ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

ゴールデン☆ベストDisc2/SION


 今日も寒いですねぇ。窓の外はどんよりと曇っていますです。明日の降水確率は午前中70パーセントで午後は20パーセントですが,多分,降水確率は下がらないんじゃないかなぁと思っていますです。そもそも明日の予報自体が「朝,雨か雪。所により明け方から昼前雷を伴う。」ですからねぇ。雨男のフルカワですから期待しておかない方が無難だろうなぁと思いますので,明日はネカフェでマンガでも読もうかなぁと思っていますです。
 さて,今週のフルカワですが,キーワードとしては「寒かった・・・」ということでしょうか。日曜日は自宅へ戻っていたのですが,何と朝,目を覚ますと雪がバンバン降っていて,これは果たして単身赴任先にプレオで戻れるのか?と思ってしまいましたが,昼を過ぎると雪も止み,車道の雪が溶けたようなので,一応ガソリンを入れておくかということで,立体駐車場に停めているプレオを出そうとすると,何と20センチ近く雪が積もっているではありませんか。これではプレオを駐車場から出せない!というわけで,素手で駐車場の雪をかき分け,プレオに乗り込み,プレオを立体駐車場のパレットから出そうとすると,フロントが滑って空転して出せない・・・と思っていたら,何とかグリップして出庫することができましたです。冬用タイヤを履いていてこんな感じだったら,冬用タイヤを履いていなかったら駐車場から出すことはできなかったなぁと思ってしまいました。で,プレオを駐車場から出したので,立体駐車場のゲートを閉めようとしたら,今度は異常ランプとブザーが点灯して閉めることができないではありませんか。なんでだ?といろいろ見てみると,なんと積もった雪がセンサーに当たり,反応していることが判明しましたです。仕方がないので,またもや素手で雪をかき分け,なんとかセンサーに反応しない高さまで雪を動かし,ゲートを閉め,プレオにガソリンを入れに行くことができましたです。その後,自宅を出発する時間になったので,嫁さんに「じゃあ,プレオで帰るから。」というと,明らかに心配そうに,「大丈夫なの?」と聴かれたので,「車道は溶けているし,単身赴任先はそんなに降っていないようだから。」と答えて,プレオで出発しましたです。嫁さんとしては,自動車の運転があまり得意でないフルカワのことを心配してくれたのでしょうが,正直,月に50キロ乗れば良い方だった頃はそうかもしれませんが,正直,今は自宅に帰る週は300キロ近く走っていますし,帰らない週も食材の買い物で必ずプレオに乗っていますので,かなり運転スキルは上がったのではないかと思っているんですけどね。それにプレオがないと1週間の食材を買いに行くのが非常に大変なので,やっぱり持って帰っておきたいですしね。で,プレオで出発し,県境を超えると,全く雪がなくなり,これはいい感じだねぇと思いながらプレオで走っていたのですが,単身赴任先の町に近づくに連れ,いつものように空がどんよりと曇りだし,雪がバンバン降り出しましたです。とはいえ降り始めなので,道路は凍結していないので,まぁ大丈夫だろうと思っていたのですが,結構,非常に減速する自動車がいたりするので,これはひょっとして冬用タイヤを履いていないのか?と思ったので,そういう危険な自動車は避けつつ,1週間分の食材を買ってから単身赴任先のアパートに戻りましたが,1つ心配が。単身赴任先も雪が降っただろうから果たして駐車場にプレオを止めることができるのか?とドキドキしながらアパートの駐車場に入りました。多少雪はあったものの,駐車場の枠線は見えたので,無事,所定の駐車位置にプレオを止め,アパートの部屋に入ったら,そんなに寒くなかったので,ちょっと安心しましたです。ところが寒くなったのは月曜日からで,朝から雪は積もっているので,寒いなぁと思いながら仕事に行き,仕事を終わらせてアパートに戻り,エアコンを入れても,生ぬるい風しか出てこないではありませんか。しかも,途中でガコガコ音を立てて止まってしまうし。これは困ったと思いながら,エアコンのフィルターが詰まっているのかもしれないということで,夜なのにエアコンのフィルターを外してから洗い,取り付けると,少しはましな感じになりましたけど,それでも部屋が暖まるほどの風が出ないので,酒を飲んだら,サッサと布団で寝させてもらいましたです。