ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

この世に産まれて来た事がそもそも間違いだったから/ぼくたちのいるところ。


 ゴールデンウィークが終わってしまい,通常営業に戻ったフルカワでございます。ここのところは自宅からブログをアップしていましたが,2週続けて帰省した上にゴールデンウィーク期間中は自宅でウダウダしていたこともあり,単身赴任先の生活のリズムを取り戻すということで,今週と来週は単身赴任先で週末を過ごすことにしています。とはいえ,ゴールデンウィーク期間中は上の子供も帰省していたので,普段にも増して自宅での居場所ない感が半端無くありましたね。何が気に入らないのか(ひょっとしてパナモリを持って帰った事が気に入らなかったのか?)嫁さんは基本的に私のことは無視でしたので,正直,こんな感じなら単身赴任先の方が気楽で良いなぁと思ってしまいましたです。それに輪をかけて,子供が二人家にいるということは,片付けもそうですけど,風呂とかトイレとか洗面台とかとにかく使えないことが多くて,この1か月で一人暮らしの気楽さに慣れてしまった身としては非常にまどろっこしいというか,面倒というか,1,2日程度なら我慢できるけど5日間もこういう生活をすると非常にストレスが溜まってしまいましたです。ご飯もそうで,お腹が空いたなぁと思いながらも,自分が作るわけではないので,じっと待っているしかないのですが,水曜日の夕方に単身赴任先に戻り,自分で,自分の好きなものを適当に作って食べて,サッと片付けて,風呂に入って,さて酒でも飲むか・・・とやっていると,自宅だったらまだ悶々と風呂は一体いつになったら空くのだろうかと思いながら過ごしている時間帯には,もう一杯飲んでイイ感じになっているんだもんなぁ。正直,家事については自分のことは全部自分でできる(し,自宅でもやっていました)ので,一人で時間を自由に使えるっていうのは,本当,良いなぁと改めて単身赴任を謳歌していますです。まぁ,今は振り向けばパナモリもありますしね,明日も天気が良ければアイロンをかけ終わって,早めの昼食を食べてからパナモリで走りに行きたいなぁと思っていますです。
 で,ゴールデンウィーク期間中は雨が降ったものの,終日時間が取れる4日間のうち2日はパナモリで走れたので,プレオに積んで持って帰った甲斐がありましたねぇ。正直,1日しか走れなかったら何のために(まぁ,下の子供にパナモリを見せるのも目的の1つではありましたけど。)パナモリを持って帰ったのか分かりませんしね。5月2日に立ちゴケした話は前回書きましたが,5月4日も何とか午後から天気が回復するとの予報でしたので,パナモリで走りに行かさせてもらいましたです。東方面海岸線コースを走ったので,西方面海岸線コースにするか,北方面峠コースにするか悩みましたが,西方面海岸線コースは単身赴任先へ戻るときにプレオで否が応でも走らないといけないので,ここはあっさりと来た方面峠コースを走ることにしましたです。さて,パナモリにしてどれだけプレトレと違う走りが峠でできるか,更に向かい風の強い場所でどう違う走りができるのかということを試すという意味もあったのですが,前回も書きましたが,本当,何気に凄い,何気に楽というのが正直な感想でしょうか。まず峠へ向かうまでの緩やかな上り坂が延々と続く道ですが,プレトレだと途中でフロントをアウターからミドルに落とさないとちょっときついかな?という感じでしたが,パナモリは,ん?アウターのままでいいんじゃない?という感じで,アウターのまま走れますし,峠に入ればさすがにインナーに落としますが,それでも下ハンを握って走れば,プレトレよりも楽に峠を登ることができましたね。で,結構速いペースで休憩&補給地点のコンビニに着いたのですが,ここで不思議な現象を発見してしまいましたです。というのも,前々日に走ったときに腕時計が何故か遅れていたので,時間を合わせた後は特に遅れることもなかったのですが,休憩時に時計を確認するとまたしても遅れているではありませんか。これはどうしてなんだろうと思いつつ,時計を合わせたところ,そんなに早く往路を走ったわけではなかったことが判明しましたです。で復路は楽しい峠の下りまで緩やかな上り坂+向かい風といういつもどおりの状況でしたが,ここでもプレトレだとフロントをミドルにしないと走れませんでしたが,パナモリだとアウターだけで走り切れたので,凄いなぁと思ってしまいましたです。それとありがたみを感じたのはリア11速でしょうかね。プレトレのリア7枚の時は「このギアだと重いから1つ落とすか。」