ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

SEX GUITAR PENGUIN SLAUGHTER/Free Sex Mania


 いや〜やっと夏到来って感じの日々なんですが,仕事に行っているときだけなのね。せっかくの三連休だっていうのに,明日からは天気が悪いみたいですねぇ。まぁ,今月はまだプレオで1メートルも走っていないので,ディーラーからのお願いの月50キロを天気が悪いときに達成しておきましょうかね。で,この間の日曜日の話なんですが,私の住んでいる地方都市は,相変わらず週末になると天気が悪かったのですが,何とか日曜日の午後には降水確率30パーセントまで復活したので,さぁプレトレで走りに行く前に,念のためレーダーキャストナウでも見ておきましょうかねと思って,出発前のこの時期の儀式として気象庁のレーダーキャストナウを確認したところ,西方面海岸コースを走ろうと思っていたのですが,なんと自宅から約15キロぐらいの地点にあまりよろしくない雨雲がある以外,雨が不理想な雲がなかったので,なんとかなるかな?と思って家を出て,プレトレで楽しく走っていたところ,やはり自宅を出てから15キロ位の地点で,これはヤバイかも?っていう雲行きになったと思ったら,ゲリラ豪雨に見舞われてしまいましたです。えぇ,正にずぶ濡れというか,メガネをかけているので全く前が見えない状態になったので,仕方なく道路の左端に停車し,じっと雨が弱まるのを待っていましたです。5分程度で雨足が弱まったので,走行を再開させたのですが,全身ビッシャリに濡れているので,少し気持ち悪かったのですが,まぁ走っていればそのうち乾くだろうというわけで,片道40キロ程度走って,いつもの休憩&補給のコンビニで休憩をしたのですが,さすがにカフェオレは飲むのがキツイかなという感じがしましたので,次からはレモンティーにしましょうかねと思ったフルカワでした。で,岩塩飴の最後の1個を口に含んで塩分&糖分補給をしたのですが,やはりこれだけ暑くなると岩塩飴は甘ったるい感じがしましたので,良いタイミングでなくなったなぁと思いながら,復路を走っていると,どうも目の前の方を雨雲が進んでいるようで,路面が少し湿っているなぁと思っていたのですが,途中から雨雲に大分追いついたようで,路面が湿っているのではなく,路面左端が水たまり状態になってしまっていて,せっかく往路のゲリラ豪雨でびしょ濡れになった服が乾いたと思ったのに,プレトレが前から後ろから跳ね上げる水で,すっかり背中とかがびしょ濡れになってしまいましたです。速度を落とせばさほど跳ね上げないんだろうとは思うのですが,車道走行中に水たまりがあったからといって減速するのは危ないので仕方ないですよね。まぁ,再度濡れながらも復路では雨に降られることなく走れましたし,今回2個目の飴として塩分補給飴のグレープフルーツ味を持って行っていたのですが,少し酸っぱくて,非常によろしかったでございます。夏はやっぱり塩分補給飴だなぁと思ってしまいましたです。
 家に帰ってからは汗と雨でドロドロの体をシャワーでスッキリ流して,あぁいい気持ちっていう感じが夏だなぁと思ってしまいましたです。で,シャワーを浴びてから,これ又,毎年夏の恒例のミルトンをグビグビ飲みながらハイライトで一服つけていると,あぁ夏だねぇと思ってしまいましたです。本当,自分でも安上がりだなぁと思いますが,安上がりで何が悪い?という感じですよね。

 今回も谷山浩子ネタで行こうかと思っていたのですが,”EBISU CAB/SINGLE”のネタのところになんと菅原さんからコメントの書き込みがありがたいなぁと思いつつ読んでみると,なんとコメント日からいぬん堂さんのところでカートにインできるということでしたので,そのいぬん堂さんのところでカートにインしようと思ったら,なんと5枚入荷中で,しかも初回限定ライヴDVD付きということなので,菅原さんありがとうございますと思いつつカートにインさせてもらったその日の夕方,いぬん堂さんのところでは既に売り切れてしまいましたです。というわけで,今回はこのアルバムを取り上げないわけにはいかないでしょう。ということでFree Sex Maniaの3枚目のライヴ・アルバム“SEX GUITAR PENGUIN SLAUGHTER”で行かさせてもらいますです。
