ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

Original Album Classics Disc 1A Whole New Thing/Sly & The Family Stone


 なんかプレトレのフロント周りにガタツキが出てきたので,5年乗ったし,そろそろ限界なのかなぁと思いつつ,ネットでロードを見ながら,そろそろ買い換え時かなぁと思いつつ,しかし,できることはしておこうというわけで,ヘッドのロックナットを締めてみようと思ったのですが,家にあるモンキースパナでは小さくてロックナットを締めることができませんでしたです。なら,サイズはどれだけ要るの?ということでネットで調べたら36ミリのようなので,ホムセンへ行き,1300円で36ミリ対応のモンキースパナを買って,ロックナットを締めてみると・・・あれ?スカスカ締まるじゃないですか。なんのことはない,ロックナットが緩んでいて,フロントフォークにガタツキが出ていたのね。というわけで,ロックナットの締め付けが終わったら,全く問題がなくなったので,はい,ロードへの乗り換えはまた先延ばしになってしまいましたです。というか,この間タイヤを交換したばかりなので,まだまだプレトレで走らせてもらわないとね。遠距離通勤が解消されて,プレトレで通勤できる目処も立っていませんし。プレトレで通勤できるようになれば週末用にロードを買うという選択もできるんですけど,昨年の夏に今の勤務地内で席が替わったので,そんなことは当分ないんでしょうけどね。
 というわけで,プレトレの機嫌も良くなりましたので,日曜日の午後からは西方面海岸コースを80キロ程度走らせてもらいましたが,なんか最近,風が強いうよねぇと思いつつも,自分のペースで走らないと帰りに酷い目に遭うことは分かっているので,そこはそれ,「自転車は自制心のスポーツだから(byのりりんのりんママ)」自分のペースで走らせてもらいましたが,やはり自分のペースで走るのって大事だなぁと思ったのは,往路の残り15キロぐらいで歩道を爆走しているメリダの29reのMTBが居たので,歩道を爆走して危ないなぁと思いつつ,車道から抜かせてもらったのですが,こちらは別に無理して追い抜いたつもりは全くないのですが,なぜかメリダMTBに乗っているお兄ちゃんの魂に火を付けてしまったみたいで,車道に出て,なんか立ち漕ぎも交えながら追いかけてくるのですが,そこはそれ,プレトレとはいえ伊達に5年も走っていないですし,メリダのお兄ちゃんはサドルにどっかりと座るママチャリポジションのため追いつけないようで,私が信号待ちをしていると歩道に入り,信号無視をして追い抜いて行ってしまいましたです。とはいえ,こちらが普通に走っていれば追いついて抜いてしまうので,損な信号無視をしながら3回私を追い抜いたところまでは良かったのですが,なぜかここから少し向かい風が吹きだしたんですね。プレトレにはエンドバーを付けていますし,なんちゃってクロスのくせに結構前傾姿勢が取れるようにしているので,多少の向かい風なら(というか,向かい風でも散々走っていますし。)そんなに速度を落とさなくても走れるのですが,メリダのお兄ちゃんはダンシングをしながら一所懸命ペダルを回しているので,ハッキリ言って向かい風でダンシングをするなんて空気抵抗が大きくなるだけで,足が売り切れてしまいますぜと思っていると,案の定,もう限界ですみたいな感じでガクっと速度が落ち,私を向きになって追いかけるのを諦めたようでした。多分,これまでママチャリに乗っていて,きちんとしたMTBに乗り換えたら,速く走れるようになったので,若いから「誰にも負けないぜ」と思ったんでしょうけど,ハイテンフレームのなんちゃってクロスバイクのプレトレですけど,できる限りの軽量化やポジション出しはしていますので,ロードはともかくMTBには負けませんですよと思ってしまいましたです。
 で,復路ではきちんとした格好をして本格的なミニベロに乗っている人が前に出て来たので,あぁこれは追いつこうとしたら逆に自分が辛くなるだけだなぁと思ったので,先を走ってもらっていたのですが,信号待ちで追いつくと,先を走れというようなジェスチャーをするので,速いのになんでかなぁ?と思いつつ,バックミラーで確認すると,なんか非常に辛そうにスタートしているんですよね。ん?と思いつつ,次の信号でそのミニベロを見てみると,少し違和感が。んんん?クランクがやたらと馬鹿でかいじゃないですか。少なくとも62Tはあるんじゃないかなぁ。それは信号待ちがあると重くて辛いと思いますです。良さそうなパーツで組んであるので,走り出せば速いんでしょうけど,ゴー・ストップの多い市街地だとそれは辛いでしょう。というわけで,好きで乗っているだろうけど,大変だなぁと思いつつ,やはりバランスの取れた構成の方が良いなぁとシミジミ思ってしまいました。正直,あんな大きなクランク,私が往復80キロ走ったら,間違いなく復路で足が売り切れてしまうんじゃないかなぁと思いつつ,家まで頑張ってくださいと心の中で思いながら,ミニベロさんと別れて走らせてもらいましたです。
 そういう意味では,良い自転車なんじゃないの,私のプレトレもって思ってしまいましたです。自画自賛ですけど,愛着と思い入れはだけはタップリありますので。

