ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

20世紀と伝説と青春 Disc 4/岡村靖幸


 この間の日曜日は降水確率10パーセント,最高気温10度と走りに行くしかない!という天気でしたので,午前中のうちにワイシャツのアイロンがけだのプレトレの空気圧チェックだのを済ませて,東方面海岸コースを走らさせてもらいましたです。というのも,西方面海岸コースで駅伝が行われていることから走れなかったんですよねぇ。しかも,この日は私以外の家族は起きるのが遅かったたね,昼ご飯の時間がずれ込むと,あまり走れないなぁと思っていると,嫁さんから「朝起きるのが遅かったので,昼はご飯を炊いておくから各自で適当に食べるように。」という神のような一言が。えぇ,私はサクッと12時には昼ご飯を食べ,午後1時には出発しますよというわけで,久しぶりに4時間80キロ走らさせてもらいましたです。天気も良いし,比較的暖かかった(というか,年末年始が低温注意報が出ている中を走っていたのもあるしな。)ので,本当,久しぶりに楽しくプレトレで走らさせてもらったので,タイヤ交換後のマラソン,エンドバーに着けたバーテープ,それから光電子インナーグローブのインプレを少し書かせていただきますです。
 まずは満を持して装着したマラソンのインプレですが,正直,その前に履いていたセカに比べると漕ぎだしが重いです。正直,セカがパンクして空気が抜け始めた時と同じ感じの漕ぎだしです。まあこの点については,マラソンが560グラムでセカが340グラムなので,この重さの違いなんだろうなぁと思いますが,漕ぎだしの軽さを犠牲にしても対パンク性能を選ぶならということなんでしょうね。正直な話,漕ぎだしの重さよりも途中でのパンク修理のタイムロスの方が圧倒的に無駄な時間だと思うので,別にレースをしているわけでもなく,ただただプレトレで走っていたい私にとってはマラソンの方が良いタイヤではないかと思いますです。また,ロードノイズなんですが,交換前のセカが「ビー」っという粘着物を剥がすような音がしていた(正直,こういう状態だったから小石の破片を拾いまくって,パンクしまくっていたのではないかと思いますけど。)のですが,マラソンは今のところは結構静かですね。正直,交換前のセカよりも静かです。漕ぎ出しが重いとはいえ,相変わらずフロントアウター,リア4速でスタートできていますので特に問題はないですし,走り出してしまえばそんなに気にならない程度ですし,峠も今までどおり登れましたので,あとは噂どおりのでたらめに頑丈かどうかというか,対パンク性能かどうかだけですね。いろんな人のレビューを見てみると,そこは大丈夫だとは思いますけど。
 次にエンドバーのバーテープですが,ホムセン冬用グローブでも全く滑らなくなり,しっかりと握れるようになりましたです。これはグッドでごさいます。ただ,エンドバーにバーテープを巻いて少し太くなったせいか,インナーグローブの分だけ指が太くなっているせいか,あるいはその相乗効果なのか,グリップ周りのポジションがギリギリになってしまった感じはありますが,まぁそこは慣れればなんとかなるでしょう。むしろ,しっかりとエンドバーを握れるので,エンドバーを多用することができるので,そっちの方が御利益としてはあると思いますです。ただ,私の自己融着テープの貼り方が悪かったのか,走っているうちに端の方が丸くめくれてそのまま自己融着してしまったので,貼り直すのは難しいと思うので,今日,ブログをアップする前に,少し貼り直しておきましたです。まぁ,バーテープを巻くのも,自己融着テープを使うのも初めてなので,多少は失敗もあるとは思いますが,そこは自己責任のトライ・アンド・エラーで全く問題なしということで。
 最後に光電子インナーグローブですが,日曜日は結構暖かかったので,正直,効果があったのかどうかはよく分からないというのが正直なところですが,少なくとも手がかじかんでどうにもならないというようなことにはならなかったですし,途中のコンビニ休憩で手が少し汗ばんでいましたので,少しは効果があったのではないかと思いますです。むしろ,効果があったのは,これまで冬用グローブとヒートファクトの袖の間に隙間ができて,そこから冷たい風が流入していたのですが,光電子インナーグローブはバイク用のインナーグローブなので結構長めであることから,ヒートファクトの袖の上までインナーグローブが来るので,冷たい風が流入することがなくなったのは,これは大きいのではないかと思いますです。また,これまでは手がかじかむことから冷たいエンドバーをあまり握ることができなかったのですが,エンドバーにバーテープを巻いたのでむき身のエンドバーよりもマシな状態になったことと,インナーグローブをしていることから手のかじかみに対する安心感が増したことから,使いたいときにエンドバーを使える(というか,自動車が混んでいないときはエンドバーを握りっぱなしでした。)のが,やはり良いなぁと思ってしまいましたです。また思いっきり寒いときに走ってみないときちんとした評価はできないとは思いますが,現時点ではないよりはマシなんではないかと思っていますです。まぁ,機能から寒波がまたやってきたので,明日天気が良ければ相変わらず走りに行くので,そのときに真価を問わさせてもらいましょうかね。でも,しもやけがせっかく治ってきたので,もうしもやけは御免なんですけどね。
 しかし,今回,走ってみてバックミラーの重要性を非常に感じましたね。地方都市なものでサイクリングロードのようなものはないので,基本的に一般道の車道を走っているのですが,音で何となく自動車が来ているのは分かるのですが,どこまで近づいてきているのか,どの程度の大きさの自動車なのかが分からないため,路駐の自動車を避けたり,左折車線から逃げようとするときに非常に気を使いましたです。後ろを振り向いて後方確認をすれば足りると言われればそうなんでしょうけど,結構な速度で走っているときに後ろを振り向くのは結構恐いですし,場合によっては徐行しつつ,後方確認をするタイミングを計ったりしないといけないので,非常に面倒でしたね。やはり少し視線を落とすだけで大まかに後方が確認できるバックミラーがないと本当に不便だなぁと思ってしまいましたです。というか,車道を走っているのにバックミラーなしで走っている人は度胸があるというか,単になにも考えていないか,それとも自分だけは大丈夫と思っているのかのどちらかなんだろうなぁと,久しぶりにバックミラーなしで走って思ってしまいましたです。

