ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

11AM/しーなとシュウ


 今日は自宅に戻って,ブログネタを書いていますです。昨日はいつもどおりに単身赴任先をプレオで出発したのですが,出発して30分で全く自動車が流れなくなり,薄暗くなった道路の先の方に回転する赤色灯が見えたので,「あぁ,事故があったんだなぁ。」と思いながら自動車が流れるのを待っていたのですが,待っている間に後ろの方から救急車のサイレンが。これは道を何とか空けねばなるまいということで,左側の車線を走っていたので,左へ寄ったところ,2車線の真ん中を日赤の血液センターの自動車と警察車両が走って行ったので,結構大きな事故かなぁと思いつつ,また自動車が流れるのを待っていたところ,待つこと30分で,ようやく事故現場付近にたどり着き,見てみると,くしゃくしゃに潰れたコンパクトカーがちらっと視界に入ったので,結構,派手に事故をしているなぁと思いつつ,自分が事故をしないように,誘導の警察官の指示に従って(片側車線を前面封鎖していたので,反対車線を交互に通過させていましたです。),事故現場を通り過ぎ,そこから先は快調に走らさせてもらいましたです。単身赴任先は田舎なので道路が結構暗い上,道路が広かったりするので,結構,無茶な運転というか,多分,見えていないんだなぁという運転をする人が多いので,貰い事故も含めて気をつけないといけないなぁと改めて思いましたです。車間距離はやっぱり大事よね,うん。とはいえ,30分余計に時間を使って自宅に戻ったので,疲れた・・・というのが正直な感想ですけどね。
 で,この間の週末は久しぶりに情けない週末だったというかなんというか。前回のブログでは,「明日はワイシャツにアイロンをかけたら,パナモリで走りに行きたいなあ。」と書きましたが,実はブログをアップした後,会社から電話があり,「明日,ひょっとしたら出勤してもらう必要が生じるかもしれないので,自宅待機しておいてください。」という悪魔のような連絡が入ってしまいましたです。うぉ〜,なんてこったいと思いつつ,仕事だから仕方ないよねと思いながらも,天気が良かったら,正直腐ってしまうよなと思っていたのですが,なんと翌朝,お腹が痛くて目が覚めてしまいましたです。なんてこったいと思いつつ,昨日の夜は変なものは食べてないんだけどなぁと思いながら,こんにゃくを久しぶりに思いの外たくさん食べてしまったことを思い出し,念のため「こんにゃく 腹痛」で検索してみると,こんにゃくを食べ過ぎると,消化が悪いので,お腹が張ったり,痛くなったり,最悪腸閉塞になるとかいてあるではありませんか。ということはこんにゃくが原因か・・・と思いつつ,お腹が痛いなぁと思いながら,ワイシャツにアイロンをかけ,少し昼ご飯を食べたら,そのまま横になって眠ってしまいましたです。気がつけば電話連絡もなく,午後4時を迎え,午後5時過ぎに自宅待機は解除となったのですが,これで体調が良かったら,正直腹も立ったでしょうが,お腹が痛いんじゃ,天気が良くてもパナモリで走りにはいけないので,結果オーライというかなんというか。自分の知識不足でこうなったんだから仕方ないよねということで,また1つ勉強になりました。こんにゃくはあんまり大量に食べてはいけないということで。で,こんにゃくで更に勉強になったことがあって,残ったこんにゃくは冷凍すると水分が抜けてホルモンみたいな食感になるとネットで検索したときに見たので,こんにゃくを冷凍して,レンジで解凍して焼いてみたのですが,解凍が不十分だったこともあり,フライパンの中で水が出るわ出るわで困ってしまいましたです。というわけで,こんにゃくを解凍するときはなべでゆでて解凍しようと心に誓ったフルカワでした。う〜ん,勉強になるなぁ(何か,今回はこればっかですね。)。あ,でも食感は確かにホルモンっぽくなったので,次にこんにゃくを食べるときは,開けたときはそのまま料理して,余った分は冷凍して使おうと思いましたです。

