ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

願いがかわるまでに/川本真琴


 なんかジタバタしているうちに11月になってしまいましたですねぇ。今週は週頭に地区本部の監査があったので,その関係で先週から仕事が終わらなくて,家に帰って寝たら日付を越えてしまいましたという日々が続いていたので,監査も終わったので,早く帰って家で酒を飲みながら(まあ遅く帰っても飲んではいるのですが・・・)ダラダラとネットでも見ながら早く寝ようかなぁと思っていたのですが,木曜日は飛び込み仕事が入ってしまい,電車の谷間の時間だったので,家に帰れば11時過ぎになってしまいましたです。で,そのせいか昨日は右目が充血というよりも出血している感じがあったので,今日こそはサクっと帰ろうと思っていたのですが,またもや飛び込み仕事が入ってしまい,本当は別の人がやる予定だったのですが,上司からフルカワさんがやってくれると早く終わって,我々も早く帰れるんだけどねという無言の圧力に屈してしまい,結局,その飛び込み仕事もやらせていただきましたです。えぇ,家に帰ったら11時30分を過ぎていましたですよ。というわけで,若干満身創痍なフルカワでございますが,この間の日曜日は久しぶりの家族サービスということで,隣の市まで嫁さんと子供を乗せてプレオに乗らないといけなかったので,天気が良かったのにプレトレには乗れませんでした。まぁ,午前中1時間ばかしプレトレで流したので,それで良いことにしようかと。たまには家族サービスをしておかないと,気持ち良く走りに行けませんしね。それに,明日はプレオを車検に持っていかないといけないのですが,よく考えると10月はノルマの月50キロを走っていなかったので,これでノルマは達成できましたしね。で,プレオで嫁さんと子供を目的地に送り届けた後,若干時間があったので,新しくできた橋があるのですが,この位置なんかを確かめておいて,プレトレで走るのに丁度良ければ,コースに入れようかなぁと思い,プレオで行ってみたのですが,残念ですがプレトレで走るにはあまり適さない橋でしたです。というのも,既存の橋があるのですが,その橋よりも更に高い位置にあるため,そこまで延々と昇るのがちょっと大変なのと,道路が基本的にバイパスであるため車道を自転車が走るようには設計されておらず,歩道を走らざるを得ないのですが,歩道へ入る始点がなんかよく分からない構造になっているので,こういう、道は避けた方が良いかなぁと思ってしまいましたです。えぇ,別にその橋を渡らなくても,多分,新しい橋ができた関係で既存の橋の方は自動車が少なくなっているでしょうから,そちらを走れば良いので,疲労をあえて溜め込むようなコース設計をしなくてもよいかと。で,せっかくの三連休なので,今日は体を休めて,明日か明後日はプレトレで北方面峠コースに走りに行きたいなぁと思っているのですが,なんか天気がねぇ,良くないですねぇ。仕事に行かないといけなかった10月の三連休はあんなに天気が良かったのに,仕事に行かなくて良いときは,どうして天気が良くないのかなぁと恨めしく思っていますが,天気予報が良い方に外れることを祈りながら,週末を過ごしたいと思いますです。