 最近は触手を伸ばしたくなるような音源がないので,今回からSly & The Family Stoneの“Original Album Classics”という5枚組のめちゃお得なボックスセットの紹介をということで,今回はDisc 1の“A Whole New Thing”から紹介したいと思います。正直,私もSly & The Family Stoneはあまり詳しくない(だから,ボックスセットを買って聴いてみようとおもったんですけどね。)ので,アマゾンの解説によると「1967年作品。ロックが革新的に表現の可能性を探っていた時期に発売されたEPICからの1stアルバム。SFで結成されたこのバンドは,スライ・ストーンを中心に弟でギターのフレディ・ストーン,妹でキーボードのロージー・ストーン,いとこでベースのラリー・グラハムらによる7人編成で,当時としては珍しい黒人と白人の混成でした。ロックを核にしながらR&Bを中心に様々な音楽要素を取り入れ,貪欲に新しい音楽を創造していくスタイルは既に出来上がっており,混沌としながらも,ブレイク寸前の奔放で溌剌としたエネルギーが溢れた作品。」とのことです。
 1曲目の“Underdog”という曲は,なんかどこかで聴いたことのあるようなホーンセクションで始まったと思ったら,ブレイクを挟み込みながら,引っかかるようなフックの効いたベースが印象的な曲です。基本的には8ビートが基本の曲なんですが,少し早めのビートとフックの効いたのたうち回るようなベースラインが一筋縄ではいかないなという印象を与えています。
 2曲目の“If This Room Could Talk”という曲は,イントロのホーンセクションのリフがカッコヨイ,軽やかな曲で,シンコペーションでリズムを刻むホーンセクションが非常にかっこいいんですけど,途中でメロディーラインが大きく変わったりと,ファンクと言うよりもロックと言った方がピッタリくる曲になっています。
 3曲目の“Run, Run, Run”という曲は,これまた軽やかなキーボードで始まり,ファンクというとこってり感があるのですが,こってり感が全くなく,爽やかに駆け抜けるようなタイトルどおりの曲になっています。ギターはカッティングを中心に,キーボードとホーンセクションにリフは任せてという演奏には潔ささえ感じます。というか,ギターがネットリとしたソロを弾いていないのも,こってり感がないのかもしれませんね。
 4曲目の“Turn Me Loose”という曲は,「1,2,3,4」のカウントで始まったと思ったら,速いテンポで駆け抜けて行くファンクナンバー・・・と言って良いのか?個人的にはファンクの流れをくんだパンク(もちろん,この時代にパンクなんて言葉はなかったのは重々承知ですが。)のように感じてしまいましたです。ひたすら押していって終わってしまうところがカッコヨイです。
 5曲目の“Let Me Hear It From You”という曲は,「ここらで少しテンポを落として,バラードでも。」という感じで挟み込まれるバラードの曲なんですが,ベースと唄とほんのり入るキーボードだけで始まり,徐々にバンドの音も入ってくるのですが,う〜ん,非常に個人的な感想ですけど,あんまり黒っぽくないんですよね。例えばアレサ・フランクリンならもっと自由自在に唄うんでしょうけど,きちんと想定されたメロディーラインにきっちりとはまるように唄っているので,余計にそう感じるのかもしれないですね。
 6曲目の“Advice”という曲は,また軽やかなホーンセクションで始まるのですが,途中のコーラス部分が黒っぽいなぁと思っていると,ヴォーカルとホーンセクションのコール・アンド・レスポンスが気持ち良かったり,揺れる音のキーボードソロの音が気持ち良かったりと,不思議に気持ち良い曲になっていますです。
 7曲目の“I Cannot Make It”という曲は,イントロのシャウトから黒っぽいぞ!と思わせてくれる曲で,ウネウネとのたうち回るリズム隊が非常に良い感じですねぇ。7曲目に来てこういう感じの曲が来るかぁという感じですが,重たいようで重たくない,でも軽さもないというこれまた不思議な曲ですねぇ。カッコイイのは間違いないんですけどね。
 8曲目の“Trip to Your Heart”という曲は,いきなり混沌としたシャウトとドラムの連打から始まり,テンション低めのホーンセクションのリフと対照的なコーラスワークとか,なんか不安定なコード感なんですけど,その感じのまま最後まで行ってしまうのですが,定番の黒人のノリではないもので勝負しようという感じが感じられて,そういう意味では素晴らしいと思いましたです。でも,正直,この不安定さが気持ち良かったりするんですけどね。
 9曲目の“I Hate to Love Her”という曲は,まったりとしたホーンセクションで始まるミドルテンポの曲で,コーラスの使い方とか打って変わって黒っぽいなぁと思わせる感じで,シンプルなリフの繰り返しなんですが,パッチワークのように切り替わるメロディーラインにハッとすることがあったりと,そういう意味ではシンプルなノリで最後までは行かないぜ!という感じで結構挑戦的な曲になっているのではないかと思いましたです。