火曜日は雪は降っていませんでしたが,思いっきり冷え込んでいたため,前日の残った雪が凍っていたので,転ばないように気をつけて通勤し,営業時間が終わって空調が切れると正直,冷えるので,そこそこで仕事を片付けて帰らせてもらいましたです。水曜日は天気が良かったのですが,その反面,放射冷却でまたしても道路が凍結していたので,気をつけながら出勤し,この日は定時退勤日でしたので,さっさと帰って,洗濯させてもらいましたです。木曜日からは雪もすっかり溶けたので,ぼちぼち仕事をし,昨日は午後8時前まで仕事をしてから,帰りにコンビニで朝ごはん用の5枚切りの食パンを買って帰ろうとしたら,またもや6枚切りしかなかったので,まぁ時間もあるし,少し先にあるコンビニまで足を伸ばせばいいかということで,少し先のコンビニで5枚切りの食パンを無事買って帰りましたです。今日は寒いなぁと思いつつも,やはり,掃除と洗濯をしないとね!ということで,掃除と洗濯を済ませ,1週間分の食材を買ってから,ブログネタを書いていますです。

 さて,フルカワの日常ネタはこの程度にして,今回もSIONの“ゴールデン☆ベスト”ということでDisc2を紹介したいと思いますです。
 1曲目の“あと少し”という曲は,いきなりジャジーなサックスの音で始まり,いったいどういう唄になるんだろうと思っていると,「何もしてくれなくてありがとう。」といつものSIONの唄が始まったのでホッとしてしまいましたです。というか,バックの音がどんな音であってもSIONの唄になってしまうのは正直,凄いなぁと思ってしまいましたです。歌詞もいいですねぇ。「もうすぐだぜ。あと少しだぜ。それで全ては笑い話になるさ。」というサビの歌詞が特にいいねぇと思ってしまいましたです。
 2曲目の“早く帰ろう”という曲は,ピアノで静かに始まり,SIONがつぶやくように唄うのですが,これがまたイイ感じです。「電車は今日もすし詰め,見るでもなく車内吊り。二人の門出はドラマチックにと,そりゃあ良かった。」とか,「何しろ早く帰ろう。まっすぐ帰ろう,こんな日にゃ。寄り道が包んでくれる。おみやげはろくなもんじゃない。お前が居たらいいけど,今夜は一人の方が良さそうだ。冷てえビールを飲んで,のんびりテレビでもめくって。」なんて歌詞はヨレヨレの仕事帰りに聴いたら泣きたくなってしまいますねぇ。
 3曲目の“AIN’T NOTHIN’I CAN DO(Boston Acoustic Version)”という曲は,タイトルどおりアコースティックギター中心のアレンジなんですが,フォーキーというよりもブルーズだよねぇ,ブルーズに聴こえてしまうのは,やはりSIONの声と唄い方ではないかと思いましたです。間奏で弾かれるフィドルの音が心に染み入るくらいキレイな音で思わず泣きそうになってしまいましたです。
 4曲目の“Once Only Love(Boston Acoustic Version)”という曲は,これもタイトルどおりアコースティックなアレンジなのですが,アップテンポな曲でイントロからフィドルが弾きまくられていて,フィドル好きのフルカワとしてはいいねぇと思ってしまいましたです。終盤でアコースティックギターがソロを聴かせてくれているのですが,収録との関係でフェイドアウトになってしまうのがもったいないくらい,カッコいいソロだねぇと思ってしまいましたです。
 5曲目の“ありがてぇ(Single Version)”という曲は,通常のバンドサウンドながら,ゆったりといたリズムの曲で,唄が始まればやはりSIONの唄だねぇと思ってしまいましたが,どんな曲でもSIONでしかないところが凄いですし,「明日早いから,もう一杯だけ飲んだら,寝るからよ。ありがてえ。」なんて歌詞もSIONだねぇと思ってしまいましたです。
 6曲目の“月が一番近づいた夜”という曲は,これまた静かな曲で,ザックリとしたギターの音がいいなぁと思っていると,SIONがつぶやくように唄うようにその音に重なると,なんか泣きたくなるくらいイイ感じです。間奏のエレピの音もこれでもかっていうくらいグッと来る音です。歌詞の方は月が一番近づいた夜にいろいろな奇跡が起こったっていう内容なんですが,その奇跡の一つ一つが本当,日常の延長線のような奇跡でシミジミいいねぇと思ってしまいましたです。
