ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

20世紀と伝説と青春 Disc 1/岡村靖幸


 2013年が始まりましたが,このブログを見てくれている皆様はいかがお過ごしでしたでしょうか。私は1月1日に仕事の関係で自宅待機を命じられていたのですが,午後10時を過ぎたら電車の関係で出勤できなくなるので,それまで酒を飲まずに(昼間は電話指示だけで足りるので,ビール1缶程度は飲みましたけど。)いたのですが,午後8時30分に呼び出しがかかり,そのまま翌朝8時まで働かせてもらいましたです。まったく,なんてこったいと思ってしまいましたが,まだ徹夜ができるんだなぁと少し感動してしまいましたです。しかし,職場で待機している時間にテレビを点けてみたのですが,目が覚めそうな番組は全くやっていなくて,逆に点けていると寝てしまいそうでしたので,持って行っていたMOMO9で音楽を聴いていましたです。本当,持って行ってて良かったって感じですよ。MOMO9がなければ,更に長い夜になったのではないかと。おかげで1月2日は昼ご飯を食べながらビールを飲んで,そのまま寝させてもらいましたです。
 で,1月3日は午後から天気が良い予報だったので,プレトレで走りに行くことにしたのですが,服を着替えて,さぁ東方面海岸コースを走りに行こうか!と思ったら,雪が降り出しているではありませんか。またかよ〜と思いながらいつものように気象庁のサイトでレーダーキャスト・ナウを確認すると,午後1時30分を過ぎれば,何とか雨雲は通り過ぎるようだったので,午後1時30分まで家で大人しくして,それから走りに行くことにしたのですが,さすがに寒かった。特に家から5キロまでは手が思いっきりかじかむ寒さで,走り出したことを後悔したのですが,家から5キロを過ぎると穏やかな天気で風も弱く,手のかじかみもなくなり,イイ感じで走れましたです。で,ここでふと,今日もパンクしたら3回連続だなぁ,パンクは運とはいえ,3回連続したらタイヤを換えた方が良いかなぁと思ってしまい,信号待ちでリアタイヤを確認しつつ走りましたが,無事,パンクすることなく60キロを走らさせてもらいましたです。やっぱりパンクは運なのねというわけで,それはそれで良かったのですが,復路で家まで残り5キロに入ると,またもや強烈な寒さに見舞われ,手がすっかりかじかんでしまいましたです。そうかぁ,寒いのは家の付近なんだなぁというのが非常によく分かりましたです。まぁ,住んでいるところの裏手が山なので,寒かったり,天気が不安定なのは仕方ないかなぁと思っていますけど。
 まぁ,何はともあれ,寒かったものの新年初走りも済ませましたので,雨さえ降らなければ今年もプレトレで走り回りましょうかね。

