ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

つしまみれ/つしまみれ


 この間の日曜日は結局,終日雨で,何をすることはなく,ウダウダとしていたような気がしないでもないですね。まぁ,子供が部屋の掃除を終わらせるまで新しい習い事には行かせないよう見張っておくという,あまり好きではない役回りがあったので,雨で丁度良かったのかもしれませんです。結局,掃除が終わったのが午後2時でしたので,これが天気が良かったら,はっきり言って,メチャクチャ機嫌が悪いですしね。で,子供が掃除を終えるのを見届けてから,プレオに乗って出かけようかなぁとも思っていると,子供の新しい習い事の場所を確認しておいてほしいと嫁さんから言われたので,子供と一緒に出かけ,習い事の場所を確認し,そのまま私はパソコンのパーツ屋巡りをさせていただきましたです。ドスパラ上海問屋の商品が入っているということだったので,ドスパラへ行き,フムフムとドスパラ上海問屋の商品を眺めつつも,私の物欲を刺激するものがなかったので,店を出て,その後,2,3件ハシゴをしたのですが,やはり物欲を刺激するものはなく,歩いて帰ったのも含めると,2時間くらい歩き回っていたかなぁという感じでございます。まぁ,プレトレに乗れない日は少しは歩いてカロリーを消費しておかないとね。基本的に最近は物欲を刺激する物が少ないというか,あまり物が欲しいと思うことがない,枯れた生活をしているので,まぁこんなもんかなぁ。ビールとパソコンと音楽があれば,それでいいかぁという感じですし,MOMO9もZEN X-Fi3も調子が良いので,特に問題はないですしね。そうそう,ZEN X-Fi3と一緒に使っているAKGのヘッドフォンなんですが,これまでインナーイヤー部分のパーツを外したら耳から外れやすくなったので,シリコン系接着剤を付けていたのですが,シリコン系接着剤が取れてしまったので,どうしようかなぁと思いつつ,自己融着テープを貼ってみたらいいんでないかい?というわけで,自己融着テープを貼ってやると,イイ感じになったので,当面はこれで行こうかなぁと思っていますです。結局、ノーマルじゃ気が済まないフルカワですので,こんなもんでしょう。

 
 話は変わって,ここのところ谷山浩子のアルバムを紹介していますが,今回はつしまみれの新しいアルバムが発売されたので,やはりリアルタイムで書いておくべきだろうということで,今回はつしまみれの“つしまみれ”を紹介したいと思いますです。つしまみれ自身のレーベルであるMOJOレコードからの3枚目のアルバムということで,やっとバンド名をアルバムとしたところにつしまみれのやる気を感じたりもします。前作の“SHOCKING”がコンセプチュアルすぎて,それまでのパワフルで,エキセントリックで,バカっぽいつしまみれらしさが少し薄れていた感じがあったのですが,今作ではその辺を濃くしつつも,全体的にポップという感じに仕上がっています。
 1曲目の“愛の夢”という曲は,まりのシンプルなコードカッティングで始まり,そこにシンプルな8ビートのドラムとベースが軽やかにリズムを組み立て,ときどきキーボードの和音が鳴らされるシンプルな演奏なんですが,つしまみれお得意の8ビートポップチューンで,まりのペナペナのリフもイイ感じで鳴っています。脳みそショートケーキのころのはち切れた感じはないのですが,素直な気持ちで,構えずに聴ける曲になっています。歌詞の方はまりらしいラブソングになっています。
 2曲目の“JAGUAR”という曲は,これまたつしまみれお得意のノイジーロッケンロールにまりの吐き捨てるようなヴォーカルが乗る曲なんですが,まり愛用のギターのことを唄っているのですが,ギター弾きならニヤリとしているフレーズ満載です。特に「テレキャスター体丸いし,SGはクワガタ刺さるし,フライングV座って弾けないし,ストラトはいぶし銀すぎだし,グレッチはあこがれが募るし,ジャズマスター四角でっかいし,レスポールの首握れないし,もう一択一択。」という歌詞は、本当,そうそうと思ってしまいましたです。
