ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

Flowers of Romance/Public Image L.t.d.


 いつの間にか4月になってしまいましたですよ。今週は自宅に帰る週ですので,自宅のパソコンからブログネタを書かせていただいております。この間の日曜日は午後から降水確率30パーセントでしたので,午後からパナモリのタイヤを交換しようかなぁと思い,午前中は自転車屋にタイヤとチューブを買いに行ったのですが,なんと私の愛用するソーヨータイヤのトゥルーアンスがないではありませんか。ひょっとして取扱をやめたの?と思いつつ,店長に聴いてみると「ゴメンゴメン,仕入れるのを忘れていたわ。発注しとくので,入ったら電話するわ。」ということでしたので,ホッとしつつも,午後からやることがない・・・しかし,この日は午前中は本当に天気が良くて,これで走りに行かないという選択肢はないよなぁと思いつつも,午後からの降水確率は30パーセントだしなぁ,しかし天気予報では夜から雨だしなぁとモンモンとしつつも,多少は雨に濡れてもいいから,走りにいってやれ!ということで,午後からはパナモリで走りに行くことにしましたです。3月下旬ですので,もうウインターグローブとウインターソックスはいいだろうということで,指切りグローブと通常のソックスを取り出し,下はレーパンはまだ早いのでタイツ,上はここのところの定番のユニクロドライメッシュ長袖Tシャツに長袖ジャージで走りにいくことにしましたです。この日は山の中までは行かないまでも,山間を西方面に走ろうということでコース設定し,スタートしたのですが,やはり雨男フルカワは伊達ではなかったですね。走り始めて1時間くらいで嫌な雲が拡がり始め,やばいかなぁと思っているとポツポツと雨が降り始め,そうこうしているうちにシトシトと降り始め,路面が嫌な感じで濡れ始めてしまいましたです。これはブレーキの効きが悪くなるかな?と思いつつブレーキをかけてみると,案の定,効きが悪くなったので,これはペースダウンするしかないよねということで,ペースダウンしながら走ること30分でなんとか雨はやみ,路面も乾いてきたのでホッとしましたです。とはいえ,夜からは雨の予報なので,早めに帰った方がいいよねということで,36キロ程度でUターンすることにし,雨が降りそうになかったらアパート付近で距離を調整すればいいか!ということで,ちょうど往路36キロを超えたところでコンビニがあったので,補給&休憩し,復路をスタートしましたです。復路は東へ向かって走ることになるので,雨雲を追いかけるような形になるので,雨が降ることはなく,気持ち良く復路を走り切らせてもらいましたです。アパート付近に戻っても雨が降りそうになかったので,10キロ程度一回りしましたので,この日はちょっと雨に降られたものの,気持ち良く82キロほど走ることがでいましたです。手も指切りグローブでちょうど良かったですし,足も通常のソックスで全く問題なしでしたので,大分春になったねぇと実感させてもらいましたです。
 月曜日からは仕事ということで,いろいろバタバタして月曜日から午後9時過ぎまで仕事をし,火曜日もあれよあれよという間に午後9時を過ぎてしまいましたが,水曜日は定時退勤日ですので,開き直って早めに帰って洗濯をさせてもらいましたです。木曜日は送別会があったので,これまた早めに上がらせてもらったのですが,さすが送別会ということで,ふと気付けば午後11時30分を過ぎてしまい,アパートに戻ったら午後零時ちょっと前でした。しかし,この日はちょっと大人しく飲んでいたので,シャワーを浴び終わった後,ちょっと飲み足りないなぁ・・・と思ってしまったので,焼酎を飲みながらメールチェックをし,コンビニで買って帰ったモーニングを読んでから寝たら午前1時過ぎでしたとさ。で,昨日は眠いなぁと思いつつも,穴を開けるわけにはいかない仕事があるので,出勤し,あれやこれやとしている間に夕方になってしまいましたが,自宅に帰る週ですので,あまり遅くなると前日の睡眠不足もあって危ないので,異動になる人が仕事の片付けなどをしている中,先に上がらせてもらいましたです。どうせ私は山の中の町で3年目を迎えるんだから,月曜日からまた頑張ればよろしいということでございます。アパートに帰り,洗濯をしながらワイシャツにアイロンをかけ,コンビニで弁当を食べ,プレオに乗って出発しましたが,タイヤ交換に行くので,冬用タイヤで長距離を走るのもこれで当分はないなぁと思いながら,走らせてもらいましたです。