 で,今回からは昨年12月に発売された岡村靖幸の過去のDVD作品をコンパイルしたボックスセット“20世紀と伝説と青春”がアマゾンから無事に届きましたので,1枚ずつレビューさせてもらいますです。昔はビデオで発売されていたのですが,1本5000円で収録時間が40分程度なので,購買意欲が湧かなかったため,岡村ちゃんの映像作品は一切買っていなかったのですが,今回,DVD7枚+ブックレットで2万円がアマゾン価格で1万4500円で買えること(DVD1枚2000円ちょっとと思えば,買えないことはない。),また,完全生産限定版であることから,この機会を逃すと二度と買えないかもしれないことから,速攻でアマゾンで予約し,サクっと入手させていただきました。タワレコオンラインだとパーカーがオマケで付いたようですが,ボックスセットを手に入れることが一番の目的なので,アマゾンで予約購入しましたです。
 今回紹介するDisc 1は1988年12月29日にMZA有明で行われたツアーファイナルの様子をパッケージングした“LoveφSex'88 DATE”ですが,岡村ちゃんがデビュー2年目,23歳のキラメキをこれでもかっとばかりに振りまいていて,今見ても勢いを感じますね。
 1曲目は“Young Oh! Oh!”から始まるのですが,ステージセットのバスケットゴールとベッドが若さを感じさせるなぁと思いながら,画面の中の若さ溢れる岡村ちゃんを見ているだけでワクワクしますね。若いんだけど,あの独特の自信たっぷりの表情は変わらないなぁと思いつつ,ダンスは少ないもののハイキックをビシビシキメて踊る様はシンガーソングライターダンサーだなぁと。途中で客席から投げられたボールが体に当たって驚いて素の表情を見せるところが少し可愛かったりしますです。
 2曲目に入る前にタイトルチューンが入り,岡村ちゃんがバスケットボールと戯れているスタジオ映像が挟み込まれ,そのバックで“聖書”のイントロのあの台詞が流され,岡村ちゃんがバスケットのゴールにシュートを決めるとともに,ステージ映像に切り替わるのですが,まだ初期聖書なので,今の粘っこい唄い方ではなく,若干爽やかさを感じさせる唄い方なんですが,紫の肩パッドバリバリのスーツでシャツはペイズリー柄と時代を感じさせる衣装ですが,そんなことは感じさせない,唄い,踊る岡村ちゃんを見ていると,素直に岡村ちゃんと同じ時代を生きてくることができて幸せだなぁと思ってしまいましたです。
 3曲目のうちあわせ”は,歌詞も曲もポップでキュートなのですが,それを唄う岡村ちゃんの表情もメチャキュートで,シンプルなラヴソングなんですが,途中でシャツのボタンを外しながらハードに踊る岡村ちゃんを見ていると,流石シンガーソングライターダンサーだなぁと思ってしまいました。
 4曲目の“19(nineteen)”は,私的には永遠の名曲なので,文句なしですね。特に若い岡村ちゃんが「大学に行ってりゃ今頃立派なとこへ」と唄うと染みるなぁと思ってしまいましたです。「せつない夜だけの人生済んじゃう前」までにまだ時間があるのかどうか分かりませんが,勘違いでもいいので,まだまだガシガシ行きたいなぁと思ってしまいましたです。
 5曲目に入る前にまたスタジオでの画像に切り替わり,岡村ちゃんがバスケットボールと戯れていると,黒ずくめのスリムでショートヘアの女の娘が加わり,岡村ちゃんがベッドに女の娘を押し倒したところで,女の娘は黒い枕に変わり,ステージ映像に切り替わり,“いじわる”が唄われるのですが,やっぱり若いよね,内容はセックスなんだけど,唄い方にそこはかとなく爽やかさを感じますです。しかし,エンディングはベッドの上で枕と戯れながらシャウトするところはそこはかとなくエロいなぁと思ってしまいましたです。で,徐々にシャツを脱ぎながら壊れていくかのようにシャウトしていくところは(当時の)プリンスが好きなんだろうなぁと思わせてくれるのですが,ラストの語りはレコードより台詞がかなり加わり,切実さが追加されているところがたまりませんです。
 6曲目の“イケナイコトカイ”は,冒頭で岡村ちゃんが感極まって泣いてしまい唄えなくなってしまうのですが,そんなところに青さを感じつつ,この曲はモテナイ野郎からすれば,本当に切ない片想いの唄で,私的にはこの曲も永遠の名曲なので,ディスプレイの中で「真夏の雨のように18,9が蒸発したけど,今ならば僕らは大人だろうか?」と唄う岡村ちゃんを見ながら,胸をギュッとわしづかみにされてしまいましたです。
 7曲目の“Out of Blue”は,岡村ちゃんが黒のオベーション(ただし,アダマスでもヘッドは通常のオベーションのヘッドですし,トップもグラファイトではないので,まだまだスーパーアダマスは買えなかったんだろうなぁと思ってしまいましたです。)をガシャガシャと弾きながら唄い始めるのですが,やっぱりギターも上手いなぁと思ってしまいましたです。で,1コーラス唄い終わったところでバンドが加わり,岡村ちゃんは黒のオベーションを外し,ハンドマイクで唄うのですが,アンコールなんでしょうねぇ,少しリラックスして弾けまくっている雰囲気がなんかイイ感じですね。
 8曲目“だいすき-ENDING THEME-”は,スタジオでバスケットボールと戯れる岡村ちゃんのバックでCD音源のだいすきを流すだけなんですけど,バスケットボールと戯れる岡村ちゃんが妙に可愛いです。
 今回のDVDの特典でもあるボーナストラックの“Water Bed”は,岡村ちゃんが黒いオベーションで弾き語りながら始まるのですが,これがカッコヨイのですよ。オリジナルは粘っこいファンクでしたが,タメの効いた重厚なロケンロールになっていて,これは会場にいたら思いっきり盛り上がるだろうなぁと思いますです。最後はまた岡村ちゃんアコースティックギターのみになってメンバー全員で踊ったり,コールアンドレスポンスをしたり,アドリブで唄ったりと,十二分に岡村ちゃんの素晴らしさを堪能させてもらいましたです。
 しかし,1988年の映像だから,もう20年以上前の映像なんですけど,服のセンスを除けば,今でも十二分に通用するというか,通用しているからこそ今でも新しいファンが付いているんだろうと思うんですけどね。3月のツアーチケットが取れて,またあの場所で唄って踊りたいなぁと心底思ってしまいましたですが,結果は1月10日にならないと分からないのですが,お願いしますよって感じですね。

 話は変わって,元旦が自宅待機だったので,どこに行くということもなかったのですが,家の近所になぜか神社仏閣が多いこともあり,なんか七福神参りというのをやっているということで,嫁さんが運動がてら行くというので,嫁さんと子供と行ってきました(子供は帰りにスーパーで限定発売のロールケーキを買ってやる約束をしたのもありますが・・・ちなみに私はスーパーでビールの買い足しをしておきたかったですし。)。で,神社と寺を7か所回って初詣をしたのですが,よく考えると神社と寺に一緒にお参りするなんてどんだけ無神論者なの?と思いつつ,元々宗教なんて信用していないので,クリスマスと同じ年中行事の1つなんだからと割り切って,お賽銭は1か所10円でね!というわけで,散歩としてはイイ感じ出回らせてもらいましたが,さすがに元旦なのでお参り待ちの行列があるところもあり,所要時間2時間だったのはちょっとねという感じでしたが,帰りにスーパーに寄って,子供のリクエストのロールケーキを買い,自分にはキリンラガーの追加分を買ったので,まぁそれはそれで良かったのではないかと思いますです。プレトレに乗ってばかりじゃあ家族に愛想を尽かされてしまいますので,適度な家族サービスは必要ということで。と,今年もいろいろと気を使いつつも,空いた時間はプレトレで走るべく,根回しは大事ですよね。