ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

This Is What You Want...This Is What You Get/Public Image L.t.d.


 今週は定期帰宅日なので,自宅のパソコンからブログネタをアップしていますです。今週もバタバタしている間にあっという間に1週間が終わってしまいましたです。日曜日は,まぁ,自宅から単身赴任先のアパートに帰るだけですのでこれと言ったことはないのですが,オフで来ていたジャンパーを土曜日にクリーニングに出したので,長袖Tシャツ1枚でプレオに乗りましたが,もう春ですね,寒くなかったです。しかし,暖かくなったねとか言っていると,あっという間に夏になってしまうんだろうなぁと思ってもみたり。月曜日からは仕事がバタバタな上,水曜日と木曜日に支店長が急に異動することになったので,その壮行会があるので,仕事にならないことは分かっていたので,月曜,火曜と午後9時過ぎまで仕事をさせていただきましたです。水曜日は定時退勤日なのですが壮行会があるので仕事を早く片付けて・・・というか,どうも近くの会場が取れなかったようで,遠方の会場に貸し切りバスで出発だということで,そろそろ片付けないとバスに乗れないという時間にブロック支店の担当者から電話があった上,それが今,電話をする必要があるの?という内容でしかも長い・・・ヤバイ,バスの時間に間に合わないかも知れないと思いつつ,何とか話を切り上げてバスに乗り込み,会場へ行き,一次会が終わったところで,さて,まだ洗濯できる時間だし,帰って洗濯でもしようかねと思っていたのですが,そんなに甘い話はなく,カラオケボックスへ行くこととなり,結果的には日付が変わる直前までカラオケボックスでみんなで盛り上がってしまいましたです。はい,つい調子に乗って岡村ちゃんの“愛はおしゃれじゃない”を気持ち良く唄って踊ったのですが,なんとその様子を若手社員が動画で撮っていたらしく,翌日,みんなの話題になったことは言うまでもありませんでしたです。トホホ・・・。木曜日はエライさんを中心とした支店長の壮行会で,なぜか幹事を命じられてしまったので,早めに会場入りしないといけないし,どうせ今日も洗濯ができるような時間に帰ることは無理だろうと思ったので,休暇を取っていったんアパートに戻り,洗濯をして,早めに会場へ向かい,会場で準備をし,何とか無事に一次会が終わったので,やれ今日は早く帰りましょうかねと支店長に声をかけようと思ったら,前日の壮行会に参加していなかったエライさんが支店長にもう1件行きましょうと声を掛け,飲むのが嫌いではない支店長はもちろんこの誘いに乗り,しかも「フルカワ君ももちろん行くよね?」と聴かれたので,はい,悲しいサラリーマンですので,お伴させていただきましたです。この日もアパートに戻ったら日付が変わる少し前でしたので,洗濯をしておいて良かったなぁと思いましたです。金曜日は体がヨレヨレだったものの,今日一日だ!ということで何とか頑張って起きて,弁当を作り,その他の準備をして,仕事用のメガネに掛け替えて,オフ用のメガネを拭いているとパキっという音がして,エライ手が軽いなぁと思っていると,なんとメガネのフレームが真ん中から真っ二つになっているではありませんか。なんてこったいと思いつつ,仕事に行き,自宅に帰る週なので,早めに仕事を片付けてからと思ってはいたものの,仕事が片付かない・・・何とか午後7時過ぎに仕事を終わらせ,アパートに帰る前に先にコンビニで晩ご飯を食べ,アパートに戻り洗濯が終わると,午後8時過ぎ。そこからプレオで自宅まで走らせてもらいましたが,さすが,山の中の町ですよね。この時間になると人もいなければ車もいないということで,なんとか午後11時過ぎには自宅に戻らせてもらいましたので,シャワーを浴びて,一杯飲んでから寝させてもらいましたです。
 今日は取りあえず壊れたオフ用メガネを何とかいないといけないということで,行きつけのメガネ屋が移転したので,電車に乗って行き,今使っているレンズが使えるフレームを探してもらいつつ,さすがにお店の人は商売なので,どうしてもレンズを削って新しいフレームに入れるため少し見え方が変わることから,レンズを新しくすればフレームの自由度も変わりますがということだったので話を聞いてみると,今使っているUVカットで汚れ防止の非球面レンズは取り寄せになるらしく,それでは今日,明日のことにはならないので,フレームのみの交換でお願いしたところ,あるじゃないですかセル系フレームで黒系の色のフレームが。今使っているものよりも黒っぽいのも気に入りましたので,それにしましたです(ちなみにセル系フレーム以外にメタルフレームもありましたが,メタルフレームは冷たい感じになるので,セル系フレーム一択にさせてもらいましたです。)。で昼までにはできるということでしたので,適当に時間をつぶし,新しいメガネを受け取り,昼ご飯に久しぶりに天下一品でラーメンを食べてから電車に乗って自宅へ戻り,その他用事を済ませた後,ブログネタを書かせてもらっていますです。

