ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

LiveLife!/本夛マキ


 今週は自宅に戻ってテレテレしているフルカワでございます。今度の月曜日に山の中の支店内で異動するので,今週自宅に戻っていて良いのか?という思いもありつつも,引っ越しはないし,異動先の前任者から引継書ももらっていないので,居たところで仕方ないので,昨日は通常どおり自宅に戻ることにしましたです。とはいえ,一応,支店内とはいえ異動なので,これまで使っていた業務用ノートパソコンを使う事ができなくなるので,本社指示のパソコンのクリーンアップや後任者に引き継いでおきたいメールなんかを保存する作業を終業後から始めると,ふと気付けば午後7時前ではありませんか。しまった・・・とは思いましたが,まぁ仕方ないかということで,アパートに戻り,洗濯しながらワイシャツにアイロンをかけ,掃除機をかけて,午後8時にアパートを出て,アパート前のコンビニで弁当を食べてから,プレオで一路自宅を目指しましたです。で,今回分かったのは,1時間遅くアパートを出発すると,30分早く着くということでしょうか。30分早く着いても午後11時なので,それよりは30分余分にかかっても午後10時30分には自宅に戻れる方が体には優しいかなぁと思いますので,できれば午後7時には単身赴任先をでた方がいいなぁと思いましたです。
 自宅に戻っているのですが,今日は嫁さんが子供の所へ行く用事があるということで,私が眠っている間に出かけてしまったので,自宅に戻っても独りでマッタリしていますです。嫁さんには1日で往復するのも体が辛いので,泊まって帰ったら?と言ったところ,用事がどの程度で済むのか分からないので,またメールするということでした。個人的には,体がしんどくて機嫌が悪くて一言もしゃべらないくらいなら,居ない方が気が楽なので,子供の所に泊まって,明日ゆっくり帰ってきてもらってもいいんですけどね。そうすると,今日の晩ご飯も自由に食べられるので,こっちで外食するのもいいかなぁと思っています。山の中の単身赴任先はビアガーデンがないので,ビアガーデンに1人で行くのもいいかもなと思っています。ブログネタを書く前に髪を切りに行っておこうかなと思い,近所の散髪屋さんに行ったところ,午後6時20分からならということだったので,髪を切ってから,そのままビアガーデンに行くのも良いのではないかと思っていますです。で,実は単身赴任先に戻るときに途中で1週間分の食材を買ってから帰っているので買い物バッグを持って帰っているのですが,今回,持って帰るのを忘れてしまったので,いつもより1時間早く帰って,いったんアパートに戻ってから買い物に行くしかないかなぁと思っているので,今晩嫁さんが子供の所に泊まってゆっくりこっちに戻って来てくれれば非常に好都合なんですが,そうそう私の都合どおりになるとは思えないので,取りあえずは嫁さんからの連絡を待つしかないかなぁと思っていますです。せめて「晩ご飯は好きに食べてください」メールが入ればビアガーデンに行けるのになぁと思っているフルカワです。
 で,この間の日曜日ですが,天気が良かったので,パナモリでゴリゴリ走らさせてもらいましたです。まだ復帰2回目なので,リハビリということで今回も平地メインのコースを走らせてもらいましたが,往復90キロは走れるなぁということで,走っていると,結局,最後の最後に峠を1つ登り切るところまで走ってしまいましたです。とはいえ,峠を登り切ったところは信号もなくUターンするには危険なので,峠を少し下って信号のあるところでUターンしたのですが,当然,その近辺にコンビニはないので,コンビニはあるところまで戻ったのですが,以前,この峠の下りの最後のカーブで,路肩に砂利が滞積していて死にそうになったことがあるので,今回は思いっきり減速してカーブに望んだところ,やはり路肩に相変わらず砂利が滞積しまくっていたので,今回は安全にカーブを抜けることがでしましたです。で,コンビニで補給&休憩した後は,一路,アパートを目指したのですが,今回は前回のように最後の峠でも足を使い切った感はなく,イイ感じでアパートまで戻ることができたので,次は山の方へ走りにいこうかなぁと思っていますです。
 
