ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

King Of Soul Disc4/Otis Redding


 いや〜3月になってしまいましたねぇ。山の中の町も今日は暖かく,正直,天気が良ければパナモリで走りに行ければ最高なんですけどね,今日は朝から降水確率が80パーセントでしたので,パナモリで走りに行くのはあきらめて,家でウダウダしたり,図書館へ行って本を読んでみたりしてからブログネタを書いていますです。
 今週も結構ハードな週でしたが,何とか週末を迎えることができてホッと一息という感じでしょうか。月曜日は退社しないといけない時間ギリギリまで働かせてもらったのですが,昼過ぎから雪がふり初め,火曜日は朝から雪で,プレオはすっかり雪だるまになっていましたです。このまま降り続いたら,JRで自宅へ帰るしかないかな?と思いましたが,何とか昼過ぎから天気が良くなり,翌日,子供の卒業式で休暇を取ったので,少し早めに帰って,アパートの部屋に入る前にプレオを見たら,雪が溶けて,雪だるま状態ではなくなっていましたので,プレオで自宅へ帰らせてもらいましたです。で,火曜日の夜に自宅へ戻ったのですが,子供が長々と風呂に入っているので,風呂になかなか入れず,かなり遅い時間に風呂に入ってから,一杯飲んで寝たのですが,翌朝は子供の最後の登校なので,早めに起きて見送ってやるかということで,確か,午前2時ころに寝たと思うのですが,午前6時30分には起きて,子供が家を出るまで起きていましたです。
 で,子供を見送ってから,子供の学校へ行ったのですが,6年間,行事のたびになんだかんだと通った道ですが,これで最後かと思うと,少し寂しい気持ちになってしまいましたです。卒業式は淡々と進み,ホームルームの参観ということになり,この時点で午前11時30分を過ぎていたので,正直,帰りのこともあるし,どうしようかと迷ったのですが,最後だしな!ということで,最後のホームルームを参観させてもらいましたです。担任から卒業証明書等を渡されるときに一言コメントを言っても良いということになり,お調子者と思えるような男子達が次々と一言発言しだしたのですが,みんな最後は泣いてしまうんだもなぁ(女子はコメントをする人はいませんでした。)。やはり,彼らにとって高校生活は楽しかったんだろうなぁとシミジミしてしまいました。私自身は,高校には通っていましたが,精神的にドロップアウトしていましたので,「(学生生活も)終わったな(就職が決まっていたので。)。」としか感じず,非常にサバサバした卒業式だったのを思い出してしまいましたです。最後は担任もボロボロ鳴き始め,挙句の果てに「みなさんの卒業はおめでたいけど,内心は卒業してほしくないんです。」などと言い出す始末で,親としてはありがたいやら,困ったやらでしたが,ホームルームが終わって,子どもと握手をして,一言伝えて帰ろうと思い,子供に近づくと,子供の泣いているではありませんか。なので,余計はことは言わず「卒業おめでとう。」とだけ言って握手をし,「じゃあ単身赴任先にまた戻るから。」と言って,学校を後にしましたです。で,早く帰ろうかととも思ったのですが,これから自宅に戻ってもバタバタして時間が取れるかどうかも分からないので,ホワイトデイの貢物を買っておこうと思い,なか卯かつ丼を食べ,ホワイトデイの貢物を買ってから自宅へ戻り,風呂の掃除をしたり,荷物をまとめたりしていると子供が帰ってきて,「また居たの?」みたいな顔をしているので,卒業アルバムを見せてもらい,やっぱり共学校だなぁと思いつつ,これなら楽しい学生生活だったよねぇと思いつつ,ホームルームで男子が泣いていたことを話すと,子供曰く,「男子は中が良かったからね。」ということでした。私が「小学校からだと人格形成の時期の12年間をあの空間で過ごしている子は本当,寂しいんじゃないの?」というと,子供に「それはどれでどうかと思うけどね。」とクールに切り返されてしまいましたです。とはいえ,君も一番楽しい時期の6年間をあの場所で楽しく過ごせたんだから幸せだったんじゃない?と思いましたが,余計なことは言わずに単身赴任先へ戻ることにしましたです。正直,平日の夕方に単身赴任先にプレオで戻るのは初めての上,普段よりも1時間30分,遅く自宅を出たので,夕方の通勤時間帯に引っかかりそうなので,途中で高速道路を使ってショートカットしたおかげで午後7時過ぎには単身赴任先のアパートに戻ることができましたです。
