ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

King Of Soul Disc2/Otis Redding


 今週は単身赴任先のアパートでブログネタを書いていますです。え〜今週はかなりハードな週で水曜日まで毎日午後10時のオフィスの退出時間ギリギリまで仕事をし,それからアパートに帰り,食事をして,風呂に入って,一杯飲んでいるとほぼ午前1時に寝るという生活でしたので,正直睡眠時間が5時間程度であったことから,木曜日は正直,朝から腰が重いなぁという感じで,これは睡眠不足で限界だなと思いましたので,木曜日は何とか午後8時で仕事を切り上げて,帰りましたです。で,昨日なんですが,トラブっている顧客のところへ行かないといけない案件があったのですが,今度の日曜日に行くことになったので,早く帰って,体力温存しておこうかと思っていたのですが,上司から今週は大変だったから慰労会を兼ねて飲みに行こうということになり,結局飲みに行ったのですが,疲れと睡眠不足とあまり食べずに飲んだこともあり,今朝は久しぶりにところどころ記憶がないのと,ちょっと二日酔いになってしまいましたです。
 とはいえ,単身赴任先に居る週は掃除や買い物をしないといけないので,いつもの休日どおりに午前8時30分にはのそのそと起き,朝ごはんを食べ終わってからは洗濯をしながら掃除をして,午前中の買い物に行ったのですが,ここでもショックな出来事が。単身赴任先では今日は朝から雨だったので,当然,傘をさして買い物に行ったのですが,買い物を終えて,店外の傘立てを見ると,私の傘がないではありませんか,私の傘に似た感じの傘はありますが,明らかに私の傘よりもちょっとボロですし,そもそもどこの誰が使っていたのか分からない傘なんて使えないので,雨が小降りになったこともあるので,仕方なく傘をささずにアパートまで帰りましたです。やはり傘は傘袋に入れて持ち歩かないといけないなぁと反省しましたです。傘がないのはやはり不便なので,午後から大型スーパーへ買い物に行くので,そこで買わせてもらいましたです。そういえば傘に貼っておくオフィスステッカーはあったっけ?とアパートのカラーボックスを漁ってみると1枚残っていたので,新しい傘に早速貼らせてもらいましたです。
 しかし,傘の取っ手の見える位置にオフィスステッカーを貼っていたので,傘をさせば目に入るはずなんだけどなぁと思いましたが,似たような傘で良い方を持って帰るような人間はそういうことは気にしないんだろうなぁと思ってしまいましたです。そういえば,昔も傘を間違えて持って帰られたことがありましたが,そのときも置いてあった傘はどう考えても自分が使っていた傘よりもボロだったので,きっと敢えて似たような傘で良い方を持って帰っているんだろうなぁと邪推してしまいましたです。だって明らかに自分の傘と違うことはさせば分かるんだから,これ幸いとばかりに持って帰ったんだろうなぁとしか思えないですよね。

 などと,後半戦は傘を持って行かれた愚痴になってしまいましたが,話をここらで切り替えて,今回もOtis Reddingの“King Of Soul”のDisc2を紹介したいと思いますです。Otis Reddingやアルバムについては前回書きましたので,今回はいきなり曲紹介から。
 1曲目の“Shake”という曲は,タイトルどおりイントロのホーン・セクションからファンキーな曲で,思わず踊ってしまいたくなる曲ですね。1曲目でこういう曲を持ってこられると気持ちが盛り上がるなぁと思ってしまいましたです。ドラムのフィルがちょっとバタバタした音なのは録音技術の関係だと思いますが,それがまたいい味を出していますです。
 2曲目の“Satisfaction”という曲は,Rolling Stonesのカバーなんですが,イントロは「うんうんこの感じだよね」という感じのギターなんですが,これにホーン・セクションが絡むとやたらとファンキーでカッコよいんですよね。基本的には原曲の譜割りをあまり崩さずに唄っているのですが,やたらとファンキーに聴こえるのはOtis Reddingのヴォーカルのせいなんでしょうね。
 3曲目の“Down In The Valley”という曲は,ミドルテンポの曲なんですが,やたらとリズムが腰に来る感じで,押せ押せの曲ではないのですが,これも踊りたくなるねぇという感じの曲です。ちょっとルーズでタメ気味な感じのリズム隊にシャープに切り込むホーン・セクションとR&Bの王道だなぁと思ってしまいましたです。
 4曲目の“My Girl”という曲は,シンコペーションを効かせた気持ち良いベースラインで始まるミドルテンポの曲なんですが,シンプルな音なんですけど逆にそれがカッコよいですし,Otis Reddingのヴォーカルを引き立てているなぁと思いましたです。間奏のホーン・セクションのソロはちょっとホンワカした感じですが,タイトルと合っているのではないかい?と思いましたです。