 3曲目の“さいあくま”という曲は,少し大人しめのまりのリフから始まり,そこにやよいのベースが自由にリズムを刻むのですが,まりの歌が始まると,ギターとベースがユニゾンで短音を弾くだけのペナペナな音になるのですが,それが変にキュートだったりするのですが。しかし,ギターがコードでゴリゴリ弾いていない分だけやよいのベースが表に出ているのですが,カッコヨシです。まりのヴォーカルも基本ダビングで重ねてあって,微妙な揺れが妙な浮遊感を曲に与えているところも不思議な感じを与えてくれますです。
 4曲目の“in your syrup”という曲は,なんだろう,一昔前の女の娘バンドのようなギターカッティングで始まるのですが,まりのヴォーカルが始まると,やよいのベースとみずえのドラムのリズムに乗って,まりが淡々と唄いつつ,サビではみんなで炸裂するところが,あ〜バンドよねぇと思ってしまいましたです。歌詞も変な歌詞と紙一重ギリギリのポップ感のある歌詞で,イイ感じですが,きっと言いたいことは「何をしているの。自分次第でしょう。」ということなんだろうと思いますです。
 5曲目の“言いなりジンジャーエール”という曲は,ダウナーな曲かと思いきや,ミドルテンポのポップなラヴソングでした。ギターのカッティングのリズムとモヤっとした感じのリバーブが微妙にマッチしていて,ジャラジャラとギターを弾いているのですが,なんとなく印象に残る曲になっています。しかし,なぜに「言いなりジンジャーエール」なのかは不明ですが,まぁまりの歌詞なので,よろしいのではないかと。
 6曲目の“はじまりのうた”という曲は,不安定なトーンのギターに疾走感のあるドラムとベースがロケンロール感を思いっきり出しています。タイトルだけ見るとポップチューンのような気がしないでもないのですが,つしまみれのハードエッジな部分とポップな部分が丁度よくミックスされている曲です。しかし,アルバム全体に流れている「ありのまんまで生きていたいのよ,あたしのまんまで生きていたい。」というテーマが,この曲では思いっきり歌詞になっているような気がします。
 7曲目の“嘘そうそう”という曲は,ノイジーでジャンクなバックの音に,シンプルな言葉の繰り返し,ペナペナな音のキーボードが曲に彩りを添えています。なんとなく壊れ加減がSuper Junky Monkeyを思い出したりしましたが,Super Junky Monkeyを思い出してしまうということは,演奏がしっかりしているということなんだよねぇと思ってしまいましたです。
 8曲目の“脳内逃避行”という曲は,ベースとキーボードのユニゾンがポップな感じを醸し出しているポップな曲です。というか,全編にわたってキーボード(というかオルガンかな?)が鳴り響いていて,非常に新鮮な感じがしましたです。普通はギターソロなんだろうなぁという部分もオルガンがソロを弾いています(ちなみにオルガンはやよい。)歌詞はタイトルどおり現実逃避の唄なんですけど,「いつの間にか自分を可愛がることも忘れて,がむしゃらに生きてた。いつかあなたも自分のたいせつなことを忘れず,あなたらしく生きて。」という最後の歌詞はなかなかズシンと来るつしまみれからのメッセージでした。
 9曲目の“ローズヒップハイビスカス”という曲は,基本的にはループする音に,木琴の音が妙に可愛い曲ですが,歌詞の方は少し不思議系の歌詞なんですが,鼻につかないレベルなので,んんん?と思うこともなく,普通に聴けてしまうところがすごいです。でも,よく聴くと変な歌詞なんですよね。なぜに「ローズヒップハイビスカス(ティー)」なのかは分かりませんし。途中のブリブリのシンセベースの音や,わざとリズムボックスのようなおかずを叩くやよいのドラムにやたらとカッコヨサを感じてしまいましたです。