ということで落とすと軽すぎて進まないということが本当,よくありましたが,さすが11枚あると1つ落とせばちょうどいい感じで走れるので,走りやすいなぁと思ってしまいました。そして,楽しい峠の下りですが,これまではプレトレでシャカリキに脚を回しつつ峠を下っていましたが,時々ロードの人がほとんど脚を回さずに峠を下っているのを見て,どうしてなんだろうと思っていましたが,今回,よく分かりました。脚を回さなくても速度が乗るんだもん,脚を回さなくても問題なしなんですよね。それでもプレトレでは出せなかったMAX49キロまで出せたので,いや〜パーツの差は大きいねぇと思ってしまいましたです。峠を降りて河川敷の道を走っている時も普段なら向かい風がきついよ〜と思いながらフロントミドルで20キロ前後で走っているのですが,この日は風向きも少し良かったせいもあるとは思いますが,復路の河川敷で30キロ前後で巡航できたので,これにも驚いてしまいましたです。この日は急ブレーキを掛けることもあったものの立ちゴケをすることもなく,無事に帰れたので良い日ではなかったかと思いますです。しかし,これからも心の中で安全マージンを取って立ちゴケをしないようにしたいと思いますです。
 実はもう一つ驚いたのは,タイヤの空気の抜けが恐ろしく早いということでしょうか。前の週の水曜日にパナモリを受け取ったので,そんなに空気が抜けていることはないだろうと思いつつ,この日は念のため空気圧の点検をしてみたところ,なんと今履いているパナレーサーのRace L Evo2の空気圧は100〜150psiなのですが,前後とも80psiしかないではありませんか。こんな空気圧で走っていたらリム打ちパンクするかもしれないというわけで,ネットで調べてみたところ大体最高空気圧の8掛けが良いということでしたので,130psiまで空気を入れて走りましたが,パンクすることもなく走れたので良かったと思っています。
 翌日の5日は子供がイベントで踊るというので見に行くついでに,私が愛用しているパーツクリーナーのワコーズのBC-8とチェーンオイルのフィニッシュラインの赤ボトルを東急ハンズで買っておこうと思い,店に寄ったのですが,目的の物を手に取り,レジへ向かおうとしたのですが,なぜかアルミのバルブキャップに目が行ってしまい,RS21はリムが黒いので,アルミのバルブキャップを買うなら黒よねということで,ついでにアルミのバルブキャップも買ってしまいましたです。この辺は正直自己満足も世界ですが,プレトレがアルミのバルブキャップでパナモリがチューブ付属のプラスチックキャップというのもバランスが悪いので,これでいいのだ!ということで。

 話は変わって,ここのところ自転車ネタが多かったのですが,今回は音樂ネタで,4月に発売されたぼくたちのいるところ。のセカンドアルバムにして初の全国流通アルバム(もちろんいぬん堂が関わっているんですけどね。),“この世に産まれて来た事がそもそも間違いだったから”を紹介したいと思いますです。
 ぼくたちのいるところ。についてはこれまで1枚のフルアルバムと2枚のミニアルバムと人生ダメ子のソロミニアルバムを紹介していますので,詳細は省略しますが,今回のアルバムではギターがまたもやメンバーチェンジとなり,どういう風に音が変わるのかといったところでしょうか。しかもラストナンバーは石川浩司(ex.たま,fromパスカルズ),ジョニー大蔵大臣,セクシーパスタ林三(from水中,それは苦しい) がゲスト参加しているということで,一体どんな音が飛び出すのかと聴く前から少しワクワクしてしまましたです。
 1曲目の“気休めのプロローグ”という曲は,エレクトリックギター1本で人生ダメ子が唄っているのですが,いきなり「みんなに好かれたいからポップな曲を作ろう。そんな単純な根拠なんかじゃ物足りない,つまらない。」なんて歌詞を唄うのですが,人生ダメ子のはっきりとした意思表示が感じられて清々しいなぁと思ってしまいましたです。
 2曲目の“今日も待ってない”という曲は,思いっきりロケンロールだなぁと思っていると,サビ以外はドラムはリムショットを使いながら緩急の効いた音を聴かせてくれます。基本的にはラヴソングなのですが,サビでは「愛しているとそう言っておけば,ぜったいあなたは付いてくるよ。好きじゃない嫌いでもない,今日も待っているから。」というどっちが待っているのか分からないのですが,心が揺れながら,それを認めたくないというアンビバレンツな歌詞が良いなぁと思いましたです。待っているけどそれを認めたくないからこういうタイトルにしたのねと思ってしまいましたです。
