ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

みらい/加川良


 インフルエンザ大流行の日本全国ですが,日々,アルコール消毒をしているのでとりあえず元気なフルカワでございます。今週は自宅に戻る週ですので,自宅のパソコンでシコシコとブログネタを打っていますです。外は前回,自宅へ帰ったときと打って変わって非常に天気が良いのですが,自転車で走る時間もないので,自宅でウダウダしながら過ごしていますです。
 今週のフルカワですが,日曜日は案の定,雨が降ったので,これはパナモリを整備してしまった方があきらめが付く(チェーンにオイルを塗り直した場合,ドライタイプなので1日程度なじませておかないと,せっかくのオイルが飛んでしまうため。)ので,午前中はパナモリの整備をさせてもらいましたです。これまでの失敗を踏まえて,整備用シートの周辺に大きめの広告を敷いてからパーツクリーナーでチェーンをキレイにし,オイルと1コマずつ塗り,シフトチェンジをして少しなじませてから,今度はフレームをフクピカでキレイにさせていただきましたです。キレイになったパナモリはいいねぇと思いつつ,昼ご飯を食べ,午後からは予定どおりネカフェに行き,マンガを読むことにしましたです。前回,“大使閣下の料理人”の2巻まで読んでいたので,3巻からスタートし,3時間コースで10巻まで読ませてもらいましたです。帰るときには雨はあがっていましたが,「今日はパナモリの整備をしたから,どうせ乗れないしね。」ということで,残念な気持ちになることなく,歩いてアパートまで戻らせてもらいましたです。月曜日からは山の中の町は非常に冷え込み,仕事どうこうではなく,寒い!というのが正直なところでしょうかね。日々,最低気温は氷点下ということで,正直,勤務時間が終わって暖房が切れると,そんなに遅くまで仕事をしていられないというか,そんなことをしていると風邪をひいてしまうので,午後8時までには帰るようにさせてもらいましたです。で,昨日は自宅に戻る日なので,早めに仕事を切り上げて帰る準備をしていると,私が管理しているネットワークアクセス用機器を使わないといけない仕事を今からやらないといけないと午後5時過ぎに同僚から言われ,まぁ,1時間程度で作業は終わるだろうと思って貸し出したのですが,思ったよりも時間がかかってしまい,作業終了は午後7時30分ということで,予定していた時間よりも大幅に超過してしまいましたです。う〜ん,今からアパートに帰って,晩ご飯を食べて,洗濯をしていると,単身赴任先を出発できるのは午後8時30分なので,自宅に着くのは午前零時かなぁと思いつつ,足早にアパートを目指し,帰る前に晩ご飯をファミマのイートインで食べてから帰ろうと思ったのですが,イートインが珍しく満席だったので,アパートに弁当を持って帰って食べることにし,まずは洗濯機を回し,弁当を食べ,弁当箱を洗い,乾いたワイシャツにアイロンをかけ,部屋にザッと掃除機をかけ,自宅へ帰る荷物を積めていると洗濯が終了したので,洗濯物を干し,ファミマへ弁当ガラを捨ててからプレオに乗り込み,自宅へ向けて出発したのですが,昨日の山の中の町は,雨が降ったり止んだりしたため,霧がかかっている上,プレオのウィンドウも夜露状のものがびっしりと付いていたので,非常に視界が悪い状態だったので,やむなし!ということで窓を全開にして,視界を確保しながらプレオを出発させましたです。ウィンドウの夜露状のものは走り出して30分で何とかなったのですが,霧はその後も山の中を走る度に出て来たり,時間が遅いこともあり道路工事が始まり片側交互通行が2か所で行われていたため,思ったよりも時間がかかってしまい,普通なら午後8時過ぎに出発すれば3時間程度で着くところが3時間30分を何とか切れました程度の時間になってしまったため,自宅に着いたのはほぼ午前零時になってしまいましたです。それから,風呂に入り,一杯飲んでから寝ようと思ったら既に午前2時になってしまいましたです。
 今日はそれでもいつもどおり午前8時30分に起き,朝ご飯を食べ,掃除をし,クリーニング屋へ行き,ブログをシコシコと打っていますが,ブログをアップしたら昼寝でもしようかなぁと思っていますです。

