ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

Original Album Classics Disc4/Janis Joplin


 今週も仕事が片付かなくて残業しまくった週でしたが,昨日は今日から下の子供のセンター試験ということもあり,無理を言って早めに仕事を抜けさせてもらいましたです。ちょっと申し訳ない気もしましたが,単身赴任で何もしてあげられていないので,こんなときぐらいは子供優先でもいいだろうということで,開き直らせてもらいましたです。とはいえ,週の頭では「申し訳ないけれど,特に何かなければ金曜日の午後から休暇を取らせてもらうから。」と同僚に話をしていたのですが,結局は急ぎの案件が発生し,昨日もきっちり仕事を片付けてから自宅に戻ったんですけどね。
 で,前回は三連休初日にブログを書いたので,残り2日は天気が良ければパナモリで初走りをし,天気が悪ければ学問の神様がまつってある神社にお参りに行くと書きましたが,まず日曜日は珍しく天気が良かったので,これはパナモリで走りに行くしかない!ということで,パナモリで走りに行くことにしましたです。前回,冬用の靴下の上からインナーソックスを履いてみたところ,SPDシューズに足が上手く入らなかったので,薄手の靴下なら大丈夫かも?ということで,午前中の内に普段履いている普通の靴下の上からインナーソックスを履き,SPDシューズに足を入れてみたところ・・・やっぱりダメでした。とはいえ,冬用の靴下だけだと多分,足が冷えて痛くなるのは目に見えているので,どうしたもんかなぁと思いつつ,ひょっとしたらいい物があるかもしれないと思い,ドラッグストアに行ってみたら,桐灰が「足の冷えない不思議な足もとカイロ上からはるつま先」という商品を出していて,これなら良いかもしれない?と思いましたし,5組入っていて500円しなかったので買ってみましたです。で,昼ご飯を食べてからジャージ等に着替え,冬用靴下のつま先の甲側に足もとカイロを貼り付け,SPDシューズを履いてみると,全く違和感なく履けるではありませんか。これは良い感じじゃない?と思いつつ出発しましたが,足もとカイロにウインターグローブで末端部分をガードしているとはいえ,冬に山間部は少し厳しいので,冬に間の定番コースである,山間の道を抜け,西方面海岸線コースを走ることにしましたです。往路は結構調子が良いので,これはきっと風向きが良いんだろうな,そうすると復路は向かい風になるなと思いつつ,ちょっとした峠の下りを楽しく下ったり,海沿いの平坦な道(しかも自動車が少ない!)を気持ち良く流させてもらいましたです。で,海沿いの道を走ると良いのはコンビニがあることなんですよね。山の中(または東方面海岸線コース)ではコンビニがないのでカロリーメイトをジャージのポケットに忍ばせていますが,西方面海岸線コースはコンビニが点在しているので,久しぶりにクリームパンが食べたくなったので,40キロちょっと走ったところでコンビニがあったので,そこで休憩し,トイレを借りてから小さめのコーヒー牛乳(冬なので,水分をあまり取るとトイレに行きたくなるので。)とクリームパンを買い,糖分補給をしてからタバコを吸って,復路を走り出しましたです。予想どおり復路は向かい風でしたが,まぁボチボチ走ればいいか?と思っていたのも束の間で,けっこう強い風が吹き続ける状態になり,こうなると自転車は非常に厳しいわけで。往路では楽しかったちょっとした峠に着く頃にはちょっと足が売り切れた感になってしまい,やばいかな?と思っていると,残り10キロで右のふくらはぎが吊りそうな感じになり,その後,左足のふくらはぎもちょっとヤバイんじゃない?みたいな感じになりましたが,それ以降は本当に流す感じで走り,無事,何事もなくアパートまでたどり着きましたです。で,桐灰が「足の冷えない不思議な足もとカイロ上からはるつま先」ですが,これが良かったです。ほんのりと暖かい感じで,熱さを感じることはありませんでしたし,カイロ部分に防風効果もあるのでつま先が痛くなることもなく,走り切れましたです。正直,月に2回しか走れないので,1袋買えば2か月は走れる計算ですし,3月は下の子供の進学の関係で走っている場合ではないかもしれませんので,ちょうど良いかなぁと思っていますです。
