ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

Original Album Series Disc3 The Wicked Pickett /Wilson Pickett


 この間の日曜日は台風の影響で雨が降りまくっていたので,家で大人しくしていましたが,今週の週末は台風が直撃ということでうんざりしていますです。とはいえ,今日は子供に頼まれて大学のオープンキャンパスに一緒に行くことになりましたし,お盆に休みが取れないので明日は掃除とかが終われば墓参りに行こうと思っているので,どちらにしてもプレトレには乗れないなぁと思っていたので,台風が来てもまぁ関係ないかと思っていましたが,やはりJRを乗り継いで大学のオープンキャンパスに行くのは非常に大変,というよりも人混みだけでもウンザリなのに,そのうえ土砂降りの雨(雨だけならまだ我慢できるんですけど,傘を低く持った奴の傘のしずくが体にかかるのは,本当に嫌ですよね。)で,ウンザリ度が更にアップてな感じですね。とはいえ,,実はこの部分はオープンキャンパスの父兄待合室で時間つぶしにMemoPadで書いているのですが,自分が大学に進学していないので,少し不思議な感じがしていますです。っていうか工業高校卒業のフルカワからしてみると,こんな綺麗なところでキャンパスライフが過ごせるだなんて,正直,うらやましいなぁと思ってしまいましたが,その前に試験に合格するかどうかですよねぇ。まぁ,その点については親としてはどうしようもないので,自分が行きたいと思えば頑張って行っていただくしかないんですけどねぇ。大学までは行きたいと言われれば,自分が行かせてもらえなかったので行かせてやりたいとは思っているものの,大学卒業後はニート禁止を言い渡していますので,それだけは守っていただかないと老後の蓄えができませんしね。
 で,子供が学生さんと一緒に校内を回ったり説明を受けたりするということになったので,私は昼前に一人で帰ることになったのですが,大学から最寄り駅までが土砂降りで,さすが雨男!と思ってしまいましたです。で,電車に乗る前に昼ご飯を食べることにし,食堂はないかいな?と思って探してみると,さすが大学があるだけあって,表が弁当屋でその奥が食堂(しかも,どうやら夜は焼き鳥屋になるようでした。)というナイスな店が。その店で人気のトルコライス590円を食べ,やっぱおしゃれな店よりこういう店だよねと非常に満足し,また電車に乗り継いで帰ってきてから,少し仮眠を取って,引き続きブログネタを打っていますです。

 という話はこれくらいにして,今回も引き続き,Wilson PickettのOriginal Album Seriesの紹介で,今回は1966年に発売された“The Wicked Pickett”を紹介したいと思いますです。昔はこのアルバムは日本国内では発売されていなかったらしいのですが,再発の時に日本国内でも発売されたということですが,まぁ私が買ったのは輸入盤のオリジナルアルバムシリーズですので,そんなことはあんまり関係ないかと。しかし,そんなことはさておいて,このアルバムも非常に格好良くて気持ち良いアルバムになっています。
 1曲目の“Mustang Sally”という曲は,叩きつけるようなリズムとWilson Pickettのシャウトがピッタリ合っていて,メチャカッコヨイです。ただ録音の関係なんでしょうけど,メインのヴォーカルが右側に,コーラスが左側に寄っていたり,全体的に少し音がモコモコしているので,それを味と感じるかどうかで評価は分かれてしまうかも知れませんが,私的には60年代のアルバムだし,こんなもんでしょうというか,それを上回るカッコヨサがWilson Pickettのヴォーカルから伝わってきますのでOKです。ただ,最後のフェイドアウトフェイドアウトでなくてブツ切りのように終わってしまったので,思わずパソコンがフリーズしたのかと思ってしまいましたけどね。
