自宅へ戻りましたです。金曜日は自宅からブロック支店へ行き,引き続き会議でギュウギュウ絞られ,午後3時に会議が終わったので,職場へのおみやげを買い,新幹線と電車を乗り継いで単身赴任先の町へ戻りましたです。会議後,そのまま土日を自宅で過ごすこともできなくはなかったのですが,金曜日が会議だったのでゴミを捨てることができなかったので,ゴミを捨てに行っておきたかったいのと,少しは大掃除的なことをしておきたかったので,週末は単身赴任先で過ごすことにしましたです。いったんアパートに戻って不要な荷物を置き,職場へ少し顔を出して,お土産を配って,資料を片付けてから早々に引き上げましたです。お土産に買ったお菓子が少し残ったので,自分用に持って帰ったので,久しぶりにおやつのある単身赴任先の週末でささやかな幸せだったりします。
 今日は前日早めに寝たので,少し早めに目が覚めたので,そのまま起き,朝ごはんを食べ,年賀状を書き終え,掃除と洗濯を済ませてから,午前中の買い物に行き,昼ご飯を食べてからプレオに乗って食材を買いに行き,戻って来てからブログネタを打っていますです。明日はパナモリで走りに行きたいなぁと思っていたのですが,どうも天気が悪く,午後からの降水確率が90パーセントということなので,またもやネカフェで過ごすことになりそうです。よく考えると,パナモリの掃除&整備をしてから,全く走れていないなぁと思ったりもするのですが,ある意味,年末の掃除をするまでもないと思えば,まぁいいかということで。

 フルカワの日常ネタはこの程度にして,今回もJhon Lee Hookerの“16 Original Albums & Bonus Tracks”のDisc6を紹介したいと思います。このディスクは,1曲目から10曲目までは1961年リリースの“JOHN LEE HOOKER SINGS THE BLUES”からで,11曲目から22曲目までは1961年リリースの“THE FOLK LORE OF JOHN LEE HOOKER”となっています。
 1曲目は“Hug and Squeeze You”という曲で,バンドサウンドでゴキゲンなブギをキメてくれています。ギターのリズムはちょっと後ろに下がって,ドラムとピアノがリズムの主導権を握っていますが,それでもJhon Lee Hookerが唄えば,それはそれはゴキゲンなブギを聴かせてくれます。サックスも入っていますが,ジャジーな感じなど微塵もなく,これでもかとドタバタしたリズムで突き進み,間奏のギターソロ&カッティングではJhon Lee Hookerらしいギターを聴かせてくれています。
 2曲目は“I Love You Baby”という曲で,いきなりのサックスのソロからしてちょっとジャジーな感じですが,Jhon Lee Hookerが唄を入れれば,ジャジーな感じは吹き飛び,どちらかと言えばR&Bっぽいテイストになるところが素晴らしいなぁと。要するにバックの音が何であろうと,Jhon Lee Hookerが唄えば,もうJhon Lee Hookerの音でしかないということなのですが,素晴らしいの一言です。
 3曲目は“The Syndicate”という曲で,ロングトーンのギターソロから始まるブルージーなナンバーなのですが,ただ単にロングトーンで弾いているのではなく,細かくトリルを入れてくれているので,これは間違いなくJhon Lee Hookerがギターを弾いているなぁというのが分かってしまいます。しっとりとしたブルーズなので,Jhon Lee Hookerもしっとりと歌っているのですが,これが激渋という感じで,思わず聴き入ってしまいましたです。間奏のサックスソロもジャジーというよりもブルージーですし,その後ろでお構いなしにギターを弾きまくっているので,やっぱりJhon Lee Hookerだねぇと思ってしまいましたです。
 4曲目は“Boogie Woogie All Night Long”という曲で,イントロのギターと靴音だけでゴキゲンなブギになっています。バンドの音も良いけど,ギターと靴音だけもカッコいいなぁと思ってしまいました。このザクザクとしたギターのカッティングと前のめりなヴォーカルがシンプルな構成でもノリノリなリズム感を生み出しているんだなぁと思ってしまいました。
 5曲目は“Good Rockin' Mama”という曲で,テンポの早いベースラインから始まり,そこにドラムとギターが絡むだけでゴキゲンなドライヴ感が出ているのですが,そこにJhon Lee Hookerが前のめりなヴォーカル(ギターカッティングも前のめりだったりしますが。)を乗っけてくるだけで,とんでもないグルーヴを生み出しています。というか,これだけリズムが早ければ,もうロックンロールですよねぇと思いながらも,縦ノリのリズムなので,ある意味パンキッシュだなぁと思ってしまいました。
 6曲目は“Let Your Daddy Ride”という曲で,ギターと靴音とピアノだけのナンバーなのですが,決して良い音とは言えないのですが,Jhon Lee Hookerのザックリしたギターの音がこんなに音が悪いのに,ちっとも聴きにくくないし,カッコいいんですよね。しかもグルーヴ感が物凄く出ていて,本当にギターと靴音とピアノだけなんですか?という感じですが,ギターと靴音とピアノしかないんですよねぇ。