 3曲目の“あの子は僕のもの”という曲は,エレクトリックギターのフィンガーピックングで始まったと思ったら,ドラムが入り,これまた勢いのあるロケンロールをキメてくれています。「追い詰めて,追い詰めて,あの子の心を犯したい。」なんてサディスティックな歌詞(と最初の電話っぽいイコライジングした声)にはあざらし時代の腐れメグ子(今は溺愛のメグ子ですね。)を思い出してしまいましたが,ぶった斬りのように曲が終わってしまうところはぼくたちのいるところ。らしいなぁと思ってしまいました。
 4曲目の“恋なんて嫌い”という曲は,珍しくメランコリックなコード進行で静かに始まったと思ったら,そのまま可愛らしいメロディーラインで人生ダメ子が唄うのですが,サビでは一転「恋なんて嫌い。ドロドロにしたいな。恋なんて嫌い。だから早く殺したい,愛している。」とシャウトするのですが,愛しているから食べてあげるというような歌詞はありましたが,ここまで攻撃的な歌詞はなかったよなぁと思いつつ,歌詞全体として違和感がないのが凄いなぁと思ってしまいましたです。
 5曲目の“ニートは今日も死にたがる”という曲は過去のミニアルバムにも収録されていましたが,今回ギターが変わり,タイトなギターカッティングからアルペジオを多用した流れるようなギターになっているので,かなり印象が変わっています。個人的には前のギタリストのタイトなカッティングと暴れまくるベースラインがカッコ良いなぁと思っていましたが,より人生ダメ子の唄を聴かせるようなアレンジになっているので,これはこれでありだなぁと思いましたです。
 6曲目の“更年期障害”という曲はインストなんですが,フックの効きまくったベースラインと溜めまくったギターソロの絡みが非常にカッコ良い曲です。しかしなぜにこんなにカッコ良いインストのタイトルが“更年期障害”なのかは分かりませんが,その辺の言葉の選び方がこのバンドの持ち味だよなと思ってしまいましたです。
 7曲目の“産まれてきたのが”という曲は,半分タイトルチューンですね。ちょっとレゲエっぽい裏打ちのギターカッティングに乗せて,人生ダメ子が「ごめんなさいとひたすら謝る毎日だ!この世に産まれてきたことがそもそも間違いだったんだから。間違いを重ね生きるのが,とってもとっても難しい。」という自虐的な言葉を吐き出しまくっているのですが,ここまでネガティブな歌詞だと逆に清々しいなぁと思ってしまいましたです。間奏のギターソロも分裂気味な音を出しているのが非常に良い感じでございます。
 8曲目の“あなたは死にません”という曲はファーストアルバムにも入っていましたが,今回のアルバムではエレクトリックギターのアルペジオがファーストよりも非常に良い感じで鳴っています。ドラムのアレンジも含め,全体的に練られているなぁと思いました。サビは「Ah〜!Ah〜!Ah〜!」っていうシャウトだけなんですけど,ここでの盛り上がりのために前半をタメにタメまくッているんだろうなぁと思ってしまいました。本当,後半の人生ダメ子の壊れっぷりはファーストアルバムの比ではないくらいの気持ち良い壊れっぷりで,それに歩調を合わせるかのようにギターがトレモロで弾いているのですが,こういう芸の細かさにバンドの成長を感じましたね。
 9曲目の“心の終わり”という曲は,静かにエレクトリックギターのアルペジオで始まり,「愛してるいつまでも。君の泣き顔,こっち向いてよ,もっと見せろ,糞野郎。」なんていきなり人生ダメ子が唄うところで心をギュッと掴まれる感じになりましたです。ギターのアルペジオはそのままでドラムとベースがタイトなリズムを刻む中,人生ダメ子が淡々と唄っているのですが,「これで終わるよ,真っ赤な景色。君の泣き顔も二度と見れないよ,バイバイ。」とそのまま終わってしまうのですが,「真っ赤な景色」が意味するものはリストカットなのかなぁと思ってしまいましたが,前半のサディスティックな歌詞との振り幅の大きさに少し戸惑ってしまいましたが,自虐的な歌詞も良いよねぇと思ってしまいましたです。
 ラストナンバーの“最後のギャルの惑星”という曲は,アコースティックギターフィドルがバックを美しく彩りながら,相変わらずの石川浩司の意味があるのか意味が無いのか分からないシャウトがたまんねぇなぁと思いました。歌詞もハッキリ言って言葉遊び以上のものはないような気がするのですが,その意味のない歌詞を人生ダメ子が唄っているところがスゲエなぁと思ってしまいましたです。というか,この曲はバンドの音ではなく人生ダメ子ソロ曲をボーナス・トラックとして入れたような気がします。というか全然曲の毛色が違うんですもん。というか最後に「ギャルというのはガールのことかの。世の中さっぱり分からんでの。まぁ大勢に影響はないじゃろうてのう。」と石川浩司が相変わらず意味不明のつぶやきを残して曲が終わるのですが,完全に石川ワールドになっていますね,この辺は。そういう意味では流石としか言いようがありませんです。