 5曲目の“Rock Me Baby”という曲は,タイトルからしてロケンロールな曲が来るのかと思いましたが,どちらかというとブルーズっぽい感じの曲ですが,重た目のリズムを刻むリズム隊とシンプルなリフを弾くギター,控えめながらも盛り上げてくるホーン・セクションにシャウトしまくるOtis Reddingと,これまたカッコいい曲になっています。途中のギターソロもチョーキングを多様しながら弾きまくっているところがブルーズだねぇと思ってしまいましたです。
 6曲目の“You Don't Miss Your Water”という曲は,ギターのアルペジオがいいなぁという感じで始まり,スローなテンポの曲をしっとりとOtis Reddingが唄っているのですが,やっぱりスローな曲はハマるよねぇと思ってしまいましたです。こういうスローな曲だとわりとピアノが曲のイメージというか音の前面に出たりしますが,この曲ではギターのアルペジオが前に出て曲のイメージを作っているので,ギターの音が好きなフルカワとしては非常にイイ感じだなぁと思いましたです。
 7曲目の“I Can't Turn You Loose”という曲は,ブルース・ブラザースも演奏していた曲ですね。ギターのリフとベースがユニゾンになっていたり,ホーンセクションの絡み方とかがメチャカッコよいです。控えめにシャウトしながら徐々に盛り上げていくOtis Reddingのヴォーカルもさすがでございます。これがライヴで演奏されれば踊るしかないじゃん!って感じの曲になっています。
 8曲目の“Just One More Day”という曲は,タイトルどおりスローでメロウな曲で,しっとりと唄うOtis Reddingのヴォーカルに胸を鷲掴みにされてしまいますね。バックの音も静かにOtis Reddingのヴォーカルを支えるという感じながらも,ところどころホーンやドラムのフィルでピリっとしたアクセントを付けているのですが,これがまたカッコいいんですよね。
 9曲目の“Any Ole Way”という曲はちょっとコミカルな感じのホーンで始まるミドルテンポの曲で,Otis Reddingのシャウトが気持ち良く決まっています。ドラムがシンプルなリズムを刻みながら,ところどころスネアの連打でフィルを入れたり,ホーンがOtis Reddingのヴォーカルに気持ち良く絡んでくるところはR&Bだねぇと思ってしまいましたです。
 10曲目の“It's Growing”という曲は,イントロのギターのスライドが気持ち良いなぁと思っていると,ミドルテンポながらベースラインが気持ち良くうねって,これまた踊りたくなる曲だなぁと思ってしまいましたです。ドラムのリズムも結構強力で,ブレイクしながら曲を盛り上げていくところはメチャカッコよいです。もちろん,そんなバックの音に負けていないOtis Reddingのヴォーカルもカッコよいですしね。
 11曲目の“Cigarettes And Coffee”という曲は,スローテンポの曲で,ドラムがタメにタメまくっているという感じでスネアを叩いているのですが,これがやけにカッコよいです。ホーンとホーンの間を縫うようにシャウトしているOtis Reddingのヴォーカルももちろんカッコヨシです。というか,この曲のドラムはスローテンポで音数も少ないのですが,こんなにカッコいいのはきっと絶妙なタイミングで叩かれるスネアのリズム感なんだろうなぁと思ってしまいましたです。
 12曲目の“Chain Gang”という曲は,ミドルテンポのダンスチューンなんですが,ドラムとベースが気持ち良いリズムを作りながら,その上でギターがリフを弾き,ホーンがところどころで気持ち良く絡みつき,その上を言葉を畳み掛けるようにOtis Reddingが唄いまくっているのですが,王道のR&Bという 感じでメチャカッコよいです。
 13曲目の“Nobody Knows You (When You re Down And Out)”という曲は,ホーンとギターソロで始まったと思ったら,3連のリズムが気持ち良いミディアムテンポのバラードになっています。この曲では結構ギターが随所でリフを弾いているのですが,その入れ方が絶妙で気持ち良いです。ミドルテンポの曲ながらしっとりと唄うOtis Reddingですが,やっぱ3連のリズムっていいよねぇと思ってしまいました。
 14曲目の“Good To Me”という曲は,スローなリズムに乗って,Otis Reddingが唄いまくるという感じの曲ですが,これまたドラムのスネアが入る位置が絶妙にタメが効いていて非常に気持ち良い曲になっています。本当,バックの音数がかなり少ないのですが,そんなことは俺のヴォーカルがあれば関係ないぜ!っていう感じで唄いまくっているOtis Reddingが非常にカッコヨシです。
 15曲目の“Everybody Makes A Mistake”という曲は,これまたスローなバラードなんですが,ところどころでブレイクしながら曲を盛り上げていく感じがいいねぇと思ってしまいましたです。終盤のドラムのスネアの連打のフィルとその後のホーンの入り方なんて絶妙で非常に気持ち良いです。
