ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

If You Can't Please Yourself You Can't Please Your Soul/V.A


 いや〜,ここのところ週末が天気が非常に良くて,ゴキゲンでプレトレに乗っていますです。この間の日曜日も天気が良かったので西方面海岸コースを4時間80キロペースで走ったのですが,気持ちよかったですねぇ。汗もそんなにかかないので,家から持って出たVAAM1本で水分補給は十分なので,休憩&栄養補給のコンビニでアンパン以外はカフェオレを飲むだけで十分なので,本当安上がり(200円でお釣りがくるので。)に休日を過ごせるなぁという感じです。よくよく考えると,夏の間は甘いカフェオレを飲むと,べたつきを感じてあまりおいしくないなぁという感じでしたが,涼しくなったので,おいしく飲めるようになったのもうれしいですね。しかし,今回の走行でもチェーン交換のありがたみをシミジミと感じてしまいました。というのも,今回のコースは平地が中心なのですが,途中で大きな橋が2本あるため,それまではインナーローで登っていたのですが,今回はフロントミドルでそこそこ登らせてもらいましたので,やはりチェーン交換の影響はプラシーボ効果ではなく,実際に効果があるのだと実感しましたです。でも,涼しくなった分だけ日が短くなったので,そろそろ午後5時30分までには家に帰るように時間配分をしないと,薄暗くて危ないので少し走行距離を伸ばすのは控えめにして,時間厳守で走るようにしましょうかね。とはいえ,走ってからサイコンの総走行距離を見てみたところ,15000キロを突破していたので,ちょっとうれしかったですね。3年ちょっと,そのうち2年は通勤では使えず週末のみですから,まぁよく走ったもんだよねと自分を褒めてやりたいです。
 ところで,ブログを書く前にプレトレに乗って銀行とかに行ってきたのですが,どうもシートの位置が低いのでおかしいなぁと思い,銀行に行く途中でシートクランプを緩めて,調整してみると明らかに5,6センチ程度下がっていましたです。多分,シート交換の際にシートポストをグリスアップしたときの締め込みが足りなくて走っている間に下がってしまったんだなぁと思いましたので,今回はきっちりと締め込まさせてもらいましたです。そうすると,シートポストに付けているテールランプの位置が上がってしまったので下げないとねぇということで,鞄の中に入っているドライバー(こういうこともあろうかと,私の鞄にはドライバーとアーレンキー(又はマルチツール)が全て入っています。)でネジを緩めてテールランプを下げたのですが,どうも緩い。まぁ100均テールランプなので,固定部分が固まって(とはいえ,3年以上使っているので,100均テールランプでなくても固まってしまうんだろうとは思いますけど。)シートポストにきちんと固定できない状態になっていたので,家に帰ってから工具箱にあるゴム板を持っており,適当な大きさ(さすがに固定部分の幅には合わせましたけどね。)に切り,微調整をしながら,固定できる大きさに切って,無事,テールランプを固定できましたです。所要時間5分でしたので,本当,この手の作業は慣れたなぁというか,手持ちの材料でどうにかしてしまおうと考え,どうにかしてしまう,そんな自分の貧乏性が本当,大好きなんですけどね。

 前回までは大沢誉志幸のポップな音楽を紹介していたのですが,今回からは自宅のレコードをCD-Rに焼いて,Windows Media Playerに落とし込んだので,私的には懐かしい,けれど今聴いても十分聴けるアルバムを順次紹介していきたいと思いますです。というわけで,今回は1985年にサム・ビザール・レコーズというイギリスのインディペンデントレコードから発売されたV.A“If You Can't Please Yourself You Can't Please Your Soul”を紹介したいと思います。ちなみにこのレコードは輸入レコード店ジャケ買いしたのですが,日本版では「反逆の天使たち」という非常にダサイタイトルで発売されたようです。ネットで見つけたサム・ビザール・レコーズの説明では,「サム・ビザール・レコーズはレコード・ミラー誌にいたスティヴォによって設立された。ラジオのDJでもあった彼はソフト・セルやデペッシュ・モード達をデモ・テープを編集して『Some Bizzare Album』というコンピレーション・アルバムで世の中に送り出した。」ということなんですが,そんなバックボーンは知らなくても,1985年頃に先鋭的に活動していたジム・フィータス(このアルバムではScraping Foetus Off The Wheel名義になっていますが。),Test Dept,Psychic TV,それからEinsturzende Neubautenと80年代U.K Newwave大好き世代にとっては,たまらないV.Aになっていますです。