 7曲目は“Turn over a New Leaf”という曲で,アコースティックギターのスライドから始まる,思いっきりブルーズな曲で,多分,ギター2本と靴音だけの演奏なのですが,モコモコとしたルームエコーも相まって,これまた激渋なナンバーになっています。 
 8曲目は“Don't You Remember Me”という曲で,録音状態は非常に悪く,フルアコのエレクトリックギターの音はモコモコですし,Jhon Lee Hookerのヴォーカルもモコモコなのですが,そのモコモコの音の中からJhon Lee Hookerが俺の唄を聴けとばかりに唄ってこられると,こちらとしては聴くしかありませんという感じですが,このヴォーカルとギターの音圧が凄いので,思わず聴き入ってしましました。 
 9曲目は“Driftin' from Door to Door”という曲で,これまた録音状態が非常に悪く,エレクトリックギターの音がナチュラルに歪んでいて,ヴォーカルは何とかしっかり聞き取れるという感じです。聴き方によっては,こじんまりとしたバーの片隅でJhon Lee Hookerが一人でギターを弾きながら唄っているのを録音したものだと言われれば,そのまま信じてしまえそうな音ですので。 
 10曲目は“She Left Me on My Bended Knee”という曲で,“JOHN LEE HOOKER SINGS THE BLUES”としてはラストナンバーになりますが,ギターと靴音だけで始まるブルーズで,楽器の数は問題ではなく,何を演りたいかではないの?とギターを弾きながら,靴音を鳴らし,唄を唄うJhon Lee Hookerから言われているような気がしました。 
 “THE FOLK LORE OF JOHN LEE HOOKER”からの11曲目は“Tupelo”という曲で,アコースティックギター1本でちょっとハウリング気味なマイクで唄っているのですが,最初に何となく拍手のようの音が入っているので,ひょっとしたらライヴなのかなぁと思っていると,最後にはっきりと歓声と拍手が入っていたのでライヴでした。靴音でリズムを取りながらトーキング・ブルーズを唄っているのですが,これが弾きまくりのギターと相まって,メチャカッコいいです。 
 12曲目は“I'm Mad Again”という曲で,エレクトリックギターと靴音だけでこれまたトーキングブルーズを唄っているのですが,渋いの一言です。何となくスネアのような音も入っているのですが,何が鳴っているんでしょうかね。 
 13曲目は“I'm Going Upstairs”という曲で,バンド(ドラムとベース)の音に乗って,ゴキゲンなテンポでJhon Lee Hookerが唄っています。シンプルなリズムを繰り返しているのですが,それが逆に上昇感を生み出していて素晴らしいです。同じリズムを繰り返しながらテンションを上げていくのはJ.Bがお得意ですが,Jhon Lee Hookerもなかなか演るねぇと思ってしまいましたです。途中でフェイドアウトしてしまうのが,少し残念ですけど。 
 14曲目は“Want A.D. Blues”という曲で,これもバンドの音で,シンプルなリズムに乗ってJhon Lee Hookerが唄っているのですが,シンプルが故にカッコよいというのが素晴らしく伝わってきます。というか,本物はやっぱり違うねぇと思ってしまいました。途中でブレイクを入れながら,更に盛り上げていくところは定番ですが,カッコいいとしか言いようがないです。  
 15曲目は“Five Long Years”という曲で,深めのリバーブがかかったエレクトリックギター1本をバックにトーキング・ブルーズをキメてくれていますが,ギターの音はリバーブが深めにかけられているので,モヤっとした音になっている代わりにJhon Lee Hookerのヴォーカルにはリバーブがほぼかかっていなくて,しっかりとした音で素のままの声がぶつけられていて気持ち良いです。
 16曲目は“I Like to See You Walk”という曲で,これまた深めのリバーブがかかったエレクトリックギターを弾きながら,靴音を鳴らしながら,結構,速いテンポで唄われているのですが,Jhon Lee Hookerのヴォーカルにも少し深めにリバーブがかかっていて全体的にモコモコした音なのですが,その音の悪さがかえってかっこよかったりします。途中の音の感じでひょっとしたらギターの方はスプリング・リバーブなのかなぁと思ったりもしますが,時代的にローテクな時代ですので,そんなもんですよねぇと思ってみたりもしながら,そのローテクな音で十分満足できるんだから問題なしですよねぇということで。
 17曲目は“The Hobo”という曲で,ライヴなのですが,音の感じからギターはアコースティックギターだと思うのですが,ギター1本で唄っているのに,全く音がしょぼいとか思えないのは素晴らしいなぁと。後は靴音が入っているだけなのですが,それがまたカッコいいというか。目の前でこんな演奏がされたら食い入るように見ながら聴くしかないよねぇと思ってしまいましたです。
