ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

Original Album Classics Disc3/Janis Joplin


 新しい年も明けて,仕事もいきなり月曜日から始まりましたが,いかがお過ごしでしょうか。フルカワは仕事が始まった1月4日から昨日まで,上司から新年会に誘われた水曜日を除いて,ほぼ毎日残業しまくっていましたです。私が何をしたっていうのよ〜と思いながらも,仕事が終わらないので仕方ないですかね。しかも昨日は最悪夜になってから隣の市のお客のところまで行かないといけないかも・・・という状態になってしまいましたが,何とかそれは回避することができたので,ちょっと胸をなでおろしてしまいましたです。正直,公共交通機関の接続が悪い山の中の町なので,夜になれば更に公共交通機関の便数は減りますので,行きはよいけれど,帰りはどうするの?という感じでしたので,回避できたのは良いのですが,若干,問題を先送りにしただけのような気もしますので,早いところ根本的に何とかしないといけないなぁと思っていますです。
 とはいえ,年末年始は自宅で毎日朝だけはとりあえずゆっくり寝ていたので,いきなり朝早く起きて,弁当を作る生活に復帰できるのかと思っていましたが,何とか生活の切り替えができたので,少しホッとしていますです。というわけで,今週は三連休ですが,あまり頻繁に帰ると嫁さんが面倒がるので,単身赴任先でのんびりしています。前回,正月最終日は道路が混むかもしれないのでどうなることやらと書きましたが,1時間早く自宅を出たものの,そんなに道路が混むこともなく,単身赴任先に戻ってこれたので良かったかなぁと思っています。しかも暖かかったので,プレオの窓を少し開けても全く平気な感じで,年末年始と単身赴任先のアパートを空けていましたので,さぞ部屋が冷えきっているだろうと思ったら,そんなに部屋が冷えきっていなかったので良かったなぁと思いましたです。
 今日は朝,いつもよりゆっくり起きて(というか,起きられなかった。),掃除をしてから少し食料品の買い物をして,昼ごはんを食べてから,食料品の買い出しに行ってからブログネタを書かせてもらっていますです。しかし,山の中の町なので,この三連休もあまり天気が良くなく,今日も天気予報では晴れ時々曇りで降水確率10パーセントなのに,窓の外はどんよりと曇り,ちょっと寒いなぁという感じです。とはいえ,明日は晴れときどき曇りで降水確率0パーセントなので,パナモリでの走り初めをしたいなぁと思っていますが,さてどうなるんでしょうかね。とはいえ,今回,折角,三連休なので,子供の受験も近くなってきて,正直やってやれることは神頼みぐらいしかないので,学問の神様が祀ってある神社へ行って,合格祈願をしつつ,お守りでも買って子供に渡そうかなぁと思っていますです。ということで,残り2日の休みは,天気の良い日はパナモリで,天気が悪い日はプレオで走りに行く予定にしていますので,どちらかが天気が良ければいいんですけどね。
 
 ここのところ,12月にリリースされた新譜の紹介をしてきたので,Janis Joplinの“Original Album Classics”の紹介をお休みしていましたが,今回から再会したいと思いますです。今回はDisc3ということで,1969年にリリースされた“I Got Dem Ol' Kozmic Blues Again Mama!”になります。しかし,このカッコいいオリジナルタイトルが日本版では“コズミック・ブルースを歌う”というなんか,よくわからないタイトルになっていて,なんだかなぁという感じですがまぁ,そんなもんでしょうかね1969年ですし。このアルバムでは,Janis JoplinBig Brother and the Holding Companyから離れ,新たにKozmic Blues Bandを結成し,まさにここからがバンドのヴォーカルではなく,シンガーとしてのJanis Joplinとしてのスタートになるアルバムになっています(アルバムのクレジットもJanis Joplinになっていますしね。)。