 1曲目はScraping Foetus Off The Wheelの“The Only Good Christian Is A Dead Christian”という曲ですが,張りがあって迫力のあるジム・フィータスのシャウトにいきなり心を持って行かれ,基本的にハンドクラップだけでシャウトしているところに打ち込みのドコドコしたドラムが散発的に流れ,このまま行くのかと思いきや,リバース系のエフェクトをドラムマシンにかけたと思ったら,デス声で「Good Christian,Dead Christian」と繰り返され,そのままハイテンションのままコーラスとリズムマシンの音だけで最後まで突っ走ってしまう曲で,本当,カッコヨイです。
 2曲目はCabaret Voltaireの“Product Patrol”という曲ですが,UK New Waveらしいバリバリのテクノサウンドなんですけど,ひんやりとしつつも疾走感のある打ち込みに,クールながらも熱さを感じさせるヴォーカルがカッコヨイです。個人的にはUK New Wave大好き小僧だったので,諸手を挙げてカッコヨイですと言わせてもらいますです。
 3曲目はTest Deptの“total Nervous Phenomenon”という曲ですが,Test Deptと言えば知る人ぞ知るインダストリアルミュージックなんですけど,この曲でも余すところなくイントロのメタルパーカッションに始まり,途中で入るグラインダーの音とか,本当にカッコヨイです。というか,メタルパーカッションとか入ると,非常に前衛的になってしまいそうなのですが,Test Deptはあくまでもロックバンドというか,8ビートのノリを感じさせてくれるところが素晴らしいです。本当,グラインダーの音も入れてみましたではなく,この音に必要だから入っているという必然性が感じられて,素晴らしいです。というか,こういうビートの曲は本当好きなんですよねぇ。
 4曲目はMarc Almondの“Love Amongst The Ruined”という曲ですが,Marc Almondといえばテクノユニットのソフトセルのイメージがあったのですが,この曲では思い入れたっぷりにピアノ中心の生楽器をバックにソウルフルというよりもジャジーに歌い始めているので,おぉソロになってからはこういう大人の音になったのねぇと思いつつ聴き進めていると,途中からドラムがビートを刻み出すとともにネットリとした唄い方に拍車がかかり,聴いているだけでインチキ臭い音になっていくのですが,そこがMarc Almondらしいと言えばMarc Almondらしいのかなぁと思いつつ,ラストはグラスを叩きつける音でインチキ臭く終わるのですが,それがまた素晴らしいのではないかと。
 5曲目はPsychic TVの“Twisted”という曲ですが,Psychic TVはノイズ系のスロッピング・グリッスルというバンドの中心メンバーであったジェネシス・P・オリッジのバンドなんですが,80年代当時は宗教団体を設立してみたりと,あまりのうさんくささに聴かなかった(というか,当時の私はノイズ系を聴くような振り幅がなかったもので・・・)のですが,今回,こうやって改めて聴いてみるとS.E的なものがふんだんに取り込まれているので,何がなんだかよく分からないのですが,非常に呪術的な音だなぁということだけは分かりましたです。言葉が分かればもっと面白いんでしょうけど,あいにく日本語しか分からない(日本語ですら不自由な場合もありますが・・・)ので,今聴いても,やはり面白さやありがたみはあまり感じないというのが正直な感想でしょうか。きっとスロッピング・グリッスルが好きだった人が,アレ?っと思いながら,そのままのめり込んでいったのではないかなぁと思ったりもしますが,その辺は私には分かりませんです。
 6曲目はThe Theの“Flesh And Bones”という曲ですが,うねるシンセベースの音が気持ちよい,打ち込み系テクノバンドで,ひんやりとした打ち込みの音が気持ちよいです。非常に薄めの音なんですけど,1つ1つの打ち込まれている音が立っているので,逆に音が薄くてカッコヨイ音になっていますです。ヴォーカルの声質もなんかくねくねしていてちょっと私の好みの声ですので,実は名前も知らなければ,音も聴いたこともないというバンドなのですが,楽しませてもらいましたです。