 18曲目は“Hard-Headed Woman”という曲で,バンドで速いテンポでブギを演奏しているのですが,ドラムとベースとギター(ブルースハープの音も聴こえますが。)な上,低音がきちんと録音できていなので,ドラムはスネアの音しか聴こえないのですが,それでもゴキゲンなブギになっています。惜しいのはフェイドアウトで終わってしまうことですかねぇ。
 19曲目は“Wednesday Evening Blues”という曲で,エレクトリックギターの音で始まり,少しミスタッチがあってもそのまま録音されているので,ひょっとするとライヴかもしれませんが,相変わらず好きなようにギターを弾きながら唄うJhon Lee Hookerはカッコよいです。曲はタイトルどおり重ためのブルーズです。
 20曲目は“Take Me As I Am”という曲で,これまたエレクトリックギター1本なのですが,ブルーズというよりもフォーキーな曲で,Jhon Lee Hookerの唄うメロディーラインも少しポップだったりします。とはいえ,やはり好きなようにギターを弾きまくっているので,Jhon Lee Hookerとしか言いようがない音になっています。
 21曲目は“My First Wife Left Me”という曲で,少し重ためのブルーズナンバーで,Jhon Lee Hookerがギターの音の合間に滑り込ませるように唄を唄っているというか,言葉を投げ込んできます。言葉が分かればもっと良いのになぁと思ったりもしますが,言葉が分からないからこそ,雰囲気が堪能できるのだろうと思います。この曲もエレクトリックギターと靴音だけがバックの音なのですが,人の少ないバーの片隅のステージで演っている感が満載でカッコよいなぁと思ってしまいました。
 ラストナンバーは“You're Looking Good Tonight”という曲で,エレクトリックギターと靴音だけがバックの音なのは変わらないのですが,少しテンポアップしつつも,ブギではないよねというリズムで唄っているので,ブルーズということにしておきましょうかね。しかし,ギターと靴音とヴォーカルのリズム感だけでこれだけ体が動く演奏になっているのは本当に素晴らしいと思いましたです。もちろん,音も良くはない(というかどちらかと言えば悪い)のですが,その音の悪さが逆に胡散臭くてカッコよいです。
 しかし,1枚のアルバムでライヴだったり,バンドだったり,ギター1本だったりとアルバムとしての統一感が全くないので,多分,そのとき手元にあった音源をまとめてアルバムにしているのではないのか?と思ったりもしますが,Jhon Lee Hookerの唄とギターが録音されているという意味では統一されているので,1960年台初頭ということを考えると,時代的にはこれでいいのだ!ということなんでしょうかねと思ってしまいましたです。

 さて,隣のバカップルがやっと引っ越してくれたのは非常に嬉しいのですが,1つ困ったことが。これは容易に予想できていたのですが,バカップルが引っ越す時に相変わらず何も考えずに燃えるゴミの中にその他のゴミを袋に詰めて大量にゴミステーションに突っ込んで出ていったので,それらのゴミ袋が回収されず,ゴミステーションがいっぱいになっています。まだ住んでいるのであれば,部屋の前にゴミ袋を置いておくこともできる(というか,過去に管理会社がやっていましたし。)のですが,もう引っ越してしまったので,そんなこともできませんしね。まぁ,何とか自分のゴミを入れることはできるとので思うので,後は管理会社におまかせするしかないかなぁと思っていますです。あとはあれですね,4月まで隣が空き部屋だと非常に嬉しいなぁと自分勝手なことを思っていますが,こんな中途半端に時期に引っ越してくるような人もそうそういないので,大丈夫ではないかと思っていますが,仮に引っ越してきたとしても,バカップルよりもひどいこと(休みの日にギターを弾きながら大声で唄ったり,大勢で朝まで騒いだり,変な時間にギシアンしたり。)をするような人間もそうそういないと思いますので,バカップルが住んでいたときよりも住環境が悪化することはないのではないかと思っていますけどね。
 ゴミと言えば,昨日が出張だったので,プラスチックごみを捨てることができなかったのですが,来週の金曜日はそもそもゴミの回収がないので,あとは直接ゴミを回収するところへ直接持っていくしかないかなぁと思っています。調べてみると,祝日と日曜は開いていないということなのですが,開いていないだけでゴミは捨てられるのかどうなのかが分からないので,とりあえず明日の午前中に行ってみて,ゴミが捨てられなかったら,来週のどこかで休みを取って捨てに行くしかないかなぁと思っていますです。やはり,ある程度ゴミをすっきりさせて新年を迎えたいというか,年末年始で1週間近くゴミをそのままにしておくのも何だか嫌ですしね。しかし,今週は出張あったし,果たして休みが取れるんだろうか?とちょっと不安になっているフルカワだったりします。