 木曜日は前日の休暇で溜まってしまった仕事をキュウキュウ言いながら片付け,金曜日も退社時刻ギリギリまで仕事をした上,昨日は休日日勤でしたので,よく考えなくてもハードな1週間だったなぁと思いましたです。しかし,食材がないので,休日日勤を終えてからプレオで大型スーパーへ買い出しに行き,食材を買い込ませていただきましたです。
 で,今日は自宅へ帰らない週なので,単身赴任先のアパートで掃除をした後は最初に書いたとおりなんですけど,単身赴任先でのんびりしているのもいいなぁと思ってしまう,すっかり単身赴任に慣れてしまったフルカワでした。
 今週は子供の第一志望校の発表があり,合格すれば(とはいえ合格しなくても。),そっちの準備をしないといけないので,今週末からは毎週のように自宅に帰らないといけないので面倒だなぁと思ったりもしますが,ここで手を抜くと,これからの嫁さんと二人っきりの生活が非常に辛いものになるのは必至ですので,この山場を乗り切って,4月からまったりさせてもらうことにしましょうかね。

 フルカワの日常を相変わらずウダウダ書きましたが,今回もOtis ReddingのKing Of Soulを。今回でDisc4ということで最後になりますです。
 1曲目の“Respect (Live, 1967)”という曲は,観客の大歓声から始まり,もうこれは踊るしかないよね!っていう感じで,バンドの演奏もカッコよいですし,Otis Reddingのヴォーカルもメチャかっこ良いです。やっぱライヴは熱量が違うなぁと思ってしまいましたです。シンコペーションを効かせまくったベースの音も前に出ていて,ベース好きなフルカワとしてはいいねぇというしかありませんです。
 2曲目の“Can t Turn You Loose (Live, 1967)”という曲は,これまたノリノリのR&Bナンバーで,途中で演奏をブレイクさせてOtis Reddingがシャウトするのですが,そのパワフルさに鳥肌が立ってしまうくらいカッコよさを感じてしまいましたです。
 3曲目の“I ve Been Loving You Too Long (Live, 1967)”という曲は,曲が始まる前のトークが理解できればなぁと思いつつも,アカペラでOtis Reddingが唄い始め,そこにバンドの演奏が重なるのですが,圧倒的にパワフルなOtis Reddingのシャウトが素晴らしいです。途中で一瞬終わったの?と思うくらい長いブレイクを挟んだ後,Otis Reddingが引き続きシャウトするのですが,本当,スゲエなぁと思ってしまいましたです。
 4曲目の“My Girl (Live, 1967)”という曲は,ホーンが少し遊んだりしながら,スタジオ盤よりもちょっとテンポアップして,Otis Reddingも軽やかに唄っているのですが,その軽やかさに全く違和感がなく,非常にライヴらしい演奏になっていますです。
 5曲目の“Shake (Live, 1967) (Stereo Mix Of Single Version)”という曲はドラムがタムを回しまくるノリノリの曲で,Otis Reddingが客を煽ってシャウトさせるところもカッコよいです。多分,会場ではみんな踊りまくっているんだろうなぁという感じの演奏になっていますです。正直,パソコンの前でちょっと踊ってしまいましたです。
 6曲目の“Fa-Fa-Fa-Fa-Fa (Sad Song) (Live, 1967)”という曲は,客との掛け合いの後,スタジオ盤よりも少しテンポアップし,バンドの演奏も,Otis Reddingのヴォーカルも力強く,そしてしなやかで,これも思いっきり横ノリで踊るしかないよねぇと思ってしまいましたです。
 7曲目の“Try A Little Tenderness (Live, 1967)”という曲は,静かにホーンから始まり,Otis Reddingがつぶやくようにシャウトするのですが,「つぶやくように」と「シャウトする」のは矛盾するような気もしないではないのですが,Otis Reddingのヴォーカルを聴いていると,「つぶやくようにシャウトする」としか表現しようがないんですよね。というか,そもそも「つぶやくようにシャウトする」こと自体がとんでもないことだと思うんですけどね。本当,神がかったヴォーカルだと思いましたです。というか,私が生まれた年のライブですので,そんな昔にこんな素晴らしい音楽が生まれていたなんて凄いことだなぁと思ってしまいましたです。
 8曲目の“I ve Got Dreams To Remember”という曲は,ギターのアルペジオから始まり,Otis Reddingが静かに唄い出すのですが,前曲までの熱さよりも,クールに唄っている感じを受けたりもしますが,途中から女性コーラスが加わり,徐々に盛り上がるのかな?と思っていましたが,最後まで淡々とした感じで終わってしまいましたです。