 さて,今回も引き続き岡村靖幸“20世紀と伝説と青春”のDisc 4を紹介したいと思いますです。Disc 4は1992年12月26日,27日に東京ベイNKホールで行われたライブ映像を編集し,“ファンシーゲリラVIDEO SHOP '92”と題して発売されたビデオで,いわゆる「砂の嵐」の映像から始まり,モノクロ映像で水路を仲間と歩く岡村ちゃんの映像から始まり,水の波紋が映る中,1曲目の“カルアミルク”が始まるのですが,なかなかライヴ映像には切り替わらず,ヤキモキしているとライヴ映像が波紋に重ねられ,髪をボブカットにした岡村ちゃんが現れるのですが,レコードよりも少し力強い感じの演奏に乗って,岡村ちゃんも少しだけ力強く唄っているのですが,なかなかクリアなライヴ映像に切り替わらなくて,これはタイトルどおりビデオのための映像かも?と思ったりもしましたが,エンディングの岡村ちゃんの「(スーパーファミコンが)こんなに面白いなら,音楽なんか要らないかも。でもせっかく生まれてきたからには俺は素晴らしい音楽を作りたい。誰にも真似できないものを。今までに聴いたことのない音楽を。スーパーファミコンなんかには負けたくないぜ。俺は靖幸ちゃんだぜ。ファイナルファンタジードラゴンクエストや女神伝説なんかには負けたくないぜ。」という岡村ちゃんの当時の心からの叫びに心を打たれてしまいましたです。
 2曲目の“いじわる”からは映像が被さることなくライヴ映像が流れるのですが,ん?岡村ちゃんちょっと太って,声が低くなった?(それでも、その後の激太りに比べれば全然ましですけど。)って感じなんですが,この曲なら少し声が低い方がセクシーかなぁなどと思ってしまいましたです。しかし,カットアップされるうつみ宮土理は要らないなぁと思ってしまいましたです。
 3曲目の“(E)na”からはダンサー2名も加わり踊りまくって,いつもの岡村ちゃんのステージになっていますです。後半でテレキャスターを弾きまくる岡村ちゃんもカッコヨイし,岡村ちゃんのギターは好きなので,もう少し弾きまくってほしいなぁと思ってしまいましたです。
 4曲目の“ステップUP↑”はダンサー2名が愛の嵐(映画のね)のような格好で踊りまくり,岡村ちゃんはスーツで唄っているのですが,このアンバランスな感じが妙に格好良かったりします。しかし,観客を煽りまくる岡村ちゃんと,それに応えまくる観客の一体感が素晴らしいです。
 “ステップUP↑”の流れからそのまま5曲目の“聖書”へなだれ込むのですが,レコードよりダークなビートでクールに唄っているので,この感じがバックダンサーの愛の嵐状態なのかしら?と思ってしまいましたです。ステージの照明も暗めですし。
 そのままの流れで6曲目の“生徒会長”に入るのですが,アッパーな曲が結構ダークな感じで,岡村ちゃんの唄もラップに近い感じで言葉を連射する感じになっているなぁと思っていると,途中から7曲目の“家庭教師”が少し入り,ラストナンバーの“だいすき”へと変わっていくのですが,やっとこの曲で明るい感じなったなぁという感じがして,ホッとしたというのが正直な感想でしょうか。やはり岡村ちゃんの唄はどこかでハッピーな部分がないと物足りないんですよねぇ。例え,岡村ちゃん本人が煮詰まっていたとしても。と思っていると,“だいすき”には似つかわしくないダークなベースソロが入り,えぇ?と思っていると,ポップなギターのカッティングでまた元の“だいすき”に戻ったので,ホッとしましたです。そしてエンディングの「東京ベイベー,NKベイベー」のシャウトが出ると,定番ではあるのですが,岡村ちゃんありがとうという気持ちになってしまいましたです。
 そしてエンディングでは岡村ちゃんギブソンのJ-45(だと思います)を弾きながら,終わっていくのですが,本当,ギターが上手いよなぁと聞き惚れて(見惚れて)しまいましたです。
 ボーナストラック1曲目の“君のコーラ缶”はライヴのオープニングに演奏された曲なんですが,思いっきりファンキーなバックの演奏にテレキャスターを持ったP-FUNKのような格好をした岡村ちゃんがほぼ即興のような歌詞を連射のように唄うナンバーで,打ち込みなしのファンキーな演奏に本当にやられてしまいましたが,歌詞が書けなくてアルバムができなかったっていうのは本当だったんだろうなぁと思ってしまいましたです。
 ボーナストラック2曲目の“ターザンボーイ”はライヴ音源では初めて聴く音源になるので少し感動物なんですが,レコードよりもハードロック的なアプローチのギターがカッコヨイなぁと思いつつ,せっかく岡村ちゃんテレキャスターを持っているのに,あまり弾いていないのは寂しいなぁとか,少し声が出ていないなぁ,大丈夫なのかなぁと少し心配になってしまいましたです(その後,高い声は出なくなってしまうんですけどね。最近はまた復活しましたけど。)。
 ボーナストラック3曲目の“弾き語り”は,岡村ちゃん得意のエレピを弾きながら,「泣いちゃいそうだよ。」と唄い始め,その場の雰囲気で言葉を紡ぎ出して行くのですが,よくその場でこれだけ言葉が出るなぁというか,完全にトーク代わりの唄だなぁって思ってしまいましたです。まぁ,その場限りの言葉は紡ぎ出せても,作品としての言葉には煮詰まっていたのかなぁと思ってしまいましたです。
 で,このビデオを見て初めて分かったのですが,舌出しピーチくんはMe-imiのときからかと思っていたのですが,この弾き語りで岡村ちゃんが来ている長袖Tシャツには舌出しピーチくんが既に描かれているではありませんか。ということは,1992年から舌出しピーチくんは存在していたんだなぁと思ってしまいましたです。
 この後,岡村ちゃんは“禁じられた生きがい”を発表するまで長い沈黙に入ってしまうのですが,なんとなく煮詰まっていることが体型や声からも分かるなぁという感じが今となってはするところが見ていて非常に辛かったりするのですが,しかし売れ出してから煮詰まるまでの一連の作品の中の岡村ちゃんを見るのもファンの勤めという感じがしないでもないので,やはり見なければいけないんでしょうね。しかし,この後の沈黙は本当に長かったよなぁと今更ながらに思ってしまいましたです(まぁ,禁じられた生きがいの後の沈黙の方が果てしなく長い道のりだったんですけどね。)。だからこそ,今のコンスタントな活動は本当にうれしいです。3月のツアーが楽しみだなぁ。

