ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

Original Album Classics Disc 4 Stand!/Sly & The Family Stone


 梅雨空なんだけど雨が何となく降ったり降らなかったりという感じで,雨が降らないのは嬉しいけど,あんまり降らないで水不足になるのも困ったもんだしねぇと思っているフルカワでございます。とはいえ,休みの日はプレトレに乗れないので雨が降らないに越したことはないんですけど,この間の日曜日は降水確率40パーセントということで,これはもう走りには行けないなぁと思っていたのですが,あきらめが悪いのも取り柄の一つよというわけで,午前中は気象庁のレーダーナウキャストとにらめっこをしながら,午後からどうするかを考えていたのですが,ルート的には北方面峠コースの日なのですが,レーダーナウキャストを見ると,これは峠の辺りは降っていますよねという雲の状況で,う〜ん,どうしたもんかなぁと思いつつ1時間後の予想を見てみるとキレイに雲が抜けているではありませんか。ということは走り始めて峠に着く頃には雨はあがっているはずだ!ということで,北方面峠コースを走ることにしましたです。往路は少し向かい風であまり速度が乗りませんでしたが,往路が向かい風ということは復路は追い風になるはずと信じて峠にさしかかると,案の定,峠の路面はいかにも雨上がりという感じで非常によく濡れていました。が,峠の登りですので路面の水分をタイヤが巻き上げて背中までびっしょりという速度で走れるわけはないので,いそいそと峠を登らせてもらい,折り返し地点兼休憩所のコンビニまでたどり着きましたです。コンビニで休憩しながら峠の方を見てみると,少し黒っぽい雲が風で流れていく様子が見えたので,これなら最悪,復路で峠の下りに差し掛かるときには少し路面が濡れている程度で何とかなるんでないかいと思いつつ,復路をスタートさせ,さて今日も楽しい峠の下りだと思いつつ峠の下りに入ると,嬉しいことに路面が濡れていないではありませんか。しかも追い風ですし。これは楽しく峠を下らせてもらうしかないよねと思いつつ峠を下り,普段は向かい風で非常に復路の足には堪える川沿いの道も追い風で気持ち良く家まで走らせてもらいましたです。雨に降られることもなく,しかもいつもは向かい風で辛い復路も追い風で楽しく走ることができたので,フルカワ的には非常に良い日曜日になりましたです。明日も天気が良いみたいなので,プレトレで走りに行けるなぁと一人ニンマリしているフルカワでございます。