 9曲目の“Nobody s Fault But Mine”という曲は,裏打ちのリズムが気持ち良い曲になっています。これは踊れるねぇ(特にライヴだと。)と思ってしまいましたが,裏打ちのリズムも良いのですが,ホーンのリフの入れ方も絶妙にカッコよいです。
 10曲目の“Hard To Handle”という曲は,ミドルテンポの横ノリの曲で,リズム隊もさることながら,ピアノも結構,ノリに重要な感じで絡んでいて,リズム隊とこのピアノだけで酒が飲めるなぁというような演奏になっている上に,そこに絡みつくホーンもカッコええ!としか言いようがなく,その上でシャウトするOtis Reddingもメチャカッコよいです。
 11曲目の“Thousand Miles Away”という曲は,ここに来てスローテンポなバラード?と思いましたが,まぁ,ここらでスローなバラードでOtis Reddingのヴォーカルを堪能するのも良いのでないかい?と思ってしまいましたです。
 12曲目の“The Happy Song (Dum-Dum)”という曲は,イントロのパワフルなドラムとホーンの音で,おぉハードな曲になるのかな?と思っていると,Otis Reddingのヴォーカルが入ると,割りと大人しめの演奏になり,ちょっとコミカルなOtis Reddingのヴォーカルに寄り添うような演奏になっていますが,それでもゴキゲンな横ノリの曲に仕上がっています。
 13曲目の“A Waste Of Time”という曲は,スローなギターのアルペジオに乗って,思いっきりバラードをOtis Reddingが唄っているのですが,バックの音がシンプルなだけにOtis Reddingのヴォーカルが染みるなぁという曲になっています。
 14曲目の“Champagne And Wine”という曲は,タイトルの「シャンパンとワイン」のとおり,ちょっと軽やかでゴージャスな感じでOtis Reddingが唄っているのですが,もったいないのは私が英語詩を全く理解できないということでしょうか?歌詞が分かればなぁと思ってしまいましたです。
 15曲目の“A Fool For You”という曲は,スローな3連のバラードなんですが,ピアノのリフがカッコいい上にOtis Reddingのシャウトもキマリまくっていて非常にカッコよいです。似たようなタイトルの曲がルースターズにあったので,どうしたもんかと思いましたが,全く別の曲なので少しホッとしたりもしましたです。
 16曲目の“I m A Changed Man”という曲は,ミドルテンポのダンスナンバーなんですが,なんかこの曲から更に音が良くなったようなような気がするのですが,気のせいでしょうか。とはいえ,ミドルテンポでループするリズムの上でシャウトするOtis Reddingはカッコよいですし,こういう曲だとベースのラインでカッコよさが決まるのですが,ベースラインもかなり踊りまくっていてカッコヨシでございます。
 17曲目の“Direct Me”という曲は,イントロから気持ち良いベースラインに,その裏拍で鳴らされるエレピの音が非常に気持ち良いなぁと思っていると,Otis Reddingが気持ち良くシャウトをキメ,ギターはシャキシャキとしたリズムを刻みながら,気持ち良いリフをキメ,音の分離が良くなければ聴こえてこない演奏になっていますが,楽器の音がそれぞれ立っていて,非常に聴きやすくなっています。
 18曲目の“Love Man”という曲は,イントロのスネアの連打から,これはダンスチューンしかない!と思っていると,やはりカッコよいダンスチューンで,思わずパソコンの前で踊ってしまいましたです。このリズムで踊るならスイムだなということで,パソコンの前でスイムで踊りながら聴かせていただきましたです。
 19曲目の“Look At The Girl”という曲は,シンプルなドラムのリズムとベースの踊りたくなるベースラインが絶妙なミディアムテンポのダンスナンバーで,女性コーラスもビシっとキマリ,これがライヴで演奏されれば踊るしかないねぇという感じの曲になっていますです。
 20曲目の“Free Me”という曲は,3連のロッカバラードなんですが,この曲ではエレピのロングトーンOtis Reddingの曲で初めて?かもしれない。)が切ない感じを思いっきり盛り上げてくれ,その上をOtis Reddingが切々と唄っているのですが,本当,バラードを唄わせるとカッコいいねぇと思ってしまいましたです。