 16曲目の“Just One More Day (Live, 1966)”という曲は,8曲目のライヴバージョンですが,正直,ライヴバージョンはOtis Reddingのヴォーカルに迫力があってメチャカッコよいです。バックの演奏も鉄壁なんですが,やはりOtis Reddingのヴォーカルの熱の入れ方が違うなぁと思ってしまいましたです。あと,どうしてもスタジオ盤だとラジオエディットのせいで途中でフェイドアウトすることが多いのですが,最後まできっちり効かせてもらえるとやはりうれしいですね。
 17曲目の“Mr. Pitiful (Live, 1966)”という曲は,ミドルテンポのダンスナンバーなんですが,これまたライヴらしい熱いヴォーカルが聴けるのですが,本当,カッコいいですね。ホーン・セクションも吹きまくりなんですが,Otis Reddingのヴォーカルをひたすら盛り上げるという感じでカッコよいです。
 18曲目の“(I Can t Get No) Satisfaction (Live, 1966)”という曲は,2曲目のライヴバージョンですが,これまたスタジオ盤よりもテンポアップして,スピーディーかつパワフルにOtis Reddingが畳み掛けるように唄っているのですがメチャカッコいいです。こんなのを目の前で演奏されたら踊るしかないですよね。特に終盤の盛り上げ方は半端ない感じでカッコいいの一言に尽きます。
 19曲目の“These Arms Of Mine (Live, 1966)”という曲は,スローなバラードなんですが,バックの演奏もそうなんですが,Otis Reddingのヴォーカルもタメにタメまくっているという感じで非常にカッコいいです。やっぱライヴは目の前に観客がいるから熱の入り方も違うなぁと思ってしまいましたです。
 20曲目の“Papa s Got A Brand New Bag (Live, 1966)”という曲は,打って変わって思いっきりR&Bなダンスナンバーで,気持ち良い横乗りの曲で,R&B定番のギターカッティングによるブレイクがあったり,ひたすら盛り上げまくるホーン・セクションと言うことないくらいカッコよいです。中盤のサックスソロとOtis Reddingのヴォーカルが掛け合うところなんて,有無を言わせないくらいカッコよいです。
 21曲目の“Don t Mess With Cupid”という曲は,ギターのカッティングで始まるのですが,そのカッティングが非常に良い感じで,そのままバンドの音に乗ってOtis Reddingが唄っているのですが,イントロのギターのカッティングの印象もあって,ロックっぽいなぁと思ってしまいましたです。そもそもR&Bから枝分かれしていったのがロックなんですから,こういう表現がおかしいことは分かってはいますが,どうしても遡って聴いているのでこうした表現になってしまうんですよね。
 ラストナンバーの“My Lover s Prayer”という曲は,スタッカートが気持ち良く決まったホーン・セクションから始まるスローテンポなバラードなんですが,ピアノのアルペジオが綺麗で,そこにしっとりとした音を重ねるホーン・セクション,さらにしっとりと唄い上げるOtis Reddingと,スローな曲は最強だなぁと思ってしまいましたです。
 Otis ReddingはR&Bの神様的な存在なので,踊れる熱い曲が多いのかと思っていましたが,こうやって聴いてみるとスローな曲が多いなぁと思っていますが,そのスローな曲がメチャカッコいいんだから,いうことはないかなぁと思いますです。

 ところで,個人的にめちゃ困っていることがあって,3月の自宅へ帰る週に夜勤が当たってしまって,今のところ交代できていない状態なので嫁さんにそのことをメールで連絡したところ,「そこは帰ってきてもらってやってもらわないといけないことがたくさんあるので,何とかしろ。」ということでした。う〜ん,困ったなぁと思いながらも,帰らないことを嫁さんが許してくれることはなさそうなので,週明けから土下座行脚でなんとかするしかないかなぁと思っています。子供の進学の関係が片付けば,もう少し融通が利くようになると思いますので,なんとかあと1月ちょっと頑張らないといけないかなぁと思っています。
 ということで,これから当面の間は毎週自宅へ帰らないといけないのではないかと思っていますし,帰ったら帰ったでやることがてんこ盛りだと思いますので,ブログの方は生存報告しかできなくなるのではないかと思っていますので,このブログを読んでくれている数少ない方には申し訳ないのですが・・・というか,多分,このブログを読んでくれている人って,私の生存報告的に読んでいる人が多いというかほとんどだと思うので,それはそれで良いか・・・と思ったりもしていますです。
 ということは,パナモリも当面は乗れないってことじゃないですか。まぁ,やむなしということですかね。