 フルカワの日常ネタはこの程度にして,今回もPublic Image L.t.d.を紹介していきましょう。今回のアルバムは1984年7月にリリースされた“This Is What You Want...This Is What You Get”を紹介したいと思いますです。このアルバムはP.I.L.のターニングポイントとなったアルバムで,ジョン・ライドンとともにP.I.L.の顔であり,サウンド面に大きな影響を持っていたギターのキース・レヴィンが脱退し,ほぼジョン・ライドンのソロに近くなっており,しかも音も大きく変化しています。そもそも,キース・レヴィンが脱退したのは,このアルバムは元々“Commercial Zone”というタイトルでリリースされるはずだったのですが,ジョン・ライドンとキース・レヴィンの音楽的嗜好の違いにより決裂,リリース,キース・レヴィンが独自に“Commercial Zone”としてリリースするなど,混乱しまくっていますが,初期P.I.L.は終わったと思わせてくれるアルバムになっています。
 1曲目の“Bad Life”という曲は,いきなりポップなシンセにタイトなドラムとこれまでのダウナーなP.I.L.はどこに行ってしまったの?と思わせるぐらいポップで,キャッチーで,ダンサブルな音になっています。しかもブラスも入っていたりして,思いっきりこちらの期待を裏切りながら,こう来たか!と思わせてくれる音になっています。音の中心はドラムとベースであまりコード感を感じさせる楽器は入っていないのですが,強調されたリズムにジョン・ライドンのヴォーカルがネットリと絡みついて,アルバムの幕開けに相応しい曲になっています。
 2曲目の“This Is Not A Love Song”という曲は先行シングルでしたが,アルバムバージョンではジョン・ライドンのヴォーカルから始まり,やたらパワフルにグイグイ押してくる感じの曲になっていて,ホーンもバリバリ吹かれていますです。もうどろどろした音はサヨナラだぜという感じがしてしまうアレンジになっています。ディスコでこれが流れてきたら躊躇なく踊ってしまうよねぇという音になっています。というか,キース・レヴィンのフリーキーかつノイジーなギターがないだけでここまでポップになるとはねぇという感じを受けてしまいましたです。
 3曲目の“Solitaire”という曲は,ドラムから始まったら,ベースもスラップしながら盛り上げていくという感じで,ちょっとクールなダンスチューンになっています。ジョン・ライドンのヴォーカルは健在なのですが,バックの音は既に今までのP.I.L.とは全くの別物で,あの陰鬱な気持ちにさせるダークな音の塊はどこに行ってしまったんでしょうかね?という感じですが,ひょっとするといわゆるニュー・ウェイヴ(笑)の音のくくりからジョン・ライドンは脱却したかったのかなぁと思ったりしますが,正直な話,若かりしころのフルカワは音的には好きなんだけど,この音をP.I.L.が演る必要はないのでは?と思ってしまいましたです。
 4曲目の“Tie Me To The Length Of That”という曲は,鈴っぽい音で始まり,ベースがちょっと民族音楽っぽいラインを弾き,ドラムも抑え気味で,ジョン・ライドンもシャウトするというよりも,つぶやくように唄っているので,ここまでパワフルな曲が多かったのでちょっと拍子抜けしてしまいましたです。曲の感じでいうと“Flowers of Romance”のイメージの曲にベースその他の楽器を加え発展させたような曲ですかねぇ。ちょっと中途半端な印象の曲なのですが,こういうところがP.I.L.なのかもしれないですね。
 5曲目の“The Pardon”という曲は,これまた民族音楽っぽいパーカッションで始まり,そこにシンセが絡まり,やはり民族音楽っぽいベースラインが弾かれ,ひょっとしてこのままインストで終わるのか?と思っているとジョン・ライドンがこれまた呪術的な感じで唄っていル曲で,これまた“Flowers of Romance”のイメージの曲にその他の楽器を加え発展させたような曲ですが,パワフルでダンサブルな曲で行くのか,ニュー・ウェイヴ風味も残しておくのかちょっと中途半端な感じがしないでもないですし,曲自体も特に盛り上がることなくフェイド・アウトしてしまうので,まだこの時期ではちょっと揺れていたのかなぁと思ってしまいましたです。
