ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

独言独笑/曇ヶ原


 4月になった途端,いきなり暖かくなって非常に嬉しいフルカワでございます。先週で子供の進学関係が片付いて,今週は久しぶりに自宅へ帰ることなく(まぁ,先週は自宅ではなく,子供の引越し先でしたけど。),単身赴任先でまったりと過ごしています。いや〜やっぱり,毎週,プレオに乗って,金曜日の夜の国道をひた走って自宅へ帰り,日曜日の午後にはまた昼の国道をひた走って単身赴任先へ戻るっていうのはフルカワ的にはハードだったなぁと今更ながら思っています。正直,昨日の夜はもう身体が限界・・・みたいな感じになっていましたですよ。今週からは通常営業ですので,隔週で自宅へ帰るので,天気も良ければパナモリにも乗れますしね。明日は今のところ降水確率が0パーセントで最高気温が24度ということで,走りに行くには最適な日だなぁと思っていますです。とはいえ,ほぼ1月半パナモリに乗っていませんので,リハビリを兼ねて平地中心のルートを走りたいなぁと思っていますです。
 で,仕事の方も新年度を迎え,メンバーも入れ替わりましたが,怒涛の年度末のようなこともなく,何とか午後9時までには職場を出ることができるようになって,ヤレヤレという感じですかね。とはいえ,春の人事異動で入ってきた同僚は,まだどこに何があるのか分からない状態なので,私が帰るときにはまだ仕事をしているという感じですが,私も1年前はそういう感じでしたので,今年は自分自身も今の職場が2年目ということもあり,少しは早く帰って,身体をいたわるようにしたいと思っていますです。
 よく考えると今週,誕生日があったので,とうとう49歳になってしまいましたです。40代もあと1年かぁと思うと,少し寂しいような感じがしないでもないのですが,確か39歳のときもそんなことを思っていたような気がするので,まぁそんなもんでしょう。去年の誕生日は下の子供がまだ自宅に居たので,少し早いけどということで誕生日プレゼントをくれたのですが,今年は下の子供も家を出てしまったので,プレゼントなんてくれる人もなく,去年,下の子供がくれたプレゼントが入っていたメッセージ入りの袋だけがあるだけですが,まぁそんなもんさねと思ってしまうフルカワでした。しかし,丁度1年前は単身赴任先の何もないアパートで途方にくれながら,下の子供のくれたメッセージ入りの袋を見ながら頑張るしかないなと思っていましたが,この1年で単身赴任先のアパートでの生活にもすっかり慣れ,逆に単身赴任先のアパートでまったりしている方がゆっくりできていいやって思えるようになってしまったので,それは少しマズイかな?と思いつつも,まぁ,今度から自宅に帰っても嫁さんが居るだけなので,果たしてどういう生活になるのか未知数ですが,子供のことで嫁さんがイライラすることが少なくなる(当然,私のことでイライラすることはあると思うので。)のであれば,また仲良くやっていけるのではないかな?と思ったりもします。正直,上の子供が産まれてから,20年以上経ちますが,その間,子供のことでイライラするのをこっちにぶつけられまくっていたような気がしますです。子供がいなくなって,嫁さんもきっと自分のペースで生活をしているのではないかと思うので,そういう意味では子供が生まれる前の穏やかな生活に戻れるといいなぁと思っていますが,それは来週帰ってみないと分からないですけどね。

 さて,日常ネタはこの程度にして,今回は曇ヶ原の“独言独笑”を紹介したいと思いますです。曇ヶ原は東京のバンドなのですが,私がこのバンドを知ったのは溺愛のメグ子のブログで,溺愛企画でライヴをするとき,曇ヶ原をブッキングしていて,メグ子お勧めなら,機会があれば聴いてみるかなぁと思っていると,いぬん堂で通信販売しているではありませんか。これは聴かせてもらうしかないよねということでカートにインさせてもらったので,今回,紹介させてもらうことにしましたです。曇ヶ原は,ヴォーカル,アコースティックギター,ベースの石垣翔太,ピアノ,キーボードの赤羽あつみ,ギターのエンリケ後悔王子,ドラムの石島洋平の4人組のバンドで,“日本語によるプログレッシブハードフォーク”を自ら標榜するバンドということらしいのですが,これは聴いてみないとどういう音なのか分からないですよね。6曲しか入っていないのですが,トータル時間49分ということで気合が入っているなぁと思ってしまいましたです。