 7曲目はCoilの“The Wheel”という曲ですが,このバンドも打ち込み系なんですが,The Theとは打って変わって,暑苦しいくらい細かいリズムを打ち込んでいるのですが,ヴォーカルの方はあくまでもクールにという感じの音になっていますです。
 8曲目はYelloの“The Roxy Cut”という曲ですが,リズム系の打ち込みパターンとヴォーカルにかけられた深めのディレイが気持ちよいです。特に終始リズムを刻んでいるチープ(というよりも初期のリズムボックス)な潰れ気味のハイハットの音がツボにはまりまくってしまいましたです。後半にリズムボックスのみラテン系のリズムになるところの微妙なズレが心地よかったりもします。
 9曲目はVirginia Astleyの“Waiting To Fall”という曲ですが,ここまでインダストリアルだの,テクノだのと続いたところで,ピアノとフルートだけのアコースティックな音に宗教音楽的な荘厳さを感じさせる曲を持ってくるとは,いったいどういうレーベルなんでしょうかね。しかし,本当Virginia Astleyの声はこのアルバムでしか聴いたことがないのですが,素晴らしいです。たゆたえど沈まずという感じで,世界観がこのアルバムの中ではダントツに浮いているのですが,ダントツに浮いているけどだから何?という感じが素晴らしいです。
 ラストナンバーはEinsturzende Neubautenの“Wardrobe”という曲ですが,ノイバウテンといえば,東ドイツの生んだインダストリアル系バンドということなんですが,Test Deptのようにメタルパーカッションというよりも効果音的に使っているという感じかなぁと思いました。なにより,ヴォーカルの声質があんまり好みでないというか,個人的にはぼんちおさむの「おさむちゃんで〜す!」の声のように感じてしまったのですが,もし好きな人がいたらどうもすいませんという感じです。確かに最初に出てきたときは先鋭的だったのでしょうが,個人的にはTest Deptの音の方が好きだなぁと思ってしまうのは,きっとTest DeptがUKバンドだからではないかと思いますです。 
 しかし,昔はこうやって洋楽の先端の音も一応チェックしていたんだなぁと昔の自分を褒めてやりたくなりましたですね。今の私は何が入っているのか分からない洋楽のV.Aなんて買う気にならないもんなぁ。かすかな記憶ではジム・フィータスが入っていることと,ジャケットに心を引かれて買ったと思うんですけど,ジャケットの方もどちらかと言えば趣味が悪い方ですしね。でも,今聴いてもそんなに古さを感じない,というよりも音楽的な振り幅が大きくなった今の方がより楽しめるってどういうことなの?とは思ってしまいましたけど。

 ところで,プレトレばかり乗っていますが,プレオの方もそろそろ12か月点検の時期なんですが,スバルから定期点検の案内が来ない(スバルデイの案内は来るんですけどね。)ので,6か月点検は案内が来ないので,うっかり点検に行きそびれてしまいましたが,12か月点検は法定点検なので受けないとなぁということで,いそいそとディーラーに電話をかけ,「スバルデイの案内は届いたけど,定期点検の案内が来ないんだけど,最近は定期点検の案内は送られないんですか?」と質問したところ,そんなことはないとのことで,電話応対してくれた方が確認したところ,端に担当者が情報入力を忘れていたとのことでした。まぁ,10年以上買い換えていないので,あんまり良い客ではないのですが,定期点検の案内ぐらいはお願いしますよという気持ちにもなったのですが,そこは大人の対応で,念のため次の12か月点検はいつまでに受ければ良いか確認したところ,11月24日までということだったので,そのまま予約させていただきましたです。で,ついでに「ホイールキャップが汚くなったのですが,もし交換するならいくら掛かりますか?」と質問したところ,なんと1枚5000円ということでした。ということは4枚で20000円ですか?その辺のカー用品量販店でアルミホイルが買える値段じゃありませんかというわけで,この話はなしにしてもらましたです。そうすると気が向けばプレオにアルミホイルを履かせてあげることになるのねと思いつつ,あんまりプレオに乗らないので,いったいいつの話になるのやらという感じなんですけどね。そもそもプレオのホイールを買う前にウエストが余りまくっている仕事用のスラックスを買い換える方が私的には優先順位が高いので,まずはそっちからだなぁとは思っていますです。