ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

BiS階段(廉価版:CD)/BiS階段


 せっかくの3連休だというのに,私の住んでいる地方都市は今日も明日も雨マークでございます。午前中は,無線LAN接続しているプリンターがなぜか認識されなくなり,その復旧作業に時間を取られてしまい,掃除と洗濯をするのが遅くなってしまいましたですよ。で,洗濯はしたものの雨が降っているので,とてもベランダには干せないので,自分の部屋に部屋干ししているでございます。こういう状況になるとやはりありがたいのは除湿機ですよねぇ。今も私の隣で静かな音を立てながら,洗濯物を乾かしてくれていますです。ついでに午後から各種洗剤をドラッグストアまで買いに行ったら,なんと土砂降りで,靴下がびしょ濡れになってしまったので,ついでに乾かしていますです。多分,今日はもう家から出ることはないと思うのですが,ひょっとしたら子供がプレオで迎えに来てほしいというオーダーがあるかもしれませんので,念のため靴下をもう1回履けるようにしておくことにしましたです。この間の日曜日は降水確率30パーセントだったのですが,嫁さんは朝から出ていていないので,こんな日に走りに行かないという選択はないよなぁというのと,走りに行けば総走行距離が2万4000キロになるんでないのということで,西方面海岸線コースを走らせてもらいましたです。念のため家を出る前にレーダー・ナウ・キャストで雨雲の位置を調べたところ,多少雨雲が来ている感じはありましたが,通り雨程度の雨雲の大きさなので大丈夫だろうという判断をして,家を出るときはまあまあの天気でしたので,イイ感じで往路は気持ち良く走らさせてもらいましたです。で,復路で30分程度走ったころ,う〜ん,嫌な雲行きだなぁと思っていると,雨がポツポツと降り始めましたです。とはいえ,路面が濡れるまではまぁ許容範囲だよなぁと思いながら走っていると,1時間走ったところで完璧に雨が降り始め,家に帰るまでにはびしょ濡れになってしまいましたです。信号で止まることが少なかったとは言え,もちろんブレーキシューも溶けてリムに付いていましたね。しかし,それでも家に帰ってからサイコンを確認したら2万4000キロを越えていたので,まぁ目標は達成されたということで。というわけで雨に打たれてチェーンオイルもダメになったことでしょうから,明日,雨が降らないか小降り程度だったら,この際,チェーンの交換とディレイラーの交換とペダルの交換をやってしまおうかなぁと思っていますです。明日の天気予報は曇り時々雨なのでなんとか作業ができれば良いなぁと思っていますです。
 そうそう,新しいヘルメットのGIRO RIFTですが,雨が降っても顔に雨粒が当たる感じがあまりしなかったので,バイザー効果はバッチリという感じでしょうか。個人的にはGIROが初めて買ったメーカーでデザイン的にも気に入っているので,これなら十分という感じでしょうかね。グローブの方は手の甲の部分がメッシュでなくなったので,塩を吹くことはなくなるのかなぁと思っていますが,こればっかりは夏に走ってみないと分からないということで,来年の夏までのお楽しみにしておきましょう。まぁ,どちらにしても新品は気持ち良いですよねぇ。