 2曲目の“New Orleans”という曲は,いいですねぇ,ノリノリのダンスチューンになっています。ドラムのスネアの乾いた音と,軽快なホーンセクションのコール・アンド・レスポンスが踊りたくなってきますねぇ。このリズムならツイストだよねぇと思いながら,途中のWilson Pickettとコーラスのコール・アンド・レスポンスのところも,あまりのカッコヨサにゾクゾクしてしまいましたです。
 3曲目の“Sunny”という曲は,ブルージーでスローなナンバーでイントロから弾きまくりのギターが曲の雰囲気を非常に醸し出しています。決して早弾きとかではないのですが,Wilson Pickettのヴォーカルというか,ブルースマナーに則ったフレーズをキチッと入れてくるところがギター弾きであった私としてはいいなぁと思ってしまいましたです。後半からはギターとピアノがバックでコール・アンド・レスポンスしている前でWilson Pickettが切々と唄っているのですが,ここも格好良くてゾクゾクしましたねぇ。
 4曲目の“Everybody Needs Somebody To Love”という曲は,私の大好きな映画,ブルースブラザースでも使われていましたが,軽快なリズムに乗ってWilson Pickettが語りかけ,それが唄になり,コーラスが加わり,Wilson Pickettのヴォーカルも徐々にヒートアップしていくのですが,メチャ熱い演奏になっていますねぇ。本当,こんなの目の前で演られたら踊るしかないよねぇと思ってしまいました。
 5曲目の“Ooh Poo Pah Doo”という曲は,ミディアムテンポのナンバーなんですけど,ポップなアレンジで,これまた踊り出したくなってしまいますねぇ。この曲は間奏のホーンセクションとギターの絡み方,ヴォーカルとコーラスの絡み方が絶妙で,聴いていてそっちの方にも耳を奪われてしまいましたです。
 6曲目の“She Ain't Gonna Do Right”という曲は,ちょっとスローなバラードなんですけど,Wilson Pickettがシャウトするするという感じで,グイグイ曲に引き込まれていってしまいますねぇ。バラードなら女声コーラスよね!という感じで,Wilson Pickettと女声コーラスのコール・アンド・レスポンスもビシビシ決まりまくっていてカッコイイですねぇ。
 7曲目の“Knock On Wood”という曲は,タイトなリズムに乗ってWilson Pickettがシャウトしまくっていますが,この前の曲だけ左側にヴォーカルが入っていて,右側はホーンセクション等が録音されています。ちょっとアルバムの途中で音の定位が変えるのは少し違和感があるのですが,多分,ホーンセクションの音やフレーズがこの曲ではかなり重要なポイントになると思いますので,こういう録音もアリだと思いましたです。
 8曲目の“Time Is On My Side”という曲は,3連リズムのバラードですね。この曲ではホーンセクションも入っていますが,メインでフルートが珍しく吹かれていますが,フルートのホンワカした音が非常にいい味を出しています。しかし,3連リズムのバラードってやっぱいいねぇとこの曲を聴いて思ってしまいましたです。
 9曲目の“Up Tight Good Woman”という曲は,まさにスローバラードっていう感じの曲で,ゆったりとしたリズムに乗って,Wilson Pickettがこれでもかっていう感じで伸びやかに唄っています。しゃがれた声のヴォーカリストって,あんまり声が伸びるイメージがなかったのですが,さすがですよねぇ,しゃがれた声なのに気持ち良く伸びきっています。あと隠し味でリバーブを効かせまくったギターの音が非常によいでございます。
 10曲目の“You Left The Water Running”という曲は,ドラムはシンプルな8ビート,ベースは気持ち良いランニングベースで,ギターは少しフックの効いたリズムを刻んでいて,結構,シンプルなようで複雑なリズムになっていてカッコヨイのですが,そんなバックの音に負けずに「それはともかく俺の唄声を聴け!」とばかりにシャウトせず,この曲では割とサラっと唄っているWilson Pickettが逆に格好良かったりします。
