ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

Under a Groove Box set(Disc 2)/Funkadelic


 整形外科に行くたびに医者から「大分調子が良くなったようですけど,あくまでも全治1か月ですからね。調子に乗っていると,くっつきかけている骨がまたとれてしまいますからね。そうなると1か月が1か月半になりますよ。」と念を押されているフルカワでございます。肋骨を骨折してから2週間ですが,まだまだ道程は長そうでございます。とはいえ,黙って座っていると,これはこれで腰に来ますし,多少はカロリーも消費しておかないといけないので,休みの日には歩くようにしていますです。あ〜早くプレトレに乗りたいなぁと思いつつ,ここで無理をしてはいけないよねということで,テクテク歩き回っていますが,歩くにも目的がないと結構辛いよねぇということで,何か良い目的はないかなぁと思っていますが,別に洋服が見たいとか靴が見たいとか,そういった方向の物欲がないので,どうしたもんかなぁと思っていますです。
 しかし,肋骨を骨折しているのに,仕事の方は相変わらず結構ハードだったりして。金曜日は営業所の監査に行ってきたのですが,事務所から連絡が入り,どうも土曜日は急に仕事に行かないといけなくなってしまい,最初は午後からということだったので,午後からなら歯医者に行ってからでも間に合うなと思っていたのですが,先方の都合で午前10時に出勤となったので,歯医者の予約をキャンセルし,営業所の連中が飲み会をやってくれるということなので,結局,終電まで飲んでと,こんなことを医者に言うとまた怒られるだろうなぁという生活をしていますです。まぁエリア内の営業所の監査も今年度分は終了したので,ちょっと一息という感じになるものの,ふと気がつけば2月になってしまったではないかということで,本当に「1月は行き,2月は逃げ,3月は去り」だなぁと思ってしまいましたです。

