ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

Original Album Series Disc5 I'm In Love/Wilson Pickett


 いや〜本当に雨がよく降りますよねぇ。あんまり雨が降りすぎて崖崩れが発生したりして,直接の被害はないものの本当に困ったもんでございます。当面,落ち着くまでは北方面峠コースを走るのは自粛しようかなぁと思っているフルカワでございます。とはいえ,この間の日曜日は嫁さんも子供もいないFREEDOM!な状態だったので,何とか走りに行きたいというか,走りに行かないと3週間プレトレに乗れないなぁという思いで悶々としながら,朝から雨が土砂降りで,これは今日も駄目かなぁ・・・と思いながらレコード音源のCD化でもするかねというわけでレコードからパソコンに音を取り込みながらアイロンをかけつつ,窓から空を見ていたのですが,何とか雨がやみ,少しずつ道路も乾いてきたので,ひょっとしたら走りに行かれるかもしれない!と思いながら気象庁の天気予報のサイトを見てみると,なんと降水確率60パーセントではありませんか。う〜ん,降水確率60パーセントじゃなぁ・・・と思いつつ,念のためレーダー・ナウ・キャストの方を確認してみると,どう見ても雨雲があるとは思えない状況で,これは走りに行くしかないか?と思いつつ,時間は既に午前11時過ぎ。この日は子供のリクエストで夕方から外食するので,午後5時には帰って洗濯とかを済ませておかないとちょっと厳しい状況でしたが,そこはそれ,嫁さんも子供もいないので,速やかにスーパーへ買い物に行き,レトルトカレーとチキンカツを買って帰り,冷凍ご飯を電子レンジで温め直して,チキンカツカレーを食べて,午後零時過ぎにはプレトレで出発できましたです。正直,雨は降らないけど,晴れることはないだろうと思って,ネッククーラーを着けて行かなかったのですが,何のことはない,雨が降るどころか,非常に良く晴れて,ネッククーラーを着けて出なかったことを後悔したぐらいでした。この日は西方面海岸線コースを往復80キロちょっと走って帰りましたが,久しぶりにプレトレで走りながら,汗をバカバカ流して,よく冷えたミネラルウォーターをグイっと飲むと,なんか生き返ったというか,体が浄化されるような気がしましたです。明日もプレトレで走りに行きたいなぁとは思っていますが,明日も降水確率が50パーセントと高確率なので,またレーダー・ナウ・キャストとにらめっこしながら走りに行くことになるんだろうなぁと思っていますです。

 5週にわたって紹介してきたWilson PickettのOriginal Album Seriesですが,とうとう最後のアルバムになってしまいましたです。今回紹介するアルバムは1968年に発売された“I'm In Love”というアルバムです。これまではアルバムタイトルに必ずWilson Pickettって入っていましたが,名前の入っていないアルバムは,さてどうなんでしょうか。
 1曲目の“Jealous Love”という曲は,これまでの軽快なダンスチューンから始まるアルバムとは異なり,ミディアムテンポのバラードになっています。1曲目から少し重ための感じの曲だなぁと思いつつ,Wilson Pickettのヴォーカルがセンターで楽器が左右に振られていて,結構自然な定位になっているので,聴きやすい感じの音になっていますね。ホーンに加えストリングスも入って重厚なアレンジにしているせいで重たく感じるのかなぁと思ってしまいましたです。
 2曲目の“Stagger Lee”という曲は,ギターのカッティングとWilson Pickettのヴォーカルだけで始まったかと思うと,バンドの音も軽やかな感じで,その上軽やかに唄うWilson Pickettはカッコヨシです。個人的にはシンプルなサウンドで軽やかにシャウトするWilson Pickettにカッコヨサを感じてしまいますね。間奏以下のホーンセクションのリフも軽やかな感じでカッコヨシです。