 月曜日はお休みですが,朝ちょっと早めに起きて,プレオに乗って130キロ先にある神社を目指しましたです。うん十年以上前に行った(しかもオートバイで。)だけなので,果たしてちゃんとたどり着けるか心配(往復7時間なので,道に迷ったりすると,晩ご飯が遅くなってしまうため。)だったのですが,カーナビの偉大さを感じさせてもらいましたです。本当,カーナビの指示するままにプレオを走らせていると神社に着いたという感じでしょうか。ただちょっと誤算だったのは,正月も開けているからそんなに人はいないだろうと思っていたのですが,かなり人が多くて近隣の駐車場が満杯で,少し遠い駐車場しか開いていなかったことでしょうか。ヘタに駐車場を探すよりもさっさとプレオを止めて歩いた方が早いので,駐車場にプレオを止め,徒歩で神社へ行きましたが,これまた結構人が多くて,どうしてなんだろうと思いましたが,よく考えると,大学受験は直前ですが,高校受験はまだ少し先なので,高校受験祈願で多いのではないかと思いましたです。で,かなり待って(脇であれば待たずにお参りができるのですが,やはりキチンとお参りしておいた方が良いと思うので正面に並ばせてもらいましたです。),お参りを済ませ,お守りを買ったところで既に午後1時。プレオにガソリンも入れておいた方が良いですし,少し悩んだ結果,観光地で昼ご飯を食べても高いだけなので,とりあえずプレオを走らせようということで,プレオを走らせているとガソリンスタンドがあったので給油し,また走っているとコンビニがあったので,プレオに乗っている時間が長いので、惣菜系のパンで昼はいいかぁと思い,コンビニでトイレを借り,惣菜パンとカフェオレで少し遅い昼食を取り,あとはアパートまでひた走りましたです。そうすると,午後6時までには帰れるかなという感じで走れた(この日はご飯を炊かずに冷凍ご飯を食べるつもりなので,午後6時着で問題なしなので。)ので,ちょっとコンビニで休憩しておくかと思い,コンビニの駐車場へバックで駐車していると,隣の駐車車両がこっちをよく見ずにプレオの方へハンドルを切り,バックで発進するではありませんか。これはぶつけられてしまう!と思ったので,前へ進み,何とか接触は回避できましたが,相手の運転手を見てみるとおじいちゃんだったので,これは見てないなと思いましたが,まぁ,接触しなかったので良いことにしようということで。で,コンビニで休憩した後はまたひた走って,午後6時までにアパートに着いたので,晩ご飯も問題なく食べることができましたです。買ったお守りは昨日の夜,下の子供が起きているうちに自宅へ戻れたので,無事に手渡すことができ,子供も喜んでくれたので,ちょっと疲れたけど行って良かったなぁと思いましたです。

 最初からグダグダ書き過ぎな感じもしますが,この辺で話を変えて,音楽ネタを。今回もJanis Joplinの“Original Album Classics”のDisc4ということで,1971年にリリースされ,遺作となった“Pearl”を紹介したいと思いますです。このアルバムはKozmic Blues Bandが解散し,新たにfull tilt boogie bandを従えてレコーディングされたものですが,5曲目はJanis Joplinの唄が入らないままリリースされたもので,タイトルが““Buried Alive In The Blues(邦題は「生きながらブルースに葬られ」でしたね。)”という出来過ぎのようなアルバムになっています。
 1曲目の“Move Over”という曲は,タイトなドラムの音から始まる,Janis Joplinの曲の中でもかなり有名な曲で,前作はR&B色が感じられましたが,今回はロックって感じでカッコ良いです。ピアノとオルガンがイイ感じで絡みまくっていますし,正直,全てのパートがグレードアップしているなぁと思いつつ,その中で唯一変わらないのはJanis Joplinのヴォーカルなんですが,バックの音に完全に負けていないというか,初期はバックの音がJanis Joplinのヴォーカルに負けている感じがありましたが,もうヴォーカルとバンドのパワーが拮抗している感じがしましたです。
 2曲目の“Cry Baby”という曲は,いきなりJanis Joplinのこれでもかっ!っていう感じのシャウトで始まるのですが,これがまたカッコイイです。基本的にはロッカ・バラードな曲なので,シャウトの後はちょっと淡々と唄うところもあったりするのですが,サビのシャウト部分はもう全開!っていう感じでシャウトしていますし,それを盛り上げるバンドの演奏も素晴らしいです。というか,2曲目にこんな曲を持ってこられると,もうやられたなぁという気持ちにしかならないですね。
 3曲目の“A Woman Left Lonely”という曲は,ピアノから静かに始まり,Janis Joplinも静かに唄い始めるのですが,バンドの音になり音に厚みが出てくると,それに負けないだけの声量で応えるところがカッコヨシですね。この曲ではオルガンが結構目立っているのですが,間奏のオルガンのソロは神々しい感じさえしましたです。この曲ではJanis Joplinの激しいシャウトはないのですが,サラッと唄っているから染み込んでくる曲というのもあり,正にこれがその曲だなぁと思ってしまいましたです。
 4曲目の“Half Moon”という曲は,打って変わって,ちょっとファンキーな感じのする曲で,ベースの弾くベースライン(それが作り出すリズム)がメチャカッコ良いです。間奏のギターソロもバリバリ弾いているのではなく,さりげなく弾いている感じなのですが,そこがまたカッコ良かったりします。横ノリと縦ノリが絶妙にミックスしてあるのですが,思わずカッコイイぞ!と思ってしまいましたです。