 7曲目の“水の中にいるようだ”という曲は,フォーキーなギターのカッティングとアコーディオンの絡みで曲が始まり,SIONが唄い出し,1コーラス目が終わるころにバンドの音になっていくのですが,徐々にバンドの音に力が入っていくのとリンクしてSIONの唄も力が入っていくのですが,そのリンクの仕方がカッコいいなぁと思いましたです。「どこにも行きたくなくなったのは,どこにも行けなくなったからだ。」っていう歌詞はドスンという感じで胸に思いっきり響いてきましたです。
 8曲目の“ガード下”という曲は,久しぶりにハードなバンドの音で始まり,初期の音に近いのかなぁと思いながら聴き進めていくと,SIONの唄は初期のような無理やりなしゃがれ声ではなく,きちんと唄っている内容が伝わってくる唄い方でいいねぇと思ってしまいましたです。やっぱりSIONの書く歌詞は良いので,きちんと聴き取れた方がいいに決まってますもんねぇ。そんな歌詞はガード下でブルースハープと吹く男や,ギターを弾いて唄う男といった,誰にも見向きもされないミュージシャンのことを唄っているのですが,正直,街角で唄っていた自分の姿を重ねてしまいましたです。
 9曲目の“SORRY BABY”という曲は,ゆったりとしたリズムでワウの効いたギターの音がいいねぇと思って聴いていると,リズム自体はレゲエっぽいのかな?と思ったり,それでもSIONの唄が始まるとSIONの唄になるところは流石だねぇと思ってしまいましたです。しかし最後の最後に「SORRY BABY誰かさんみたいに,俺に明日見えんから。ごめんな。約束なんかとてもできんのじゃ。こんな俺を恨むかね。」と山口弁で唄ってしまうところはリアルだなぁと思ってしまいましたです。
 10曲目の“こんなに天気がいいからよ”という曲は,アコースティックギターのカッティングと弾きまくられるフィドルが魅力的な音をバックにSIONが唄うのですが,これがまたイイ感じで,歌詞は字余りというよりもトーキングブルーズに近いのですが,これがまたイイ感じなんですよね。
 11曲目の“メリーゴーランド”という曲は,いきなりのスライドギターの音にこれまたいいねぇと思いながら,ゆったりとしたリズムでSIONが唄い出すのですと,グイっとSIONの唄の世界に引き込まれてしまいます。「夢を見て,起こされて。夢はまだ,夢の中。いつかお前を,きっと捕まえるから。俺が寝てる間に逃げておいた方がええよ。」と放り投げるように唄っているのですが,だがそれがいいという感じですかね。しかし,なぜに“メリーゴーラウンド”なのかは歌詞では言及されていないため,私には分かりませんでしたです。
 12曲目の“よう よう”という曲は,ミドルテンポのロックンロールをバンドが奏でているのですが,SIONが唄い出すとロックンロールではなくレゲエっぽい感じでSIONの唄にリズムを合わせるところもカッコよいです。サビで「イカシタ奴を聴かしておくれよ。チャラチャラしたのはもう結構。イカシタ奴を聴かしておくれよ。そしたら,どこへだって着いて行くから。」と唄われるのですが,「イカシタ奴を聴かしておくれよ。チャラチャラしたのはもう結構。」という部分については思いっきり同意してしまいましたです。
 13曲目の“赤んぼからじいちゃんまで”という曲は,ドラムの叩き出すシンプルな8ビートにブルージーアコースティックギターアコーディオンが絡みつく,メチャカッコいいバックの音にSIONが少し早めのリズムで言葉を連射しているのですが,これがまたカッコいいんですよねぇ。サビで「赤んぼからじいちゃんまでそこんとこは同じ。大好きな人に愛されるのが,何しろ一番うれしい。」なんて深いことをサラリと唄っていたりしているのですが,そういうところがカッコいいですよねぇ。
 14曲目の“がんばれがんばれ(Single Version)”という曲は,タイトルだけ見ると私の大嫌いな頑張れソングですが,さすがSIONは違いますね。ピアノで静かに始まり,SIONも淡々と唄い出すのですが,頑張れソングのように無闇矢鱈に頑張れと唄うのではなく,母親が「いつでもここに居るから,帰ってきていいんだよ。そう思えば,あと1つ2つできる我慢は増えるでしょう。がんばれがんばれ。」という,本当に等身大のがんばれという言葉にうるっとしてしまいましたです。
