ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

Original Album Classics Disc2/Janis Joplin


 今週は非常にハードな週で疲れた上,自宅に戻る週なのに戻れないかもしれないという酷い週末になるかもしれなかったのですが,なんとかそれは回避して,自宅からブログを書かせてもらっていますです。というのも,今週は同僚が1週間の研修に行ってしまい,そもそも人手が足らないのに,なぜがすぐに処理しなければいけない仕事が立て続けに飛び込み,最後はお客さんからトラブル発生の連絡があり,解消できなければ今週末か,来週頭には連絡するということで,今週末ということになれば,帰る週なのに帰れないかも・・・と思っていましたが,とりあえずお客さんから連絡はなく,無事,昨日,プレオに乗って自宅まで戻ってきましたです。プレオで走りながら,やっぱり山の中だなぁと思ったのは,「凍結注意」の看板がやたらと目立つようになったということでしょうか。というわけで,今日は予定どおりタイヤ屋さんに行って,プレオのタイヤをスタッドレスタイヤに交換してきましたです。正直,スタッドレスタイヤをプレオに履かせるのは初めて(これまではそういう日はプレオに乗らなければ良いだけなので。)だったので,タイヤ屋さんの説明を聴いていると,100キロ程度走らないと,一皮剥けないので効きが悪いので注意してほしいということと,100キロ程度走ったら点検に来てくださいということでしたが,あはは,自宅から単身赴任先へ戻るだけで,100キロなんて超えてしまいますので,全く問題なしということで。というか,次に自宅へ戻るときには300キロ近く走っているので,タイヤ屋さんに「2週間後に持ってくると思いますが,そのときは300キロぐらい走っていますが・・・」と聴いたところ,その点は問題なしということでしたので,ちょっと安心しましたです。
 で,この間の日曜日ですが,降水確率は10パーセントなのに,レーダーナウキャストを確認してみると,どうも東の方から雨雲が次々と来ているではありませんか。う〜ん,12月で雨で濡れるとちょっと酷い目に遭うよなぁと思いつつ,12時のスタートは見送り,午後1時前にレーダーナウキャストを確認してみると,雨雲は途中で消えているので,これなら大丈夫だろうということで,午後1時スタートで走り出しましたです。服装ですが,予定どおり上はユニクロの七分袖ドライメッシュTシャツ,ヒートテックタートルネックに長袖ジャージ,下はタイツ,靴下は新しく買ったパールイズミの冬用ソックス,グローブも新しく買ったシマノの冬用グローブ(ただし,インナーはせずに使いましたです。)で往復75キロ楽しく走らせてもらいましたです。夏は山の方を走っていたので,あまり自転車で走っている人を見なかったのですが,寒くなって山間を抜けて平地方面を走っていると,結構走っている人がいて,うれしくなってしまいましたです。しかも,折り返すにはちょうど良いところでコンビニを見つけたので,久しぶりにコンビニ休憩をさせてもらいましたです。やっぱりパサパサのカロリーメイトよりもアンパンは美味しいなぁとシミジミ思ってしまいましたが,今回のルートの反対側のコースは道の駅しかないので,そっちのコースはカロリーメイトのお世話になるしかないかなぁと思ってしまいましたです。で,単身赴任先は山に囲まれているので陽が落ちるのが早いので,休憩はそこそこにして復路を早めにスタートしましたが,帰る頃にはちょっと日が暮れかけてきたので,前後ともライトを点けて,安全第一で走らせてもらいましたです。家に帰って,ウインターソックスといえどもやはり足が少しかじかんだ感じがあった(手はそうでもなかったのですが・・・タイツ1枚の足も寒さに慣れてしまえばなんとかなりましたし。)ので,タイヤ屋の隣がホムセンなので,今日,タイヤ交換をしてもらっている間にホムセンに行き,ウェットスーツ素材のインナー靴下(靴の外に出ないデザインの奴)を買いましたです。これがあれば,冬も多分乗り切れるでしょうし,朝の通勤のときに足がかじかむような寒い日は履いて出勤すれば良いですし,家の中でユニクロのルームシューズを履いているとしにくい作業(洗濯物を畳むとか。)のときにも履けますし,良い買い物をしたのではないかと思っていますです。