 5曲目の“Buried Alive In The Blues”という曲は,ヴォーカルが録音される前にJanis Joplinが亡くなってしまったためインストとなっていますが,これがタイトルにはブルースのもが入っているのですが,かなりファンキーな感じで,Janis Joplinが唄っていたらカッコイイだろうなと思う曲になっています。ギターとオルガンがJanis Joplinが唄うはずだったメロディーラインを奏でているのですが,このメロディーラインもイイ感じなので,本当,勿体ないなぁと思ってしまいましたです。
 6曲目の“My Baby”という曲は,ロッカバラードな曲なんですが,Janis Joplinのサビまでの比較的溜めた唄い方と,それを解放するかのようなサビのシャウトが無理なく繋がっていて安心して聴くことができますです。間奏でギターとオルガンがソロで弾いているのですが,後ろでリズム隊がブレイクを織り交ぜ演奏しているのですが,そっちにも耳が行ってしまったりと,バンドのレベルが上がっているので,いろいろなアレンジができるねぇと思ってしまいましたです。
 7曲目の“Me And Bobby McGee”という曲は,アコギのカッティングで始まるフォーク・ロックな曲で,そういえば,私がこの曲を初めて聴いたのは,加川良の第3回の中津川フォークジャンボリーのライヴ盤で,そのときは中川五郎が日本語訳でギター1本で唄ってうたっけ・・・思ってしまいましたです。フォーク・ロックな曲ですから,当然,Janis Joplinもそんなにシャウトはしていないのですが,終盤,Janis Joplinが自由に自分のメロディーで唄っているところや,その後で弾かれているスピード感のあるピアノやオルガンのソロがカッコイイなぁと思ってしまいましたです。
 8曲目の“Mercedes Benz”という曲は,Janis Joplinのヴォーカルだけなんですけど,これがシンプルなんですけど,それが故にカッコイイ仕上がりになっています。というか,ヴォイスしか入っていないのに,こんなにカッコイイってちょっとないよねと思ってしまいましたです。
 9曲目の“Trust Me”という曲は,タイトルからも分かるとおりR&B色が強いので最後までこんな感じなのかな?と思っていると,途中からロック!な音になったりして,音が自由な分,Janis Joplinのヴォーカルも自由な感じがしたりしますが,バンドの音がキチッとまとまっているから,ヴォーカルが自由に唄えるんだよねぇと思ってしまいましたです。
 ラストナンバーの“Get It While You Can”という曲は,ピアノから始まり,その後バンドの音が入ってくる感じのロッカ・バラードの曲なのですが,ドラムが細かくオカズを入れてところがカッコイイなぁと思いましたです。ラストナンバーに相応しい拡がりが感じられる曲で,本当であればさらにここからJanis Joplinが飛躍していったはずなのに・・・と思うと,残念だなぁと思わざるを得ないですね。終盤の壊れていくかのようなJanis Joplinのシャウトに呼応するかのようなバンドの音と,そして息絶えてしまったかのように終わってしまう音に哀しさを感じてしまいましたです。
 しかし,本当,Janis Joplinのオリジナルアルバムとしては2枚(一応,初期の2枚はあくまでもBig Brother and the Holding Company名義なので。)しかないって残念ですが,だからこそ伝説になってしまったのかなぁとも思ったりもしますが,先日,亡くなったデビッド・ボウイのように最後まで第一線で音を出した人もいますしね。なかなか難しいなぁと思いましたです。

 ところで今日は自宅からブログをアップしているのですが,ちょっと寒いのどてらを着てブログネタを打っています。単身赴任先のアパートはエアコンがあるのですが,自宅の私の居住エリアにはエアコンはなく,今年は上の子供が使わなくなったセラミックファンヒーターを使っている(下の子供が私のパソコンでリスニングの練習をすることがあるので,部屋が暖まるまでに時間のかかるオイルヒーターでは便利が悪いため。)のですが,やはり部屋全体がそんなに暖かくはならないなぁと思っていますが,ひょっとして単身赴任先でエアコンのある生活に慣れてしまったため,自宅での生活が厳しくなってしまったのか?と思いつつも,山の中の町でエアコンなしの生活は厳しすぎるので,仕方ないかなぁと思っていますです。
 正直,12月から電気料金もガス料金も倍になりましたが,よく考えるとそれまで1000円台だったことから,倍になったといっても2000円台なので,全く問題はないなぁと思っていますです。むしろ,凍てついた部屋で生活したり,めちゃ冷たい水で洗い物をして,手が痛いだの足が痛いだの言いながら生活するのは非常に辛すぎるので,温度を上げすぎないようにしつつ(現在はエアコンの設定温度は19度),自宅に帰っても堪えられる体にしておこうと思っていますです。
 それから,来週の土曜日は夜勤のため,アップは日曜日になるのではないかと思っていますです。