 前作,“夏の川”がどちらかというとライヴハウスの後ろの壁からステージをぼんやり眺めている感じの音だったのですが,今作はステージの真ん前にへばりついて音に身を委ねているという感じの音になっており,菅原さんと藤井さんのヴォーカルを含め,バンド全体の音がガッツリと楽しめるようになっていますです。ちなみに,2013年6月8日に高円寺ペンギンハウスで行われたライヴ音源です。
 1曲目の“アナネコ”という曲は,これまでも収録されているのですが,フィードバックノイズが流れる中,菅原さんがマイクチェックを一応したと思ったら,思いっきりシンプルにギターをカッティングさせながら,グイグイと引っ張っていく感じで始まり,藤井さんのベースと森本さんのドラムもシンプルに8ビートを刻みながら,バンドでそのまんまサビの「I wanna be you cat!」のところまで突っ走ってくれるのですが,うぉうぉメチャカッコヨイです。1曲目なのに「もうおしまいだ。やってられないよ。」と唄ってしまう菅原さんにやられてしまいました。
 そのやられたままの状態で,2曲目の“ダリーナヨーコのブルース”という曲が始まるですが,ミディアムテンポでブレイクを決めつつ,フリーキーに進んでいく音に任せて「ダリーナ,ヨーコ。ダリーナ,ヨーコチャン」の1フレーズで最後まで押し切ってくれるところがメチャカッコヨシです。しかも,藤井さんのコーラスというかシャウトというかラップというかつぶやきもキッチリ聴き分けられるように入っているので,これまでにない音を楽しませていただきましたです。
 3曲目の“サーフイズデッド”という曲は,菅原さんの「サーフイズデッド」のかけ声とともに藤井さんの少しひずんだベースから始まり,菅原さんもフリーキーというよりもキチッとコードプレイを決めてくれているので,ロケンロールというよりも非常にパンキッシュな感じで,もう少し聴きたいなぁというところで,藤井さんの「サーフ,サーフイズデット!」というシャウトで終わってしまいましたです。
 4曲目の“ズートB”という曲は,ディレイをかけまくった藤井さんのベースが浮遊感を出しまくっている中,菅原さんがフリーキーな面を押さえつつ,曲としての構成を考えたギターを弾きながら,これまた言葉がよく聴き取れる音で重たく,沈み込んでいきそうな音なのに暗いというより諦観が感じられる音になっています。ラストの菅原さんの少しフリーキーなギターもカッコヨイでございます。
 5曲目の“エビス・キャブ”という曲は,先日,シングルで出たばかりなにですが,何これ,この音,シングルよりもはるかに重たい藤井さんのベース,暴力的に絡みついてくる菅原さんのギター,シンプルだけど叩きつけるような森本さんのドラム。はっきり言って,こっちの音の方がカッコヨイです。藤井さんのヴォーカルも唄うというよりも言葉を吐き捨てる感じですし,ベースにディレイをかけまくって音を回しまくっているところもカッコイイでございます。
 6曲目の“お花が大好き”という曲はTHE SLUDGEの曲ですが,まさにグラムロックといった感じのロケンロールなコードカッティングがカッコヨイでございます。もちろんドラムとベースもシンプルな8ビートでリズムをキープしながら,カチっとしたバンドの音を聴かせてくれていますと思ったら,菅原さんがギターを弾きまくりになり,グラムロックの枠をはみ出して,菅原さんのロケンロールになっていますというか,菅原さんのギターが暴れ出すと同時に藤井さんのベースも暴れ出し,相乗効果を出しまくってくれています・・・カッコイイ。
 7曲目の“シークレットマン”という曲は,これまでよりも若干テンポアップして,たたみかけるようなバンドの音にたたみかけるような菅原さんのヴォーカルと,ロケンロールだなぁと思ってしまいました。などと書いていると,途中でTHE SLUDGEの“箱男”が違和感なくサラっと挿入されるのですが,想像力があまり豊かなフルカワではありませんが,ひょっとしたらシークレットマンは段ボールの箱に隠されているのではないかと思ってみたりもしますが,まぁその辺は憶測ですので,別にいいんですけどね。