 1曲目の“Try”という曲は,跳ねたリズムのドラムのリズム感だけで,前のバンドと違うなぁと思っていると,ちょっとR&Bっぽくて,ホーン・セクションも入り,身体を揺らしながらゴキゲンな感じで唄っている感じが伝わってくる曲になっています。もちろん楽器の音も太い感じの音で録音されており(これは予算の関係とか,レコーディング技術の進歩とかもあるんでしょうけど。)気持ち良く聴けますし,どちらかといえばロックっぽいストレートな感じの音だったバンドの音が横揺れもOKよという感じで音楽的な幅も広がったのではないかと思います。1枚めのアルバムではペナペナなバンドの音の中でJanis Joplinのヴォーカルが際立っていたという感じでしたが,バンドの音とJanis Joplinのヴォーカルがきちんと対峙している音になっているなぁと思いましたです。
 2曲目の“Maybe”という曲は,ちょっとスローな曲なんですけど,エレピの音が非常に良い感じで,ホーン・セクションが入ると思いっきりR&Bな音で,そこにJanis Joplinのヴォーカルというかヴォイスがピタっとハマっているという感じでカッコいい曲に仕上がっています。ちょっとスローな曲なので本当,これでもかというくらいエモーショナルにJanis Joplinがシャウトしているのが本当,カッコよいのですが,それをしっかり受け止めて負けることのないバンドの音もカッコいいなぁと思ってしまいましたです。
 3曲目の“One Good Man”という曲は,エレピのロングトーンで始まり,スライド・ギターがリードを奏でる,ゴリゴリのエレクトリック・ブルースなんですが,ドラムとベースのリズム隊がシンプルなんですけど,しっかりとしたグルーヴを作っているので,その上でギターとエレピが鳴り,更にその上をJanis Joplinがシャウトしまくっているのですが,う〜ん,ブルーズだねぇと思ってしまいましたです。間奏の弾きまくりのギターソロもちょっと深めのリバーブがかかっているのですが,そこもブルーズっぽくてたまりませんねぇという感じになっています。
 4曲目の“As Good As You've Been To This Worid”という曲は,ギターのシャキッとしたカッティングから始まり,ホーン・セクションのソロに繋がるので,ひょっとするとインストナンバーかも・・・と思っていると曲の中盤からはJanis Joplinのホーン・セクションに負けないパワフルなヴォーカルが入るのですが,これがカッコよいんですよね。R&Bっぽいんですけど,どちらかといえばブルーズ寄りのリズムでグイグイ押してくる感じの音なんですが,これがまたイイ感じを生み出していると思います。
 5曲目の“To Love Somebody”という曲は,スローな曲なんですけど,スローなリズムにためにためまくったJanis Joplinのヴォーカルがカッコよいです。このリズムの乗り方(バンドのリズムも含めて。)R&Bだなぁと思ってしまいましたが,気持ち良く染みこんでくるバンドの音とJanis Joplinのヴォーカルにやられたなぁという感じになってしまいました。やっぱりバンドの音がしっかりしていると違うよねぇと思ってしまいましたです。
 6曲目の“Kozmic Blues”という曲は,タイトルナンバー(だと思いますが・・・)ですが,メロウなピアノの音から始まり,そこにバンドの音が絡まり,ゆったりとしたリズムでバンドがリズムを奏でながら,静かにJanis Joplinが唄い始めるのですが,これが背中がゾクゾクするくらいカッコいいんですよね。ブルーズというほど重くなく,R&Bというほどポップではなく,ロッカ・バラードに近いのかなと思ったりもしましたが,きっとこの時点でのJanis Joplinのブルーズなんでしょうね。確かにこういう音はBig Brother and the Holding Companyだと出せないでしょうから,新しくバンドを結成したからこそ出来た音だと思いますです。
 7曲目の“Little Girl Blue”という曲は,こんどはメロウなギターから始まり,しっとりとJanis Joplinが唄い始めるのですが,これもブルーズというよりはロッカ・バラードに近いのかなぁという感じです。個人的な感想ですけどね。やっぱりバンドのリズムの乗り方がブルーズというよりもロックっぽいんですよね。だからといって駄目なわけはなく,これまではパワフルなシャウトで聴く側を魅了してきたJanis Joplinがしっとりとした唄い方で聴いている方を引きずり込むという感じなっています。途中で鳴らされているストリングスも本当,静かに曲を盛り上げるという感じで良い仕事をしていますです。