 1曲目の“うさぎの涙”という曲は,いきなりドラムとベースが暴れ,そこにキーボードとギターが絡み,カッコええじゃないのと思っていると,ヴォーカルが入ってくるのですが,ヴォーカルの声質が細い感じで確かにフォークっぽさ(ギターの弾き語りとかやるとイイ感じの声)を感じますが,このハードな変拍子系の音にミスマッチ感を少し感じがしつつも,曲の途中でテンポダウンし,どうなることやらと思っていると,アコースティックギター1本になり,アルペジオを弾きながら唄い出すのですが,これが思ったとおり,アコースティックギター1本だと声質が細いという感じではなく,繊細なイメージに変化し,非常に良い感じです。歌詞も内省的な歌詞なので,叙情性が増すなぁと思ってしまいましたです。しかし,途中からまた少しずつバンドの音が入るのですが,アコースティックギターのイメージを壊すものではなく,イイ感じだねぇと思いつつ,途中で終わったかと思っていると,ベースとフィードバックノイズの混じったギターに続き,キーボードが厚みのある音を弾き出すと,重ためのリズムをバンドが叩き出し始めるのですが,この部分の演奏もカッコいいです。そしてまたドラムとベースが暴れ始めると,いかにもプログレという感じになり,もうヴォーカルは入らないのかな?と思っていると,最初のリフレインと同じ展開になり,最後の締めのヴォーカルが入るのですが,ここまで来ると,声質が細いではなく,このバンドの持ち味みたいに感じるようになってしまいましたです。
 2曲目の“午前三時”という曲は,オドロオドロしい感じで始まり,ピロピロとトリルを効かせたキーボードもそれらしく,ベースとギターのコール・アンド・レスポンス的なアレンジがカッコいいなぁと思っていると,演奏がギターとキーボードだけになり,唄が静かに唄われるのですが,この落差が気持ち良いねぇと思ってしまいましたです。各楽器が入っても,ヴォーカルを活かす感じで静かに演奏していたのですが,ヴォーカルが唄い終わると,まずギターが暴れ,次にキーボードが暴れ,最後はバンド一体となって混沌な音を叩き出し,その音に細い声でシャウトするのですが,シャウトしても結構,カッコよいじゃないのと思ってしまいましたです。終盤,ドラムがテンポアップし,パンキッシュな演奏を聴かせてくれるのですが,こういうところがあえて“ハード”という言葉を入れているのかなぁと思いましたが,またテンポダウンし,ピアノがフリーキーな演奏をする中,ヴォーカルがシャウトするのですが,引きつり気味の声が音に合っているなぁと思ってしまいましたです。
 3曲目の“無風地帯”という曲は,おぉいきなりハードじゃねえかと思っていると,レゲエっぽいリズムに転換し,さすが“プログレッシブ”を名乗るだけはあるなぁと思いながら,グルグル変わる心地よいリズムを聴いていると,今度はいきなりフォーク・ロックなリズムになり,ヴォーカルがこれまたフォーク・ロックなメロディーを唄うのですが,まさしく,“プログレッシブ・ハード・フォーク”だねぇと思ってしまいましたです。唄が終わると,またテンポアップし,ギターがノイジーなリフから普通のリフに切り替えれば,キーボードがノイジーなリフを弾いたりと目まぐるしく変わりながら曲は終わります。
 4曲目の“鉛色”という曲は,これまたハードな演奏に金属的なキーボードの音がカッコよいなぁと思って聴いていると,演奏がブレイクし,唄が始まるのですが,これがまた神々しい感じで始まり,メロディーラインは非常にフォーキーなんですが,バックの音はあくまでもプログレッシブでカッコいいです。というか,ヴォーカルが入っている部分はあくまでもフォーキーで,ヴォーカルが入っていない部分は思いっきり炸裂した音になっているのですが,この落差がカッコいいなぁと思ってしまいましたです。そして,ピアノだけで綺麗なメロディーラインを弾き,このまま終わるのかと思いきや,バンドの音になり,ピアノはフリーキーなメロディーラインを奏で,いったいどうなるんだと思いながら聴いていると,ベースがラインをギターとキーボードがユニゾンで弾き,終わるのか?と思いきや,ポップな演奏に切り替わり,いったいどこまで行くのか?と思っていると,ちょっと湿った感じのヴォーカルが入り,この感じで最後まで行くのかな?と思っていると,そのままエンディングまで突っ走ってくれたので,こういう終わり方もあるのねと思ってしまいましたです。