 3曲目の“That Kind Of Love”という曲は,最初の乾いたスネアの連打にいきなり心を持って行かれてしまいましたが,グイグイとバンドの音を引っ張るリズム隊と,バンドの音をグイグイと引っ張るWilson Pickettの唄の相乗効果でパワフルなのに軽快に突っ走ってくれています。やっぱこれだよねぇと思わずつぶやいてしまいましたです。ダンスミュージック至上主義ではありませんが,やっぱ好きなんですよねダンスミュージックが。
 4曲目はタイトルナンバーの“I'm In Love”という曲で,タイトルどおり,優しい感じのミドルテンポのバラードなんですが,1曲目と異なりギター中心の音作りになっているので,そんなに重たさを感じないというか,あ〜ソウルミュージック!っていう感じの曲になっています。ノンディストーションの2本のギター(多分,ギターもフロントピックアップを使って甘めの音にしていると思いますけど。)が弾かれまくり,その間をコーラスとホーンセクションが鳴り響くという感じの後半もカッコヨシです。
 5曲目の“Hello Sunshine”という曲は,ザックリとしたギターのカッティングと少し歪ませたエレピの低音との絡みがカッコイイ曲です。もちろん,Wilson Pickettもシャウトしながらも軽やかな感じで唄っているのですが,Wilson Pickettの唄とエレピのリフがところどころシンクロしていたりして,個人的にはそっちに耳が行ったりもしましたけど。
 6曲目の“Don't Cry No More”という曲は,Wilson Pickettの「1,2,1,2,3,4!」というカウントで始まるダンスチューンで,このアルバムでやっと始めるようなダンスチューンだなぁと思ってしまいましたが,抑えてきた物がここで爆発!みたいな感じで,聴いている方も「さあ盛り上がって参りました!」という気持ちになってしまいます。間奏の軽やかなサックスソロもカッコヨシですし,思わずツイストで踊ってしまいそうになる,腰に来る曲になっています。
 7曲目の“We've Got To Have Love”という曲は,イントロのギターのリフがカッコヨシなダンスチューンになっています。サビのWilson Pickettのシャウトと女声コーラスのユニゾンの所もカッコヨシですし,ホーンセクションが吹きまくる中をWilson Pickettがシャウトするところもカッコヨシですし,やっぱりWilson Pickettのシャウトはダンスチューンにピッタリだなぁと思ってしまいましたです。
 8曲目の“Bring It On Home To Me”という曲は,ミディアムテンポよりももう少しゆったりめのバラードなんですが,ピアノをメインにした抜けの良いアレンジで,シミジミとした曲なんですが,本当にシミジミとWilson Pickettの唄を聴いてしまいましたです。字余り気味に言葉を詰め込むところはソウルミュージックの定番よねぇと思ってみたりもしますが,定番だからカッコヨイっていうのかな,でも今だから定番って言えるだけで,リアルタイムの頃には衝撃的だったんだろうなぁと思ってしまいましたです。
 9曲目の“She's Lookin' Good”という曲は,タイトルどおり,ギターのカッティングが曲の雰囲気を盛り上げ,ホーンセクションのリフが更に曲を盛り上げるという,これ,ダンスホールでかかったら踊るしかないよね!という曲になっています。曲の中盤からのWilson Pickettとホーンセクションのコール・アンド・レスポンスもカッコヨイですし,時折聴こえてくるちょっと引っかかった感じのギターのリフもカッコヨイです。カッコヨイっていうのはこういう曲だよと,スピーカーの向こうでWilson Pickettが言っているような気がしましたです。
 ラストナンバーの“I've Come A Long Way”という曲は,これまた左右にギター2本を割り振って,ギター中心のアレンジのバラードナンバーなんですが,シンプルな音でシャウトしまくるWilson Pickettは正直,メチャカッコヨシです。1曲目は重いなぁ・・・という感じでしたが,それ以降はフルカワ的にはイイ感じになり,こうしてラストナンバーもイイ感じでWilson Pickettのシャウトで締めくくれるのは素晴らしいと思いましたです。