 21曲目の“The Match Game”という曲は,イントロの軽快なピアノとホーンの作り出す心地良いリズムに乗って,Otis Reddingも軽やかに唄っているのですが,軽やかに演っているのに,メチャダンサブルな曲になっています。ドラムはシンプルに8ビートをキープしているのですが,ベースのちょっと跳ねたリズムが気持ち良いリズムを作っていて,気持ち良いベースラインが大好きなフルカワとしては堪能させていただきましたです。
 22曲目の“A Little Time”という曲は,ホーンの分厚い音で始まり,これでもか!っていう感じでOtis Reddingがシャウトしているのですが,グイグイこっちに迫ってくる感じのヴォーカルが素晴らしいです。スタジオ録音でこれだもの,ライヴならもっと・・・ということになるんでしょうね。
 23曲目の“Johnny's Heartbreak”という曲は,ミドルテンポの曲なんですが,タイトルが「ジョニーの失恋」ですから,Otis Reddingも淡々と唄っている感じがあります。低音が結構きちんと出ているので,ドラムがアクセント的にタムを入れているものよく聴こえますし,途中からリフを刻むピアノの音も良い感じで録音されているなぁと思ってしまいましたです
 24曲目の“Amen”という曲は,Otis Reddingのヴォーカルから始まり,ホーンがどこかで聴いたことがあるようなリフを吹き,ドラムのシンプルな8ビートに乗って,他の楽器も,Otis Reddingもちょっと力を抜いた感じで横ノリの演奏を聴かせてくれています。ところどころで入るOtis Reddingのシャウトがカッコよいです。
 ラストナンバーの“(Sittin On) The Dock Of The Bay”という曲は,全く趣が違う曲になっていて,Otis Reddingがシャウトせず,一音一音優しく唄っているのですが,バンドの演奏も優しい感じで,軽やかな曲に仕上がっています。個人的にはもっとコテコテのR&Bでも良かったかな?とも思いますが,後のA.O.R(既に死語ですか。)にも繋がる音ではないかと。終盤,口笛でリフを終わるところも切ないなぁと思ってしまいましたです。
 4週にわたってOtis Reddingを取り上げてみましたが,こうやって聴いてみると,LADY SOULと呼ばれたアレサ・フランクリンは自由自在なヴォーカルで,カバー曲でも独自の譜割りでアレサ・フランクリンの唄にしていましたが,King of Soulと呼ばれたOtis Reddingは割りと譜割りどおりに唄っていますし,カバーでも原曲のイメージをめーそんなに壊していませんが,やはり,唯一無二の声とシャウトで自分の唄として聴かせてしまうところが凄いなぁと思ってしまいましたです。素晴らしい音楽は時代を簡単に超えてしまうんだなぁということで。

 話は変わり,私の好きなメグ子率いる溺愛が,3月20日にピアノの長名護ヨウジが脱退するということで,溺愛の活動は一旦終了とのこと。元々メグ子がソロで溺哀名義で活動していたところにピアノの長名護ヨウジが加わり溺愛となり,2枚目のアルバムを出したばかりで,こうなってしまい非常に残念なのですが,メグ子自身はブログで「私自身は音楽活動は止めません。自分の曲は今後も歌っていくつもりですし,また別の全く異なるジャンルの新たな音楽ユニットの活動準備も始めています。」ということなので,地方都市在住の1ファンとしては,これからのメグ子の活動に注目していたいと思いますです。
 ただ,ピアノをバックに感情のままに時には叩きつけるように,時には吐き捨てるように唄うメグ子が,新たなユニットでどう変わっていくのか楽しみでもあり,不安でもあり。ただ,メグ子の嗜好が変わることはないと思っていますでの,あまり不安視はしていないんですけどね。
 ついでのメグ子ネタで。メグ子のブログで「ポップスで精神医学」という本であざらし(溺愛の前にメグ子がやっていたパンクバンド)の曲が取り上げられているという書き込みがあったので,アマゾンで調べてみるとあざらしだけでなく,岡村ちゃんも取り上げられており,これは読んでみたいなぁと思ったので,アマゾンでサクッとカートにインさせていただきましたです。で,読んでみましたが,これが結構面白いんですよ。ということでそのうちブログネタにしたいと思っていますです。
 最初にも書きましたが,来週からは子供関係で毎週自宅に帰りますので,ブログがどれだけアップできるか分かりませんが,少なくとも生存報告だけはさせていただきますということで,よろしくお願いしますです。