 前回はBiS階段のDVDを紹介しましたが,今回はこのDVDに同封されていたCD,なんと解散後の新録2nd ALBUMということなんですが,正直これも凄いカッコイイ仕上がりになっていますです。買えるうちに買っておいた方が良いですよ,こういう音が好きな人は。IDOL&NOIZEのIDOLに違和感を感じて(正直,私も聴くまではそうでしたが・・・)いると,この素晴らしい音を聴けなくなってしまいますですよ。
 1曲目の“BiSumilation”という曲は,JOJO広重のギターノイズから始まり,そこにハードコアテクノ系のハイテンポの打ち込みのトラックが流され,BiSのメンバーが唄っているのですが,正直,ノイズが曲に合わせて重ねられているので,非常にロケンロールというか,ハードコアパンクな音になっていてカッコヨシです。歌詞はノイズのせいであまり聴き取れませんし,そもそも歌詞カードがないので,何を唄っているのかよく分からないのですが,そんなことは関係ないぜ!って感じで唄うBiSとノイズを吐き出しまくる非常階段の音にメチャカッコヨサを感じてしまいましたです。
 2曲目の“STUPIG”というい曲は,JOJO広重の炸裂するギターノイズにハイスピードな打ち込みサウンドと,少し割れ気味のBiSのヴォーカルが非常にパンキッシュですねぇ。しかもT.MIKAWAのエレクトロニクスノイズも非常にはまる形で音を出しており,サビのポップなメロディーをギトギトにしてしまうノイズがたまんねぇなぁという感じでございます。本当,BiSだけであれば単にポップなアイドルユニットの曲なんですけど,非常階段が加わるだけでなぜかロケンロールな音になってしまうところが,さすがKING OF NOIZEだなぁと思ってしまいましたです。
 3曲目の“DIE”という曲は,JOJO広重のギターノイズで始まるもの,非常にポップなメロディーでBiSが唄っているのですが,ポップなメロディーとノイズが非常に合っていて,単なるポップな曲で終わらせていないところがスゲエなぁと思ってしまいました。個人的にはサビのちょっと憂いを感じさせるメロディーラインも好きですねぇ。で,その憂いを感じさせるメロディーラインにノイズ全開でガッツリ四つに組む非常階段のメンバーはスゲェなぁと思ってしまいました。
 4曲目の“FINAL DANCE”という曲は,T.MIKAWAのエレクトロニクスノイズとJUNKOのシャウトで始まり,ハイスピードなバックトラックで唄うBiSに対抗するかの如く,バックトラックのリズムに合わせてJUNKOがシャウトしまくっているのですが,これが凄い。すでに人間の声を越えた声なんですけど,それがパーカッシブに入ってくるんですよね,本当,自然な感じで最初から最後まで。本当,非常階段の3人の音楽(というかノイズ)の懐ってどれだけ深いんだろうか?と思ってしまいましたです。曲はもちろんポップなんですけど,単なるポップでは終われない曲に仕上がっていますです。
 5曲目の“Fly”という曲は,泣きのギターリフでバックトラックは始まるのですが,そこに轟音系のノイズをゴリゴリと重ね,センチメンタルなメロディーラインをBiSは唄い始めますが,そんなことはお構いなしに轟音系のノイズを垂れ流す非常階段にやられてしまいましたです。でも,BiSの曲を壊すのではなく,BiSの曲をロケンロールにしてしまっている感じがするのは私だけでしょうか。本当,非常階段のノイズが乗っていなければ,普通のアイドルユニットの音なんでしょうけど,非常階段の3人のノイズが重ねられることで私的にはグッとくる音になっています。
 6曲目の“IDOL”という曲は,T.MIKAWAのエレクトロニクスノイズで始まったかと思ったら,そこにJOJO広重のギターのイズが重ねられ,JUNKOが叫びまくる中,BiSの唄も入っているのですが,はっきり言って,非常階段の3人の音の方がちょっと大きいので,BiSの音が埋もれ気味なんですが,ノイズの混沌とした海から,ところどころ聴こえてくるアイドルユニットのヴォーカルというのも私的には非常にカッコヨシです。ハッキリ言って,原曲をぶちこわしていますが,ぶちこわした上でノイズでロックに再構築している感じがしますねぇ,カッコヨシ。
 ラストナンバーの“BiS_Kaidan_2”という曲は,T.MIKAWAのエレクトロノイズとJOJO広重のギターノイズとJUNKOのシャウトをバックに逆回転のBiSのヴォーカルが流されるという,BiS階段というより,非常BiS階段という感じの曲になっています。BiSのバックトラックがなく,単に非常階段のノイズだけをバックに,しかも逆回転ヴォーカルなので,ズタズタにBiSを解体した上で,非常階段が思いっきり再構築しているのですが,これがまたカッコヨイんですよね。というか,非常階段のノイズに慣らせる,というか当たり前に感じさせるためにこのユニットがあったのではないかと思ったりします。
 しかし,ライヴは本当にスゲエ・・・というか,BiSのメンバーのたたずまいも含めてカオティックな感じがしましたが,このアルバムを聴くと,非常に計算された非常階段のノイズを聴くことができますね。というか,計算されたノイズってなんなんだよ。ラップトップノイズであれば,計算もできるでしょうけど,基本生楽器(T.MIKAWAのエレクトロニクスは生楽器ではありませんが,プログラミングされていないということで,生楽器に入れたい。)でこれだけ計算されたノイズになるなんて,本当,非常階段のメンバーはKING OF NOIZEでプロフェッショナル・ノイジシャンだなぁと思ってしまいましたです。
 あと,ポップなメロディーに轟音系フィードバックノイズといえば,私の好きなジーザス&メリーチェインもそうだよねぇと思ってしまいましたですが,やはり私にとっては肉体性がどれだけ音に出ているのかが重要なのかなぁと思ってしまいましたが,でもドラムマシンのクールなビートも好きなんですけどね。

 う〜ん,最近仕事がハードで結構疲れが残っているフルカワだったりもします。この時期は地区内の営業所の監査もしないといけないので,監査に行きつつ,通常業務もこなさないといけないので,体が2つ欲しいなぁと思ってもみたりします。今週は月曜日に山の中の営業所へ監査に行き,JRで行ったのですが,往復3時間ですので非常に疲れましたねぇ。というか,通勤時間を含めたら1日5時間も電車に乗っていることになるので,疲れないわけはないかぁ。自転車に乗って疲れるのは心地良い疲れなのですが,電車に長時間,しかも勤務先の人と一緒ですから,黙って席に座って自分の好きなことをやっているわけにもいきませんし,なんか微妙に気を使ったりして,変な疲れ方をしてしまうんですよねぇ。特に監査帰りの電車では少し寝ておこうかと思っていたのですが,結局一睡もできませんでしたしね。
 とはいえ,もう11月になりましたので,今年もあと2か月かぁと思いながら,次の春の定期人事異動で自転車通勤できるようなところへ異動させてくれないかなぁと思っているフルカワでございます。自転車通勤の内示があれば,速攻でパナモリの注文をしたいなぁと思っていますです。まぁ,内示があるのは年明けですし,そもそも内示があるのか?という気もしないではないんですけどね。
 それはそうと,ついこの間までネタギレになりそうだということで,輸入CDの5枚セットなんかを買ってみたりしていたのですが,今回のBiS階段もそうなんですが,いぬん堂でビルの新作や,ぼくたちのいるところ。というフルカワ好みのバンドのCDを買ったり,6月からライヴ会場で手売りされていたもののネット通販がなかなか始まらなかった藤井一彦のアコースティックソロの2枚目のネット通販が始まったりと,個人的には新作ネタができて非常に嬉しいフルカワでございます。