 などと書いていると,ラストナンバーが終わり,メディアプレイヤーからは“In The Midnighthour”が流れ出してきたのですが,本当,違和感がないですよね。この5枚が1枚のアルバムみたいで。そういう意味ではこのシリーズは5枚組でもそんなに値段が高くないですし,60年代ソウルが好きというか興味がある人にとってはお買い得ではないかと思いますです。

 夏休みを利用して,オーディオ関係の整理をしたことはブログに書きましたが,結構,アンプの入力端子が余ってしまったので,念願のライン−ステレオミニプラグのケーブルを買って,パソコンで音楽が聴けないときは,MemoPadを繋いだりすることを考えていたのですが,アマゾンで買ったエレコムのケーブルで繋げてみるとどうも音が小さくて実用に耐えない感じだったので,多分,これは抵抗入りケーブルなんだろうなぁということで,ラインプラグはそんなに大きくないので,多分,ステレオミニプラグ側に抵抗が入っているんだろうということで,それなら最初から付いているステレオミニプラグは切ってしまい,新たにステレオミニプラグを付ければいいじゃん!ということで,今日はブログを書く前にプレトレに乗って,ステレオミニプラグを買いに行って来ましたです。ステレオミニプラグを買ってから,家に帰る道すがら,ふと,そういえば普段使いのドイターのデイパックのズボンのベルトに当たる部分が擦れて破れていることを思い出し,手芸店に行けばアイロンで貼り付けられる膝当てが売っているだろうし,破れている部分に合った色の膝当てもあるだろうと思い,帰り道にある手芸店へ寄ったところ,目当ての色の膝当てがありましたので,サクっと買わせてもらったので,明日ワイシャツのアイロンがけが終わったら,そのままデイパックの補修をしようと思っていますです。で,プレトレでマッタリと走りながら,そういえばアスクレンのライトの中ががたついていて,路面が悪いと音がするし,ひょっとしたら,中がガタガタ動くのでライトが外れやすくなっているんでないかい?というわけで,家に帰ってから,スーパーの福引きでもらった使わない食器洗い用のスポンジをカットして中にセットしてから裏ぶたをはめ込んでみたところ,スポンジで中のパーツがイイ感じで押しつけられて,ガタツキがなくなりましたです。これでとりあえずガタツキが原因のノイズはなくなりますし,あわよくば裏ぶたが外れにくくなればいいなぁと思っていますです。で,ライトの次はケーブルよねということで,ケーブルの方もプラグを付け替えて,MemoPadに繋いでステレオで聴いてみると,交換前よりアンプのボリュームを上げなくてもそこそこ聴けるようになったので,これまたイイ感じになったなぁと思っていると,やり出したら止まらない(By 遠藤ミチロウ)のがフルカワのD0 It Myself魂なもので,愛用している赤外線無線ヘッドフォンなんですが,耳に当てる部分のスポンジがボロボロになってきたのでアマゾンでサイズが合うものを買って交換したのですが,頭の上でヘッドフォンを支える部分にもスポンジが使われているので,このスポンジ部分ももう限界なんでないかい?と触ってみたところ,やはりスポンジのコンディションが限界でしたので,別にスポンジである必要性はないよなぁと思い,3ミリ厚のゴム板がまだ余っていたので,ゴム板でパッド部分を作り,両面テープで固定すれば出来上がり!というわけで,今日はいろいろと自分の日常使いの物をカスタマイズした日だなぁと思ってしまいましたが,結局好きなんですよね,こういう作業が。だから,プレトレもこうなってしまったんですけどね。まぁ,ノーマルじゃ気が済まない(By 藤井一彦)ですし,カスタマイズすると愛着が湧いて,長く使ってしまうので,エコだよね,エコと自己満足というか自己納得というか,まぁいいじゃない!ということで。