 10曲目の“Bad Risk”という曲は,イントロのホーンセクションの音からしてロックって感じで,シンプルな8ビートのリズムに乗って,シャウトするヴォーカルを聴いていると,う〜ん,ロックだなぁと思ってしまいましたです。でもね,ギターソロは入れずに,ひたすらホーンセクションで押してくる感じはR&Bの定番だったりするんですけどね。
 11曲目の“That Kind of Person”という曲は,少しタンゴのようなリズムで,バラードを唄うって感じなんですが,3拍子のリズムというのも嫌いではないのでいいんですけど,多分,3拍子だからあっさりした感じを受けるのかなぁと思いつつ,この曲ではギターもカッティングだけでなく少しリフも弾いていたり(でも,メインはやはりホーンセクションなんですけど。)と,少し毛色の変わった曲になっています。
 12曲目の“Dog”という曲は,タイトルに比べて,やたらと軽やかな感じのリズムとメロディーラインで,非常にポップな感じで,ホーンセクションのメロディーラインがやたらとポップでカッコヨイんですよね。その後ろで何やら引っかかりながらもうごめいているベースラインが味を出しているというか。基本的なリズムが本当,ベーシックな8ビートなので,このベースがなければベタな8ビートの曲になってしまうのではないかと。
 13曲目からはボーナストラックなんですが,まずは1曲目の“Underdog”のシングルバージョンで,シングルバージョンだからと言って,今のようにリミックスが大幅になされるという時代ではありませんので,ほぼ1曲目と変わらない感じということで。多分,ラジオでのオンエアのために50秒ほど短くカットされているだけでしょうかね。
 14曲目の“Let Me Hear It From You“という曲も2曲目のシングルバージョンで,“Underdog”は50秒短くしているので,あぁここでカットしているなぁというのが分かる曲だったのですが,この曲は正直,6秒しか短くなっていないので,最後を無理矢理フェイドアウトした感じでしょうかね。
 15曲目の“Only One Way Out of This Mess”という曲は,軽やかなホーンセクションで始まるのですが,自由自在なシャウトがロックというよりもファンクを感じさせるのですが,こってり感が少ないので,ロック寄りの曲だなぁと思ってしまいましたです。というか,今の感覚であればヒップホップぽなぁ(もちろん,バックは生音ですけど。)と思ってしまいましたです。
 16曲目の“What Would I Do”という曲は,オルガンとピアノで始まるイントロがゴスペルっぽいなぁと思っていると,まさにそういう感じの曲で,R&Bという感じの曲に仕上がっています。こういう感じの曲もできるのに敢えてそうでないというか,定番のアレンジをしないところが潔いなぁと思いつつ,売り上げ的には厳しかったんだろうなぁと思ってしまいましたです。
 17曲目の“You Better Help Yourself”という曲はインストでなんですけど,カッコイイリフをホーンセクションが決めまくりながら,各パートがハイテンションかつハイスピードで駆け抜けて行く,ハイテンポなR&Bナンバーになっているんですが,凄いねぇ,パンクだねぇと思ってしまいました,使われているパーツはR&Bなんですけど,このテンポはパンクですよ,パンク。
 というわけで,最後まで聴いてみての感想としては,ロックだねぇという感じですが,多分,大きな要因としてはねっとり,こってりした感じが非常にしないからではないかと思いますが,ロック的なアプローチでR&Bやファンクを演ってみるとこういう感じになるのかなぁと思ってしまいましたです。

 話は変わって,私が毎朝,愛飲しているカゴメの野菜生活という定番の野菜系のジュースなんですけど,最近容量が900mlから720mlに減ってしまい,スマートペットと銘打って,少しお安い価格になって(そりゃあ容量が減っているんだから,安くならないとおかしいでしょう。)いたのですが,180mlも減ったので,3日(マグカップで)飲むには少ないかなぁと思い,900mlの奴を何とか探して飲んでいたのですが,とうとう900mlの奴がなくなってしまったので,なくなったのであれば仕方がないということで,720mlの奴を買い,飲んでみたのですが,これまでよりも若干少なめにマグカップに注げば,何とか3日持つことが判明しましたです。まぁ安くなって(だから容量が減ったんだってば。),3日間飲めるのであれば文句はないということで。
 昨日は子供の体育祭を朝早くから見に行き,午後に帰ってから掃除と洗濯をしていると午後5時過ぎになり,今日の午前中はプレオの半年点検の予約を入れていたので,家に帰ってワイシャツにアイロンをかけた後,シコシコとブログを書こうかと思っていましたが,昨日は体育祭を見に行くために早起きし,今日はプレオの点検で少し早起きしたため,昼ご飯を食べたら眠くなってしまい,ちょっとだけね・・・と思って横になったら,目を醒ましてみると午後3時30分を過ぎていましたです。窓の外を見れば,こういうときに限って,天気が悪くないのね。まぁ,そういうときもあるさと言ってしまえばそれだけなんですけどね。というわけでブログをアップしたら少しプレトレで流してこようかなぁと思っているフルカワでございました。