 15曲目の“せっかく生まれてきたからよ”という曲は,フルカワの大好きな裏ノリのリズムにSIONが言葉を詰め込んでいるのですが,これがまたせっかく生まれて来たからよという感じのイイ感じの言葉が詰め込まれています。「うまい酒を飲んで,いい女にキスして,叩かれてもまた手を伸ばすさ。」とか「休みてえ朝も,帰りてえ昼も,何とか1つそこに繋げてえ。」なんて歌詞はダメ人間そのままなんですけど,だがそこがSIONねぇと思ってしまいましたです。
 ラストナンバーの“30年(Live)”という曲は,ゆったりとしたバンドの音で始まり,吐き出すようにSIONが唄うのですが,唄うというよりもトーキングブルーズですね。唄っている内容は日本を飛び出してアメリカで働いてきた男の30年の想い出を唄っているのですが,これが渋いんですよねぇ。「1年に1度,こうやってね。お袋がもう歳だから顔を見に帰るんだよ。でもなんか俺はもう,家に泊まりづらくてね,帰ったらいつもビジネスホテル。」なんてところは,実家はあっても泊まることができない自分に重ね合わせてしまいましたです。私も実家を出てもう30年近くになりますので,本当,シミジミ聴いてしまいましたです。
 というわけで,2回に分けて,SIONを聴いて語ってみましたが,言葉の選び方は若いときも歳を取ってからも変わらないのですが,歳を取ってからの言葉がきちんと届く唄い方の方が個人的には好きかなぁと。やはり,SIONの歌詞は言葉が突き刺さってくるので,きちんと聴こえた方がいいなぁと。もちろん若いときにパワフルな唄い方を否定するわけではないんですけど,やはり,ちょっと聴き取りにくいところが多いかなぁと。しかし,SIONの言葉が突き刺さってくるということは,やはり私は基本的にはダメ人間なんだろうなぁと思ってしまいましたです。

 話は変わり,いぬん堂さんのところはやっぱりチェックしていると面白いものが出てくるねぇ。というのも,私の大好きな遠藤ミチロウはTHE STALINの前にバラシとか自閉体とかいったバンド(その前は弾き語りメインだったそうですけど。)で活動していたのですが,その頃のことを遠藤ミチロウが語ったことはないし,今後も語られることはないし,誰も語ることはないんだろうなぁと思っていると,何とその頃,ベーシストとして参加していた現ツージーズ,QP-CRAZYのツージーQが自伝的ミニコミを出すということで,本のタイトルも“やるせないレボリューション”だそうで(笑)。内容としては,ツージーQがTHE STALINの前身バンド,コケシドール,バラシ,自閉体のベーシストの頃の記憶からハイテクノロジー・スーサイド前夜のどろえびすの辺りまでの記憶を辿った自伝的内容のミニコミだそうで。いや〜30年位上経ってから,こんな物が出てくるとはねぇ。しかもA5版118ページで500円,しかも本の広告文が「スターリンに成れなかった男,絶賛反省中」ということで,買わないという選択肢は私にはありませんので,2月1日発売ですが,サクッとカートにインさせてもらいましたです。こんなものが出てくるからいぬん堂さんのところから目が離せないんですよねぇ。ぼくたちのいるところ。の新譜も1月27日にリリースでいぬん堂さんから発送されますし,2回分のネタはいぬん堂ネタでいけるなぁと一人ほくそ笑んでいるフルカワでございます。
 というか,いつまで経ってもこういう物に心が惹かれてしまうから,新しい音楽に目が向かないんじゃないの?と思ったりしますが,とはいえ,毎日J-WAVEを聴いていますが,なんかいいねぇというか,買いたいねぇと思う音に出会えていないので,まぁそんなもんなんでしょうと思ったりするフルカワだったりもします。
 おまけのアンドロイドネタですが,公式民放サイトのティーバーが,なんとアンドロイドアプリで展開されまして,試しにインストールしてみたところ,動いてくれたので,これは使えのではないかと。UQ-Wimaxの制限も3日で10GBになりましたし,アンドロイドアプリであれば,そんなに動画データも重たくないでしょうから,布団の中でゴロゴロしながら見ることができれば,これはこれで便利だなぁと思っていますです。ちなみに,ラジコのアプリはアップデートの通知は来ているものの,未だにきっちり無視させていただいていますが,こちらも全く問題はありませんということで(笑)。