 8曲目の“口紅ベーション”という曲は,森本さんのズンドコしたドラムに,少しひずんだ藤井さんのベースが絡み,菅原さんがシンプルなコードカッティングを基本的に乗っかり,そこにのたうちまわるような藤井さんのヴォーカルが入って,「口紅ベーション!」とシャウトされると,ウォ〜カッコイイぜ!とスピーカーの前で思わず拳を上げそうになってしまいましたです。特に終盤の菅原さんのワウを効かせたひずんだギターの音がメチャカッコヨイです。
 ラストナンバーの“Dローン”という曲は,菅原さんの「最後です」の一言から始まり,フィードバックノイズが鳴り響く中を淡々と森本さんがドラムでリズムを刻み,藤井さんのベースは音を投げつけるように弾かれ,菅原さんは自由にフレーズを弾いていたと思うと,徐々に藤井さんのベースがベースと合わさってリフを形成していき,それに呼応するかのように菅原さんのギターもリフに加わっていく中,藤井さん(声の感じからして多分,そうかと。)がつぶやくように言葉を重ね上げ,そして菅原さんが「Dローン!」とシャウトするのですが,全てが混沌としまくっている音の中でシャウトされる肉声がたまらなくカッコヨシです。
 はっきり言って,今回のアルバムは手に入れられるうちに手に入れておいた方が良いと思います。これまでは割と聴き手を選ぶというか,菅原さんとあと2人という感じがあったのですが,今作ではしっかりFree Sex Maniaというバンドの今の音になっているのではないかと思います。というか,非常にカッコヨシなのに聴きやすい(私的にはですが・・・)ので,正直,通勤で往復3時間程度使っているのですが,このアルバムをフルリピートでずっと聴いているぐらい,私的にはカッコヨシのアルバムになっていますです。
 また,今回はジャケットも格好良くて,イラストが藤井さんで,デザインが菅原さんなのですが,モノクロで枯れ木がうっそうと茂るモノクロ(というかセピア色)の山道で,なぜかペンギンが大きなカマを木の根元の洞めがけて振り降ろそうとしているものなのですが,妙にカッコイイんですよねぇ。さぁ,このジャケットを見かけたら,迷わず買いだ!(売り切れのことが多いかもしれませんが・・・)。
 ここから,Free Sex Mania(そして菅原さん)が,どこへ行くのかは分かりませんが,少なくともついて行かせていただきますので,よろしくお願いしますということで。

 始めにも書いたとおり,前回はゲリラ豪雨に遭ってしまったので,プレトレの掃除&整備をしないといけないなぁと思っていたのですが,嫁さんから,嫁さんが乗っているママチャリのブレーキを整備しておいてほしいと言われたので,どうしようかなぁと思いつつ,掃除を全然していないママチャリは弄りたくないし,自分の自転車なら何かあってもあきらめはつくのですが,人が乗る物はあまり弄りたくないなぁというわけで,イオンで買ったので、イオンサイクルで点検してもらうことにして,サドルも傷まみれなので,ついでに交換してもらうよということで,久しぶりにママチャリに乗って,近所のイオンサイクルまで行ったのですが,う〜ん,ママチャリは乗りにくいと正直思ってしまいましたです。で,フロントのブレーキシューを交換して,前後ブレーキ調整に虫ゴムの交換とサドルも交換して,3000円程度だったので,まぁこんなもんかなぁと思いつつ,嫁さんの自転車なのに自腹かなぁと思いつつ家に帰ってママチャリの鍵を嫁さんに渡すと,いくらだったと聴かれてびっくりしつつ,レシートを渡すと満額(に近い切りの良い金額)払ってくれましたです。
 珍しいこともあるもんだなぁと思っていたのですが,このブログを書いていると,窓の外はまたもやゲリラ豪雨になっているではありませんか。珍しいことをするからこういう天気になるんだよなぁとボソっと思ってしまったフルカワでございますが,気象庁のサイトを見てみると,連休最終日の降水確率が30パーセントまで落ちそうなので,このまま降水確率が落ちて,プレトレで走りにいけたらいいのになぁと思っていますです。