 今回,レビューを書くにあたって,ぼくたちのいるところ。のホームページを確認したところ,どうもメンバーは人生ダメ子と下駄華緒の2人だけになったようで,ライヴではギターはサポートメンバーとのことですが,PVを見る限り,人生ダメ子はギターを弾きながら唄い,下駄華緒が足でドラムセットを演奏しながらベースを弾いているというとんでもない映像でした。確かにベースとドラムが同一人物であればリズム感は同じなのでタイトなリズムを刻めるでしょうけど,普通は難しすぎですよねぇ。でも,自分たちの音に合わなければ,自分でやってしまえというところが非常にパンクだなぁと思ってしまいましたです。今後,どういう音にこのバンドが変わっていくのか目が離せませんが,ライヴを見に行くのは難しいので,次の音源がリリースされるのを楽しみにしておきましょうかね。

 前回,単身赴任先の部屋で火災警報機が誤作動を起こしたという話を書きましたが,ゴールデンウィーク最終日の夕方に単身赴任先の部屋に戻ってみると,誤作動を起こした火災警報機はしっかり取り外されていましたですね。まぁ,帰るまで自分の部屋から火が出ることはありませんし,むしろ自分もいなくて不動産会社も休みなので,火災警報器が絶対に鳴らないほうが良いので,問題なしということで。で,木曜日以降,不動産会社から何か連絡があるかと思っていましたが,何の連絡もなくて少し拍子抜けしていますです。とはいえ,火災警報機があったところで,どこかに繋がっているわけではなく,単に鳴るだけなので,昼間の誰もいない時間帯になれば誰も火事に気づくことなく丸焼けなので,まぁなくても構わないというのが正直なきもちだったりするのですが,少なくとも日曜日の午後に行きますとかいう連絡が入らなければ良いなあと思っていますです。日曜日の午後は天気が良ければパナモリで走りに行きたいですからねぇ。鳴ったところで何の役にも立たない火災警報機のために時間を使うのはもったいないですからね。まぁ,来週の土日も単身赴任先にいますので,仮に明日,不動産会社から連絡があったら,次の土曜日に来てもらうか,自分で取り付けても良いのであれば,不動産会社まで火災報知機を受け取りに行っても良いかなぁと思っていますです。個人的には火災警報機よりもどうしようかと思ったのが,部屋のドアが開閉の時に鳴くことで,基本的に人が居るのか居ないのか分からないような静かなアパートなのですが(そういう意味では防音性は結構良いのでしょうね。),特に夜に帰ったときにドアの鳴きが非常に気になるので,これは自分でどうにかしないといけないということで,今日の午前中は久しぶりにホムセンへ行き,スプレーグリスを1本買いましたです。部屋の中のドアも少し鳴いていたので,試しにドアのヒンジ部分にグリスアップしてみると,全く鳴かなくなったので,これは良い!ということで玄関ドアのヒンジもグリスアップしたところ,全く鳴かなくなったので,やはりグリスアップは大事よねと思ってしまいましたです。せっかく買ったのにこれだけではもったいないので,動きが渋いと常々思っていた郵便受けのダイヤルキーもグリスアップしたのですが,これまた非常に良い感じで開け閉めができるようになりましたです。
 ほんのちょっとのことなんですけど,そのほんのちょっとで自分が気持よく生活できるのであれば,気持よく生活できたほうが良いに決まってますからね。どうせ,また部屋の可動部分のどこかが渋い動きをすることもあるでしょうから,そのときにはグリスアップしてやろうと思っていますです。
 ここからはちょっと愚痴なんですけど,最近,私の触手が伸びるような音源がリリースされていないこともあり,当分は音樂ネタ以外のネタになりそうな予感でございます。最近はワンセグソフトの映りの悪さに辟易してラジコでFM局を聴いていることが多いので,それで触手が伸びるような音に出会えればアマゾンで漁ってみようかなぁと思っていますが,さて,どうなることやら。正直,通勤時間が非常に短くなったので,通勤時間にあまり音樂を聴けなくなったということもあり最近はアマゾンで音源を漁っていないのですが,そろそろアマゾンで音源を漁らないといけないかなぁと思ったりもしていますです。