 さて,今回もSly & The Family Stoneの“Original Album Classics”の紹介で,今回はDisc 3の“Stand!”を紹介したいと思います。このアルバムは1969年に発売された4枚目のアルバムになるのですが,前作の“Life”は売り上げがパッとしなかったのですが,このアルバムはビルボードのR&Bチャートで3位になるなど,Sly & The Family Stoneここにあり!っていう感じのアルバムで,評論家受けも非常に良かったアルバムです。
 1曲目はタイトルナンバーの“Stand!“という曲で,スネアの連打で始まり,ミディアムテンポのポップなナンバーで「立ち上がれ!」って繰り返し唄われるのですが,パンキッシュなロケンロールではなく,ポップな感じで始まるところが意外な感じもしないでもないですが,こういう始まりも良いのではないかと思いましたです。しかし,終盤の1フレーズを繰り返しながらハイになっていくところにはファンクっぽさを感じてしまいましたです。
 2曲目は“Don't Call Me Nigger, Whitey”という曲で,キーボードとトーキングモジュレーターをかましたギターが印象的な曲なんですが,タイトルも凄いですよね。俺をニガーなんて呼ぶなよ,ホワイティーなんて呼ぶなよ}ですから,当時の黒人差別撤廃運動と思いっきりリンクしていますよね。唄うがごとくウネウネと弾かれるトーキングモジュレーターをかましたギターの音だけでこの曲は文句なしという感じでしょうか。個人的にはメチャカッコヨイと思いますです。
 3曲目は“I Want to Take You Higher”という曲で,ブルースハープの音色もロケンロールな感じなのですが,基本的には1フレーズをリピートしながらハイになっていくファンクの構成を取っていて,パンク・ファンクとしか言いようがないでございます。というか,この曲は,ホーンセクションが曲を切り裂くような短いリフをザクザクと入れてくるのですが,そこが非常にカッコエエなぁと思いましたです。しかしどう聴いても「ぶーしゃからからか,ぶーしゃからかぶー」としか聴こえないフレーズがあったりして,岡村ちゃんファンとしては少しニンマリしてしまいましたです。
 4曲目は“Somebody's Watching You”という曲で,打って変わってミドルテンポのポップナンバーになっています。ホーンセクションもヴォーカルに寄り添うように穏やかに吹かれていて,非常に穏やかな感じになっています。サビの「Somebody's Watching You」というメロディーラインとその後ろで弾かれるエレピの音も決まっていてカッコヨイです。というかヴォーカルも多分,電話の声っぽいイコライジングがなされていて,楽器の1つのように扱われているところが凄いなぁと思ってしまいましたです。
 5曲目は“Sing a Simple Song”という曲で,Sly & The Family Stoneにしては珍しくギターソロから始まったと思ったら,ギターの粘っこいカッティングが「おぉファンク!」っていう感じの曲になっています。歌詞を唄っている部分よりも「ヤーヤヤヤーヤー!」って感じのコーラス部分がカッコイイ(というかウィルソン・ピケットっぽいコーラスもあったりして。)ですし,黒っぽいノリ全開の曲になっています。
 6曲目は“Everyday People”という曲で,シンプルな8ビートを叩くドラムに白っぽいピアノの音,そして非常にポップなんですよ,曲がねぇ。前作ではゴリゴリした感じが強いなぁと思いましたが,今作では結構爽やかな感じの曲が多いので,これなら売れるよなぁと納得してしまいましたです。しかし,ポップなメロディーにいろいろとメッセージ性のある言葉が仕込んであるということなのですが,私の貧弱な語学力ではその辺は聴き取ることができないのが残念ですかねぇ。
 7曲目は“Sex Machine”という曲で,ギターのリフから始まり,トーキングモジュレーターをかましたギター(多分。それからトーキングモジュレーターっぽくしたヴォーカルも入っていると思いますが・・・)が弾かれまくっている曲なんですが,基本的には1フレーズを繰り返すファンクの構成を取っているのですが,非常にクールな感じがするのですが,そこにカッコヨサを感じてしまいましたです。なお,ジェイムス・ブラウンにも同じタイトルの曲がありますが,全く別の曲で,途中で「げろっぱ!」なんてフレーズが入ることは一切ありません。終盤のファズを効かせたギターがバリバリと弾かれながら,音が徐々に壊れていくところもメチャカッコヨシです。アルバム中,インストのこの曲が最も長く(約13分),ある意味このアルバムの象徴的な曲のようにも感じたりします。
 8曲目は“You Can Make It If You Try”という曲で,湿っぽくなることなく,あくまでも最後までポップに行くぜという感じの曲で,ロケンロールというよりもファンクだなぁと思ってしまいました。間奏で各楽器が遊び心のあるフレーズを弾いたり吹いたりしているのですが,そういう感じもいいなぁと思ってしまいましたです。
 9曲目からはボーナストラックになり,“Stand!(Single Version)”という曲で,シングルバージョンということなのですが,あまり変わりがないような気がしないでもないです。
 10曲目は“I Want to Take You Higher(Single Version)”という曲で,シングルバージョンらしく2分程度短くカットされていることもあり,何となく性急さが加わって,更にパンク・ファンクな感じがアップしていますです。
 11曲目は“You Can Make It If You Try(Unissued Single Version)“という曲で,発売はされなかったけどシングルカット用ということなんですが,アルバムバージョンとそんなに長さが変わらないので,あまり変化がないような気がしますが,まぁ良い曲なので,何度聴いても良いということで。
 12曲目は“Soul Clappin' II”という曲で,“Dance To The Music”に入っていた曲の再録になるのですが,タイトルどおりハンドクラップが叩かれまくりなんですが,ヴォーカルもホーンもコーラスも全てがファンクという感じでカッコヨイです。 
 ラストナンバーは“My Brain (Zig-Zag)(Instrumental)”という曲で,ベースのラインとギターのカッティングの絡みがひたすらカッコヨイ曲です。というかカッティングだけで最後まで押し切ってしまうところが凄いカッコヨイというか,パンクよねぇとシミジミ思ってしまいましたです。
 しかし,こうやって聴いてみると,これまではロケンロールというか,パンクな感じのする音が,このアルバムでは柔らかく,ポップな感じになっているのですが,ちょっとひねたポップな感じがカッコヨイというか,これが1969年の音なんですかという驚きの方が先に来てしまいますね。1969年なんてフルカワはまだ2歳ですよ,本当。

 話は変わって,今日は午前中に子供の用事で久しぶりにプレオに乗っていたこともあり,掃除だの洗濯だのの時間が少しずれ込んでしまったのですが,午後にスラックスをクリーニングに出しに行った後,そろそろVAAMがなくなるので近所のドラッグストアに買いに行っておかないとねということで,クリーニング屋に行った後,ドラッグストアでVAAMを買い物カゴに入れていたところ,今年も発売されていましたです,フルカワご愛用のカバヤの塩分チャージキャンディが。というわけで,扇雀飴の岩塩も残り少なくなってきていたので,塩分チャージキャンディも買わせていただき,これで当分は水分と塩分(と糖分)の補給はぬかりないねと一人ニンマリしてしまったフルカワでございます。岩塩も好きなんですけど,夏になると結構甘ったるく感じてしまうので,クエン酸が入っている塩分チャージキャンディの方が舐めやすいんですよね。
 とはいえ,あと4粒,2回分の岩塩を先に使ってからですので,塩分チャージキャンディは7月からかなぁと思っていますが,正に丁度夏から使い出すのでイイ感じではないかと思っていますが,今年の夏は天気が良くて,ゴリゴリとプレトレで走れるといいなぁと今から祈っていますです。