 5曲目の“砂上の朝焼け”という曲は,おぉ,なんかTHE DOORSっぽいぞという感じで始まり,イントロも短くヴォーカルが唄い始め,ヴォーカルが唄っているところは比較的控えめなんですが,唄っていないところはTHE DOORSっぽい音で(多分,キーボードの音の感じだと思います。)と思っていると,リズムが畳み掛ける感じのリズムに変わり,全くTHE DOORSっぽさは消え,ハードでノイジーな演奏になり,落差がカッコいいじゃないのって思ってしまいましたです。この曲は11分以上あるため,インターバルの部分では各楽器が思いっきりソロを取っているのですが,いずれもノイジーな演奏で,“プログレッシブ”と言っていますが,いろいろな音楽を聴いて,それを消化して,混ぜ込んでいるなぁと思ってしまいましたです。しかも,途中でピアノだけにいきなりなり,んんん?と思っていると,ヴォーカルが切々と唄い,まさしくフォークだねぇと思っていると,ディレイの効いたギターがカッティングを刻み,徐々にロックっぽくなり,不安定なリフを弾きながら,曲の後半に向けて盛り上げていくのですが,このまま盛り上がっていくのかと思いきや,またもやリズムが変わり,全く別物の曲のようなアレンジで,ヴォーカルがエンディングを唄うのですが,よくこういうアレンジを思いつくなぁと思ってしまいましたです。
 ラストナンバーの“雪虫”という曲は,タイトルどおり,静かにピアノのアルペジオで始まり,ヴォーカルがつぶやくように唄い始めるのですが,これが非常にナイーヴな感じがして良いです。1コーラス目が終わり,バンドが音を出し始めても,静かな曲のイメージを壊すことなく,このまま静かな感じで曲が進むのかと思っていると,このバンドがそんなにストレートな訳はなく,2コーラス目に入ると,ギターとドラムが少しずつ暴れ始め,このまま行ってしまうのか?と思いきや,キーボードが口笛系の音でソロを取り,それが終わると,また静かな感じでヴォーカルが入るのですが,この曲だけは唄の世界観を活かすために敢えて展開を変えずに最後まで同じリズムで終わるんだなぁと思ってしまいましたです。
 しかし,メグ子お勧めで,いぬん堂が販売に関わるバンドだけあって,一筋縄ではいかない音でしたが,それでも唄を大切にしながら,演奏は想いのままに(しかも演奏力がかなり高い。)やってしまうところは,やはり“プログレッシブ・ハード・フォーク”に偽りなしだなぁと思ってしまいましたです。こういう音が好きな人はハマるのではないかと思いましたが,そもそもこういうバンドが今,出てくる事自体が凄いなぁと思ってしまいましたです。

 ところで岡村ちゃんのツアーが始まりましたが,私もツアーに参戦予定でチケットを取っていますです。で,春はうれしいリリースラッシュで,原田知世が“恋愛小説2”と題して,前作が洋楽カバーに対して邦楽カバーアルバムを出すということで,さっそくアマゾンでカートにインさせてもらったのですが,仕事に行く前にバタバタとカートにインしたため,仕事が終わってから確認メールを見てみると,なんとアパートへの配送になっているではありませんか。とはいえ,予約販売なので,まだ変更できるはずということで,サクッとコンビニ受取に変更して一安心しましたです。で,今日はそういえば,そろそろぼくたちのいるところ。が新しいアルバムをリリースするはずだったよな?ということでいぬん堂のサイトを確認したところ,新しいアルバムが5月3日にリリースされるのですが,そのプレリリースとして,ライヴ盤がリリースされているので,新しいアルバムとライヴ盤の両方をカートにインさせてもらいましたです。しかし,5月3日リリースだと,自宅に戻っている時に配達されるなぁと思いましたが,2日程度なら郵便ポストに放置していても大丈夫かな?と思っていますです。どちらにしても,ここで新しい音樂ネタが3枚手に入るのは正直うれしいなぁと思ってしまいましたです。ぼくたちのいるところ。は前作でギターが変わって,ちょっとスピード感が落ちたかなぁと思っていたのですが,人生ダメ子とベースの下駄華緒以外のメンバーが脱退してしまい,さてどうなるのかと思っているとギターに豊川座敷,ドラムにふじいが加わり,また音が変わっているのではないかと思いますので,まずはライブ盤で確認したいと思っていますです。
 話は変わり,最近,財布の小銭入れ部分のファスナーが開きにくいなぁと思っていたのですが,どうしてなのかなぁと思いながら,よく見てみると,ファスナー部分が破れているではありませんか。5年以上使ったし,買い換えてもよいかな?と思い,アマゾンで探してみたのですが,使いやすそうだなぁと思えるのが今使っている財布しかなくて,また同じ財布を買うのはどうか?と思いつつ,でもやっぱりいつも使うものだから使いやすい方がいいよねということで,またもや同じ財布にしてしまいましたです。
 まぁ,気に入ったものは,同じものでもいいじゃないかということで,届くのを待っているところですが,ファスナー部分だけなので,リフォームをしてくれるところで直してくれるのではないか?と思いつつも,新しい財布が届くんだから,もういいにするか?とちょっと葛藤していますが,次の財布も5年近く使うのだと思うと,もういいかな?という気持ちの方に傾いているフルカワだったりします。