 というわけで,タイヤも交換しましたし,エンドバー周りもバーテープを巻きましたし,代わり映えはしないのですが,無事ミラーも届いて取り付けが完了したので,早速,写真を撮ってきましたので,あんまり変化らしい変化はないのですが,現状がどうなっているのかだけご紹介させていただきますです。


 定番の横から見たところです。セカと異なり黒々としたタイヤなんですが,ロゴ部分が青くなっているのが,ワンポイントになっていますです。トップチューブバッグを持って行くのを忘れたので,久しぶりにトップチューブバッグなしの写真で。


 斜め前からです。エンドバーがなんとなく太くなっていますね(バーテープを巻いているんだから当たり前ですけど。)。


 ハンドル周りの全景です。エンドバーが芋虫芋虫していますね。


 ハンドルの右周りです。自己融着テープはこういう感じでくっついています。ビニールテープと違ってべたつかないので,イイ感じです。


 ハンドルの左周りです。バックミラーがないので,芋虫度アップですが,握りやすくて手が滑らなければいいのさ!自己融着テープの巻き位置が高いのは,グリップを握ったときに手が当たる位置だと剥がれてしまって,そのまま自己融着したので,手が当たる位置よりも高めの位置まで巻きました。


 後ろからみたところです。久しぶりにきっちりとトレッドパターンのあるタイヤなので,少し新鮮です。


 ネットでの評判どおり,パンクしないといいなぁ・・・お願いしますね,マラソン君。