 そんなこんなで、単身赴任の悲哀(というか知識不足によるお馬鹿な経験)を書くのはこれくらいにして,今回もしーなとシュウの音源を紹介したいと思いますです。今回は今年の4月に発売された4枚目のフルアルバム“11AM”を紹介したいと思いますです。もちろんこのアルバムも梶山シュウさんと椎名まさ子さんの二人だけでレコーディングされているのですが,いろいろな楽器をダビングして,結構厚めの音になっていますです。梶山さんによる紹介文だと「えせニック回帰な楽曲群」ということですが,個人的にはストレートでないロックなテイストを結構感じたりもしましたです。
 1曲目の“くちなわは語った”という曲は,中近東をイメージしたメロディーラインに梶山さんのインチキ臭いヴォーカルが実にいいねぇと思いながら聴いていると,そこに絡む椎名さんのヴォーカルも良いですし,間奏で梶山さんのベースが暴れまくっているのですが,これがまたカッコ良いんですよねぇ。ベーシスト梶山シュウここにあるという感じですかねぇ。
 2曲目の“ごっとりさん”という曲は,シンプルな8ビートのリズムにループするベースライン,つぶやき系ではあるけれど,そこまでつぶやき系ではない椎名さんのヴォーカル,ポップなんだけど,ポップと言い切るにはなんかちょっと違和感のあるメロディーラインと,シンプルな8ビートのドラムを使いながら不思議な曲に仕上がっています。多分,ループするベースラインのせいかなぁと思ったりもします。
 3曲目の“わたしはモナカ”という曲は,これはNHKみんなのうた系ポップナンバーですね。実はタイトルを目にしたとき,「モナカ?あの和菓子の?クラゲに続いてモナカ?」と思ってしまいましたが,歌詞カードを読んでみると,多分,雌の犬のことなのかなぁ?と思ってしまいましたです。しかし,NHKみんなのうた系のポップなメロディーとアレンジにいきなりクラシックというかオペラというかそんな感じで「ライライライララライ!」って椎名さんと梶山さんが唄っているのですが,こういうのを挟み込んでくるから,一筋縄ではいかないんだよなぁ,このユニットはと思ってしまいましたです。
 4曲目の“ナガレモノ”という曲は,梶山さんのスラップなベースと,椎名さんの跳ねたピアノもそうですし,タイトルもロックっぽいタイトルなんですが,「からだがとけて砂になって流れて行く」というまさにそのまんまの歌詞でちっともロックっぽくないという,これまたしーなとシュウらしい,微妙に一般的なイメージとのズレを目論んでいるのかなぁと思ってしまいましたです。この曲では椎名さんのピアノがリズムをキープして,梶山さんのベースはリード楽器としてバリバリ弾かれているので,梶山シュウのベースを堪能できる曲になっていますです。
 5曲目の“シャミーラム”という曲は,ループするベースラインとシェイカーをバックにクールに唄う椎名さんがカッコ良いというか,私的にはロックだなぁと思ってしまいましたです。特にサビの早口の「あなたがそれを望むのならば,お気に召すまま跪いて脚にキスして。」というところで,椎名さんのヴォーカルと梶山さんのベースがユニゾンになるところはゾクゾクするくらいカッコヨシです。間奏の梶山さんと椎名さんのスキャットが唯一えせニックな感じを出しているかなぁと思ったりもしますが,終始クールな感じで終わりまで突っ走ってくれます。
 6曲目の“ジェラシィ”という曲は,アコースティックギターをバックに梶山さんのスキャットが入り,椎名さんのスキャットが加わった後,ベースとピアノが入ってくるのですが,このベースとピアノが入った瞬間の音がぱぁっと拡がる感じは流石だなぁと思ってしまいましたです。この曲では梶山さんがメインヴォーカルなんですが,タイトルどおりストレートではないラヴソングを淡々と唄っているのですが,真面目に唄えば,それなりに良い男的な唄い方ができるのは流石よねぇと思ってしまいましたです。あと椎名さんのスキャットがそこはかとなくエロっぽいところもええ感じですね。
 7曲目の“みみづく時計”という曲は,軽快なアコーディオンの音とそれをバッキングする梶山さんの裏打ちのベースが曲に非常に弾む感じを与えていて,思いっきり今時のダンスミュージックとは対極にあるダンスミュージックに仕上がっているなぁと思ってしまいましたです。