 さて,フルカワの日常ネタはこの程度にして,今回は本当に久しぶりの加川良の新譜“みらい”を紹介したいと思います。加川良といえば,70年代フォークの時代から活動している,私に非常に影響を与えた唄うたいなんですが,メジャーからは離れ(というか,もうメジャーで取り扱われることはないでしょう。),自己オフィスを立ち上げ,全国を唄い周りながら,CDを出すという活動をしています。新譜としては1996年にインディーズ・レーベルからリリースされた“R・O・C・K”依頼,久しぶりに買ってみましたが,これがまた素晴らしいというか,いつまで経っても加川良という感じで素晴らしい仕上がりでしたです。サイトの方では小谷真巳というフォーク関係の居便ターをやっているらしい方がコメントしているのですが,それがあまりにも加川良をよく表していると思いますので,気になった方はそちらもチェックしてもらえればと思いますです。
 基本的には加川良が作った唄は1曲しかないのですが,どの曲も加川良の唄になっていますです。
 1曲目の“青空”という曲は真島昌利の作品ですが,ドラムとアコースティックギターだけで唄われるのですが,加川良が唄えば、加川良の唄になってしまうところが素晴らしいです。ドラムもリズムをキープするというよりもアクセントとして叩かれていて(遠藤ミチロウのノータリンズのトシのドラムをイメージしてもらえれば分かりやすいかと思いましたが,そもそもノータリンズ自体知らない人が多いか。トホホ・・・),これが淡々とリズムをキープするアコースティックギターにアクセント的なドラム,そして自由自在に唄う加川良と,シンプルなだけにガツンとくる音になっていますです。
 2曲目の“Dの月”という曲は加川良の作品ですが,アコースティックギターのザックリしたギターで,これぞ加川良節という感じで素晴らしいです。ときにいきなり「あなたの自慢のあかるいミライ。命かけてみた夢は,そんな日々のたあいないクラシ。みんな遠くへいっちゃった。」という歌詞には,あぁ加川良だなぁと思ってしまいましたです。途中からドラムが入って来ますが,多少リズムキープはしているものの控えめに加川良の唄に寄り添う感じで叩かれていて,むしろ加川良のギターカッティングが曲全体のリズムを作っているところがいいねぇと思ってしまいましたです。
 3曲目の“ポプラ並木”という曲は犬塚康博の作品ですが,アコースティックギターのフィンガリングで始まり,アクセント的にドラムが叩かれるという構成は変わらないのですが,しっとりと,でも力強く唄う加川良の唄とシンプルなフィンガリングの音を殺さないようなアレンジ(といえるのかどうかは疑問が残りますが・・・)がいいなと思いました。特にギターの音が最近の生音を意識した音ではなく,多分,ライブで使っているコーラスをそのまましっかりかけて,弾かれているギターの音もいいねぇと思ってしまいましたです。しかし,この曲は,「どこから来たのか,どこへ行くのか。」という言葉を加川良は一番唄いたかったのではないかと思ってしまいましたです。
 4曲目の“どうにかなるさ”という曲はかまやつひろしの作品ですが,かまやつひろしの作品なので派手な感じになるのかと思いきや,これまたアコースティックギターのシンプルなコードストロークに乗せて,加川良が朗々と歌うという感じで,少し字余り気味に唄う「どうにかなるさ」という加川良の問いかけがこちらにストンと届いてくるような曲になっています。この曲でもドラムが叩かれていますが,本当にひっそり叩かれていて,加川良の唄の邪魔をしないようにしているところに好感を持ってしまいましたです。
 5曲目の“春夏秋冬”という曲は泉谷しげるの作品ですが,ギターのソロから始まり,そこに加川良のギターと唄が絡みつくのですが,基本的なメロディーは泉谷しげるに経緯を表しているかのような唄い方なのですが,それ以外の部分は加川良が好きなようにシャウトしているのですが,それがまたカッコイイです。また途中からベースも加わるのですが,なんとこのベースが奏でるベースラインが気持ちレゲエ風味だったりするところもカッコイイです。
 ラストナンバーの“幸せそうな人たち”という曲は犬塚康博の作品ですが,ラストナンバーでも加川良アコースティックギターにパーカッシブなドラムというシンプルな演奏なのですが,シンプルが故に加川良の唄が生きているなぁと思ってしまいましたです。この曲ではサビの最後で「生まれた時から僕竜は,滅びてゆく道を歩いてる。」と唄われるのですが,この部分を唄うために加川良は唄っているのかなぁと思ってしまいましたです。
 歌詞カードには「バンド加川良」とクレジットがあり,ドラム,アコースティックベース,エレクトリックギターを担当したメンバーが書かれているのですが,バンドというよりもほぼほぼ加川良のアコーステッィクギターとドラムだけなのですが,それでも全く問題なしなのは,さすが加川良だなぁと思ってしまいましたでうす。
 しかし,歌詞カードの全面に「ひとのうた」と書かれているのですが,「他人の唄」なのか?,「人の唄」なのか?,それとも両者の意味なのか?と少し考えてしまいましたが,フルカワ的には「人(人間)の唄」という意味なのではないかと思っていますです。

 ところで,来週の金曜日は職場の上層部の会議と飲み会が若干会社の所在から離れた場所であるのですが,関係ないフルカワとしてはサッサと帰って,自宅に帰らない週なのでアパートでグダグダしていようかなぁと思っていたのですが,どうも飲み会の担当者が予約数を多めに取っていたようで,空席が出るかもしれないということで,「フルカワさん,良かったら参加しませんか。」と声がかかったので「いや〜そんなエライ人達だと緊張して何も話せないしねぇ。」と言っていると,それを聞きつけた上司から「そんなわけはないでしょう。」と一蹴されてしまったため,参加することになってしまいましたです。翌日は夜勤もあるので,勘弁してほしいなぁと思っているのですが,最近,仕事については巻き込まれ体質なので,仕方ないかなぁと思っていますです。まぁ,飲むのは基本的には嫌いではないですしね。
 というわけで,次の土曜日は夜勤に出勤するまでにブログのアップが間に合うのか?という疑問があったりもしますが,間に合わなければ日曜日の午前中にはアップしたいと思っていますです。今のところの天気予報では,来週は週の半ばから天気が回復し,降水確率は低いわ,気温も10度前後まで上がるということなので,何とか週末まで天気には持ちこたえてもらって,パナモリで走りに行きたいなあと思っていますです。