 今日は午前中はいろいろと用事を済ませ,午後からはプレオのタイヤ交換に行き,ブログネタを打っていますが,明日はアパートへ帰る途中で自転車屋に寄って,タイヤとチューブを買って帰らないといけないなぁと思っていますです。問題はいつ交換するかですよねぇ。天気が良ければやっぱりまずはパナモリで走りに行きたいですからねぇ。休暇なんて当分取れそうもない状況ですし,どうしたもんかなぁと思っていますが,週間天気予報では来週末はあんまり天気が良くなさそうなので,それならタイヤ交換とパナモリの整備をしておこうかなぁと思っていますです。

 フルカワの日常ネタはこの程度にして,今回もPublic Image L.t.d.ということで,今回は4枚目のアルバムにして衝撃作の“ Flowers of Romance”を紹介しますです。このアルバムは1981年4月にリリースされたのですが,何が凄いって,ベースのジャー・ウーブルが脱退してしまい,ヴォーカルのジョン・ライドン,ギターとキーボードのキース・レヴィン,ドラムのマーチン・アトキンスの3人で作った信じられないアルバムなんですよね。ロックを解体しつつ,バンドとしての構成も解体させたまま,どんな音を出すんだよ?と思ったりもしますが,それを逆手に取った凄まじい音になっています。
 1曲目の“Four Enclosed Walls”という曲は,ギヨギヨという感じのノイズっぽいシンセの後,スネアが1発叩かれるとともにジョン・ライドンがシャウトするのですが,これが並のシャウトではなく非常に呪術的で,ドラムもハイハットは8ビートなのですが,キックとスネアが8ビートを拒否していて,ところどころギヨギヨという感じのノイズっぽいシンセは入るものの,基本的にはドラムだけをバックに終始ジョン・ライドンが唄うというか叫んでいるという強烈な曲に仕上がっています。しかし,個人的にはこの曲のドラムの基本パターンは大好きで,リズムボックスに打ち込んで,再現したこともありましたねぇ。
 2曲目の“Track 8”という曲は,浮遊感のあるギターと不安定な3拍子のリズムを刻むドラムに乗せて,つぶやくようにジョン・ライドンが唄っているのですが,もはや唄というよりも語りに近い感じになっています。この曲ではルートをロングトーンで鳴らしているベースの音が入っているのですが,多分,キース・レヴィンが弾いているのではないかと思いますが,はっきり言ってドラムとベースは1つのパターンを繰り返しているのですが,そこにキース・レヴィンのギターがあまりにも自由に絡みつくため,飽きさせないという不思議な曲になっています。
 3曲目の“Phenagen”という曲は,ビヨ〜ンという感じのギターが入り,ドラムはロータムを呪術的な感じでゆったりと叩き,そこにハープシコードのようなキーボードの音が鳴り響き,どうなるんだろうか?と思っているとジョン・ライドンのヴォーカルが加わり,「アーメン」を繰り返すところは宗教的としか言いようがなく,もはやこれは「ロックを超越した何か」としか言いようのない曲になっています。
 4曲目の“Flowers Of Romance”という曲はタイトル曲ですが,いきなりタム回しから始まり,そこにノイジーフィドルの音が割り込み,どういう展開になるのか?と思っていると,そこにジョン・ライドンが少しはメロディーを感じさせる唄で入り,間奏では宗教っぽいメロディーラインをキーボードが奏で,一体この曲はなんなんだ?と思っているうちに曲は終わってしまいます。
 5曲目の“Under The House”という曲は,タムを多用したハードなドラムから始まり,そこにシンセの何かよく分からないフレーズが入ったと思ったら,ジョン・ライドンを唄い始めるのですが,これがまた抑揚のない唄い方をしているのですが,この抑揚のなさが逆に呪術的なイメージを曲に与えています。というか,ドラムとシンセだけ(というか,ほぼドラムのみ)でここまで,しかも最後まで唄えるというのも凄いことだねぇと思ってしまいましたです。
 6曲目の“Hymies Him”という曲は,散発的に鳴らされるドラムに散発的に鳴らされるキーボードと,一体この曲の着地点はどこなんだろう?ヴォーカルは入るのだろうか?と思いながら聴いていると,結局,ジョン・ライドンのヴォーカルは入ることなく,ドラムとシンセのみで終わってしまいます。
 7曲目の“Banging The Door”という曲は,ベースから始まったかと思うと,勢いのあるドラムにノイズっぽいキーボードが絡み,ジョン・ライドンはつぶやくように唄っているのですが,このアルバムの中では最もロックっぽい音なのではないかと思ってしまいましたです。ベースの音も最初だけで,基本的にはドラムとノイズっぽいキーボードのみをバックにジョン・ライドンが唄うという感じなのですが,それでもロックっぽく聴こえてしまうのは,ジョン・ライドンマジックなんでしょうかね。