 で,今回は川本真琴の5曲入りマキシシングル“願いがかわるまでに”を紹介したいと思います。“音楽の世界へようこそ”で沈黙状態から脱した感じがあり,その後はコンスタントに音源を出してきた川本真琴ですが,“音楽の世界へようこそ”が割と生系の音が中心だったので,今回はどうなるのかなと思っていると,打ち込み系で少し驚きつつも,相変わらずの川本真琴節を聴かせてくれているので,そこはサスガだなぁと思ってしまいましたです。正直,5曲だと物足りないのではないかと思っていたのですが,聴いてみるとラストナンバーが終わってもループしている感じがあって,繰り返し聴いていても違和感は全くありません。今回はマルチプレイヤーmabanua との共同プロデュースになっているところも上手く反映されているのではないかと思っていますです。
 1曲目の“fish”という曲は,浮遊感のある4部打ちのドラムとサンプリングされた川本真琴のヴォイスが流れる中,シンプルなキーボードのコード感が突き抜けた感じを出しているのですが,昔あんなに言葉を詰め込んでいた歌詞が短いけれど印象的なフレーズを組み合わせて、言葉自体の浮遊感とバックトラックの浮遊感が非常に良い感じでドッキングしているなぁと思いましたです。
 2曲目の“gradation”という曲は,おもちゃのピアノをサンプリングしたような音が印象的なイントロがいいなぁと思っていると,メロディーラインも単純な繰り返しなんですけど,一つ間違えばラップになってしまうくらい言葉を詰め込んでいるのですが,昔のようにこれでもかという詰め込み方ではないのですが,それでも畳みかけるような唄い方にどちらかというと静かな曲なんですけど圧倒されてしまいます。シンプルなバックトラックに静かに炸裂する言葉が非常にイイ感じになっています。
 3曲目の“願いがかわるまでに”という曲は,イントロのガットギターっぽい音と浮遊感のあるノイズで始まったと思ったら,シンプルなピアノに切り替わり,その上で伸びやかに川本真琴が唄うのですが,ギュッと胸を掴まれる感じになりましたですねぇ。1コーラス目が終わったところでシンプルなアレンジでドラム等が入ってくるのですが,このシンプルさが曲に非常に合っているなぁと思ってしまいましたです。というか,この曲ははっきり言ってタイトルにやられてしまったというのが正直な気持ちですね。“願いがかなうまえに”でもなく,“願いかかわるまえに”でもなく,“願いがかわるまでに”という言葉の選び方が素晴らしいと思いましたです。非常に個人的な感覚ですが,“願いがかなうまえに”は20代,“願いがかわるまえに”は30代,“願いがかわるまでに”は40代という気がするんですよねぇ。願いが叶うなんて今更思ってはいませんし,願いが変わる前に何かできるとも思っていませんし,願いが変わるまでに何かできるかもしれないというか,願いが変わるかどうかは自分次第なので,そこは限られた時間をできるだけ悔いのないように生きていくことができたらと思ってしまいましたです。深読みしすぎなんでしょうけどね,多分。
 4曲目の“The star in the vicinity of the moon”という曲は,私の好きなトレイシーを彷彿とさせるソウルっぽい曲で,いいですねぇ。言葉の乗せ方も,バックトラックのリズムやキーボードのフレーズも全てがソウルっぽくて。こういう感じでフルアルバムを作っていただけるとうれしいなぁと思いつつ,フルアルバムが出る頃には,多分,川本真琴の音楽的嗜好性が変わっているんだろうと思ったりもしますけどね。
 ラストナンバーの“FUNCTION”という曲は,イントロのドラムのパターンを聴くだけでこのCDの中では一番リズムが立っている曲だなぁと思いましたです。この曲をライヴで聴いたら間違いなく踊ってしまうでしょうね,私なら。リズムが立っているのですが,言葉を1つ1つ確かめるかのように唄っているので,そこの落差がまた格好良かったりします。
 しかし,デビューしてあんなに売れたのに,アルバムを2枚発表しただけでレコード会社から離れ,沈黙を続けた後,タイガー・フェイク・ファー名義でマキシシングルを出した後,また川本真琴名義に戻り,こうやって定期的に作品をリリースしてくれるのは本当にうれしいことだなぁと。そして,年齢を重ねたことを感じさせる言葉や曲を紡いでくれることに非常に感謝していますので,今後もコンスタントにその歌声を聞かせてもらいたいなぁと思っていますです。

 ところで,最近はプレトレのパーツネタが少ないのですが,もう私的には弄るところがないので,パーツが壊れて交換しない限り,新たなパーツネタがないところなんですが,10月ころは愛用しているペダルのWellgoLU-C16からグリスが漏れていたので,ペダルに付いているゴムのシールを少し本体側に押し込んで,これでダメだったらペダルを換えようかなということで,ずっとWellgoのペダルを使っていたので,たまには別のメーカーのペダルにしてみようかと思って,いろいろと調べてみると,TIOGAのシュアーフットコンパクトPDL055という奴が評判が非常によろしいので,アマゾンでサクっとカートにインさせていただきました。届くと,初めて箱にきちんと入った(Wellgoはビニール袋に入っているだけだったと思う。ビッグカメラで買ったからか?)ペダルだと少し感動してしまいましたです。が,Wellgoのペダルからグリスが漏れるようなら交換しようと思っていたのですが,なんと,ゴムのシールを押し込んだところ,グリスが漏れなくなってしまいました。いや,漏れなくなったのでいいんですけどね。TIOGAのペダルはどうすんのよと思いつつも,まぁ,そのうち本当にダメになったら交換すればいいし,腐るものでもないので,自転車を新しくするときまで取っておいてもいいですしね。本末転倒かもしれませんが,箱自体がカッコヨイので部屋の飾りとして,当分は飾っておこうと思っていますです。