 ラストナンバーの“Work Me, Lord”という曲は,最初からホーン・セクションがバリバリ入ってくる,スローなナンバーですが,この曲ではいきなりJanis Joplinがシャウトしながら,バンドの音も徐々に盛り上がるという感じになっていますが,個人的にはスローな曲がラスト3曲続くので,間に毛色の違う曲を挟み込んだ方が良かったのでは?と思ったりもしますが,Janis Joplinとしてはこの頃はこういう音を出したかったのかなぁと思ったりもして。でも,この曲はラストナンバーに相応しい重厚な曲になっているのですが,間奏のギターソロのところは思いっきり音を薄くしてギターの音が際立つようにしたりしているのを聴くと,あ〜プロの仕事だなぁと思ってしまいましたですし,ラストのJanis Joplinロングトーンのシャウトもカッコよいなぁと思ってしまいましたです。
 ちょっと同じテンポの曲が多いので,聴き飽きるかなぁと思ったりもしましたが,そこはバンドの音がしっかりしていますし,Janis Joplinのヴォーカルもしっとり系からシャウト系まで変化をつけていますので,それは杞憂に終わってしまいましたけどね。しかし,この次のアルバムを出す前に亡くなってしまうとはねぇ。というか,だからこそ伝説のシンガーなのかもしれませんけど。
 
 ところで,Firefoxのタブミュート機能が使えなくなったと以前,書きましたが,なんとFirefoxのバージョンアップがあり,タブミュート機能がまた使えるようになって便利になったなぁと思っていますです。で,Firefoxの話が出たので,ついでにラジコの話も。実は年末年始で自宅でラジコでJ-Waveを聴きながら,サイトの下の方をよく見ると,オンエア中の曲が表示されていることに初めて気づき,今日,単身赴任先のパソコンでラジコを聴きながら,サイトの下の方まで下がってもオンエア中の曲が表示されていないので,これはどういうこと?と思いつつ,ひょっとするとプレミア会員でログインしたら表示されるのでは?と思い,ログインしてみると,サイトの下の方にきちんとオンエア中の曲が表示されるようになりました。自宅でJ-Waveを聴くためにプレミア会員になりましたが,曲名が分かった方が便利なので,単身赴任先でもプレミア会員になった意味があったなぁと思いましたです。
 話は変わり,昨日,いつものようにZEN-Xfi3でロケンロールを聴きながら歩いて職場へ行き,職場へ付いたのでヘッドホンを外したところ,なんか右のヘッドホンがブラブラしているなぁと思って,まじまじと見てみると,なんとケーブルの外皮が切れて,中のシールドだけで繋がっている状態になっていましたです。これはマズイと思い,帰りはケーブルに負荷をかけないように帰りましたが,やはり3年くらい使っているので,経年劣化なんだろうなぁと思いつつ,家に帰ってからアマゾンで発注しておこうと思い,探してみたのですが,最終的には今使っているJVCケンウッドのHA-FX3X XXシリーズを再度,買うことにしました。カナル型に低音をあまり期待していなかったのですが,このヘッドホンはカナル型なのにきちんと低音が出るので,ロケンロールを聴くには良いんですよねぇ。しかし,アマゾンのレビューを見てみると,偽物が結構流通しているようで,偽物は当然,音が良くないのですが,アマゾンが販売し,発送する商品は大丈夫というコメントもありましたので,アマゾンが販売しているのを確認して買いましたが,果たしてどうなることやら。で,今,使っているヘッドホンなんですが,音が出ないわけではないので,とりあえずケーブルに養生テープを巻きつけて固定し,ケーブルに負荷がかからないようにしましたので,今回買ったヘッドホンが壊れたり,MeMO Padで家以外で音楽を聴くようなときに使おうかなぁと思っています。ZEN-Xfi3に付けるヘッドホンはネックストラップにケーブル巻取フォルダを固定しているので,いちいち取り外すのが面倒なので,これはこれで良いかと。なので,デイパックに予備ヘッドホンとして忍ばせておこうと思っていますです。