 8曲目の“Go Back”という曲は,妙に引っかかりのあるドラムで始まり,そこにギターが自由に音を鳴らすというP.I.L得意のパターンなんですが,これまでと違うのは,ドラムの叩き出すリズムパターンが通常の8ビートではなく,妙に引っかかりがあったり,通常では入れないところでスネアを入れたりと自由自在なところでしょうか。しかし,ベースがいない分,キース・レヴィンも自由自在に弾きながらもコード感を意識したフレーズを弾いていて,不思議なまとまりのある音になっています。
 ラストナンバーの“Francis Massacre”という曲は,またもやギヨギヨとしたシンセの音で始まったかと思うと,ドラムはタムを乱打し,ピアノは自由に弾きまくり,メンバーが絶叫しながら,混沌とした音を作り出しているのですが,ひょっとしてこのまま終わるんだろうか?と思っていると,ジョン・ライドンが唄なのか叫びなのか分からない唄を唄いだすと,なんとなくこれはこれでまとまって聴こえるのが凄いです。というか,こんな曲をラストナンバーに持ってくるか?という気もしないではないのですが,この曲の圧倒感はかなりのものなので,そういう意味ではラストナンバーに相応しいかもしれません。しかも最後はノイジーなギターでぶった切るように終わるという,どういうことなんですか?という終わり方をしていますが,これはこれでカッコ良いのでは?と思ってしまいましたです。
 ベースがいないことを逆手に取って,ドラム(しかも,基本的なパターンはほぼ叩かない。)をメインに据え,ノイジーなギターやキーボードで変化をつけ,ヴォーカルはほぼメロディーを放棄したかのように叫んだりつぶやいたりと,ロックのフォーマットを激しく逸脱した音になっていますが,ここまで来れば素晴らしいとしか言いようがないのではないかと思ってしまいましたです。

 いつぞや,自宅の鍵穴にスプレーグリスを塗って酷い目にあったということを書きましたが,最近,私が使っている自宅の鍵が非常に渋くて,私の持っている鍵だけダメになったのかなぁと思いつつ(スプレーグリスを塗って酷い目にあったときに修理に来た業者にも鍵の動きがが少し渋いと言われてしまったし。),鍵穴用の潤滑剤を買っておかないといけないとは思っていたので,プレオのタイヤ交換のついでにホムセン(というか,タイヤ館の隣がホムセンなんですよね。)に行き,鍵穴レスキュー?というものを買いましたです。で,自宅に入る前にスプレーしてみたところ,あんなに自宅を出る前はあんなに渋かった鍵穴がスルスルと回るではありませんか。これはちょっと感動しましたねぇ。やはり専門の物を買わないといけないねぇということで。
 しかし,4月になったということは,来週には「さようなら40代」なんですねぇ。えぇもう50歳かよという感じですが,まぁ,そんなもんでしょうかね。正直,40代が一番いろいろ変動があったなぁというのが正直な話で。賃貸生活から分譲マンションを買い,子供らが一人,また一人と家を出て行き,自分は単身赴任となり,2週間おきとはいえ,嫁さんと二人きりの生活なんて正直考えていなかったのですが,なんとなくお互いに慣れつつあるというのが正直なところでしょうかね。子供が居なくなったことで揉め事の種がなくなった(要するに嫁さんも基本的には自分のことだけをやっていればよいので。)せいなんでしょうかねぇ,子供が居たときの嫁さんのトゲトゲしさが若干(かなり?)薄れてきているような気がするんですよね。私自身はあまり変わったようには思えないので,嫁さんもいろいろあるんだろうと思いつつ,50歳ということは今の仕事も残り10年かぁとちょっと感慨深くなってしまいましたが,私の勤めている会社は3月31日で60歳になっていないと定年退職の対象にならないので,そうすると,ほぼ1年余分に働かないといけないということですか?と思いつつ,まぁ,体が元気がうちは働ければ働いた方が良いですしね。年金なんてあまり当てにできないでしょうし,父親も祖父も50代で亡くなっているので,私もそんな感じかなぁと少し思いつつ,そうであれば,嫁さんと仲良くしておくことも悪くはないんでしょうね。でも,できればというか,嫁さんには申し訳ないのですが,どうせなら嫁さんよりも先に逝きたいなぁと思ってしまうのは,そういう歳になってしまったということなんでしょうかね。
 とはいえ,走れるうちはパナモリで自分のペースで走れればいいなぁと思っているものの,見かけ(というか中身も)が年齢相応に見えないところが困ったもんだねぇと思っているフルカワでございますが,こればっかりは自分でどうこうできるもんでもないし,仕方ないよなぁと開き直っていますです。