 11曲目の“Three Time Loser”という曲は,微妙に弾んだベースにファンキーなピアノと,こうなったら踊らずにはいられないでしょ?という感じでWilson Pickettが軽やかに唄っているのですが,軽やかに唄っているのに,ところどころ挟み込んでくるシャウトがこれでもか!ってくらい熱いので,その落差にクラクラするくらいカッコヨサを感じてしまいましたが,やはりこの曲は基本ルートを弾きながら微妙に弾んでいるベースがカッコヨイナァと思ってしまいましたです。
 ラストナンバーの“Nothing You Can Do”という曲は,珍しく叩きまくりのドラムで始まる曲で,表のリズムできっちりカッティングをしているギターがメインでリズムを作っているような感じで,基本,ダウンカッティングだけなんですけど,妙にカッコイイんですよねぇ。で,もっと聴いていたいなぁと思っているとフェイドアウトで終わってしまうのが少し残念ですかねぇ。
 このアルバムは録音の関係だと思いますけど,音の定位が偏っていて,全体的に音がモコモコしているので,そこが残念な気がしますが,多分,これをモノラルラジオで聴けば,全く問題ないんでしょうね。というか,本当,どの曲もダンスチューンなので,1曲をもっと長く聴いていたい!って本当に思うのですが,基本的にどの曲もフェイドアウトしていってしまうのが残念だなぁと思ってしまいましたです。しかし,当時はラジオでオンエアーされることが一番のプロモーションでしたので,それを考えると長尺の曲だとかけにくいので仕方ないかなぁとは思います。

 しかし,台風で雨と風が吹きまくっているので,正直,洗濯をどうしようかなぁと思ったりもしましたが,よく考えてみると,実は普段,服とかスラックスを吊すのにオーディオ関係の棚と本棚の高さが同じなのを良いことに物干し竿を通しているのですが,物干し竿の位置を少しずらしてやると,あら素敵,大分洗濯物が干せるような雰囲気になったではありませんか。で,そこに新しく買ったピンチハンガーを入れてやると,まあまあ洗濯物が干せそうな感じになったので,その下に除湿機を持ってきてやればいいんでないかい?というわけで,おぉ!これなら自分の部屋の中で洗濯物が干せるぜ!というわけで少しホクホクしていますです。これなら,これから寒くなってまた洗濯物が乾きにくくなったとき(特にジーンズとかトレーナーとか。)に,こうやって干せば,これまでみたいに生乾きのまま,エイヤ!で片付けなくていいねぇとまだまだ暑い夏ではありますが,思ってしまいましたです。
 で,先ほど,ピンチハンガーを新しく買ったと書きましたが,実は笑えない話で,正直,私の洗濯物は雨が降っても取り込まれることがないという非常に可哀想な状態なのですが,今週の月曜日は雨がザバザバ降ったので,あぁまた私の洗濯物はベランダで濡れているのかしら・・・と思い家に帰ると,なんと浴室乾燥で干してもらっているではありませんか。さすが夏休み!家に居た子供が干してくれたのねと思って,子供にお礼を言うと,なんと子供から,洗濯物が風に煽られてピンチハンガーが壊れ,大きな音でピンチハンガーごとベランダの床に落ちたので,そのままにしておくのはあまりにも可哀想なので,干しておいてくれたとのことでした。ということはピンチハンガーが壊れなければ,相も変わらずそのままだったということですかと思いながらも,まぁ感謝の気持ちは表させてもらいましたです。
 まぁ,ピンチハンガーの洗濯ばさみが紫外線で洗濯物を干すときにバキバキ壊れていたので,そろそろヤバイよなぁと思っていたのですが,こういう結果になりましたか・・・という気持ちになりましたが,翌日,職場の近くのホムセンへ仕事帰りに寄り,今回はプラスチック製ではなく洗濯ばさみ部分も含めてステンレス製のピンチハンガーを買わせていただきましたです。少し洗濯ばさみ数が減ったのでどの程度干せるかは,このブログを打ちながら洗濯をしているので,洗濯が終わらないと分かりませんが,なんとか洗濯物を干しきれると良いなぁと思っていますです。