 日常生活の与太話はこの程度にして,今回もJanis Joplinの“Original Album Classics”の紹介で,Disc2は1968年にリリースされた“Cheap Thrills”です。このアルバムでは前作と異なり“Big Brother and the Holding Company”名義でJanis Joplinはヴォーカルとしてクレジットされています。ライヴアルバムですが1箇所でのライヴではなく,複数箇所のライヴでのイイ感じの演奏をまとめているのですが,そんなに違和感なく聴けると思いますです。
 いかにもライヴ前という感じの音(楽器を手にするときの弦の音とか)から1曲目の“Combination Of The Two”という曲は始まり,ギロの音と共に始まり,スタジオレコーディングではペナペナだったギターも太い音で,ライヴの方が音がカッコ良いじゃないのという感じです。もちろんJanis Joplinもシャウトしまくりで,カッコ良いです。メインヴォーカルは男性なんですが,トーキング・ブルースみたいな感じでカッコ良いですし,Janis Joplinはシャウトするだけなんですけど,それもまたカッコ良いなぁという感じですね。間奏のギターソロもファズ(時代的に)がかかりまくっていて,メチャカッコ良いです。この音をスタジオレコーディングで出すのは,当時の技術では難しかったのかなぁと思ったりもしましたです。
 2曲目の“I Need A Man To Love”という曲は,ブルージーなギターのリフで始まり,そこにこれまたブルージーなギターソロが絡みつき,おぉカッコ良いぞと思っていると,Janis Joplinが囁くように唄いだし,徐々にヒートアップしてシャウトし出すのですが,このシャウトがまたカッコ良い。本当,これでもか!っていう感じで喉を振り絞ってシャウトしている姿がスピーカーの向こうに見えるような声です。ギターもバリバリとソロを弾いているし,スタジオレコーディングよりも2倍増しでライヴの方がカッコ良いぞと思ってしまいましたです。 
 3曲目の“Summertime”という曲は,ジャズの名曲なんですが,ギターのリフがジャズというよりはブルーズっぽくてカッコ良いぞと思っていると,そこに振り絞るようなJanis Joplinの声が乗っかると,本当,ゾクゾクするくらいカッコ良いです。ジャズというよりも正しくブルーズだねぇと思ってしまいましたです。Janis Joplinの振り絞るようなシャウトを聴いていると,もの凄く孤独感を感じてしまい,そういう曲だったかなぁと思ってしまいましたが,これがJanis Joplinの“Summer Time”なんだからそれでいいんじゃね?と思ってしまったフルカワでした。
 4曲目の“Piece Of My Heart”という曲は,サイケデリックなギターソロから始まり,いきなりJanis Joplinがシャウトするので,おぉ!と思っていると,少し押さえた唄い方になり,そうだよねぇ最初から全開じゃあねぇと思っていると,徐々にヒートアップし,がっつりシャウトしているサビのところなんかはギターのカッティングも効果的に使われていて,これでもか!っていうくらい盛り上げまくってくれます。ギターソロもペナペナの音でなく,それなりに太い音で弾かれているので,聴いていて気持ち良いですしね。
 5曲目の“Turtle Blues”という曲は,ピアノで始まり,そこにJanis Joplinのヴォーカルが乗っかると,う〜んブルーズだねぇと思ってしまいましたです。タイトルもブルーズなので,まあ当たり前とといえば当たり前なんですけど,コテコテのブルーズにJanis Joplinのシャウトが合うったらありゃしないという感じです。特にバックの音がピアノメインのシンプルな音なので,Janis Joplinのヴォーカルが思いっきり引き立っていますし,間奏のギターソロはアコギのボトルネック奏法と正しく王道の音なんですが,カッコイイなら全て許されるっていう感じですかね。