 8曲目のオイデナサイヤ”という曲は,お祭り系の曲というか,広島弁の語感を上手に使っているなぁ(「おいでんさいや」ですよね。)と思ってしまいました。メインヴォーカルは椎名さんなんですが,ヴォイスパフォーマンスっぽく,梶山さんが終始ヴォーカルを重ねていて,バックの演奏というよりも2人の声の重なりを楽しむ曲になっていますが,こういうのを聴くと,上手いよねぇと本当思ってしまいますです。
 9曲目の“氷でできた月の夢”という曲は,椎名さんのピアノで静かに始まり,梶山さんが淡々と唄うのですが,誰かと共に生きていることの幸せをテーマにしているのかなぁと思わせる,深い唄になっています。梶山さんのレビューで「東日本大震災について触れた曲も入っている。」ということでしたが,個人的にはこの曲かなぁと思ってしまいましたです。特に最後の「伝えたかった唄をあなたと分かち合い。すべてあるべき処で輝くように。」と祈りにも近いような歌詞から,そう思ってしまいましたが,もし間違っていたらごめんなさいということで。
 10曲目の“メアンキエリ”という曲は,ピアノのアルペジオで始まり,いきなり梶山さんと椎名さんのデュエットで始まり,最後までデュエットのままなのですが,個人的には曲はフォーキーで雰囲気は昭和歌謡っぽいなぁと思ってしまいましたです。1コーラス目が終わったところで,ピアノ以外の楽器も入ってくるのですが,この曲のメインは2人のヴォーカルだよなぁとシミジミ思ってしまいましたです。メロディーラインは80年代ニューミュージックなテイストなんですが,なんでこんなに昭和歌謡臭がするのか不思議なのですが,多分,唄い回しからかなぁと思ってしまいましたです。
 ラストナンバーの“星をめぐる旅”という曲は,アコースティックギターで静かに始まり,そのまま椎名さんが唄い始めるのですが,70年代フォークテイストだなぁと思ってしまいましたです。メロディーラインといい,シンプルなアコースティックギターアルペジオといい,あぁフォーキーと思ってしまいましたです。シンプルな曲なんですけど,風景が浮かぶような椎名さんのヴォーカルが素晴らしすぎて,ラストナンバーに相応しい曲だなぁと思ってしまいましたです。逆にこの曲を厚めのアレンジにして,バックの音もドラマチックに作り込んだら,逆に風景が浮かぶような曲にはならなかったのではないかと思います。音に隙間があるからこそ,そこにイメージが忍び込むというか。
 ところで,1枚目のアルバムが“さぼん玉ホリディ”(シャボン玉ホリデー),2枚目のアルバムが“夢で逢いませう”(夢であいましょう),3枚目のアルバムが“三時のあんた”(3時のあなた),そして今回が11AM(11PM)と古のテレビ番組からタイトルを拝借していますが,次は何を持ってくるのかというのも少し楽しみだったりします。というか,年齢的にも近い人達なので,そういったところも楽しめるんですよね。
 で,このアルバムを聴いてみたい型は梶山シュウさんのサイトへGO!というわけで,今回も了解の元,ジャケットをアップさせていただきますです。

 実は今週は先日の休日出勤の代休を月曜日に取るので,明日の夜も自宅に居たりします。というのも,下の子供もそろそろ本気で受験に取り組まないといけないので,明日,最後のエレクトーンの発表会があるので,それに合わせて代休を取ったんですよね。高校3年生といういろいろある時期に単身赴任になって非常に申し訳ない気がしないでもないですが。とシミジミ思っていると,来週の土曜日は夜勤が入っていますし,その次の週は木曜日と金曜日に自宅のある街のブロック支店で会議があって出張しなければいけないにもかかわらず,土曜日は休日出勤をしないといけないので,またバタバタな週末が続くなぁと思っていますです。よく考えると,土曜日に休日出勤はあるけれど,クリーニングを取りに行かないとクリーニング屋さんの都合で,クリーニング工場にある保管庫行きになってしまうという非常に困った事態が生じてしまうので,土曜日に休日出勤が終わってから自宅へ帰らないといけないかなぁと思っています。
 ということは,来週はなんとかブログをアップできそうですが,その次の週は生存確認程度ということになってしまいそうです。まぁ,仕事ですので,仕方がないと思うしかないですかね。