 前回まではSLAVEのBox Setを紹介してきましたが,今回は本夛マキが2014年11月にリリースした“LiveLife!”を紹介したいと思います。本夛マキは,故河島英五の娘とアナム&マキというユニットを活動していましたは,そのユニットが活動休止になってからはソロで唄っていたのです,私自身が本夛マキを知ったのは,藤井一彦も参加していた下北沢440で行われていたギター触人シリーズのライヴDVDで“君の居場所”という曲を聴いて,これはなかなかいい曲だねぇと思ったのがきっかけです。で,ネタ探しでアマゾンで検索をかけてみたところ,このアルバムがヒットしたことから,さっそくカートにインさせていただきましたです。
 1曲目の“さよならの向こう側”という曲は,心地良いギターのカッティングとブルースハープの絡みがいいなぁと思っていると,軽やかに唄う本夛マキにいいねぇと思いつつ,サビの「戻らない戻らないよ。」のフレーズの「ない」,「ないよ」のイントネーションの付け方が独特でいいなぁと思ってしまいました。歌詞は今時の若い女の娘の歌詞なんでしょうけど,少なくとも若い男の子の歌詞よりは理解可能なので,サラッと聴かせてもらいましたです。
 2曲目の“君の居場所”という曲は,フィンガーピッキングで始まり,少し抑え気味に本夛マキが唄うのですが,2コーラス目で地下鉄へ急ぐ,置き去りにされないように。すれ違うだけで交わらない人の波。だけど気付いていますか。見知らぬ人達はやがて,一つになって君を照らしてくれる街灯りになる。帰ろう,帰ろう,あの街から続く道。ねえ君の居場所はきっと君の居るところ。」という歌詞はいいねぇと思ってしまいました。何でもない日常の中になんでもない優しさがあって,どこかではなく,今ここが自分の居場所なんだという圧倒的な自己肯定はやはり必要なのではないかと思ったり。
 3曲目の“鎮静剤”という曲は高田渡のカバー(個人的には加川良ですけど。)で,加川良は淡々と唄っていましたが,本夛マキはちょっとアップテンポでカバーしています。たたみかけるように唄っているのですが,逆にブルーズを感じてしまいましたです。やはりこの曲でグッときてしまうのはラストの「死んだ女よりもっと哀れなのは忘れられた女です。」というところなのですが,やはり誰がどう唄ってもグッときますね。
 4曲目の“パズルゲイム”という曲は,軽やかなフィンガーピッキングで始まり,絵を描く話のふりをして,実は生活のことを唄っているんだろうなぁと思ってしまいました。しかし,「パズルゲーム」ではなく「パズルゲイム」と唄ってしまうところに本夛マキの言葉へのこだわりを感じてしまいましたです。そういう裏を読みがなら聴くような音楽ではないと思うのですが,えぇ49のオッサンですので,どうしても深読みや裏読みをしてしまうんですよね。でも,そんなことは気にしない感じであっけらかんとした感じで唄っているところが好印象です。
 5曲目の“ロンリーローリング”という曲は,本夛マキのギターと唄はわりとフォーキーなんですが,そこに内田勘太郎のギターが絡みつくちょっとブルージーな感じになるのは不思議ですね。途中からテンポアップして,コードストロークになるのですが,内田勘太郎のスライドギターがビシビシ弾かれていて,本夛マキの唄に色を添えています。 
 6曲目の“よくある話のラブソング”という曲は,本夛マキのフィンガーピッキングが非常に心地良く,ちょっとクセのあるメロディーラインを唄っているのですが,それがギターの弾き方と合っていてイイ感じです。歌詞の方は若い女の娘の歌詞という感じで,個人的には感情移入しにくいところもあるのですが,「思い出す,あのロックスターも叫ぶ。愛し合ってるかい。愛し合おう,今。」っていう歌詞は清志郎だなぁと思いつつ,こういう世代にもきっちり影響を与えているんだなぁと思ってしまいましたです。
 7曲目の“222”という曲は,アップテンポのコードカッティングにブルースハープが絡むブルースっぽい曲なんですが,ネコの曲です。要は“222”は「ニャン,ニャン,ニャン」ということなんでしょうかね。まあ,その点は置いておいて,アップテンポのコードカッティングのギターとブルースハープがイイ感じで絡んでいるところがカッコヨシです。というか,正直,ギターが上手いなぁと思ってしまいましたです。