 6曲目の“Where Are You”という曲は,フィドルっぽい音で始まり,そこに金属系のパーカッションが加わり,ジョン・ライドンが「Where Are You」って唄っているのですが,これも“Flowers of Romance”のイメージの曲にその他の楽器を加え発展させたような曲になっていますので,ひょっとして前半(というか,レコードでは4曲目までがSide A,5曲目からがSide B」は新しいパワフル路線で,後半は“Flowers of Romance”の発展系の音なのかなぁと思ってしまいましたです。まあ,曲のタイトルも直訳すれば「あんたはどこに行くの?」ですしね。
 7曲目の“1981”という曲は,飛び系のシンセの音で始まり,そこに中近東っぽいフレーズを奏でるホーンにパワフルなドラムとこれまた“Flowers of Romance”のイメージの曲にその他の楽器を加え発展させたような音になっています。そういうことであれば,後半の音は“Flowers of Romance”のイメージの曲にその他の楽器を加え発展させた曲を集めたということになるんでしょうね。それなら分からなくはないのですが,思いっきりパワフルでダンサブルな前半戦の曲と比べると思い切りというか,ここまで来たか感はちょっと少ないですかね。というか,前半と後半では正直別のバンドの音になっています。
 ラストナンバーの“The Order Of Death”という曲は,ドラムも含め,打ち込み系の音をバックにジョン・ライドンがひたすら「This Is What You Want.This Is What You Get」とつぶやいているだけという,これまた,これまでのP.I.L.からするとかなり異色な曲になっています。しかし,この曲の雰囲気は前半のパワフルでダンサブル路線なので,アルバムの最後にこの曲を持ってきたのは間違いではないと思いますです。最後まで“Flowers of Romance”発展系の音で終わっていたら,個人的には多分なんじゃこりゃなアルバムになっていたのではないかと。ただ,アルバム全体で見ると,新機軸の音と,“Flowers of Romance”の発展系の音が混在していることから,若干中途半端な印象を受けたりもしますが,変革期なので仕方ないですかね。
 しかし,このアルバムのタイトルって,やっぱりジョン・ライドンの嫌みですよね。直訳すれば「これがあんたの欲しかったものでしょう。これがあんたが手にしたかったものでしょう。」だもんねぇ。確かに“Flowers of Romance”のリリースから時間が経ち,しかも中心メンバーであったキース・レヴィンが脱退し,どういう音になるんだP.I.L.と思っていたのは正直な話ですし,日本公演を終えた後に出されたアルバム(日本公演でもこのアルバム中の曲がお披露目的に演奏されていますし。)なので,期待がなかったといえば嘘になりますが,今聴くと変革期の音だよねと思いますが,当時は若かったので,なんじゃこりゃ?って思ってしまったのも正直な話です。

 しかし,4月も半分を過ぎてしまい,そろそろゴールデン・ウィークが近づいてきていますが,今の仕事の状況だとゴールデン・ウィークまでに何とか一息つけるのだろうか?と思ってしまいそうになりつつも,そろそろプレオの半年点検を受けないといけないので,ディーラーに電話を入れたところ,ゴールデン・ウィークは休みですが,5月6日の土曜日からやっていますということでしたので,ここで点検を受けておかないと6月までほったらかしになってしまいそうなので,この日で予約を入れさせてもらいましたです。
 そうすると,カレンダーどおりにしか休めそうにないので,3日から休みということになるのですが,2日の夜に帰ると3日はパナモリで走りに行く元気はないなぁ,そうすると走れても1日?(6日はプレオの点検なので走りにいけませんし,7日はもう単身赴任先に戻るので。)ということになれば,今回の連休はパナモリを持って帰るのは止めようかなぁと思っていますです。せっかくの良い時期なので,パナモリを持って帰って走りたいのですが,1日走るために自宅の部屋にパナモリを置いておくのもなぁ・・・という感じがしないでもないので,止めておきましょうかね。これから寒くなるまではいくらでも走れますしね。場合によってはここのところ平日に休暇をまともに取っていないので,天気が良ければ平日の午後半日の休暇を取って,パナモリで走りに行ってもいいわけですしね。こういうときに単身赴任はいいなぁと思えるのは,嫁さんの目がないので,自分がこうしたいと思えば,そうできるところなんですが,なかなか仕事の都合で,こうしたいと思っても,そうできないことが多いのが残念なんですけどね。まぁ,それは仕方ないかなぁと思っていますです。
 その前にパナモリのタイヤ交換をして,自転車屋に年に1回の点検もしてもらっておかないといけないので,その時間をどこかで捻出しないといけないかなぁと思っていますです。