 で,今回からはFunkadelicのボックスセットを買っていたので,それを紹介したいと思いますです。このボックスセットはCD3枚のボックスセットなのですが,Disc1には1978年リリースの“One Nation Under A Groove”,Disc2 には1976年リリースの“Hardcore Jollies”と1979年リリースの“Unlce Jam Wants You”,Disc3には1981年リリースの“The Electric Spanking of War Babies”となっているのですが,フルカワ的にはメディアプレイヤーにはアルバムごとに入れて年代順で整理したいなぁということで,Disc2を2枚のCD-Rに焼き直させてもらいましたです。したがって,レビューとしてはアルバムごとにさせていただきますです。そうそう豪華36ページのブックレットも付いていましたが,当たり前ですが全て英語で記載されていましたので,私にとっては何が書いてあるのか理解できませんので,少し残念でございましたです。
 1曲目の“Comin Round The Mountain”という曲は,シャープなギターのカッティングとベースとは思えない音の暴れまくっているベースがメチャカッコヨイ曲です。FUNKらしい1サイクルのフレーズを延々と繰り返しながら徐々にヒートアップしていく感じが良いなぁと思ってしまいましたです。で終わったのかと思ったら,今度はギターがソロを弾きまくる展開になり,そのギターソロも暴れまくっていてメチャカッコイイですし,そのバックでうねりまくるベースに叩きまくりのドラムと,1曲目からスゲェなぁと思ってしまいましたです。
 2曲目の“Smokey”という曲は,イントロからクラシックで聴いたことがあるようなフレーズをウネウネと弾きながら,ヴォーカルとコーラスがこれまたウネウネと唄っている曲なんですが,最初から最後までウネウネとした曲なんですけど,これだけ徹頭徹尾ウネウネしまくりながらグダグダにならないのは流石だなぁと思ってしまいましたです。歌詞は基本的には1フレーズを繰り返しているのですが,その辺はFUNKの伝統芸なのでよろしいのではないでしょうか。
 3曲目の“If You Got Funk You Got Style”という曲は,打って変わってちょっとポップな感じの曲調なんですが,メインヴォーカルがこれまたウネウネとした非常にクセのある唄い方をしているのですが,タイトなドラムにウネウネしたベースの醸し出す不思議なビート感に非常にマッチしているのではないかと思いますです。
 4曲目の“Hardcore Jollies”という曲でアルバムタイトルの曲なんですけど,キーボードで静かに始まったと思ったら,いきなりハードなギターがソロを弾きまくり,そのバックの音はというと,これまたタイトでカッコイイんですよね。インスト曲なんですけど,唄がなくてもギターが唄いまくっているので全く問題なしです。というかFUNKとハードロック(ハードブルーズ?)を掛け合わせるとこういう音になるのさ!っていう見本のような音なんですけど,ギター弾きまくりの音は大好きなので,全く問題はございませんです。
 5曲目の“Soul Mate”という曲は,タイトルからも分かるとおり,少しスイートな曲になっています。ヴォーカルもウネウネした感じはあるものの,比較的メロディーラインのしっかりしたキレイなメロディーを唄っているなぁと思ってしまいましたです。5分を越える曲が多い中,この曲は2分台ということで,サラッと流れるように終わっていきます。
 6曲目の“Cosmic Slop”という曲は,ドラムのタムの乱打で始まり,ギターのピックのノイズからハードなギターソロが始まり,ベースは独特の音でループしているのですが,本当,ドラムとベースが土台のリズムをしっかりと組み立てた上でギターが自由自在に弾いているのがカッコヨイなぁ,この曲もインストなのかなぁと思っていると,クールなヴォーカルが入って来て,これまた驚いてしまいましたです。というのも,これまでヴォーカルが入ると,ウネウネとした感じのヴォーカルスタイルが多かったのですが,この曲ではストレートにシャウトしているもんですから,こういう唄い方もできるんだなぁと聴きながら思ってしまいましたが,これまたブラックミュージックの王道のような音でメチャカッコヨイです。しかし後半,ヴォーカル部分が終わり,また怒濤のギターソロになるのですが,このギターソロのカッコヨサは,本当たまらんなぁ・・・という感じでございます。
 7曲目の“You Scared The Lovin Outta Me”という曲は,キーボード(だと思います。)が思いっきり重たいソロを弾き,ヴォーカルはシャウトしながら始まるのですが,そこに絡むコーラスがなんか荘厳な感じがして,これまたブラックミュージックだなぁと思ってしまいましたです。少し重ためなんですけど,暗いというより荘厳という感じの宗教曲っぽい感じもしたりして。基本的なリフを繰り返し弾くキーボードとタイトなリズムを叩きながら,オカズを入れまくるドラムの対比が非常にカッコヨイです。後半からはギターも自由自在なメロディーを弾き始め,本当,なんでもありなんですけど,そこがカッコヨイですね。
 ラストナンバーの“Adolescent Funk”という曲は,ラストナンバーらしい少し穏やかな感じというかカタルシスを感じさせる曲になっています。キーボードとギターのソロの絡みが弾きまくりなのに非常にキレイな感じで絡み合っているところも素晴らしいです。この曲はギターよりもキーボードソロの方が長く演っているのですが,そのバックでドラムもベースもギターも浮遊感を醸し出しながら好き勝手に演っているように聴こえるのに,非常にまとまっているところは凄いなぁと思ってしまいましたです。
 しかし,40年前にこの音だなんて本当信じられないですよね。1976年だったら日本はニューミュージック(笑)。ちっとも新しくないのに“ニュー”ミュージックだもんなぁ。それに比べてここで演奏されている曲の何と革新的なことか。多分,日本でその当時流行っていたニューミュージックを今聴いたら,結構陳腐だったりするのですが,ちっともこっちはちっとも陳腐でないもんなぁ。やはり本物は時代を超越するということでしょうか(もちろん,日本にも時代を超越する素晴らしい人達もいましたので,誤解のないように。ただ,メインストリームには出てこない人ばかりですけどね。)。

  ところで,岡村ちゃんの春ツアーが決まりましたねぇ。ツアータイトルは“This is my life”だそうで,う〜ん意味深だなぁと思いつつ,これ,このままアルバムのタイトルでもいいんでない?などと思うと,つい「ということは,アルバムがとうとう発売か?」ってな感じになってしまいますが,いやいやそんなことはないだろうと思っておくことにしましょう。しかし,冬のツアーは私の住んでいる地方都市へは来なかったので,ちょっと楽しみです。前回,私の住んでいる地方都市へ来たときも非常に個人的には盛り上がりまくったので,今回のツアーも個人的には盛り上がることは必至でございます。というか,チケットはサッサと購入しましたが,最近はネットで申し込みができるので非常に便利になったよなぁと思っていますです。ネットで申し込みして,一応抽選ですが,地方都市ですから抽選に外れることなんてないですし,販売自体はローソンチケットが取り扱っているので,近所のローソンへ行けばすぐに買えますし,本当に便利になったよなぁと思っていますです。昔は電話予約でしたので,電話が繋がらなくて何度も何度もかけ直したものですが(とはいえ,正直,電話予約をしないと買えないようなライブを見に行くようなことはそんなにありませんでしたが・・・),ネット様々だなぁと思ってしまいましたです。
 しかし,本当,自転車ネタがないと日常ネタの部分が非常に薄いブログになってしまうなぁと,今回のブログネタを書きながらシミジミ思ったフルカワでございました。