 8曲目の“想い出まくら”という曲は小坂恭子のカバーで,元唄が演歌とブルーズの中間の非常に日本的なメロディーラインなんですが,これを重ために唄って,内田勘太郎のスライドギターがビシビシ弾かれると,ブルース風味の方が強まって,これはこれでイイ感じの曲に仕上がっているのではないかと思いますです。 
 9曲目の“まだらの林檎”という曲は,ちょっとダークな感じのフィンガーピッキングで始まり,唄もちょっとダークな感じなんですが,ピアノがジャジーな感じで入り,少し不思議な感じの曲に仕上がっています。しかし,「ちぎれてだらしなくシンクに横たわったリンゴの皮。まるで私,まだらな私。」という比喩は素晴らしいなぁと思ってしまいましたです。
 10曲目の“もしも2人暮らしをしたなら”という曲は,タイトルを想起させる可愛らしいコードカッティングから始まり,可愛らしい夢が唄われているのですが,オジサンとしてはそういう気持ちになったこともありましたが,今となってはそういう過去の感情は遠い昔なので,うんうんと聴いていることしかできないのですけどね。この曲だけは個人的にはちょっと聞き流してしまいましたです。すいません。若い人なら全く問題ないと思いますけどね。おじさんには夢一杯のラブラブな歌詞はちょっと厳しいです。
 11曲目の“月にうたれて”という曲は,ミディアムテンポのベースラインを強調したギターとブルースハープの絡みがいいねぇと思いながら聴いていると,本夛マキのヴォーカルも飄々とした感じで,これまたいいねぇと思ってしまいましたです。テーマとしてはラヴソングなんですが,あまり女の娘女の娘した感じではないので,オジサンにもサラッと聴けましたです。
 ラストナンバーの“境界線のメッセージ”という曲は,ハードな曲かと思ったら,ユッタリとした感じで始まったので,ちょっと意表を突かれたのですが,途中からコードカッティングに切り替わり,バンドの音が加わるのですが,バンドの音に埋もれない本夛マキの存在感のあるヴォーカルがカッコ良いです。“境界線のメッセージ”が一体どんなメッセージなのかは歌詞では明確になっていないのですが,「探している境界線のメッセージ」と唄っているので,きっと探している途中なんだろうと理解させてもらいましたです。そういう意味では道半ば感のある曲かなぁと思ってしまいましたです。
 しかし,こうやって本夛マキのアルバムを聴いて思ったのは,世代でそんなに差がないテーマであれば歌詞もイイ感じで受け止められるのですが,そうでない歌詞はやっぱり厳しいかなぁと思ってしまいましたです。そんなことを書くなら買わなきゃいいのでは?ということになりそうですが,しかし,時には冒険も必要ですので若い人のアルバムも聴いておかないと,良いものを聴き逃してしまうことになるので,やはり,ちょっと聴いてみたいなぁと思えば,聴いてみるしかないのかなぁと思いましたです。とはいえ,このアルバムはダメだったわけではなく,良いアルバムだとは思うのですが,若い女の娘感が満載になっている歌詞はちょっと・・・という程度なんですけどね。

 ところで,単身赴任先から自宅へ戻って思うのは,やはり自宅の方が夜は暑いなぁということですかね。自宅は住宅密集地なので,多分,どこの家庭もエアコンを付けていると思うので,エアコンの廃熱で街がむっとしている感じがしますが,単身赴任先は住宅が密集していない(というか,窓の向こうは山ですしね。)ので,夜になれば本当,涼しいなぁという感じです。その分,いろいろ虫がいるのが難点ですけど,今年はなぜかアパートでゴキブリを見ませんでしたので,まぁいいことにしましょうかね。
 次に単身赴任先から自宅へ帰るときは,夏の休暇を取る予定にしているので,パナモリをプレオに積んで持って帰って,ゴリゴリと自宅界隈を走ろうと思っていますが,嫁さんからレンタル倉庫に入れているものを処分して,レンタル倉庫の契約を解除するよう言われていますし,人間ドックも受けないといけないし,お盆ですから墓参りにも行かないといけないので,そういう意味では夏の休暇の約半分はパナモリで走れないかもなぁと思っていますが,嫁さんの指示もきちんとやっておかないと帰る家がなくなってしまいますし,お盆の墓参りは人としてやっておかないといけませんし,人間ドックで年に1回は体の調子を確認しておかないといけませんし,まぁ仕方ないよねぇと思っていますです。