 6曲目の“Oh, Sweet Mary”という曲は,タムを多用したドラムに走り回るベースラインとロックバンドだねぇという音がカッコ良いです。メインヴォーカルは男性なのですが,そこにJanis Joplinのコーラスが加わるだけで,音の感じがガラッと変わってしまう感じがするのは凄いなぁと思ってしまいましたです。ギターソロはサイケデリックよねぇという感じで,結構弾き倒しているのですが,それもまたカッコ良いのでOKでございいます。
 ラストナンバーの“Ball And Chain”という曲は,タメとファズの聴きまくったギターから始まるサイケデリックなブルーズで,歪みまくったギターの音がいいねぇと思いながら聴いていると,Janis Joplinの唄が始まるとともにギターは影を潜め,つぶやくように唄うJanis Joplinに合わせるようにバンドもちょっと静かめに演奏し,これまた徐々にヒートアップしていくJanis Joplinのヴォーカルに呼応するように,バンドの音も徐々に大きくなっていくのですが,Janis Joplinが唄っているときはあくまでもブルーズな演奏をしているので,違和感はありません。間奏のギターソロではまたブルーズにサイケデリック的な解釈を加えたような音が聴けるのですが,これはこれでカッコ良いのでよいのではないでしょうか。この演奏を聴くとJanis Joplinはバンドの1メンバーになっているんだなぁと思ってしまいました。後半のJanis Joplinのヴォーカルだけになってしまう部分もライヴっぽくてカッコ良いなぁと思ってしまいましたです。
 前作では音がペナペナでしたが,ライヴでは結構太い音を出しているので,やはりレコーディング技術がまだまだ発達していなかったのか,それとも低予算で作ったので,ああいう音にならざるを得なかったのか,どちらなのか定かではありませんが,少なくとも1枚目よりはいろいろな意味でパワーアップして,違和感なく聴けるアルバムだと思いましたです。

 話は変わって,はがきの給紙があまり良い感じではないので今年はプリンターを買い替えようかと思っていたのですが,最近の粘着性のプリンタークリーナーシートを使うと給紙関係のトラブルは解決できるみたいなので,そうであれば取りあえずプリンタークリーナーシートで今年は凌いでみようかということで,アマゾンでプリンタークリーナーシートとプリンターのインクを買わせていただきましたです。これでプリンターのゴキゲンが治れば良いなぁと思っているフルカワです。なんといっても,そろそろ年中行事の年賀状の印刷をしないといけませんからね。ついで言えば,純正のインクは高いのでHPのインクボックスを使ったリサイクルインクが安かったので,買わせてもらいましたです。写真とかを印刷する訳ではないので,こんなもんで十分かと。
 で,ネタがないとかいいながら,古いアーティストのボックスセットを買ったりしていましたが,溺愛の2枚目が12月に発売されるのでアマゾンで予約を入れていたのですが,なんと,いぬん堂のサイトを見ていると,遠藤ミチロウが新しい2つのバンドでアルバムをリリースするではありませんか。これは買うしかない!ということで,いぬん堂さんから買わせてもらいましたです。1枚はTHE ENDの“0”というアルバムで遠藤ミチロウの好きなTHE DOORSのカバーアルバムで,しかも日本語カバーというもの。もう1枚は羊歯明神のアルバム(タイトルはなし)ですが,アンプラグドパンク民謡ということで,THE DOORSとアンプラグドパンク民謡を同時発売するという遠藤ミチロウの振り切れ振りに少し感動していますので,聞き込んだら,そのうちレビューを書きたいと思っていますです。もちろん溺愛の新しいアルバムについてもレビューを書くので,3週間分のネタができたなぁとホクホクしていますが,そうこうしていると,岡村ちゃんの新しいアルバムも1月になったら発売だぁということで,個人的にはうれしいリリースラッシュとなっていますです。