 10曲目の“空回り”という曲は,イントロのやよいのズンドコしたドラムがカッコヨシ。さらに,ドラムの上でシンプルなリズムを刻むベースとギター,そして少し舌足らずでキュートなヴォーカルと,タイトルと歌詞から重い曲なのかなぁ?と思っていたら肩すかしを受けてしまうこと間違いなしの曲です。本当,歌詞だけ読むと結構重たい歌詞なんですけど,妙にポップなんですよね。コード感はどちらかといえばジャジーですし,そんなちょっとずつこちらの予想を外してくるところが,私的には素晴らしいなぁと。
 11曲目の“SNS”という曲は,まりがいきなり「ぽっぽっぽっ・・・」とアカペラで唄い出すので,いったいどうなる曲になるんだろうと思っていると,みずえのドラムとやよいのベースがキレの良いリズムを叩き出しながら,その上をまりが言葉を吐き出すのですが,ラップというよりもトーキングブルーズに近いのではないかい?と思いながら,「ぽっぽっぽ・・・」の部分と思いっきり重たいリズムの落差がありすぎて,もの凄いのですが,重たい演奏の部分は,ロケンロールバンドとしてのつしまみれの真骨頂という感じの演奏になっていて,メチャカッコヨイです。歌詞はシンプルにSNS批判で,歩きながらスマホべったりの若いねえちゃんに聴かせてやりたい曲でございます。
 ラストナンバーの“NO PUNK”という曲は,やよいの重たいベースとまりのシンプルなカッティング,そして曲の土台を支えるやよいのドラムと,これが今のつしまみれの音よ!っていう感じがビシビシ伝わってくる曲になっています。歌詞の方も「最高の時を探したって,最上の人と過ごしたって,最善を尽くしてみたって,日々は只,流れ去ってしまう。」なんて無常観を感じさせる歌詞で始まり,最後は「やり直したいことなど無いわ。」で締めくくるのですが,今を全力で生きてきた,そしてこれからもそうだから,いろいろあったけど「やり直したいことなんて無いわ。」ということなんだろうと思ってしまいました。タイトルの“NO PUNK”というのもなんか分かるような気がします。
 個人的には私にとってのつしまみれの名盤は“脳みそショートケーキ”なんですが,勢いは劣るものの,今のつしまみれらしさが出ているのではないかと思いますです。メジャーに行って,自己レーベルを作って,なんか迷走しているような感じがあったのですが,やっとつしまみれ本来の,演奏はしっかりしていてカッコヨイのだけど,なんとなくバカっぽくて,女の娘の訳の分からない感じも出ていて,私の好きなつしまみれが帰ってきた!という感じのアルバムでしょうかね(迷走しているときには,女の娘の訳の分からない感じというよりも,本当の意味で訳の分からない感じだったので。)。今後の活動のためにもこのアルバムが少しでも売れることを祈っていますです。

 ところで,これまでMOMO9のブラウザとしてOperaモバイルを入れていたのですが,アンドロイドお得意の自動アップデートの適用を受けたところ,よく観ている2ちゃんのまとめサイトがなぜか文字化けするようになってしまいましたです。これは困ったというわけで,いろいろ試行錯誤してみたのですが,どうにもならなかったので,そもそもOperaモバイルは起動が重かったり,ネット上でも今回のアップデートは評判が悪いので,この際,別のブラウザに変えるか?ということで,まずはGoogle Chromeを入れてみたのですが,なんかしっくりこなかったので,Fire Foxを入れてみたのですが,Operaモバイルよりも動作が軽いですし,複数タブを開いておけばオフラインでもサイトを見ることができるので,これは結構便利でないかい?というわけで,現在,Fire Foxを愛用中です。最近は2ちゃんが各種規制の関係で書き込み数が少なく,電車に乗っている間にダウンロードしたものを読み終えてしまうという感じなので,家を出る前にFire Foxで2ちゃんのまとめサイトを切りの良いところまで落としておけば,電車の中で退屈しなくて済みますしね。しかし,中華パッドなんて半年持てば良い方だと言われていましたが,なんだかんだでもう半年持ってしまったんですね。こうなれば1年は無事に使えるといいかな?と思っていますです。まぁ,壊れたら壊れたで,中華パッドはそんなに高いものではないので,次は何にするか考えるのが,また楽しかったりするんですけどね。